漫画『ワンピース』の登場人物のなかでも、麦わらの一味に引けを取らない人気を誇る「トラファルガー・ロー」。そのビジュアルはもちろんの事、切ない過去や彼を取り巻くキャラクターとの関係性などにも魅力が詰まっています。 そんなローの魅力をあらためて確認するとともに、ワノ国編では一体どんな動きをするのかの考察してみました。
異名は「死の外科医」。 性格は冷静で、頭脳派な行動が目立ちます。 また多くを語らず単独行動しますが、行動をともにすることの多いルフィや麦わらの一味には振り回される時も。
容姿の特徴としては目の下にクマがある事、そして体中にはタトゥーが彫られている事が上げられます。モデルのような長い脚を持つ長身であり、知略家でありながらもルフィ達との絡みの中で時折見せる少年のような表情も魅力の一つです。
白に黒の斑点が模されたファー状の帽子がトレードマークであり、妖刀・鬼哭という長刀を常に携帯しています。
その強さは、ルフィたち麦わらの一味と時を同じくして賞金が1億を超えた、新世代の「超新星」の一員となっているほど。詳細は超新星だけをまとめた図鑑もあるので、そちらから見てみるのもおすすめです。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-10-04
このあとは、そんな注目のキャラクター・ローの魅力や事実をご紹介していきます。
ローの初登場は、後に「最悪の世代」と呼ばれる海賊たちが集まったシャボンディ諸島でのエピソードでのことでした。
ともに行動していた人魚族のケイミーが奴隷として捕えられ売りに出されると知り、彼女を助けるためにオークションハウスを急襲した麦わらの一味。そこに居合わせたローは、その時ルフィと初めて出会います。同じく最悪の世代の一人のユースタス・キッドとも、そこで初対面でした。
今までに殺してきた人数を突然聞くなどといった危ない雰囲気を醸し出しており、その当時から注目されていた人物です。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
その後、ルフィが天竜人を殴り飛ばす事件を起こし、居合わせただけのロー、キッドも共犯とみなされることに。その際ローは、海軍を倒すため仕方なくルフィ、キッドと共闘し、それにより海軍本部の包囲網を抜ける事に成功しました。独特な技を使い海軍を翻弄する事で、懸賞金の高さに見合った実力を発揮しています。
実力や知名度ともに名高い3人が集まった、胸アツな展開でした。
次にローが登場したのは、シャボンディ諸島編から2年後。その間「ロッキーポート事件」という大事件の首謀者とされており、懸賞金は、4憶4000万ベリーまで跳ね上がっています。
さらに100個もの海賊の心臓を海軍本部へと届けた事により、政府公認の海賊である「王下七武海」の一員になっていました。そしてその際には、自分の海賊団を離れ一人で行動をとっています。
なぜ、パンクハザードにローが居たのか。その理由は、そこに研究所を構える元世界政府科学者のシーザー・クラウンと協力関係を結んでいたからです。
そしてルフィ達がパンクハザードに上陸した事を把握すると、ルフィの前に現れ、四皇の実はシーザーとの協力関係も、そのための一環。2年前に起きた頂上戦争にてローに命を救われた過去のあるルフィは、彼と手を組む事を即決しました。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2012-11-02
頂上戦争でルフィを助けた時から計画を練っていたのではないかと思えるような行動からは、彼の頭の良さを伺い知る事が出来ます。
そしてその結果、麦わらの一味とハートの海賊団との海賊同盟が結成されました。
まずはカイドウとつながりのある王下七武海の一人、ドンキホーテ・ドフラミンゴと取引をするためにシーザーを捕えるべく作戦を開始します。
なぜシーザーなのか。それはドフラミンゴとカイドウがおこなっている、人造悪魔の実「SMILE」の取引にありました。
取引といえど、圧倒的な実力差からカイドウを恐れて顔色を伺っているドフラミンゴ。なので取引を円滑におこなうことが重要なのですが、その大事な取引商品「SMILE」の原料こそ、シーザーの作り出していた薬品「SAD」だったのです。
つまり、シーザーがいなければ取引は立ちゆかなくなり、カイドウの怒りがドフラミンゴへと向かってしまいます。それを交渉材料にしようとしていたのでした。
その作戦の最中、ローはドフラミンゴの部下であるヴェルゴとの戦いに勝利するという活躍を見せています。自分の幼少期を知るヴェルゴに手こずる部分もありましたが、それを上回る力を発揮したのです。
さらには勝利後も決して喜ぶわけではなく、ただ冷静に次の目的へと行動します。その姿はルフィとはまた違ったクールな魅力にあふれています。
