『ONE PIECE』の第1話から登場し、主人公ルフィの憧れの大海賊であるシャンクス。いまだに謎が多く、目的や実力がベールに包まれている人物です。 本ページでは、シャンクスのこれまでの行動や活躍をもとに、シャンクスの正体や「シャンクスは2人いるのか」といった謎について徹底考察していきます。
まず、シャンクスの基本的なプロフィールを整理していきます。考察などが早く見たい方は、目次から気になる項目へどうぞ!
シャンクスは赤髪海賊団の大頭であり、偉大なる航路(グランドライン)の後半の海、「新世界」に君臨する4人の皇帝(通称「四皇」)の1人です。大海賊時代において、大きな権力や地位を持つ人物です。赤い髪と左目の三本傷が特徴的で、「ワンピース」第1話でルフィを救うために左腕を失い、片腕となりました。
その地位とは裏腹に気取らない性格で、大抵のことは笑って済ましてしまいます。事あるごとに宴を開き二日酔いになっているような少しだらしないような人物でもあります。
しかし、友が傷つけられたときや世界の秩序に関わる場面では、シリアスな顔や怒りをあらわにした表情をみせることも。
この記事では、そんなシャンクスの活躍や秘密について、徹底的に考察をしていきます!
まずはシャンクスの初登場時の展開を振り返ってみましょう。「ワンピース」1巻第1話で登場した彼は麦わら帽子をかぶっていました。ルフィの故郷である「フーシャ村」を拠点に活動しており、そこでルフィや酒場の店主・マキノと親しくなりました。
ある時、突如酒場に山賊たちが乱入してきます。彼らに酒をぶっかけられたり皮肉をいわれても、気にせず笑っているほどの余裕をみせていたシャンクス。しかし、ひとたびルフィが彼らに捕まり傷つけられると、態度を一変させます。戦闘態勢をとり、次々と山賊たちを撃退していきました。
山賊達が赤髪海賊団に撃退されていくのを見て、山賊の頭であるヒグマはルフィを人質に取り、海に逃げます。しかし、海に出たところを「近海の主」と呼ばれる魚類に襲われてしまいます。
一緒に襲われ、絶体絶命のルフィ。しかし間一髪のところでシャンクスに助けられます。ところがその際にシャンクスの左腕は近海の主に喰いちぎられてしまいました……。
このときシャンクスはひと睨みで近海の主を震え上がらせ、撃退しています。まだ「覇気」という概念は出てきていませんでしたが、ストーリーが進行した現在から振り返って考えると、あの力は「覇王色の覇気」であったとも考えられます。
その後、シャンクスがフーシャ村を発つ別れの日に、ルフィは、「シャンクスを超える」と宣言します、その姿を見て、シャンクスは自身が持つ麦わら帽子を「立派な海賊になって返しに来い」と言い残し預けました。
シャンクスは、ルフィが海賊になり、グランドラインに出るきっかけとなった人物なのです。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1997-12-24
「ワンピース」45巻第434話には、シャンクスの実力が垣間見えるシーンがあります。彼が単独で白ひげ海賊団の本船「モビーディック号」に乗り込むのです。
そこであいさつ代わりの威嚇と称し、白ひげ海賊団の数多の船員を「覇王色の覇気」で気絶させてしまいます。当時世界最強といわれていた白ひげ海賊団の船員を覇気のみで倒してしまうことから彼の異次元の強さが判明しました。
シャンクスは、黒ひげ討伐に向かうエースを止めろと白ひげに交渉しに来ましたが、白ひげは要求をのみませんでした。交渉は決裂し、白ひげは矛を、シャンクスは剣を抜き激突します。ここで作中で初めて、一瞬ですがシャンクスの戦闘シーンが描かれました。
2人の一閃のぶつかりは、雲を切り裂き天を割りました。四皇同士の激突は、我々の想像を絶するスケールになったのです。
ちなみに第951話にて、同じく四皇の「カイドウ」と「ビッグマム」が対立しましたが、その際も同じように天が割れています。「ワンピース」に登場する数々の強敵のなかでも、やはり四皇は別格であることが分かります。シャンクスもその称号に相応しい実力を備えているということです。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
シャンクスの活躍は、白ひげ海賊団と海軍本部との頂上戦争でもみられました。
白ひげとエースが命を落としても、なお止まらない戦の中、シャンクスが突如、赤犬の前に立ちはだかります。そして赤犬の攻撃を受け止め、「この戦争を終わらせにきた」と口にするのです。
頂上戦争のつい直前まで、新世界でカイドウと戦っていたという赤髪海賊団の突然の登場に驚きを隠せない海賊や海軍の面々。読者の多くも驚きとともに、何とも言いあらわせない安心感を感じた瞬間でしょう。
そしてシャンクスは、白ひげの能力を奪い、暴走する黒ひげを威嚇。これを受けて、黒ひげはシャンクスとの争いを好まず退散しました。
