『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』って本当?納得間違いなしの楽しいポイントを紹介

更新:2021.3.29

天使のような犬と、魔王のような猫。温度差のすごい2匹と作者の日常を描いた人気エッセイ漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』。SNSから話題になり、書籍化された本作が、アニメ化されることが発表されました。 この記事では、犬と猫の性格の違いや、それぞれを飼うことの楽しさに共感できる本作の魅力をご紹介します!

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『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』が可愛くて癒される!楽しい毎日をご紹介!【あらすじ】

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』が可愛くて癒される!楽しい毎日をご紹介!【あらすじ】
出典:『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』1巻

 

作者・松本ひで吉が飼っているのは、天真爛漫で癒やし系な犬と、魔王のように凶悪だけどツンデレな可愛さのある猫。両社の温度差や、どちらも飼っている人ならではの話など、作者と2匹の日常が笑いあり涙ありで描かれます。

コミック史上初の犬と猫同時飼いのコミックエッセイである本作。犬と猫の温度差をコミカルに表現しており、犬の愛くるしさや猫の魔王っぷりがSNSで大きな反響を呼びました。犬派と猫派、どちらも新鮮な感覚で楽しめ内容です。

2019年12月13日に単行本4巻が発売され、同月にはアニメ化も発表された話題作。この記事ではその魅力を徹底的にご紹介します!

作品の魅力:性格の違いが面白い!犬と猫を一緒に飼いたくなる!

作品の魅力:性格の違いが面白い!犬と猫を一緒に飼いたくなる!

 

作者の日常生活における犬と猫の性格の違いが、明るくコミカルな作風で綴られる本作。犬と猫それぞれの持つ魅力、同時に飼っているからこその楽しさが存分に描かれています。

本作では基本的に、犬の反応の後に同シチュエーションによる猫の反応が紹介され、犬と猫の性格の違いとそれに対する飼い主の反応が描かれます。

犬(トイプードル)は天真爛漫で人懐っこい性格で、作者や猫のことが大好き。ストレートに愛情を表現するタイプで、いつも楽しそうにはしゃいでいます。健気な性格でもあり、作者が落ち込んでいると必死に励まそうとし、作者や読者の心を癒やしてくれます。

一方の猫は、とてもクールでしたたかな性格。作中では悪魔のような表情で描かれており、盗み食いやいたずらをする姿は迫力があり、悪魔というより、もはや魔王のよう。

 

しかし、不器用で優しい一面もあります。作者が落ち込んだときには物陰からそっと見守るなど、時折見せるツンデレな可愛らしさで読者の心をぐっと掴んでくるのです。

犬のほっこりするエピソードと、それを台無しにするかのような猫の極悪エピソードは、まるでひとつのコントのよう。2匹のあまりの性格の違いに思わず笑ってしまいます。犬や猫を飼っている読者なら、作中の2匹の反応に、つい「あるある」と共感してしまうでしょう。

各エピソードのオチではほぼ毎回猫の実写真が登場し、イラストの悪人顔と通じるところがあり、じわじわと笑いを誘ってきます。

そして本作は笑いだけでなく、犬の先代犬と猫のエピソードなど、ほろりとするエピソードがあるのも見所。ペットとの付き合い方について考えさせてくれるでしょう。

さらに2巻からは、作者の仕事場から連れてきたヒョウモントカゲモドキの「トカゲちゃん」も登場。犬や猫とはまた違うのんびりとした魅力を持っており、読者の心をほんわかさせてくれます。

犬や猫を飼っている人はもちろん、他の動物を飼育している人や、ペットを飼っていない人にもおすすめできる笑いあり、涙ありのエッセイ漫画です。

このあとからは、「実際に犬と猫どっちも飼っていると楽しい!」と共感してしまうようなエピソードをいくつかご紹介いたします。

犬と猫どっちも飼ってると楽しいポイント1:お菓子がほしい!【1巻】

 

まずは、お菓子をめぐってのエピソード。

作者がお菓子の袋を開封する度に、作者の側に走って来てお菓子を貰おうとする犬。作者は一度も貰えたことがないにも関わらず、毎回やってくることに疑問を持ちます。しかしそのキラキラした目を見てはっと気づくのです。

犬は「今日は初めてお菓子が貰えるかもしれない」と前向きに考え、作者がお菓子をくれる日を信じてやってきていたのです。無垢で真っ直ぐな瞳に、作者は思わずじんと来てしまいます。

一方の猫は、「作者が眠った後に盗み食いすればいい」となんとも邪悪な表情。翌朝、お菓子の袋は見事に食い荒らされており、作者はあらためて彼の怖さを痛感するのでした。

ポジティブに考える犬の純粋さと、クールに考える猫のしたたかさが対照的なエピソード。盗み食いをする猫のしたり顔が目に浮かぶようで、ラストの実物の顔写真のアップがより一層笑いを誘います。

