大学生が読むべき本おすすめ5選!レポートの書き方や自己啓発、経済の本

更新:2019.5.9

読書離れが叫ばれる昨今。しかし、本からしか得られないものもあるはずです。名著と呼ばれる文学作品は数多くありますが、ここでは大学生が読むべきおすすめ本を紹介していきます。高校生活と比べていっきに世界が広がるからこそ知っておきたい情報やテクニックを身につけてみてください。

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大学生が読むべきおすすめ本を紹介!本を読む意義とは

 

全国大学生活協同組合連合会が2017年におこなった調査によると、大学生の約半数が、1日の読書時間を0と答えたそうです。電車通学のお供は文庫本からスマホになり、それまで読書にあてられていた時間はSNSやゲーム、動画視聴などに変化。レポートの参考文献欄にも、書籍名ではなくインターネットサイトのURLが並ぶことも少なくないとか。

知りたい情報は、検索すれば得られる時代です。しかしインターネット上の情報はほとんどが断片的なもので、しかも情報源があやふやなものが大半です。情報源を調べてみたら、それもインターネット上の情報だった、ということもあるでしょう。その点、本は、作者や編集者、校閲、場合によっては監修者などいくつもの専門家のチェックを受け、出版されています。情報源を確認する手間がかからず、実は効率的に、体系的な知識を得ることができるのです。

また読書は、就職活動などにおいてもアピールポイントになるでしょう。読書習慣があるということは、知識の幅が広がることはもちろんですが、自ら主体的に学ぼうとする意欲が高いことを示します。まずは読みやすいものからで構わないので、本を読むという行為を自分の生活の一部に組み込んでみましょう。

大学生になったらまず読むべきおすすめ本『レポート・論文の書き方入門』

 

大学生活に欠かせないレポートや論文。どんな学部に所属していても、少なくても年に数回は書く機会があるのではないでしょうか。

本書は、基本的なレポートのまとめ方や、論文の構成の仕方、書き方などをわかりやすく解説した作品です。累計発行部数20万部を超えるベストセラーを改訂しています。

著者
河野 哲也
出版日
2018-07-13

 

2018年に刊行された河野哲也の作品。初心者を対象にしているので、とにかくわかりやすいのがポイントです。

レポートと論文、作文の区別がついていない学生も多いそう。しっかりと書き方を教えてもらう機会がないまま、なんとなく執筆をしている人もいるのではないでしょうか。初めての課題に取り組む前に、ぜひ本書を読んでみてください。

インターネットを使った資料検索の方法や、著作権の扱いなどの注意点も役立つでしょう。

長年読み継がれてきた名著!大学生だからこそ生き方を考える『君たちはどう生きるか』

 

15歳のコペル君こと本田潤一。本書は、コペル君が学校での出来事や友人とのやり取りを話し、その内容にまつわる返答を叔父さんがノートに記すという構成の作品です。

語られているテーマは、ものの見方や人間関係、いじめ、裏切り、貧困など多岐にわたります。そして最後には、叔父さんの導きによって成長したコペル君が、自分の将来や生き方への決意を綴るのです。

著者
吉野 源三郎
出版日
1982-11-16

 

1937年に刊行された吉野源三郎の作品。説明の必要もないほど有名ですが、軍国主義の日本において、少年少女たちに自由で進歩的な文化を伝えるために企画された「日本少国民文庫」の一冊です。児童文学の形をとりつつ、道徳や倫理にまつわる問題提起をし、多くの人に読み継がれています。

作者の吉野源三郎は、コペル君の成長をとおして読者にどんなことを伝えたかったのでしょうか。本書のラストは、「君たちは、どう生きるか」と読者に問いかけて終わります。社会に羽ばたく前の準備期間でもある大学生のうちに、今後の自分の人生を考えるきっかけになる作品です。

人間関係が広がる大学生だからこそ読みたい本『人を動かす』

 

世界で1500万部以上の売り上げを誇る大ベストセラー。日本国内だけでも500万部を超え、あらゆる自己啓発本の原点だといわれています。

生きていくうえで必要な人間関係の原則を、さまざまな事例を交えて解説しています。人に好かれるにはどうすればよいか、人を説得するためにはどうすればよいか、人を変えるにはどうすればよいか……当たり前のことのようでなかなか実践できていないことへのテクニックを教えてくれているのです。

著者
D・カーネギー
出版日
2016-01-26

 

1936年に刊行されたデール・カーネギーのベストセラーです。カーネギーは1888年生まれ、アメリカのミズーリ州出身の作家です。いくつかの職に就いた後、成人教育や人間関係研究を目的とした「デール・カーネギー研究所」を設立。自己鍛錬の研修プログラムは、彼の死後も多くの人が学んでいます。

本書のポイントは、自分の行動を変えることで、他人の行動を変えることができるという考え方。カーネギー自身が苦労をした経験にもとづいて書かれているので、説得力があるのが特徴です。「人を変えるにはまず自分から」という言葉がありますが、人間関係の原則が記された名著だといえるでしょう。

大学生になると、授業やサークル、アルバイトなどで、高校時代とは比べものにならないほど数多くの人と関わることになります。良好な関係を築いていくためにも、ぜひ本書を読んでみてください。

人が動く原理とは『影響力の武器』

 

人が他人からの要請を受け入れるときの心理的な原理を「影響力の武器」と名付け、さまざまな承諾誘導や勧誘などのテクニックをまとめた一冊です。

「影響力の武器」には、返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性の6つがあるとして、豊富な実例とともに実際の心理誘導について解説しています。

著者
ロバート・B・チャルディーニ
出版日
2014-07-10

 

2014年に刊行された、アメリカを代表する実験社会心理学者ロバート・B・チャルディーニの作品です。

本書に記されているのは、要するに頼みごとをしたり、モノを売ったりしたい時に頷かせるテクニック。その一方で、「影響力の武器」を利用して行動をコントロールしようとする悪徳商法などから身を守るための防御法も紹介しています。

消費や行動を促すさまざまな情報があふれている現代社会において、賢く生きていくためにも読んでおきたい一冊です。

大学生のうちに読んでおきたい経済の基本『スタンフォード大学で1番人気の経済学入門』

 

ミクロ経済学の基本を、難しい言葉を使わずに実例を交えて解説している作品です。

経済は、学生時代に勉強しておかないと、体系的に学ぶ機会を失ってしまう分野のひとつではないでしょうか。本書は、経済を専門にしていない人にとっても、最低限知っておきたい知識がまとめられた入門書になっています。

著者
ティモシー・テイラー
出版日
2013-02-27

 

2013年に刊行されたティモシー・テイラーの作品です。作者はアメリカの経済学者で、アメリカ経済学会発行の雑誌の編集を担当しつつ、アメリカ国内の大学で経済学の講義をしています。スタンフォード大学とミネソタ大学では「学生が選ぶ講義が上手な教師」第1位を獲得したそうです。

たとえば資本市場において見えづらくなっている価格決定のシステムや、利子、分業制の経済的な意義など、ミクロ経済というのは実は私たちの生活に身近なものです。平易な文章で、意味と例を示しながら解説しているので、事前知識は必要ありません。「マクロ編」もあわせて読むと、経済全体への理解がより深まるでしょう。

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