海軍本部元帥のセンゴクも白ひげとエースを含めた後始末をシャンクスに任せました。
結果、シャンクスの力で狂気溢れる頂上戦争は終結しました。彼が海軍、海賊ともに多くの命を救ったのです。
その後、敵である白ひげやエースの遺体を丁重に埋葬するシャンクス。自分個人の利にならない戦争を止めたことや、犠牲者の亡骸への対応から、敵味方関係なく世界の秩序を守る意志を持っていることがわかります。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2010-08-04
シャンクスは元「ロジャー海賊団」の見習いであったことが、「ワンピース」52巻でシルバーズ・レイリーの口から明らかになっています。バギーと同期の仲間であったようです。
どのような経緯で入団したかは明らかになっていません。しかし、ロジャーに認められるほどの力や人柄を若い当時から備えていたのかもしれません。
そして海賊王の船員として「白ひげ」や「金獅子のシキ」と争いを重ねていたことが、今のシャンクスの強さを形成したのでしょう。
後の海賊王であるロジャーの船に乗っていたということは、「最後の島 ラフテル」への生き方や「大秘宝 ワンピース」の存在、世界政府が隠蔽する「世界の秘密」のすべてを知っている可能性がありましたが……。
96巻第967話にて、シャンクスは「最後の島」には上陸していないということが判明しました。最後の島への航海の直前に高熱を出して倒れたバギーの看病を買って出た彼は、「最後の島へは、いつか自分の船で行く」と言い放ったのです。
ちなみに、シャンクスの目の三本傷は、過去に黒ひげによってつけられたということが本人の口から語られています。彼の過去をさかのぼると、物語上、重要なキーワードや人物がどんどん出てくるのです。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2008-12-04
シャンクスは赤髪海賊団の船長です。四皇に数えられるほどですから従えるメンバーも猛者ぞろいであることは言うまでもありません。しかし「ワンピース」1巻第1話から登場していながらも、能力についてはいまだに判明していない点が多いです。その後も明確な戦闘シーンは描かれていません。
とはいえどういうメンバーがいるのか、が気になるところですよね。このセクションでは、名前と顔がわかっている人物を何人か紹介いたします。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1997-12-24
他にも、ロックスターという人物も登場しています。赤髪海賊団の新入りで白ひげへの伝達役として登場。懸賞金は9400万ベリーで、力や名前に自信があるようですが、白ひげからは下っ端とあしらわれていました。
赤髪海賊団について詳しく知りたい方は、こちらの記事もオススメ!
シャンクスの懸賞金が40億4890万ベリーであることが「ワンピース」95巻第957話で明らかになりました。四皇の中では3番目の懸賞金額で、作中でも屈指の高額金です。カイドウ、ビッグマムよりは低い金額ですが、四皇のなかでも年齢が最も若いことを踏まえると驚異の金額といえるでしょう。
赤髪海賊団はシャンクスの人望ゆえか、最も団結力のある一味だといわれています。個人の強さと軍団の統率力から、高額な懸賞金となっているのでしょう。
また、懸賞金だけでなく、シャンクスのこれまでの戦いを振り返り、その強さについても考えてみましょう。
頂上戦争をやめさせたシャンクス。戦争に介入しようとしたカイドウを止め、白ひげをのぞき誰も対抗できなかった赤イヌの攻撃を止め、強大な力を手にした黒ひげを退かせました。
さらに、白ひげと互角に天を割るほどの一太刀を交え、世界一の剣豪であるジュラキール・ミホークとは伝説と語り継がれるほどの戦を幾度もくり広げています。
このように数々の強敵と互角以上に渡り合っていることがわかります。まだ能力は未知数な部分が多いですが、ワンピースの数あるキャラクターのなかでも指折りの実力者であることは間違いないでしょう。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2019-12-28
ここでシャンクスは悪魔の実の能力者なのかという疑問について考察します。
これまで具体的に能力者であるような描写はありませんし、ルフィを近海の主から救ったシーンで海に浮いていたのでこの時点では能力者でないかと思います。
また、白ひげや赤犬との戦闘シーンでも、愛刀・グリフォンを抜いて戦っている描写があるのみで、能力者らしい力は今のところみせていません。
しかし、シャンクスは瞬間移動で時空を超える能力者なのではないかという可能性も考えられます。
その要因の1つは、頂上戦争の直前まで新世界にてカイドウと衝突していたのにも関わらず、いきなり頂上戦争の渦中のマリンフォードに現れたことです。
