『花のち晴れ』の魅力を全巻ネタバレ紹介!ドラマ化漫画が面白い!

更新:2021.11.27

大人気漫画『花より男子』の続編『花のち晴れ』。テレビドラマ化もされていよいよその人気も最高潮になってきた「花のち晴れ」シリーズを既刊分すべてご紹介します。

ブックカルテ リンク

漫画『花のち晴れ』の魅力を最新9巻まで全巻ネタバレ紹介!続編も面白い!

 

1992年から2004年まで少女漫画雑誌「マーガレット」で連載されていた大人気作「花より男子」。その続編にあたるのが本作『花のち晴れ』です。舞台を『花より男子』のメインキャラクター・F4が卒業してから2年後に移し、 連載を「少年ジャンプ+」で行っていることもあり、前作よりもジャンプ的な作風が盛り込まれているのも特徴です。


神尾葉子のおすすめ作品を紹介した<神尾葉子のおすすめ漫画ランキングベスト5!『花より男子』だけじゃない!>もぜひご覧ください。

著者
神尾 葉子
出版日
2015-07-03

登場人物1:江戸川音(えどがわおと)

著者
神尾 葉子
出版日
2015-11-04

 

本作の主人公で、英徳学園に通う2年生。父親は一代で化粧品会社を築き上げた社長でしたが、業績不振のため事実上倒産、今は母親と2人でアパートに住む庶民暮らしです。

そんな彼女は家計を支えるためにコンビニでアルバイトもする頑張り屋で、人のために怒れる優しさを持っていますが、自分のことを後回しにしてしまう傾向も。18歳まで英徳学園に在籍しなければならないある理由があり、自分が庶民であることがバレてしまうとコレクト5による「庶民狩り」の対象になってしまうため、出自を隠していました。

しかし、ひょんなことから晴に庶民であることがバレてしまい、それをきっかけにコレクト5と関わり合いを持つようになります。

 

登場人物2:神楽木晴(かぐらぎはると)

著者
神尾 葉子
出版日
2016-07-04

 

本作のもう1人の主人公で、神楽木グループの御曹司。入学者が減りセレブ高校の面子に陰りが生じている英徳学園の品位を守るため、「コレクト5」を結成、「庶民狩り」を行っていました。F4のことを尊敬しており、特に道明寺司に対しては心酔しており、それが英徳学園を守るための原動力になっています。

そんな彼は、努力家ではありますがどこかズレた方向に努力することも多い変わり者。気の弱いところもありますが、真っ直ぐで純粋な性格をしています。音と出会い、彼女のことを意識するようになりました。


実写ドラマで晴を演じた平野紫耀の出演作を紹介した<平野紫耀が出演した作品をランキングで紹介!実写化した映画、テレビドラマの原作の魅力>もあわせてご覧ください。

登場人物3:馳天馬(はせてんま)

著者
神尾 葉子
出版日
2016-12-02

 

IT企業「HASE LIVE」の御曹司で、英徳学園のライバル校である桃乃園学院で生徒会長。容姿端麗、成績優秀、そのうえ性格は紳士で正義感が強いという完璧な少年です。

彼の母親と音の母親が親友同士であり、今は亡き母の遺言により音とは許嫁という関係です。親の決めたこととはいえ、天馬自身が音に対して想いを寄せており、音と親しくなっていく晴に対して敵対心を抱くようになります。

 

『花のち晴れ』1巻の見所をネタバレ紹介!庶民と庶民狩りが出会い恋が始まる

かつて学園を仕切り絶対的な人気を誇っていたF4が卒業してから2年。F4というカリスマ的な存在がいなくなった英徳学園はかつての人気を失い、入学志望者も減ったために資金繰りにも困るようになっていました。そんな英徳学園に通っている江戸川音は、ある秘密を抱えながら学校に通学していたのですが……!?

