『おそ松くん』キャラの性格、特徴など徹底紹介!原作の最終回が怖すぎ!?

更新:2018.9.29

赤塚不二夫の描いた、伝説的なギャグ漫画。リメイクされた『おそ松さん』のヒットも記憶に新しく、長い時を経ても、その面白さが色あせることはありません。そんな本作のキャラクターの性格や特徴など、作品の魅力をご紹介いたします。

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『おそ松くん』が面白い!その人気の理由とは?【あらすじ】

 

1962年より連載が開始された、赤塚不二夫の描くギャグ漫画。作者は、『天才バカボン』『もーれつア太郎』『ひみつのアッコちゃん』といった名作漫画の生みの親として知られており、稀代のヒットメーカーでもあります。

本作は、松野家の六つ子が主人公。個性的なキャラクターがくり広げる、ドタバタした日常を描いています。元々は連載が4回だけの予定だったため、誰も描いたことがないハチャメチャな漫画にしよう、というコンセプトで作られました。

アメリカのコメディ映画『1ダースなら安くなる』を参考にしており、六つ子は当初12人兄弟の予定だったのだとか。

 

著者
赤塚 不二夫
出版日
2004-11-01

 

生誕80周年を記念して制作されたアニメ『おそ松さん』は、テレビアニメではかなりギリギリの下ネタや、六つ子が20歳を過ぎても全員ニートという設定で話題となりました。

本作の人気は、ずばり個性的なキャラクターがくり広げる、現実ではありえないような日常です。アニメでは六つ子の個性が際立っていましたが、漫画ではどちらかというと集団という要素が強く感じられます。

前歯と口調が特徴的なイヤミや、ライバルのチビ太といった脇キャラクターのほうが、ビジュアルを含めて目立つ印象。

見分けがつきにくいこともあり、小さなころは六つ子という点で目を引きましたが、アニメ版で見られる成長後は、個々のキャラクター性に注目が集まります。兄弟の関係性や、ちょっとダメな大人という点も含め、特に女性からの支持を集めました。

ちなみに六つ子の誕生日は、5月24日。作中で明言されている兄弟の順番は、おそ松が長男で、トド松が末っ子というだけです。他の4人については特に描写はなく、母が六つ子の名前を呼ぶ時も、兄弟の順番ではないよう。

アニメではニートになっていましたが、1993年発表の『大人になったおそ松くん』では、25年後のしっかり仕事をしている彼らの様子を見ることができました。


赤塚不二夫の作品を集めた<赤塚不二夫のおすすめ名作漫画5選!『天才バカボン』以外の作品、知ってる?>の記事もおすすめです。ギャグマンガのレジェンドの作品は要チェックです!

個性的すぎる!『おそ松くん』キャラクター紹介

 

こちらでは、本作に登場する主なキャラクターをご紹介。

とはいえ、漫画だけでは情報が少ないため、作中エピソードである「三十年後のおそ松くん」や、小学館「ビッグコミック」に掲載された、サッポロビールとのタイアップ記事「大人になったおそ松くん」、テレビアニメ『おそ松さん』の情報を交えてまとめました。では、ご覧ください!

 

キャラ紹介1:六つ子のリーダー!セコくてケンカも強い!? 松野おそ松

松野家の、六つ子の長男。血液型はA型。要領がよく、人を出し抜くのが得意というわりには、兄としては少々頼りなく、兄弟たちにとっては若干不満の種の様子。松野兄弟は総じてがめつい設定ですが、なかでも彼は輪をかけてがめついうえに、せこい性格をしています。

母が同じものを半ダース単位で買うと安くしてくれるという理由で、六つ子は同じ服を着用していたのですが、テーマカラーは赤。アニメでは、小学生からメンタルが成長せずに年齢を重ね、奇跡のバカとまで言われる存在となりました。名前の由来は、「お粗末」からきています。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2004-12-01

その後の成長過程では、30年後に鼻から髭が生え、平社員として働いています。しかし1人で両親の面倒を見て苦労したためか、バーコード頭になってしまった姿が描かれました。ちなみに喫煙をしており、アニメではパチンコと競馬が生きがいというギャンブラーになっています。

原作のアニメでは、加藤みどり、井上瑤、『おそ松さん』では、櫻井孝宏が声を担当しています。

本当に見分けがつかない六つ子ですが、彼は、そんな彼らの顔の基本形。他の兄弟の外見がわかりやすくなっているため、いちばんスタンダードな姿がおそ松であるといえそうです。

