原哲夫の意外な事実とおすすめ漫画ランキングベスト5!無料で読める作品も

更新:2020.12.8 作成:2018.7.12

『北斗の拳』を始めとした代表作を数々抱え、80年代のジャンプ黄金期を支えた漫画家として知られる原哲夫。芸人のふかわりょうと従兄弟関係であることでも知られるなど、いろいろな噂もある原哲夫ですが、今回はそんな漫画家・原哲夫の作品のなかでも特にオススメの5作品をご紹介します。

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原哲夫はふかわりょうといとこ!? 名作を生み出し続ける漫画家の意外な事実とは?

『北斗の拳』をはじめ数々の代表作を持ち、80年代のジャンプ黄金期を支えた漫画家・原哲夫。その経歴からもはや生きる伝説となっている感もある原哲夫は、1982年「週刊少年ジャンプ」に掲載された『スーパーチャレンジャー』でデビューしました。その後、『北斗の拳』、『CYBERブルー』、『花の慶次』など数々の作品を世の中に発表しており、今もなお漫画家として活動しています。

原哲夫といえば、芸人のふかわりょうと親戚関係だという話も有名です。2人は母方の従兄弟にあたり、ふかわりょうのベストアルバムのイラストを原哲夫が描くというコラボレーションもしています。また、ふかわりょうは原哲夫の奥さんと娘さんと仲がいいらしいという噂もあり、親戚として親交を深めているのかもしれません。

他にも原哲夫にまつわる噂として、失明しているのでは?という気になるものもありますが、目の病気で視力が低いというのは事実のようですが失明しているわけではないそうです。視力の低い目を閉じながら漫画を描いているらしく、漫画化としての高い志を伺えるエピソードにもなっています。

そしてここからはそんな彼のおすすめ漫画作品をご紹介していきます!スマホアプリで無料で読めるものもあるので、ぜひご覧ください。

5位:天下一の傾奇者はいくさの申し子!! 『いくさの子 織田三郎信長伝』

戦(いくさ)のために生まれてきた戦の子――それが織田信長。信長がまだ幼名・吉法師を名乗っていた頃、人さらいの海賊に誘拐された彼は、織田家に恨みを持つ今川家へ売り飛ばされそうになります。しかしそれは、金が欲しいだけの海賊の悪知恵で……。

著者
["原 哲夫", "北原 星望"]
出版日
2011-05-20

原哲夫の10年ぶりの連載としても注目を浴びた本作。かの有名な傾奇者(かぶきもの)・織田信長が12歳から本能寺で討たれるまでを描いた歴史漫画です。

物語が始まった際は、織田信長はまだ信長ではなく、幼名の「吉法師」を名乗っています。まだ12歳という年齢ながらその傾きぶりはすでに出来上がっており、周りの大人も彼には手を焼いているという状態でした。

そんな吉法師が、ある日、海賊に誘拐されてしまいます。人さらいを生業にしているこの海賊は、吉法師を今川義元に売ろうとしました。今川義元は、吉法師の父である織田備後守信秀に恨みを持っているため、そこへ息子である吉法師が売り飛ばされるなんてかなり大変なことです。しかし、海賊の本当の狙いはそこではなく、そう言って脅して吉法師の父から身代金を奪おうというのが本当の狙いでした。

その狙いを知った吉法師の取った行動が、12歳とは思えないまさに「いくさの子」といえる暴れっぷり。彼が一体どんなことをしたのかはぜひ本編で確認して頂きたいところですが、清々しいまでの型破り感に、驚きも通り越して笑ってしまう方も多いかもしれません。

歴史漫画といってもかた苦しいことはもちろんなく、かっこいいアクションもあってどんどん惹きこまれて読むことができるでしょう。歴史漫画はあまり読まない……という方にこそオススメです。

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4位:舞台は上海!! 主人公は62代北斗神拳伝承者『蒼天の拳』

1930年代の日本。霞拳志郎は、女子大で教師として働いていました。が、その正体は、北斗神拳の第62代伝承者。かつて上海で犯罪集団・紅華会をたった一人で壊滅状態へと追い込んだ伝説の人物でした。そんな彼の前に、かつての朋友・李永健が現れ……。

著者
原 哲夫
出版日
2011-12-20

原哲夫の代表作と言えばやはり『北斗の拳』ですが、その過去を描いたのが本作『蒼天の拳』です。2001年から2010年の間「週刊コミックバンチ」で連載され、全255話で完結しました。

物語の舞台となるのは、1930年代の上海。主人公は北斗神拳の第62代伝承者である霞拳志郎という男です。『北斗の拳』のケンシロウと同じ名前なのは、拳志郎の弟で北斗神拳の第63代伝承者のリュウケンが、兄の名前にあやかって息子にケンシロウと名前を付けたから。

ちなみにケンシロウは第64代伝承者になります。拳志郎は日本で女子大の教師をしていたのですが、ある日、上海の毒使い・李永健と再会したことをきっかけに、かつての朋友や恋人が殺されてしまったことを知り、上海へ渡ることになりました。

銃機器を持つヤクザを相手に正義を守って戦う拳志郎の戦いっぷりは『北斗の拳』を彷彿とさせるものの、舞台設定を始め、拳志郎の性格や敵なども全然違うため、違う作品として楽しむことができます。そのため『北斗の拳』を知らなくても充分に楽しむことができるでしょう。

『蒼天の拳』について紹介した<【無料】『蒼天の拳』魅力を最終回までネタバレ紹介!続編「リジェネシス」も>の記事もおすすめです。気になる方はぜひご覧ください。

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3位:自分の信念を貫き自由に生きる傾奇者『花の慶次』

時は戦国。そこに、天下一の傾奇者・前田慶次はいました。前田家の養子である慶次は身長が197センチもある武将で、その奔放な性格と肝っ玉の強さ、何よりあらゆる戦で勝ちを得るいくさ人として知られている男です。

ある日、慶次は悪魔の馬と恐れられる野生の巨馬を殺せと命じられるのですが、そんなすごい馬ならば飼い慣らしてやろうと考えて……!?