天使のような犬と、魔王のような猫の考え方の違いに思わず笑ってしまうエピソードです。

著者
松本 ひで吉
出版日
2018-06-13

犬と猫どっちも飼ってると楽しいポイント2:健気な姿に癒やされる……!【3巻】

 

つづいては、犬の可愛さが引き立ったエピソード。

作者が犬におやつをあげる際、いたずらでそれを食べるふりをします。すると、犬は困惑した表情の後、おすわりしてじっと見つめてくるのでした。

おすわりした姿を見せることで、自分が良い子であることをアピールし、そのご褒美としておやつを貰おうとしていたのです。あまりに素直で健気な姿に感激し、作者は多めにおやつをあげるのでした。

その後、作者は猫に同じようないたずらを仕掛けますが、猫はおやつの入った袋をはたき落とし、袋ごとおやつを持っていってしまいました……。

犬の純粋な可愛さに癒やされるエピソード。作者に意地悪をされても、怒ることも拗ねることもせず良い子をアピールする姿がなんとも愛らしく、その健気さに癒やされた読者も多いでしょう。

作者のいたずらに微塵も付き合わない猫の塩対応ぶりにも笑ってしまいます。

著者
松本 ひで吉
出版日
2019-05-13

犬と猫どっちも飼ってると楽しいポイント3:ツンデレ魔王が可愛い!【2巻】

 

つづいては、極悪魔王こと、猫のツンデレさにキュンとしていしまうエピソード。

作者が仕事の関係で1週間ぶりに帰宅すると、玄関のドアから犬の鳴き声と爪でひっかく音が聞こえてきます。ドアを開けると、犬が大喜びで駆け寄ってきました。作者は猫にも挨拶しようとしますが、彼は作者をスルーして爪とぎ台で爪を研ぎ始めました。

犬と違ってそっけない態度にがっかりする作者ですが、そこへ作者の母が現れ、作者が帰ってくる前の猫の様子について語り始めます。

実は、作者が帰ってくる直前、猫は布団から出て玄関に向かい、ドアの前で犬と一緒にそわそわと帰りを待っていたのでした。そして、ドアが開くと同時に隠れ、待ってなんかいなかったというような何食わぬ顔で出てきたのです。

普段はクールな猫のレベルの高いツンデレに、思わず作者は心のなかでその名を叫ぶのでした。

作中では極悪エピソードの多い猫の、不意に見せるツンデレ。犬とは異なるアプローチで愛情を見せてくる姿に愛おしさを感じますよね。

著者
松本 ひで吉
出版日
2018-10-12

犬と猫どっちも飼ってると楽しいポイント4:作者と2匹の暖かい関係にほっこり【1巻】

 

つづいては、登場人物たちの絆が感じられるエピソード。

ある日、作者は漫画のネームを酷評され、悲しみで心が深く沈んでしまいます。そこへ犬がやってきて、一緒にボール遊びをしようと誘ってきました。自分とボールで遊ぶことで、作者が笑顔になってくれると考えたのです。

作者もいつもなら一緒にボール遊びをして元気になるのですが、今回はそんな気力も沸かない様子。その誘いを無視するのですが、今度は犬が腕の下に強制的に潜り込んできました。なんとか元気づけようとしてくる、暑苦しいけど嬉しい気遣いに、作者の心も癒やされます。

すると、今度は猫が作者の背中に飛び乗ってきます。そして「なでなでしてもよい」とでもいうように背中でうずくまるのです。猫も作者を気遣って、不器用ながら励まそうとしてくれたのです。

犬の暑苦しい優しさと、猫の不器用な優しさに励まされ、作者は再び仕事を頑張ろうと決意します。

それぞれの優しさや、作者と2匹の信頼関係にほっこりしますね。

著者
松本 ひで吉
出版日
2018-06-13

犬と猫どっちも飼ってると楽しいポイント5:ほろりとする感動のエピソードも【2巻】

 

最後にご紹介するのは、ちょっとほろりとするエピソード。

猫が初めて家に来たとき、作者の家には先住の老犬(こちらもトイプードル)が住んでいました。作者が2匹を対面させると、なんと猫がいきなり頭突きします。

その後も猫が何度もぶつかっていくため、作者は老犬の周りをバリケードします。ですが猫は諦めず、なんとかして老犬に頭突きするのでした。

老犬が亡くなってから数年後、作者はパソコンで猫の行動について調べ、頭突きにどういう意味があるのかを知ります。

実は、猫の頭突きは「大好き」という意味。

猫は初めて会った時からずっと老犬に「大好き」を伝えていたのでした。作者は猫の本当の気持ちに気づき、静かに涙を流します。

猫の分かりづらい愛情にぐっとくるエピソード。柵を破ってでも老犬に全力で「大好き」を伝えたようとしたことにほろりとさせられます。

著者
松本 ひで吉
出版日
2018-10-12

犬と猫の性格の違いが面白い、新ジャンルのエッセイ漫画。これ以外にもたくさんの面白いエピソードがあるので、全国の犬好き・猫好きにぜひ読んでほしい作品です。