キャラ紹介2:人一倍活発だけど、実はカラ元気!? 松野カラ松

キャラ紹介2:人一倍活発だけど、実はカラ元気!? 松野カラ松
出典:『おそ松くん』1巻

 

名前の由来は唐松から。人一倍元気なのが彼です。血液型はA型。兄弟共通で、イタズラ好きでがめついという大きな特徴はありますが、なかでも彼はカラッとした性格で、頭の中身も空っぽという面も見られました。ちなみに財布の中身も空っぽなのだとか。

カラ元気ということもあり、本当の名前の由来がこちらなのでは、と疑惑を持たれることもあります。さっぱりとしてはいるものの、飽きっぽいです。

アニメでは次男という事になっており、トド松を「トッティ」と呼ぶことも。常にクールを気取り、自分の世界に浸るという、ナルシストで残念な感じに成長しました。

その飽きっぽさはどこへやら、痛い言動と自意識過剰さを持ちつつ、実はかなりのガラスハートでメンタルは弱め。向こう見ずで熱い性格が同居しているという面からは、昔の片鱗が見られません。

普段から革ジャンにサングラスで、眉が他の兄弟よりも太いところが、見分けやすいポイントです。

テーマカラーは青。子ども時代は鈴木富美子、山本圭子、白石冬美らが演じ、『おそ松さん』では中村悠一が演じました。

30年後はバーコードの禿げ頭で描写されており、八百屋へ婿養子にいき、奥さんの尻に敷かれている、という一場面が描かれています。

 

キャラ紹介3:一番要領がよくて判断力が抜群!松野チョロ松

おそ松とコンビを組むことが多い彼は、ちょろちょろとすばしっこい少年です。兄弟同様A型、性格もイタズラ好きでがめついところもありますが、兄弟のなかでは1番要領がよく、逃げ足が抜群に早いところが特徴です。

名前の由来は、江戸時代にチョロチョロする子どもによく使った愛称であり、大衆演劇などで丁稚の役名によく使用される名前から付けられました。明記はありませんが、アニメでは3男となっており、真面目そうに見えてそうでもないという、真面目ニートに成長しています。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2005-01-01

テーマカラーは緑。アイドルオタクで女の子が絡むとポンコツになるという、小さなころの要領のよさは少々鳴りを潜めた様子。カラ松同様に自意識過剰な面もありますが、彼の方はオタク的な要素が強いようです。

特徴的なアホ毛はなく、他の兄弟より目が小さく、口が「へ」の字であるところが見分けるポイント。

声は山本圭子、松本梨香、『おそ松さん』では神谷浩史が担当。

アニメでは作中で下ネタ的なナニをしていた描写があったため、シコ松という不名誉なあだ名が付けられることとなりました。30年後には禿げ頭になり、少々おっちょこちょいな警察官としてトラブルを起こしているようです。

キャラ紹介4:兄弟の中では一番真面目で粋!松野一松

キャラ紹介4:兄弟の中では一番真面目で粋!松野一松
出典:『おそ松くん』1巻

 

松野家の六つ子の長男はおそ松ですが、名前から長男と間違えられやすいのが彼です。アニメでは4男で、名前の由来は市松模様から付けられているのですが、そのため市松だと思われることもあり、本人としては大いに不満なのだとか。血液型はA型。兄弟のなかでは1番真面目で粋、意思の強い少年です。

そんな真面目粋だった彼ですが、成長するとマイペースでぼそぼそと喋る皮肉屋になっていました。あまり人のことは言えない個性的な兄弟からも、社会でやっていけるのかと心配されるほどです。無気力で根暗、自虐的な彼ですが、スイッチが入ると途端に行動を始めることがあります。

兄弟のなかの序列を意識しているらしく、カラ松には特に辛辣。そのわりに兄弟がいれば友達はいらないと思っているところもあり、彼なりに兄弟を大切に思っているようです。猫と仲がよく、自らも猫人間になることもありました。

イメージカラーは紫。小さなころは難しいですが、大人になるとボサボサ頭と半開きの目で見分けることができます。

北浜晴子、横尾まり、松本梨香、『おそ松さん』では福山潤が声を担当。大人になってからは逆タマに成功し、社長令嬢と結婚して二代目に就任。30年後には七三分けに眼鏡をかけた理知的な姿を見せました。成長し、金銭面で1番出世したのは彼のようです。

