今日は雨で予定もなし、話題のカフェに行く気力もない……そんな時におすすめなのが「おうちカフェ」です。お気に入りの本と一緒にゆったりできて、おまけにインスタ映えする写真も撮れたら一石二鳥!
インスタ映えと聞くと、話題のカフェやテーマパークなど、賑やかな場所に行って撮影するイメージを持つ方が多いかもしれません。
でも、実はそんなことないんです!家の中で充実した時間を過ごしながら、インスタ映えも叶える方法があります。
それはズバリ、「おうちカフェ」で読書!おうちカフェとは、家にいながら、カフェにいるような気分を楽しむことです。飲み物などを用意して、内容も表紙も素敵な本を選び、読書の時間を設けてみましょう。
その様子を切り取ってInstagramでシェアすれば、あっという間にインスタ映えが叶います!
今回は、そんなおうちカフェにぴったりの、内容にも満足できて表紙もインスタ映えする素敵な本を紹介します。
おうちでのんびりコーヒーでも飲みながら、ひとりの時間を過ごしたい。そんな時は、谷川俊太郎の詩の世界に触れてみるのはいかがでしょう?
詩人、翻訳家、脚本家など、言葉にまつわる仕事を数多く手がけている谷川俊太郎。私は小学生の時に、教科書で初めて作品を読みました。子どもの頃、誰もが1度はその作品に触れたことがあるのではないでしょうか。
そんな谷川俊太郎の詩集『バウムクーヘン』。子ども向けではないですが、全てひらがなで書かれています。「作者の中に今もひそんでいる子どもの言葉」を借りて書いたものなのだそうです。
タイトルは木の年輪をイメージしてつけたそうで、ヒトが年齢を重ねていく様子をお菓子のバウムクーヘンの形になぞらえています。
家族のこと、愛のこと、人生のこと、感情のこと。谷川俊太郎の手によって綴られた言葉たちが、心に染み渡ってほっこりした気持ちになります。時にハッと気づかされることもあるこの詩集は、大人にこそおすすめ!
丁寧にコーヒーを淹れて、タイトルにちなんでバウムクーヘンを用意したら、おうちカフェの準備は完了!全部食べてしまう前に、インスタ映えを狙った写真を撮りましょう。
気になる表紙は、ミッフィーでおなじみのグラフィックデザイナーであるディック・ブルーナが手がけています。鮮やかなカラーなのに、シンプルでどこか落ち着いた雰囲気が魅力。ぱきっとしたグリーンとイエローがとても映えてますね!スイーツとコーヒーに合わせて撮ればこんなにおしゃれ。
撮影のコツは、白の余白を多めに入れて、スッキリするように見せること。グッと洗練された印象になりますよ。
今回もうひとつ意識したポイントは、鮮やかな表紙のイラストを引き立たせるために他の食器やアイテムをモノトーンにしたこと。素敵な挿絵が描かれた表紙を主役にし、色のバランスをとれば、インスタ映えする写真になります。
大人になった今、詩を読む機会なんてなかなかないのでは?谷川俊太郎の詩は、落ち着いた時間をさらに豊かにしてくれるはずです。
気になった言葉があれば、写真と一緒に投稿してももちろん素敵!誰もが1度は触れたことのある谷川俊太郎の世界観は、フォロワーさんたちを懐かしい気持ちにさせるかもしれません。
時間をかけてゆっくり詩を味わい、充実した1日に。写真と一緒に好きな言葉をシェアして、インスタ映えも叶えるおうちカフェを楽しんでくださいね!
- 著者
- 谷川俊太郎
- 出版日
- 2018-08-16
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