また、「ワンピース」第91巻にてレッドラインの頂上・聖地マリージョアに居る「五老星」の前に現れたことも能力者説の根拠となっています。海賊であるシャンクスがマリージョアの門をすんなり通れるわけがないので、能力でワープしたのではないかと考えられます。
このように何の前触れなく、いきなり現場に登場する場面が多々あるシャンクス。まだ確証を持てる段階ではありませんが、もし上記のような悪魔の実の能力を持っていたとすれば戦闘でも応用の利く強力な力といえるでしょう。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-12-04
次に、シャンクスが2人いるという可能性について考察いたします。先ほどの「シャンクスの能力」についての考察の根拠の話は、シャンクスが2人いた場合も成り立ちます。
最も不思議な点が「ワンピース」90巻にて描かれた、五老星の前に現れるシーンです。不自然に傷のある左側を隠し、右側が描かれています。シャンクスを印象付けるならば、トレードマークである三本傷のある左側を描く方が自然ではないでしょうか。
これらのシーンから、シャンクスは2人いて、このときのシャンクスは別人のシャンクスであったという可能性も考えられるのです。
もし2人いるとすれば、双子、またはジェルマ66のようなクローンでしょうか。あくまで可能性の話ですが、不可解な行動が多いことは確かですので、シャンクスに何かしらの秘密があることは間違いないでしょう。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-09-04
次に、シャンクスと世界政府との関係性について考察します。
シャンクスは他の海賊と違い、明らかに政府側からも信用を得ていると感じられるシーンがいくつかあります。
まずそのことが分かる場面が白ひげ海賊団と海軍本部との頂上戦争の終結の場面です。「この場は俺の顔をたててもらおう」と言い白ひげとエースの亡骸を預かろうとするシャンクスに対して、元帥センゴクも「お前ならいい」と容認しています。
戦争における海軍勝利の証明でもある白ひげとエースの死体を同じ海賊に渡すなど、普通は容認しがたい行為のように思えます。
さらにマリージョアに現れたシャンクスに対して五老星が時間をとって話し合いの場を設けている点も不可解です。さらにこのとき、シャンクスは敬語を使っており、両者の間には明確な上下関係があるように見えました。
もしかしたらシャンクスは政府側の一面も持っており、五老星とは世界における秘密を共有しているのかもしれません。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2010-08-04
シャンクスは「ワンピース」1巻第1話でルフィの故郷フーシャ村に滞在しています。また描写から1年以上も拠点にしていることが分かっています。
当時すでに四皇であったかは定かではありませんが、大海賊であったシャンクスがなぜ最弱の海と呼ばれる東の海(イーストブルー)のフーシャ村にいたのでしょうか。考えられる理由の1つは、そこがロジャーが生まれ、処刑された海だから。敬愛する元船長の生い立ちを探っていたのかもしれません。
もう1つの仮説として、ロジャーの息子であるエースの様子をみにきたとも考えられます。エースは世界最悪の犯罪者の子であるとされ、素性がばれると政府に消されてしまう存在です。シャンクスは、生前のロジャーに、守ってほしいと頼まれていたのかもしれません。
また可能性は低いですが、マキノと恋仲であったと考えられます。扉絵の1枚にマキノが生まれたての赤子を抱いているシーンがあります。またSBSにてその子がマキノと誰もが知っているキャラクターとの子供であると作者自身が語っているのです。
ヒントが少ないなかなので、予想になってしまいますが、さまざまな可能性が考えられて面白いですね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1997-12-24
ここでは、「ワンピース」におけるキーアイテムである麦わら帽子の謎を考察します。
シャンクスがルフィに託した麦わら帽子ですが、これはそもそもロジャーがシャンクスに託したものだと考えられます。「ワンピース」61巻のレイリーの回想で、若きロジャーが麦わら帽子をかぶっているのです。また、レイリーはルフィに初めて会った際に「その麦わら帽子は精悍な男によく似合う」とも口にしています。
シャンクスが新しい時代に賭ける気持ちでルフィに麦わら帽子を託したように、シャンクスもロジャーから託されたのかもしれません。
物語において読者の感情を揺さぶるアイテムともいえますが、どうやらそれだけではなさそうです。聖地マリージョアでは、世界の王であるイムとともに巨大な麦わら帽子が保存されている描写があるのです。したがって麦わら帽子は単なる偉人たちの愛用品ではなく「Dの一族」や「ひとつなぎの大秘宝 ワンピース」、「世界の謎」にかかわるアイテムであるとも考えられます。