 

キャラ紹介5:優しくて気が弱い?歌が上手な松野十四松

アニメでは松野家の5男となっている彼は、優しい少年です。その分、気が弱いという面もあります。名前は鳥の十姉妹(じゅうしまつ)から付けられました。鳥のようにおしゃべりで、歌が大好きなうえ上手であるという設定があります。血液型はA型。

心優しい少年が成長するとどうなるかといえば、異常に明るく、テンションが高い天然なおバカになってしまいました。兄弟のなかでも子どもの頃はこうじゃなかった、というほどの変わりようで、行動は予測不可能。奇行癖を持っていながら、挨拶はしっかりするなど礼儀正しい一面も持っています。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2005-04-01

イメージカラーは黄色。アニメでおバカ行動が目立つようになった彼ですが、運動神経が抜群だったり、株をやっていたりと、実はいちばん有能なのではと思わせる面も見せました。特徴としては、寒いのが苦手で、目の焦点があっておらず、パーカーを着る時に、袖を余らせる萌袖というものがあります。

アニメでは東美江、松井菜桜子、『おそ松さん』では小野大輔が声を担当。

将来はなんと医者になっているという、アニメでは想像できない未来が描かれました。しかし30年後には髪はボサボサ、髭を生やしている姿が見られており、仕事上の苦労を感じさせます。

キャラ紹介6:末っ子なので!甘えん坊でのんびり屋の松野トド松

キャラ紹介6:末っ子なので!甘えん坊でのんびり屋の松野トド松
出典:『おそ松くん』1巻

 

末っ子というと、要領がよく甘えん坊というイメージを抱く人も多いでしょう。松野家の六つ子の末に誕生した彼も、のんびり屋で甘えん坊という性格をしています。とどのつまり、という言葉が解説文に付けられたりしますが、由来は椴松(トドマツ)という、北海道でよくみられる樹木から付けられました。

末っ子だからと、兄弟から特別可愛がられている様子はなかった彼でしたが、成長後は自身のかわいらしさを利用する、あざとさを身に付けました。血液型はA型。愛称は主にカラ松が呼ぶトッティ。イメージカラーもピンクで、全体的に可愛らしさが目立ちます。

あひる口で、他の兄弟よりも目がぱっちりと大きく、私服はニット帽と可愛らしさを前面にアピールしていますが、通常「さん」つけで呼んでいる兄を呼び捨てるなど、ドライな一面も。コミュニケーション能力が高く、人と関わることは苦ではないようです。

怖がりでトイレに1人で行けないという、弟らしいエピソードも披露されました。

北浜晴子、林原めぐみ、『おそ松さん』では入野自由が声を担当。

大人になってからは魚屋を経営しており、父が魚を食べて骨が刺さるという描写が登場しました。見分けがつかないところから可愛らしくなった彼は、30年後、いがぐり頭のような中年男性になっています。

 

キャラ紹介7:あのポーズでおなじみ!フランス帰りの嫌味な男、イヤミ

本作を読んだことがない、アニメも見たことがないという方も、出っ歯で一人称は「ミー」、驚いた時の「シェー!」という声とポーズには見覚えがあるのではないでしょうか。

彼は、文字通り嫌味な男というキャラクター。細身で3枚の出っ歯、口髭と長髪という、とてもわかりやすいビジュアルをしています。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2005-01-01

年齢は30歳。最初は医師として登場し、六つ子の父の同僚という役どころを経て、さまざまな職業や役割を持った便利屋的な立ち位置となりました。

当初はインチキ商売などに精を出していましたが、後に六つ子から不条理な目にあわされる被害者ポジションに落ち着き、報われないことも多く、不憫な面もあります。

フランス帰りと自称していますが、作中ではフランスの事を生徒に教わるというシーンがあり、かなり怪しい様子。原作では少々小太りな見た目でしたが、『おそ松さん』では頭身が上がり、よりスリムな体型になっています。

声は小林恭治、肝付兼太、『おそ松さん』では鈴村健一が担当。30年後には出っ歯は健在だけれども神は白髪、お決まりの「シェー!」ポーズが取れなくなるなど、年齢以上に衰えてしまった様子が見られました。

それ以前にはアメリカでバーテンダー修行をしてバーを経営しており、かなりモテたとのだとか。読切り作品の『ミスターイヤミ』では主人公を務めており、女性と同棲している姿を見ることができます。