著者
神尾 葉子
出版日
2015-07-03

舞台は、前作「花より男子」に登場していた「F4」が卒業して2年の英徳学園です。この頃の英徳学園は、圧倒的な求心力を持っていたF4を失ったことで人気に陰りが出ており、資金繰りにも困るようになっていました。

それでも何とかセレブ学園の威厳を保っていたのは、「コレクト5」という5人組の存在がいたから。彼らは寄付金や学費を滞納している「庶民」な生徒を見つけ出しては退学させる「庶民狩り」を行い、学校のメンツを守っていたのです。

そんな中、退学をさせられては困ると、必死に「庶民」を隠していたのが、ヒロインの江戸川音です。音は、入学した頃こそ社長令嬢だったのですが、父の会社が事実上の倒産をしてしまい、今はすっかり「庶民」の仲間入り。今は家計を支えるためにコンビニでアルバイトをしています。そうまでして学園に残ろうとしているのは、在籍しなければならないある理由を抱えていたからでした。

本巻では、そんな音と、「庶民狩り」をしているコレクト5のリーダー・神楽木晴が出会い、いよいよ交流が本格的になりそう……というところまでが描かれています。明らかに不器用そうな晴と芯は強いけど鈍感な音がこれからどんなふうに変わって、そして交流していくのか、期待に胸が膨らむ第1巻です。

『花のち晴れ』2巻の見所をネタバレ紹介!コレクト5の紅一点!!愛莉が波乱を巻き起こす

音の許嫁の存在を知った晴。しかもその許嫁というのが英徳学園のライバル校である桃乃園学院の生徒会長だと知った晴は、コレクト5のメンバーの1人・栄美杉丸(えいびすぎまる)とともに桃乃園学院へ偵察に行くことにします。しかし、そこで見たものに晴はショックを受けてしまい……!?

著者
神尾 葉子
出版日
2015-11-04

前巻で、音の許嫁の存在が明らかになりました。許嫁の名前は馳天馬。天馬が生徒会長を務める桃乃園学院は、英徳学園に勝るとも劣らないセレブ学院です。そんな学院のなかでも天馬は有数の金持ち。そんな天馬と音は幼馴染で、親が決めた許嫁同士だったのです。

ただ、結婚には条件が1つあり、それが「18歳まで英徳学園に在籍すること」でした。音が英徳学園の卒業にこだわるのはそのためで、家を守るため、何としても条件をクリアしようとしていたのです。

本巻では、天馬が登場することで物語がどんどん動いています。晴が何事も完璧な天馬を見て自信を失ってしまったり、そんな晴を見た音が晴に対する気持ちを変化させたりと、2人の距離感の変化はぜひチェックしておきたいポイントです。

また、もう1つ見逃せないのが、コレクト5のメンバーの動きです。晴とともに桃乃園学院に潜入した栄美杉丸は、スポーツメーカーの家の息子でトレーニング大好きな筋肉マン。そして、コレクト5の紅一点である真矢愛莉(まやあいり)の動きが物語に大きな波乱をもたらします。

女王気質でドSな性格、そのうえ怪力の持主である愛莉ですが、過去のある出来事をきっかけに晴にベタ惚れ状態。そんな彼女が音のことをよく思うわけがありません。愛莉が音に対して行ったことがきっかけに、音と晴、さらに天馬の3人は波乱に巻き込まれていくことになりますが、どんな波乱が起こるのかはぜひ手に取って確認してみてください。

『花のち晴れ』3巻の見所をネタバレ紹介!敵キャラは友人になるのが鉄板!?

ドSで晴にベタ惚れな愛莉の巻き起こした波乱によってすっかり晴への信用を失っていた音。しかし、ひょんなことから再び晴の良さを確認し、音と晴は、音のバイト仲間とともにダブルデートをすることになりました。楽しいひと時を過ごす音と晴でしたが、そこに現れたのはまたもや愛莉で……!?

