どうも、わちゅ〜さんです。 猛暑続きだった夏も終わり、段々と涼しい日が増えて参りました。 そんな季節の変わり目、我々Thinking Dogsは7枚目のシングル「言えなかったこと」をリリース! 表題曲は、10月5日公開の映画『あの頃、君を追いかけた』の主題歌に選んで頂きました。感謝感激!
2011年、台湾の人気作家・九把刀(ギデンズ・コー)が自伝的小説を自ら映画化し、大ヒットを記録した台湾映画『あの頃、君を追いかけた』。
ほぼ無名のキャスト、新人監督の作品でありながら、人口約2000万人の台湾で200万人を動員。つまり10人に1人が観た計算。ビックリ!
社会現象を巻き起こすほど空前のヒットとなった本作は、台湾で歴代1位の青春映画として今も語り継がれています。
そして2018年。
アジア各地でも歴史的なヒットが記録される中、日本でリメイクが決定。満を持して劇場公開されます!
主演を務めるのは、数多くの映画やドラマに引っ張りだこの山田裕貴さん。お調子者で人気者、幼稚でいて男らしさを併せ持つ主人公・水島浩介役を演じます。
ヒロインには、乃木坂46ではセンターも務め、舞台「あさひなぐ」で主演を務めた齋藤飛鳥さん。皆が憧れるがちょいとお堅い優等生・早瀬真愛を演じます。
舞台は2000年代の日本。気楽な高校生活を過ごす水島浩介と早瀬真愛の関係を軸に、淡く切ない物語が展開していきます。
一足先に私も映画を拝見したのですが、見事に大号泣。
「こんな時代もあったなぁ」と懐かしい記憶が甦り、どんどん感情移入。
グッと胸を締め付ける展開に止まらぬ涙。
誰の心にも眠る“あの頃”を呼び覚ます、青春ラブストーリーとなっております。
皆さま、ぜひ劇場へと足をお運びくださいまし!
…と、その前に。
10月5日の公開に先駆け、『あの頃、君を追いかけた』の原作を翻訳した小説が刊行されました。
あの頃、君を追いかけた (講談社文庫)
2018年08月10日
台湾中西部の町・彰化。
お気楽な高校生活を過ごしている主人公・柯騰(コートン)は、個性豊かな仲間たちとつるんでくだらない悪戯ばかり。
ある日、彼らの度が過ぎた悪ふざけによって授業が中断。
激怒した担任は、コートンのお目付け役としてクラス一の優等生・沈佳宜(チアイー)を真後ろの席に移動させます。
真面目でお堅いチアイーを疎ましく思いながらも、コートンは次第に惹かれ始め…。
放課後の教室、帰り道、手作りの数学テスト、制服の背中に残る青いペンの跡…。
心の中に眠る懐かしい思い出たち。
大人になった今だからこそ、より揺さぶられるシチュエーションの数々。
「あの時、あの一言さえ言えていたら…」と、もどかしくも共感してしまうストーリーに胸が締め付けられます。
やんちゃな男子高校生と優等生の女子高生。
互いに惹かれ合っているのに気持ちを伝えられず、煮え切らない関係のまま進んでいく10年間…。
映画を観る前に本書を読むもよし、観終わったあとの余韻と共に読むもよし。
ただ一つ言えるのは、読んで絶対に損のない作品ってことです。
台湾で歴代1位を記録した青春ラブストーリー、伊達じゃありませんぞ!
ちなみに本書は文庫版ですが、下記の単行本も同時発売されております。
- 著者
- 九把刀
- 出版日
- 2018-08-10
こちらの単行本は、原作小説の翻訳版に加え、映画スチールのスペシャルフォトも載っているという贅沢仕様。
物語も映画カットも両方楽しみたいよぉーって方は、ぜひこちらをチェック!