キャラ紹介8:のんびり屋の癒し系で実は意外とスゴイ!デカパン

デカパンというと、もはや人の名前ではありませんが、外見的な特徴をよく捉えています。文字通り青と白の大きなパンツをはいた恰幅のよい中年男性で、本名は登場しません。年齢は50〜60歳くらい。

富士山のような禿頭に、鼻の下に髭を生やしているのですが、なぜかパンツ一丁。そのパンツにはさまざまな道具が収納されており、さながら『ドラえもん』の四次元ポケットのようです。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2005-02-01

のんびりとして温厚な性格の彼は、無類の動物好き。どちらかといえば六つ子たちに利用される立ち位置が多く、得意の発明で結果的にトラブルの種をまいてしまうという事がある以外は、善良な人として描かれました。

声は神山卓三、和久井節緒、『おそ松さん』では上田燿司が担当。

『おそ松さん』では少々老けたビジュアルで登場し、主役となる回もありました。30年後には髪の毛がより一層薄くなって皺が増え、髭が白髪になるなど、順調に年齢を重ねていることが窺えます。

キャラ紹介9:口調がそのまま名前に!実は娘がいる?ダヨーン

本作は六つ子以外のキャラクターは、実は大人のキャラクターが多いという特徴があります。彼は漢字表記で「駄四」という、壮年の男性です。大きく開いた口に垂れ目、真ん中分けの髪型というビジュアルの53歳。大食漢ですが実は太ってはおらず、意外とやせ形です。

口癖は「ダヨーン」という名前の由来にもなった言葉で、作中で警官や店の店主などの役で登場する際も、語尾には必ずこの言葉が付いてきます。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2005-04-01

『おそ松さん』では少々頭身を高くして登場。掃除機のようになんでも吸い込む吸引力を変わらず披露しました。こちらでは体内にダヨーン族が住んでいるという設定があり、イヤミとの絡みで多く登場しています。

声は神山卓三、大竹宏、緒方賢一、『おそ松さん』では飛田展男が担当。

家族の描写が一切ないので独身かと思いきや、実は顔も口調も同じ娘が存在していました。チョロ松に好意を寄せており、彼を呆然とさせています。また、『大人になったおそ松くん』では、コメディアンとなったハタ坊の付き人として登場しました。

キャラ紹介10:常に漠然とたくましく生きる!頭の旗の謎、ハタ坊

六つ子はビジュアルでの区別がつきづらく、見分けは両親でも困難ですが、他のキャラクターは性格もビジュアルも飛び抜けた特徴を持っています。

彼もその1人で、大きな特徴は頭上にはためく日章旗。どう刺しているのかといえば、頭蓋骨にも達しているという、意外とヘビーな設定でした。ちなみに取り外しは可能です。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2005-03-01

コウモリの羽のような髪型に、鼻水の乾いた後という典型的な子どもといった姿ですが、ビジュアルどおり健康な男児です。六つ子のライバルポジションに立つチビ太の弟分や、イヤミにいじめられるなど、年齢的なものも含めて、下っ端というポジションに立っています。

声は加藤みどり、真柴摩利、『おそ松さん』では斎藤桃子が担当。

彼の一家は皆、頭に旗を立てており、両親や妹の頭にも旗。犬の頭にも旗が立っているなど、かなり徹底されています。

成長するとコメディアンになり、ダヨーンを冷蔵庫代わりに付き人になってもらっていましたが、『おそ松さん』では大企業のトップになっているという、衝撃的な登場を果たしました。

キャラ紹介11:美人聡明な六つ子のアイドル!弱井トト子

赤塚不二夫作『ひみつのアッコちゃん』主人公の加賀美あつ子と瓜二つのビジュアルをしているのが、本作のヒロインである彼女。カチューシャにおさげにリボンというビジュアルで、ワイワイと賑やかな作中にあっても、凛とした可愛らしさのある少女です。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2004-11-01

六つ子やイヤミたちのアイドル的な存在で、真面目で優しい性格をしていますが、稀にかんしゃくを起こすことも。実家は魚屋を経営しており、「ファインティング弱井」というリングネームの兄の影響か、六つ子を叩き伏せることができる腕力を見せるシーンもありました。