著者
神尾 葉子
出版日
2016-03-04

ドSな上に女王様気質で、そのうえ晴にベタ惚れ状態の愛莉は、前巻で大暴れしてくれました。2巻で愛莉が起こした騒動は天馬の働きもあってひと段落したのですが、本巻ではまた新たに愛莉が波乱を起こしてくれます。

音と晴が、音のバイト仲間とともに楽しい時間を過ごしていたところに現れた愛莉は、前巻で自分がしたことを音に謝りたいと言ってきました。愛莉のやったことに対して晴はかなり怒っていますが、彼女を許すか許さないかの判断は音に委ねることにします。

音も愛莉に対してよい感情は持っていませんが、結局、そこでは愛莉を許すことに。喜んだ愛莉は音と友達になりたいとまで言ってきて、音を困らせます。読者としては、この時点で何かありそう……と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。そのとおり、愛莉は晴を諦めたわけでも音を許したわけでもありませんでした。

前巻はドSな愛莉を見ることができましたが、今回はヤンデレと化していて、またもや音と天馬に罠をしかけたのでした。彼女がどんな罠をしかけたのかは実際に確認してみてくださいね。しかし、それだけで終わらないのが第3巻!後半に差しかかると、またもや愛莉は大変化を遂げます。

これまでは音のライバルキャラで嫌な側面が際立っていた愛莉ですが、それともまた違う側面を見ることができるでしょう。前巻に引き続き、本巻も愛莉には大注目です。

『花のち晴れ』4巻の見所をネタバレ紹介!メグリン登場!! 恋敵現る!?

愛莉に連れられてパーティーが開催されているホテルにやってきた音でしたが、母親の出迎えをするために帰宅。晴が音を送っていくことになりました。無事に音を送り届けた晴でしたが、そんな晴の前に1人の美少女が現れて……!?

著者
神尾 葉子
出版日
2016-07-04

本巻ではそのホテルの経営者の娘である西留めぐみが登場します。めぐみは、メグリンという愛称で親しまれているカリスマモデル。そんな彼女が、あることをきっかけに晴に興味を持ち、アタックをかけてくるようになるのです。大人気モデルで家はホテル経営の一族。家柄も容姿もまったく別世界の女の子の登場に、少しずつ距離が縮まりつつあった音と晴の距離もまた開いてしまいました。

本巻は、このメグリンを中心とした騒動がメイン。騒動といっても、以前の愛莉のように音に直接嫌がらせをするような展開ではなく、どちらかというと音が、メグリンと話している晴に対して気持ちが揺れてしまう……といった感じです。

こういったライバルキャラクターは、最初は腹黒い性格をしたタイプなのではとイメージする方も多いかもしれませんが、このメグリンは意外にも割と健気なタイプ。話が進むにつれて憎めない感じになっていくので、読者としては誰を応援するか迷ってしまうなんてこともあるかもしれません。

もちろんメグリン以外でも、気持ちの揺れる音やそれを支えようとする天馬、落ち込む晴、心配する愛莉とそれぞれ個性が出ていて楽しいので、各キャラクターの気持ちの動きにもぜひ注目してみてください。

『花のち晴れ』5巻の見所をネタバレ紹介!天馬に心酔するキャラ・近衛登場!!

正式に天馬と付き合うことになった音。2人は遊園地にデートをしにやってきましたが、そこで晴とメグリンにばったり出会ってしまいます。メグリンの提案でダブルデートをすることになった4人でしたが、その中で音は晴の本当の気持ちに気が付いていき……。

著者
神尾 葉子
出版日
2016-12-02

偶然に偶然が重なる感じで、音と天馬、晴とメグリンの4人でダブルデートをすることに。天馬に対してライバル心を燃やしまくる晴は、天馬の苦手なものを見つけようといろいろと勝負めいたものを持ちかけますが、いずれも惨敗してしまいました。

そんな中で、天馬の音に対する強い思いを知った晴は、自分も音にカッコイイところを見せたいとちょっと無茶な行動にも出てしまいます。「無茶な行動」のシーンは、ドキドキハラハラしながら読めるよいシーンなのでぜひ実際に読んで頂きたいのですが、音によいところを見せたいあまりにそんなことまでしてしまう晴の無茶は、おバカなようでとてもカッコイイなと思えるところです。