一方で、ルフィ達もシーザーを捕える事に成功。計画が完遂された後、ロー達はパンクハザードを後にしました。
王下七武海の強さをランク付けした<「ワンピース」歴代七武海強さランキング11!2位は黒ひげ、1位は……?>の記事もおすすめです。
シーザーを捕えたローとルフィ達は、ドフラミンゴが拠点を置くドレスローザに上陸します。
ローは、シーザー返還の条件としてドフラミンゴに王下七武海脱退を迫ります。そしてその後、新聞でそれが受け入れられた事を知りました。
それを受け、シーザーを受け渡すために、麦わらの一味のウソップやロビンとともに取引場所であるグリーンビットへと上陸します。
しかし、王下七武海脱退の報道はドフラミンゴによる情報操作でした。ドフラミンゴは海軍大将・藤虎とともにローの前に現れ、戦闘が始まります。
ドフラミンゴと藤虎2人を相手に戦ったロー。何とかその間に、シーザーをサウザンド・サニー号に残留していた麦わらの一味のナミ達に預ける事に成功します。
しかし、自身は闘いに敗北。捕えられ、ドフラミンゴによりドレスローザの王宮へと連れ去られてしまいました。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2014-03-04
その後、王宮の椅子に拘束されたローでしたが、ルフィの助けによってその場から脱出します。
しかし、ドフラミンゴが悪魔の実の能力「鳥カゴ」で国を覆った事により、逃げ場を失った国民たちがパニックに。しかもそうなった原因はロー達にあると国中に告げられ、彼らは国民達からも追われる身に。
そんななか、ローはルフィに自分とドフラミンゴの因縁を語ります。海賊同士という間柄ではあるものの、ルフィへの信頼感が伺えます。クールに振る舞っている男の激情に、胸が熱くなること間違いなしのシーンです。
そして鳥カゴを消すために奮闘するローとルフィは、仲間達の助けもあり再びドフラミンゴと対峙する事に成功。ローは、ドフラミンゴの部下トレーボルと戦い、大きなダメージを与えます。
しかしドフラミンゴには敵わず、殺されそうになったところを再びルフィに助けられるのです。そしてローは、ドフラミンゴとの対戦をルフィに預ける事を決意。
そして一時戦闘不能になったルフィを手助けしつつ、2人の決戦を間近で見守りました。その行方は、ぜひご自身でご覧ください。
自分の命を賭してまでドフラミンゴと戦ったローですが、一体2人にはどんな因縁があったのでしょうか。
それはローの幼少期の体験が原因でした。
彼の生まれは、北の海のフレバンスという町です。医者の家に生まれたということで、父親に医学を学びながら、幸せな生活を送っていました。
それが急変したのは、10歳の頃。フレバンスで「白鉛病」という不治の中毒が流行り、それによって近隣諸国との戦争が勃発しました。その影響でフレバンスは滅び、ローはそこで唯一の生き残りとなってしまったのです。
天涯孤独となった彼は自暴自棄となり、人や町など全てを破壊したいと望みます。そしてそのためにドフラミンゴファミリーへの加入を考え、その門をたたいたのでした。そこで彼を見たドフラミンゴは10年後には自分の右腕になると予感し、ファミリー入りを了承します。
ドフラミンゴファミリーには、ドフラミンゴの実弟であるコラソンという人物がいました。彼は子供のローにも容赦なく暴力を加え、ファミリーから出ていくように仕向けていました。
ある日、ローと同じ位の年齢であるファミリーのベビー5とバッファローにせがまれて、ローは仕方なく自分の本名を明かします。それは「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」という隠し名と忌み名が含まれたものでした。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2014-12-27
Dの隠し名を耳にしたコラソンは、ローがDの一族である事を知ると強制的にファミリーから連れ出します。そして白鉛病を治療すべく2人で様々な病院へ行くのですが、ローには彼がいきなり親切になったように見え、行動が理解できませんでした。
しかし自分を想い涙を流すコラソンを見たことをきっかけに、コラソンを「コラさん」と呼ぶようになり心を開いていきます。
しかし治療はなかなか進まず、ローの寿命は、あと僅かに。そんな時、白鉛病を治す唯一の手段である悪魔の実「オペオペの実」の存在を耳にします。それはドフラミンゴが手に入れようとしていた実でしたが、コラソンがそれを奪うために行動を起こします。
その後なんとか実は手に入れたもののコラソンは瀕死の重傷を負ってしまい、さらにそこへ怒りをあらわにしたドフラミンゴが現れたのでした。そして止めを刺されたコラソンは、何とかローだけ安全な場所へ逃がしてから息を引き取りました。
