紅葉の季節を迎えました。皆さんいかがお過ごしですか。 卒業を発表してから1カ月が経ちました。 皆様からの温かいお言葉一つひとうが心に響きました。ありがとうございます。 1カ月。とても早く過ぎていきました。 残り『3カ月と少し』と言っていたのが、もう『2カ月と少し』になりました。 そう聞くと、寂しい雰囲気になってしまいますが、この1カ月あらためて思ったのは、皆さんの笑顔を側で見られるって、とても幸せだということでした。 最後まで大好きなその笑顔を、私に見せて下さいね! 連載も残り少しになります。 初めて「好き」を仕事にできた場所でした。 この文を書く時間がとても大好きです。 お時間ある方は、過去の連載とオススメの本もチェックしてみてくださいね!
- 著者
- 志駕 晃
- 出版日
- 2017-04-06
映画化されて話題になっている作品ですね。
スマホを落としただけなのに、たったそれだけで、事件に巻き込まれてしまう。そんな内容になっています。
携帯・SNSはとても便利な反面、気をつけないと取り返しのつかないことになります。当たり前のことですが、手軽さからか、当たり前の事を忘れてしまうという話をよく聞きますね。
そんな怖さを教えるだけでなく、ストーリーの疾走感や犯人が分かったときのやられた感だったり。とても面白い作品でした。
「取り扱いの注意」みたいに書かれてると、堅苦しくなりますが、小説で教えてくれる感じが、手にとりやすいなぁ。と感じます。
小説として読んだ後、携帯・SNSについていろいろ考えるきっかけをくれた本でした。
皆様もぜひ。
たった、それだけ (双葉文庫)
2017年01月12日
登場人物たちの、リアルな悩みや苦しみ、葛藤がひしひしと伝わってくる作品でした。連作短編集です。
紡がれる言葉一つひとつが美しく、洗練された印象でした。ハッとする文章がたくさんありますが、私も1つ心に刺さったものがありました。
言葉との出会いって、自分の人生に大きな影響を与えてくれていると思います。言葉に胸を打たれる度に、「美しい言葉が好きだな」と感じます。
いつどこで、人生を変える出会いがあるのか分からないからこそ、丁寧に読み進めたくなる1冊です。
「逃げる」
この言葉が、この小説の大きなテーマになっています。逃げることは、悪いことなのだろうか。
皆さんはどうお考えですか?
ぜひ考えてみてください。
本とアイドル
アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。