ヨーグルトダイエットを紹介!今すぐできるおすすめレシピなど

更新:2021.11.14

このダイエットをご存知ですか?低カロリー高たんぱくなヘルシーフードとして知られていますが、ダイエットに効果的である「カルシウム」と「乳酸菌」のダブルパワーも持っているのです。より効果的に、さらにおいしく日々の暮らしに取り入れるアイディアと、おすすめのレシピ本をご紹介します。

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ヨーグルトダイエットとは?今すぐできるおすすめレシピを紹介

 

ダイエットの味方であるカルシウムと乳酸菌を、効率よく摂取できることに着目したのが「ヨーグルトダイエット」。

カルシウムは積極的に摂ることで、体の脂肪の排出を促し、痩せ体質をつくることができます。また乳酸菌はその働きによって腸内の善玉菌を増やし、代謝を高めることができるのです。それぞれの効果が期待でき、調理不要の簡単なレシピをご紹介しましょう。

塩ヨーグルト

ヨーグルトをよく食べる習慣があるトルコでは、塩を加えることは常識。塩味、甘味、酸味、苦みなど、異なる味覚を同時に感じた時、お互いの味に対して相乗効果や抑制効果を発揮します。

食べ方は、お皿に盛り付けたヨーグルトの上にほんのひと摘み塩を振りかけるだけ。酸味に若干の塩味が加わることで、まろやかなうま味のある調味料としての力を発揮します。

水切りヨーグルト

コーヒーフィルターなどで水分を切ると、もったりとした濃厚な食感になります。甘味を足しても、塩味を足してもOK。たとえばバニラエッセンスやレモン汁、胡椒などの香味もプラスすると、上質な味のデザートやサイドメニューに変身します。

ヨーグルトダイエットは朝・昼・晩いつが効果的?

 

カルシウムと乳酸菌、どちらの効果をより期待するかによって、摂取するタイミングが変わってきます。

カルシウムの脂肪分解の力は、食前に摂った方が効果が発揮されます。太りやすい体質になっている時は、特に朝に食べるのがおすすめ。コップ1杯の水を飲んだ後、200gほど食べます。果物などと一緒に摂ってもよいでしょう。

しかし乳酸菌は、空腹時に摂取すると胃酸に負けてしまうのです。乳酸菌を多く腸に届けたい場合は食後に摂るのが効果的です。

腸が活発になる22時頃にプレーンヨーグルトを摂ると、腸内環境の改善が期待できます。小腹がすいた時のおすすめの夜食です。

 

ヨーグルト断食ダイエットとは?

人の胃腸はおよそ48時間で空っぽになるといわれています。つまり1日3回食事をとるということは、胃腸は常に消化活動をし、働いていることになるのです。バランスよく栄養をとるためにも、身体にエネルギーを与えるためにも、食事をとることは大切ですが、時にこれが胃腸にとって負担をかけている場合も。

断食をして胃腸を休ませ、リセットして本来の力を取り戻す方法を「ファスティング」といいます。デトックス効果があり、代謝や免疫力のアップも期待できます。

極端なやり方をすると体調を崩すことがあるので、ヨーグルトを使ってプチ断食を試してみてはいかがでしょうか。

1:断食をする前日の食事は、おなかに優しい消化のよいもので腹八分目ほどにする。

2:断食の初日の3食と、2日目の朝食と昼食は、ヨーグルト(プレーンタイプが好ましい)や、豆乳、野菜ジュースのみで過ごす。

3:脱水を防ぎ代謝を高めるためにも、水はたくさん飲むようにする。

4:2日目の夜から少しずつ食事を戻していく。最初はおかゆなどにして、いきなり固形物の食事をとるのは避ける。

このダイエットは、心身ともにリラックスしている土日や連休を使い、2日間かけて実施できるのがよいところです。推奨されるペースは、1ヶ月に1度とされています。けして3日以上続けたり、1ヶ月に何度もおこなわないよう注意してください。

また体調に異変を感じたら、無理して続けるのは禁物です。

女性に嬉しい、豆乳ヨーグルトを使ったダイエット!