今後、どういう意味を持ってくるのか楽しみですね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2011-02-04
つづいて、今後のルフィとシャンクスの展開を考えてみましょう。
「ワンピース」87巻の扉絵で、バルトロメオがシャンクスの海賊旗を燃やしています。この時点でバルトロメオはルフィの子分であり、旗を燃やすことは宣戦布告を意味します。
では、ルフィとシャンクスの戦争になるのかというと、シャンクスはそのようなことを気にするようには思えませんし、お互いに信頼を置いた関係でもあるので殺伐とした戦争は考えにくいでしょう。
しかしルフィは、「四皇はすべて倒す」と公言しています。また、シャンクスをいずれ超える目標にしていることから、師弟の絆を感じるような精悍な戦いが描かれることはあるかもしれません。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2017-11-02
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最後の考察として、「ワンピース」のストーリーにおいて、シャンクスがラスボスになる可能性について考えてみます。
2020年現在、ラスボスとして濃厚なのは、エースの仇である「赤犬」、幾度も麦わらの一味との対立描写が描かれている「黒ひげ」、世界政府の黒幕のような存在を匂わしている「イム」といったところでしょうか。
ルフィの憧れであり、正義のイメージが強いシャンクスがラスボスとして物語の最後に立ちはだかることはにわかには考えられないかもしれません。しかし、物語の序盤から登場しているにもかかわらず、最も謎の多いキャラクターであるのも確かです。
政府とつながっている可能性も出てきたので、味方のように思っていたが、実は悪の権化だったという展開もあるかもしれません。
シャンクスは魅力、活躍の多いキャラクターであると同時に、時折不気味にも感じる謎の多い人物です。それがストーリーでどんな意味を持ってくるのか。注目していきましょう。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2019-12-28
魅力の多いシャンクスだからこそ生まれる感動的な名言・名シーンがあります。ここでは3つほど抜粋して紹介します。
まずは、こちら。
「安いもんだ 腕の一本くらい… 無事でよかった」
(『ONE PIECE』第1巻より引用)
最も代表的なシャンクスの名言ではないでしょうか。友だちのためなら片腕の犠牲も厭わないシャンクスの優しさが垣間見えるシーンです。
続いては、こちら。
「そいつは威しの道具じゃねェって言ったんだ…」
(『ONE PIECE』第1巻より引用)
自身に銃を向ける山賊に対して言ったセリフ。生半可な覚悟で銃を向けるべきではないと、数々の修羅場をくぐってきたであろうシャンクスが普段のおだやかな言動に似つかわしくない冷徹な名言です。
最後は、こちら。
「考え方が違うから別々の道を好きに行きゃいいんだ
それが海賊だ‼︎」
(『ONE PIECE』第3巻より引用)
あまり印象にない方が多いかもしれませんがバギーの回想で、「部下になれ」といったバギーに対して言ったセリフです。若いころから海賊としての信念を感じさせるシャンクスらしい名言です。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1998-06-01
最後に、シャンクスの声優である池田秀一について解説します。
シャンクスの声は渋くてカッコイイという印象があるかと思います。それもそのはず、彼を担当する池田秀一は、数々の有名作品の声優も務めているのです。
シャンクスの他には「名探偵コナン」の赤井秀一や「るろうに剣心」の比古清十郎、「機動戦士ガンダム」のシャアの声を担当しています。また「アイアン」の吹き替えも実は池田秀一の声です。
さらに池田秀一はもともと俳優で、「太陽に吠えろ」や「西遊記」などの有名作品にも出演していました。1970年代から声優活動を始め、「いい声」の代表ともいえる人物になったんですね。声優の業界でも池田さんの声に憧れる人は多いようです。
キャラによって声の雰囲気をガラッと変える声優も多いですが、池田秀一は一貫した特徴があり、細部でそれぞれのキャラを表現しているようです。素の声の質が高いからこそ、むやみに変える必要がないのかもしれません。
シャンクスの謎や正体に興味を持っていただけたでしょうか。
間違いなくこれからストーリーに大きく関わってくるかと思いますので、今後も楽しみに「ワンピース」を愛読していきましょう。
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