オペオペの実によって生き伸びる事ができたロー。命の恩人コラソンの仇であるドフラミンゴへの復讐を心に決めたのです。命も優しさもすべてを与えてくれた恩人のために戦う姿こそ、多くの人を惹きつける理由なのではないでしょうか。
ローの食べたオペオペの実。その価値はなんと50億ベリーにものぼると言われており、貴重な能力を手に入れることのできる悪魔の実です。
不老不死手術や、人格の移植手術、生きたまま心臓を取り出す事も出来るようです。この実を口にした後に世界的な名医となった人物もいたとされています。
また、その真価は未だに不明な点もあります。オペオペの実があればマリージョアの国宝を利用してこの世の実権を握れるとまで言われてもいるのです。
もちろん能力が高性能であればその分リスクは高く、人に永遠の命を与える不老不死手術を施せば能力者自身は命を失ってしまうよう。さらに、能力を使うと体力を消耗するという点もリスクの一つです。
それを食べたローは難解で扱いに困る能力を見事に扱い、恐るべき戦闘能力で海を駆け上がりました。
貴重な悪魔の実であるオペオペの実。ローは医学にも通じている事からその能力を把握し使いこなしており、実力はかなりのものとされています。また、武装色、見聞色の覇気も会得しており、能力と併用しているようです。
さらにローはいくつもの必殺技を駆使し戦闘をする事も分かっています。以下に代表的な技をまとめてみました。
どの技も能力と医術を熟知していないと使えない技。船の船長でありながら医者という肩書を持つローだからこそ扱えるものなのかもしれません。
ロー率いるハートの海賊団は、ローを含めて21人という少数の海賊団になります。乗っている海賊船は「ポーラータング」とい名前の潜水艦で、中には手術室もあり医療器具も充実しているようです。
船員達は皆、ローに絶対の信頼をおいており、その関係性はとても良好なよう。ドライと言いながらも仲間を大切にする彼だからこそ、海賊団は成り立っているのではないでしょうか。
ここからはハートの海賊団の主要メンバーを紹介していきます。
他にもまだメンバーはいるようですが、よく描写されるメンバーは以上になります。
『ONE PIECE』に登場する海賊団を強さの順にランキングした<漫画「ワンピース」海賊団強さランキングベスト23!2位はビッグマム海賊団>の記事もおすすめです。
行動も言葉もカッコよさが溢れるローですが、そのなかでも特に紹介したい名言をエピソードとともに3つご紹介させて頂きます。
「ゴチャゴチャ言ってねェで黙って俺に従え。
取るべきイスは…必ず奪う!!!」
(『ONE PIECE』第61巻より引用)
頂上戦争後、ルフィの治療を終えてシャボンディ諸島近海を航海していた時の台詞です。
まだ新世界に入らないというローに対しクルー達はなぜ入らないかと詰め寄りますが、ローが浮かべるのは不敵な笑み。まだ時期じゃないといいながらも目標を見定めている様子に、クルーが頬を染めてついていく気持ちが分かります。
「弱ェ奴は死に方も選べねェ」
(『ONE PIECE』第67巻より引用)
パンクハザードにてローと戦った、たしぎ。斬られてもなお生きている事に対して屈辱を感じる彼に対して言った台詞です。
ローの過去を知ってからこのシーンを見ると、過去に自分が生かされた事に対しての感情も込められているように感じます。それゆえに自分に発破をかける意味も含んでいるように思われ、相当な覚悟が垣間見える言葉です。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2012-08-03
「お前が死んだ後の世界の混乱も見てみてェが、
おれには13年前のケジメをつける方が重要だ!!!」
(『ONE PIECE』第73巻より引用)
ドレスローザにてドフラミンゴと対峙したシーンでの台詞です。
様々な策を練り計画を立てていても、ケジメは自分の手で付けようとする男らしさを感じられます。ドフラミンゴは自分が倒すという、確かな覚悟とその鋭い視線で多くのファンが虜になったシーンではないでしょうか。
アニメ版『ワンピース』にてローの声優を務める神谷浩史。数々の作品に出演し、その素敵な声色で人気を博してきました。
代表作として上がるのは『おそ松さん』のチョロ松役、『進撃の巨人』のリヴァイ役、「物語」シリーズの阿良々木暦役などでしょうか。
男前な声でキャラクターの魅力を引き上げる神谷ですが、実はアニメ『ワンピース』の第一話から登場していたんです。
役所は「海賊A」。
海に出たばかりのルフィが最初に出会う海賊アルビダの手下として登場していました。 最初に仲間になるゾロよりも早い登場という事で話題にもなったようです。
ここでは簡単にワノ国での流れをローを中心に見ていきましょう。
ルフィよりも先にワノ国に上陸していた彼は、身を隠しながらカイドウ達百獣海賊団の動向を探っていました。