 

ダイエットと同じくらい女性にとって気になるのが、ホルモンバランスの崩れではないでしょうか。女性ホルモンの量が低下することにともなう体の不調を防ぐのに、豆乳は効果的だといわれています。

そんな豆乳を使ってヨーグルトを作れるのは嬉しいところ。本書では、菌種の作り方とレシピを詳しく紹介しています。

 

著者
出版日
2015-11-27

 

ヨーグルトを取り入れた生活が軌道に乗ってきたら、経済的にも嬉しい自家製のものを作ってみるのもおすすめです。

豆乳で作ると、独特のコクが出て、とてもおいしいものになります。発酵食品づくり全般にいえることですが、同じ方法で作っていても、成功する時と失敗する時があります。また「菌」という生物が相手なので、失敗の理由もわからないことが多いのも特徴です。

本書は、豆乳ヨーグルトをどうすれば失敗することなく上手に作れるか、料理研究家の小山有希が菌種の作り方とともに、温度管理や早く発酵させるコツなどを詳しく解説しています。

これまでうまく作ることができなかった人にもおすすめの一冊です。

 

野菜の力もプラス!スムージー作り

 

野菜や果物の酵素をそのまま体に取り入れられる人気ドリンク、スムージー。そこにヨーグルトで乳酸菌の力をプラスし、食物繊維と乳酸菌の相互作用でデトックス作用が高まります。

脂肪を燃えやすくするタンパク質の力で、ダイエット効果も期待できますよ。

 

著者
新生 暁子
出版日
2012-03-24

 

スムージーは、ミキサーひとつで手軽に作れるヘルシードリンクです。そのため朝食代わりに飲んでいる方も多いのではないでしょうか。多くの種類の野菜や果物を摂るのは大変ですが、スムージーであれば生の酵素を手軽に摂取することができます。

それほど腹持ちがよくないのが悩みどころですが、ヨーグルトを入れることでボリュームが加わるので、その点もカバーしています。

カルシウムの脂肪排出効果を期待して朝の食事に置き換えたり、乳酸菌の腸内環境改善効果を狙って食後のデザートドリンクに取り入れてもよいでしょう。目的や効果別に多くのレシピが掲載されているので、実践してみてください。

 

焼きヨーグルトを使ったダイエットレシピはいかが ?

 

これは、プレーンタイプをオーブンで焼いたもの。クリームチーズのような食感になり、チーズやバターのように使用できる新食感の食材です。

本書では、焼きヨーグルトを上手に使った低カロリーで低コスト、そしておしゃれなメニューを提案しています。痩せ癖をつけるヘルシー食材をぜひ試してみてください。

 

著者
井澤 由美子
出版日
2015-07-11

 

ヨーグルトを焼くと、少し弾力が出て、酸味が強い酸味が強いクリームチーズやモッツァレラチーズのような食感になります。

ヨーグルトを買い置きすると、冷蔵庫の奥のほうに隠れて、日にちが経ってから発見することがありませんか?食べられなくはないけれど、加熱したほうがいいかなと感じた時にもおすすめのアレンジ方法です。

加熱をすると乳酸菌が死んでしまい、腸内環境改善効果を期待できないのではないかと思うかもしれません。しかし、乳酸菌は死んでも腸内の善玉菌のよいエサになり、結果的に善玉菌を増やすことに繋がるのです。

サラダやパンにつけるなど、焼くことでレシピの幅も広がり、ヨーグルトを摂取するタイミングを増やせるのではないでしょうか。

 

ヘルシーなヨーグルトを効果的に取り入れた、ダイエットに役立つ情報をお届けしました。さまざまなアレンジの仕方が可能で、飽きることなく日々の生活に取り入れられるのではないでしょうか。毎日の健康的なダイエットに、上手に活用してみてください。

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