また、本巻で初登場となるのが、桃乃園学院で生徒会のメンバーの1人・近衛仁(このえひとし)です。過去のある出来事から天馬に心酔しており、天馬に失礼な態度をする者はもちろん、コンビニでバイトをしている音に対して天馬が恥をかくからやめろと言うなど、やや度を超えた言動を繰り返しています。

そんな中、英徳学園では「英徳狩り」と呼ばれる英徳学園の生徒を狙った襲撃事件が起きていました。不穏な空気が流れる展開の中、新たに登場したキャラクターがどのような動きをしていくのか……続きが気になる第5巻です。

『花のち晴れ』6巻の見所をネタバレ紹介!英徳狩りの黒幕はあの人!! 揺れ動く気持ち

「英徳狩り」の被害にあってしまった音。それを知った天馬は、もう英徳にいる必要はないから桃乃園学院に転入してこないかと音を誘います。迷っている音に、そのことを聞いた晴は驚きのあまりさっさと辞めろと言い放ってしまい……。

著者
神尾 葉子
出版日
2017-04-04

「英徳狩り」騒動が巻き起こっている中、天馬から桃乃園学院に転入してくるように誘われ、音は迷ってしまいます。しかもそのことがきっかけで、晴と音は決定的にすれ違ってしまい、読者としても読んでいてかわいそうになってくるシーンが続きます。

本巻は割とそういうシーンが多く、晴だけではなく、音や天馬、メグリンなど、思わずかわいそう……と思ってしまうエピソードがあり、全体的に切ない雰囲気の巻といってもいいかもしれません。

さて、「英徳狩り」が横行する中、前巻で登場した近衛の動きがさっそく明るみに出始めます。多くの読者が予想していたとおりかもしれませんが、「英徳狩り」の黒幕は近衛でした。そのことを知った音は天馬に事実を伝えますが、天馬は近衛のことを信頼しており、すぐに音の話を信じることができません。天馬に信じてもらえない音は苦しみますが、そこへ現れるのはやっぱり晴。天馬とは違い音の話をすぐに信じてくれた晴は天馬に対して怒りを露わにします。

一方、天馬も、音のことをすぐに信じた晴に対して嫉妬めいたものを感じていくようになり……と、「英徳狩り」を中心に巻き起こされていくのは、音、晴、天馬の3人の激しい気持ちの揺れでした。そんな気になる流れの中、ラストは晴と天馬が一騎打ち……!? というところで続きは続刊へ。続きが気になる終わり方なので、一気読みしたい方は次の巻も一緒に用意しておくとよいかもしれません。

『花のち晴れ』7巻の見所をネタバレ紹介!天馬VS晴の一騎打ち! F4のあの人も再登場

天馬の宣戦布告のもと、一騎打ちの勝負をすることになった天馬と晴。勝負の舞台は、2週間後に行われる武道の3種競技大会でした。柔道、弓道、剣道の3本勝負で勝者を決める大会ですが、天馬は何と去年の優勝者!とても晴に勝ち目はないと思われましたが……!?

著者
神尾 葉子
出版日
2017-08-04

天馬の提案で武道の3種競技で勝負をすることになった晴。天馬は自分の得意分野で、徹底的に晴を叩きのめすつもりでした。そんな天馬に対し、ようやくお前のギラギラした部分を見れたと勝負を受けた晴は、コレクト5の中で最も肉体派の杉丸に付き合ってもらい、特訓を始めることにします。

一方、全ての黒幕である近衛は、武道大会のことを学校中どころかマスコミにまでリークし、2人の勝負は週刊誌にまで載ってしまいました。全ては英徳学園と晴の無様な姿を見てもらうためというトンデモな理由なのですが、ここまでする近衛にびっくりする読者も多いかもしれません。

本巻での見どころは、もちろん天馬と晴の勝負、そして天馬が近衛の正体を知ってしまうところ。信じていた後輩に裏切られていたことを知った天馬の心情は、想像するだけで辛いものがあります。それに対する晴の真っ直ぐな部分も際立ち、大会のシーンは思わず一気読みしてしまうでしょう。