著者
["原 哲夫", "隆 慶一郎"]
出版日
2011-05-20

1990年から1993年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載された歴史漫画。前田慶次は実際に存在する戦国武将で、本作には他にも前田利家や真田幸村といった実在の人物が多く描かれています。一方でオリジナルキャラクターが描かれていたり史実とは異なるストーリーもふんだんに取り入れられているので、歴史漫画であると同時に少年漫画としてワクワクしながら読むことができるでしょう。

主人公の前田慶次は、天下一の傾奇者(かぶきもの)と呼ばれています。傾奇者というのは、人とは異なる姿や振る舞いを好んでおこなう人々のこと。慶次も例に漏れず、人に従わず自分自身に従う自由な生き方をしていました。

大切な人を守るため、自分の信念を貫くために命掛けで生きていく慶次の姿は、読んでいてとても楽しく、また勇気をもらうこともできます。オリジナル要素が強いといっても歴史に準じたストーリーもあるので、歴史に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。

他に、直江兼続を主人公にしたスピンオフ作品『義風堂々 直江兼続 ―前田慶次月語り―』もあるので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

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2位:アクション満載の経済漫画『公権力横領捜査官 中坊林太郎』

公権力横領罪――それは、経済界と政界の癒着関係を一掃し、混迷を極める日本経済を回復させるために制定されました。

違反者を取り締まるのは、警察も政治家も手出しができない公権力横領取締室。そこの特別捜査官である中坊林太郎(なかぼうりんたろう)は、身分を偽りある大銀行に潜入捜査をすることになるのですが……。

著者
原 哲夫
出版日
2011-03-22

1998年から2000年にかけて男性向け月刊誌「BART」に連載されていましたが、雑誌の休刊とともに連載が終了した本作。連載していた雑誌が経済紙なので、連載漫画である本作も経済漫画になっています。

物語の舞台は、経済が混迷を極めた日本。日本経済を回復させるために定められたのが、経済界と癒着している政界人を一掃するための公権力横領罪法というものでした。主人公の中坊林太郎は、この法を犯している者を取り締まるための公権力横領取締室の捜査官です。

林太郎は捜査のために身分を偽り銀行に潜入するのですが、そこでお金を融資しているヤクザの所へ挨拶回りをしてくるように命令されてしまいました。悪徳ヤクザ達を相手にした林太郎がどうなるのか……原哲夫の漫画を読んだことがある方なら、予想ができる方も多いかもしれません。

経済漫画ではありますが、難しいことはそれほどなく、アクションを含めた林太郎の活躍が気持ちのいい作品です。雑誌が休刊してしまったため、打ち切りのような形での終了ではあるもののストーリー自体は完結しており、全2巻の短めの話になっています。一気読みもできる長さなので原哲夫作品をまだ読んだことがないという方にもオススメです。

ちなみに、林太郎の決め台詞は「親は関係ねえだろ、親は!」というもの。これは林太郎のある過去から来る台詞です。どんな過去があるのか、それもぜひ本編を読んで確かめてみてください。

1位:やはり原哲夫と言ったらこれ!『北斗の拳』

西暦199X年。核戦争により海も大地も破壊された世界で、人類はかろうじて生き延びていました。しかし、そこは暴力が支配する世界。北斗神拳の伝承者・ケンシロウは水を求めてある町へやってきましたが、渇きに耐えかねて倒れてしまい……。

著者
["武論尊", "原 哲夫"]
出版日

1983年から1988年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載されていた原哲夫の代表作。読んだことはなくてもタイトルは知っているという方も多いのではないでしょうか。80年代のジャンプを支えた作品の1つとしてもその名前を挙げられるとても有名な作品です。

物語の舞台は、核戦争によって滅茶苦茶になってしまった地球。それでも何とか生き残っていた人類でしたが、国が人々の生活を守っていた時代は終わり、暴力が全ての弱肉強食の世界になっていました。そんな中、北斗神拳の伝承者であるケンシロウは、ある目的を果たすために悪党を叩きのめしながら旅を続けていました。

悪党を容赦なく叩きのめすケンシロウはもちろんのこと、明日を生きられるかもわからない世界の中で懸命に生きているキャラクター達に心を奪われることも多いでしょう。印象に残る台詞も多く、少年時代に読んだことがあるという方も、大人になってからもう一度読んでみると、また違う台詞の魅力を見つけることができるかもしれません。何度でも読み返したい名作です。

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いかがでしたか? 今回ご紹介した作品の中には、漫画アプリなどで無料で読める作品も多かったですね。電子書籍であれば、全編無料公開されていない場合でも試し読みができることがほとんどなので、気になった作品があればまずはぜひ気軽に検索してみてはいかがでしょうか? これを機会にぜひ原哲夫の世界に触れてみてください。