錦えもんという人物と協力しており、彼らとの計画が公になるのを防ぐため、ルフィがゾロと合流した事を聞くと慌てて2人が騒ぎを起こさないように止めに向かいます。短期間行動をともにしたことで行動パターンを把握しているあたり、麦わらの一味との仲を感じる事ができました。
しかしローが向かった時にはすでに手遅れ。カイドウの手下を相手に騒ぎを起こしてしまったルフィとそれを止めなかったゾロ、さらにカイドウの手下となったホーキンスもいたのでした。
そこでローは自分たちの正体がバレる前にホーキンスの息の根を止めようと切り替え、戦闘が始まります。しかしホーキンスがルフィ達とすでに接触していた事を知ると戦闘を中断しました。
その後、錦えもんに自分とルフィ、ゾロの存在がバレたこと、ただし、バレたのは3人の正体だけで計画についてはまだ明らかになっていないということを伝えます。
そしてそれを話した時に酒に酔ったカイドウが龍の姿になったのを見たルフィが、彼を倒すために走り出してしまいます。彼を止めることができるのは、すでに顔の割れている自分だとし、ローもルフィの後を追いました。
しかしカイドウと対峙したルフィは圧倒的な実力差の前に敗北。その間ローはホーキンスに足止めをされていました。そして彼から海楼石で出来た釘で能力を封じられ、ルフィ救出に失敗してしまいます。
一方、麦わらの一味を捕えるために百獣海賊団が動き出しますが、ローは麦わらの一味含め、仲間たちに今は戦うなと伝えていました。それは今後の戦闘に向けての戦力ダウンを避ける目的であったようです。
しかしサンジはそれを無視し、百獣海賊団の飛六胞の一人、ページワンと戦うことを決意。着ることを嫌がっていたジェルマ66の科学力によって作られたレイドスーツを纏って戦おうとするのでした。
ちなみにそれを見たローは、北の海では常識のジェルマの存在に驚きを隠せずにいました。なぜなら一般的には想像上の軍隊だとされていたからです。
あまり描かれる事のない、少しミーハーで普通の男の子のような素振りをするローは、普段とは違い可愛らしささえ感じられました。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-12-04
さて、一方、ストーリーの本筋で重要なのは、錦えもんたちの行動がなぜかカイドウ側にばれていること。
それに気付いたくノ一のしのぶは、ローの仲間であるベポ達が捕まり、情報をばらしたのではないかと疑います。しかしローは仲間を信じており、疑うのであれば一緒に行動できないとその場から離れてしまいました。
そして捕われたベポ達を救うために再度ホーキンスと対峙するロー。
しかし彼の能力でベポ達の命を盾にとられたローはベポ達を解放する代わりに捕えられてしまいました。その際、解放されたベポ達には、ルフィ達には自分が捕まった事を話すなとも伝えています。この意図は今後、何かしらの展開の伏線になってきそうです。
しかしその後、ローは何者かの助けによって解放されます。彼ーの能力で切られたホーキンスの姿の描写だけが読者に提示され、何らかの形で戦闘があり、勝利したようです。
そしてローは錦えもん達と連絡を取る事をせず単独行動をしています。
単独行動はローの得意な所ではありますが、その行動の意味はまだ分かりません。これからの注目点の一つでしょう。
単独行動をとっているローですが、今後はどんな展開になってくるのでしょうか。
まず気になる点は、ローは捕まった事も脱出した事も誰にも伝えていないこと。伝えたら問題が起こってしまう理由がある事が考えられます。
推測できる一番の理由は、錦えもん達の行動をカイドウやオロチに伝えている裏切り者の存在を疑っているのではないかというもの。そしてローはその人物に見当がついており、彼が錦えもん達の側にいる事から自分の存在を隠しているのではないでしょうか。
そうなれば、今後の展開としてはまずその裏切り者を炙り出し倒す、ということが予想できます。そして、それからカイドウと対峙するという流れも出てくるのではないでしょうか。
カイドウの首を獲る作戦の成功率を30%としているローですので、何か秘策がある事も考えられます。ドレスローザと同じくルフィとの共闘も考えられますが、ドレークなどの新たな戦力との共闘もあるかもしれません。
今後は最強の敵に対して、かつてないほどに激しい戦闘が予想されます。さらにローにはまだ何か策略がありそうでもあるので、今後の展開から目が離せません!
「ワンピース」に登場した謎・伏線をひとまとめに…… いや、「ひとつなぎ」にした記事はこちら!
漫画「ワンピース」回収済みの謎・伏線まとめ!【ネタバレ注意】
壮大で緻密な「ワンピース」の世界を一気に復習するのにオススメです!
ワンピース
「ワンピース」の考察や「ワンピース」好きにおすすめの漫画を「ワンピース」好きのホンシェルジュがお届けする特集です。