また、もう1つ忘れてはいけない見どころは、大会のために弓道の特訓をしている晴のシーン。ここに登場するのは、「花より男子」に登場するF4のあの人です。一体誰が再登場するのか……それはぜひ手に取って確認してみてください。

『花のち晴れ』8巻の見所をネタバレ紹介!究極のすれ違い!! 晴と音の行く先にあるもの

ヤンキーに絡まれた音をかばったためにナイフで刺されてしまった天馬は病院に運ばれてしまいました。天馬を心配して付いてきた音でしたが、実は晴から、橋で待っているから絶対に来いと言われていたのです。晴の所へ行きたくても行けない音が取った行動とは……。

著者
神尾 葉子
出版日
2018-01-04

前巻で、天馬との勝負に勝った晴は、音のことが好きだと真っ直ぐな言葉で自分の気持ちを告げ、天馬と別れて自分と付き合えと言いました。音が来るまで橋で待っているから、と。しかし、音はヤンキーに絡まれて怪我をしてしまった天馬に付き添い、病院にやってきていました。

手術を受けている天馬を置いて病院を出ることはとてもできず、スマホは充電切れで使えず、最後の手段と取った行動もうまくいかず……音と晴は決定的にすれ違ってしまうことになりました。また、天馬の怪我も思いの他深刻で、音は様々な罪悪感で苦しんでしまうことになります。

タイミング最悪としか言えないすれ違いの積み重ねで、音と晴の距離はどんどん離れていってしまい、読者は読んでいてヤキモキしてしまうことも多いかもしれません。一方、近衛を黒幕にした騒動はとりあえず落着、英徳学園と桃乃園学院の関係に進展があったことで、晴と天馬の関係にはよい方向に変化が起きていました。

そして時間は一気に進み、音達は3年に進級するのですが、晴と音の距離は開くばかりです。時間が一気に進むことで、晴の態度の変化が豹変したようにも見えて少し戸惑う部分もありますが、新たな展開を期待できる1冊。続きが気になる第8巻です。

『花のち晴れ』9巻の見所をネタバレ紹介!神楽木の新たな跡取り登場!?

すっかり態度が冷たくなってしまった晴に傷つく音でしたが、愛莉の誘いもあり、英徳学園と桃乃園学院の合同サマースクールに参加することにしました。しかし、そこでも晴の態度は変わりません。そんな中、晴と音は、シュノーケリングツアーの最中に海に取り残されてしまい……!?

著者
神尾 葉子
出版日
2018-04-04

3年に進級した音達でしたが、天馬が怪我を負った日を境に、音と晴の距離はすっかり離れたままでした。音は、晴を変えてしまったのは自分だと自分を責めます。

そんな中、参加していたシュノーケリングツアーで、2人は海に取り残されるというハプニングに見舞われてしまいました。さらにその後、急きょ家に呼び戻された晴は思いもかけない事態に見舞われ……と、極限状態ともいえるハプニングや試練が次々に起こる本巻。しかし、そんな極限状態や試練を通し、開きっぱなしだった晴と音の距離は再び縮まっていきます。

そして、本巻初登場となるのが、景・ウインザーという青年です。晴の父が、神楽木家の養子として家に迎えた青年で、13歳で大学に入学し、若干17歳にして会社のマーケティング相談を請け負うなど、天才っぷりをいかんなく発揮しています。

この青年の登場によって晴は苦境に立たされてしまうわけですが、どうやらこの景にもまた、何か裏があるような雰囲気も漂っています。新たなキャラクターの登場と、晴の苦境、そんな晴を支えようとする音など、新たな人間関係が気になる第9巻です。


いかがでしたか? 前作に登場するF4が登場するなど、前作を知っている方にとってはストーリー以外にも楽しめる要素がたくさんあります。とはいえ、知らない方も十分に楽しむことができるので、まずは気軽に読んでみてください。そして今作が面白かったら、前作も手に取ってみるのもよいかもしれません。

  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena
もっと見る もっと見る