こぶしファクトリー広瀬彩海がクリスマスに読みたい本

こぶしファクトリー広瀬彩海がクリスマスに読みたい本

更新:2021.11.12

こぶしファクトリーの広瀬彩海です。 街はクリスマス一色になってきました、いかがお過ごしでしょうか? 私は2018年1月2日から始まるハロー!プロジェクト全体のコンサートツアーのリハーサルを頑張っています。 今回は、「クリスマスシーズンに読みたい本」をテーマに紹介していきます。クリスマスシーズンは寒くて家にいる時間も必然的に長くなる。 そんななか、おうちの時間を少しでも有意義なものにするべく普段はあまり読まない方も、小説に手を伸ばしてみてはいかがでしょう?

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植物図鑑

著者
有川 浩
出版日
2013-01-11

ミステリー小説以外の作家さん以外だと、有川浩さんの作品を読むことが多いです。日常のような非日常を覗ける気分になる有川浩さんの小説は、心が安らぐ気持ちになります。ありそうでなくて、こんなことがあったらいいなぁ、と思うような物語の数々。

なかでも植物図鑑は特に、心温まり、限りなく日常に近い非日常を描いています。そしてなにより、主人公に共感するのです。人間らしく、平凡。だからこそ魅力的。そしてどこかものすごく可愛い。そんな主人公とその周りを取り巻く人々のハートフルな物語です。

途中までは、「陽だまりの彼女」に似ているような物語かな?と思いましたが、まったく見当違いでした。温かい言葉や人々に、そして結末に涙し、心温まること間違いなしです。

星降り山荘の殺人

著者
倉知 淳
出版日
1999-08-10

倉知淳さんの代表作とも言われ、たくさんの人から愛されるこの小説。いわゆるクローズドサークルものの小説ですが、ベタな推理小説特有の古臭さと斬新さを併せ持つような物語になっています。伏線の巧妙さも然ることながら、クライマックスにかけて一気に伏線を回収していくのも爽快です。ついつい、前のページに戻ってしまうようなトリックにも驚かされます。

各章の前に著者である倉知淳さんからひとこと添えてあり、「あくまでもフェアに」というこの小説。フェアどころか騙されること間違いなしですが、そんな注釈を入れられても全てをひっくり返される爽快感が、癖になるのではないでしょうか。

輝く夜

著者
百田 尚樹
出版日
2010-11-12

心温まる、全てクリスマスが舞台の短編集。クリスマスという、1年において最も世間がキラキラしている時期だからこそ沁みる物語です。世の中はクリスマスなのに、仕事や勉強、やるべきことに追われて余裕がない。世の中はサンタクロースを待ちわびているというのに、どうも自分だけが、暗い現実世界に取り残されたま間になってしまっているような気がする。そんな人にこそ読んでほしい1冊です。

クリスマスイブに起こる5つの奇跡。そんな奇跡を今日だけは願ってもいいのかもしれない。願わなくとも、今日この本を読んでいる時間だけは、感じてもいいのかもしれない。そんなふうに胸の中にあるつっかえが、スッと消えるような物語になっています。外が寒いからこそ、読みたくなるようなあたたかい1冊です。

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