最終回:内村莉彩が最後におすすめする本

更新:2019.1.25

2019年になりました。 皆さん、いかがお過ごしですか? 今回で、ホンシェルジュ連載が最後となります。 高校1年生の時から続けてきた習慣が、 これで最後になるのかと思うと、とても寂しいです。 私にとってこの場所は、初めて「好き」を仕事にできた場所でした。 連載を始めてから出会った本も、味わった感情も考えることも。 全てが新鮮で、毎回書くのが楽しみでした。 数年にわたってたくさんの本をご紹介してきましたが、出会えて良かったと思う本はありましたか? 「たくさんの本と皆さんを繋ぐ」 そんなお仕事ができていたら幸いです。 長い間読んでくださり、ありがとうございました。

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侠飯

著者
福澤 徹三
出版日
2014-12-04

交わる人々が異色の組み合わせですが、すごく綺麗に調理されていて、スラスラ読めるのはもちろん、レシピ本を読んでいる気分になりました。

簡単なレシピもたくさんあって、私でも作れそうなので、いつか作ってみようと思います。今までの私の中の常識を覆すようなこともあって、いろいろ勉強になりました。

大学生ならではの悩みも、普段なら起こりえない状況も、全ての日常に料理というものは寄り添っている。

身体が資本という言葉をよく聞くけど、資本となる身体を作るのは食べ物。食べるものによって、体調も気分も変わってきますよね。当たり前のことを、あらためて感じさせられる。そんな一冊でした。

皆様もぜひ。

ちょっと今から仕事やめてくる

著者
北川恵海
出版日
2015-02-25

現代社会で生きる全ての方に寄り添った、心温まる小説です。

辛い時・苦しい時。選択肢がそれしかないと思ってしまいそうな時。この本を思い出してほしいなと思います。

私は昔、心理学だったり心の風邪だったり、そういった本を読んで勉強していた時期がありました。やっぱりその時の本にも、この本で載っていたことが書いてあって。一見簡単に聞こえることでも、自分が実際にその場所に立つと、その道が見えなくなってしまうんですね。

人生の苦しい時の助けになる1冊だと思います。これからのために、大切な人のために。そして、まだ見ぬ誰かのために。この小説を読んでみるのもよいかもしれません。

皆様もぜひ。

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