名前の由来は、幼児語で魚のことを表すトトからきています。

声は白石冬美、松井菜桜子、『おそ松さん』では遠藤綾が担当。

『おそ松さん』では変わらず六つ子から憧れの存在という立ち位置にいますが、アイドル業に精を出したり、石油王と結婚するも失敗するなど、なかなかに波乱に満ちた人生を送っている様子が描かれました。『大人になったおそ松くん』では、六つ子以外の男性と結婚し、1児の母として奮闘しています。

キャラ紹介12:かなりの苦労性!松野家を支える大黒柱の父、松野松造

キャラ紹介12:かなりの苦労性!松野家を支える大黒柱の父、松野松造
出典:『おそ松くん』1巻

 

子どもを育てる時、1人当たり約3000万円かかるといわれているほど、人間を1人育て上げるのにはそれだけの愛情以外の、お金というものが必要になります。1人だけでも大変なのに、それが6人同時という、想像するだけでも苦労が多そうな松野家の大黒柱が彼です。

彼らの父は普通のサラリーマン。六つ子が誕生する以前は「三松屋」という酒屋を経営していたのですが、生活苦になると店を売ってしまいました。

休日には家族サービスを欠かさないよい父親ですが、妻子に対する不満が爆発し、家を飛び出したことも。『おそ松さん』内でも、教育の方向性の違いで離婚しかけています。結婚記念日は12月8日。

基本的に優しく家族想いのお父さんなのですが、『大人になったおそ松くん』では踏んだり蹴ったり。トド松の店で買った魚の骨をのどに詰まらせ、おそ松の車で十四松の病院に運ばれますが、チョロ松の検問に引っかかり容体が悪化、死亡するという衝撃的な結末を迎えています。

声は八奈見乗児、鈴木泰明、小林恭治、『おそ松さん』では井上和彦が担当しています。

 

キャラ紹介13:息子6人を育てる忙しい母!働き者の松野松代

キャラ紹介13:息子6人を育てる忙しい母!働き者の松野松代
出典:『おそ松くん』1巻

 

松造とともに6人の子どもを産み育てているのが、彼女です。作中に妊娠や出産の描写はありませんが、専業主夫であっても子どもを6人も抱えていれば、当然大忙し。必然的に働き者にならざるをえず、しっかりと松野家を支えています。

丸縁眼鏡をかけていますが、実は極度の近眼で、ゴリラとライオンの区別がつかないほど。生活苦からイヤミの誘いに乗って失敗することもあり、見栄っ張りでヒステリックな面も持っています。

とはいえ六つ子を愛情深く育てており、『おそ松さん』では息子たちをニート達と呼びながらも、さまざまな方法で自立させようと奮闘する姿が見られました。

声は麻生みつ子、近藤高子、横尾まり、『おそ松さん』では、くじらが担当。

『大人になったおそ松くん』では、おそ松と同居しながら、松造とともに暮らしている様子が見られます。

 

漫画『おそ松くん』の最終回?その後?が怖すぎる!

本作は1962年にはじめて掲載されて以降、さまざまな雑誌で連載され、1990年まで続けられました。そのため、連載時期や掲載雑誌によって作品の傾向が若干異なり、六つ子を主人公としたシュールギャグから、イヤミなどの脇キャラクターを重視した話などさまざま。

後期には六つ子同士が争うなど、殺伐とした様子も見せています。

著者
赤塚 不二夫
出版日
2005-09-01

こうなると、どれが本当の最終回なのかと断定はできませんが、ギャグマンガの最後にしては怖すぎると話題になったエピソードがあります。

それは週刊少年サンデー30周年記念増刊号に掲載された「あの有名キャラクターたちは、いま!?」という企画。そこではチビ太以外のキャラクターが全員死亡という衝撃的な事実が明かされ、フグ毒や歯槽膿漏、落雷や拒食症など、やけにリアルな死因が並びました。

30年後には普通に大人としての生活を送っていますが、不幸な偶然が重なって松造が死亡。40年後には一松が寝たきりになるなどの未来の話もしているので、全員死亡も「もしも」の1つなのでしょう。

赤塚不二夫は、連載を適当に終わらせることが多いらしく、本作もその1つの例としてあげられているようです。  

リメイク作品が大ヒットしたことで、再び脚光を浴びることになった『おそ松くん』。長い年月を経ても、キャラクターたちがくり広げるハチャメチャさ、破天荒さが色あせることはありません。小さい頃に触れた人には懐かしく、若い読者にも新鮮な面白さを提供する、そんなパワーを持った作品です。

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