ロジャーがルフィに、ロックスが黒ひげに、力を託した⁉︎ 「能力の継承」について考察!【ワンピース】

ロジャーがルフィに、ロックスが黒ひげに、力を託した⁉︎ 「能力の継承」について考察!【ワンピース】

更新:2020.1.25 作成:2020.1.25

みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 「ワンピース」の世界の「能力の継承」について考察をします! というのも、ルフィの能力や黒ひげの異形さは、ロジャーやロックスから受け継がれた可能性があるからです。 この記事では、漫画「ワンピース」における「能力の継承」の可能性を、「シャンクスが東の海に停泊していた事実」「おでんの最期の言葉」「黒ひげの異形な体の構造」などのヒントから考察していきます!

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ユイの研究室(ワンピース)
みなさんこんにちは!「ワンピース」の考察をしています「ユイの研究室」研究室長のユイです! 漫画に登場する伏線やモチーフなどを調べて色んな角度から物語の本質を探るのを楽しんでいます! 『鬼滅の刃』を記事で考察しているアカウントもあります。 https://honcierge.jp/users/10057 また、youtubeやTwitterもやっています。 動画で考察を見てみたいという方はぜひ遊びにきてください! Youtube https://www.youtube.com/channel/UCTRG3h_hzmreCsZukBKJD3A Twitter https://twitter.com/yui_laboratry
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目次

「能力の継承」の可能性がなぜ出てきたか? 25年前のロジャー船でのあの言葉

まずそもそも、なぜ今さらになって「能力の継承」という仮説・可能性が出てきたのでしょうか。そのきっかけは、95巻第958話に出てきた、ある言葉が発端でした。

「国に残した優秀な家臣らとともに!!「ワノ国」を開国し!!
20年以上先の!! ”未来”を待つとしよう!!!」

(『ONE PIECE』95巻より引用)

これは25年前の発言で、ロジャーがグランドラインを踏破した頃のものです。ここでポイントになるのは3つの点でしょう。

1つめは、「20年以上先」と、多少あいまいながらも具体的な年数が示されていること。2つめは、グランドラインを踏破したロジャー海賊団ですら実現できないことが、その未来には実現できる、すなわち20年以上先には「何らかの条件がそろう」と読み取れること。3つめは、未来へ対して何かを託すための方法がありそうなことです。

これが、今回の仮説において重要なポイントになります。それでは、いよいよここから、仮説について詳しく見ていきましょう!

著者
尾田 栄一郎
出版日
2019-12-28

ロジャー時代とルフィ時代の決定的な違いとは? 覚醒した古代兵器ポセイドン

先ほどポイントにあげた「20年以上先」。それが、現在ルフィたちの旅する時間帯です。ではロジャー時代と現在とでは、「どのような条件が違っている」のでしょうか?

おそらく最も大きな違いとして考えられるのは、「しらほし姫の覚醒」でしょう。海王類との意思疎通が図れるしらほし姫の存在が、古代兵器ポセイドンだというのはご存知の方も多いかと思います。けれどこの古代兵器はいつの世もある訳ではなく、少なくとも海王類と話せる人魚姫はしばらく存在しなかったように見えます。

ワンピース中でも、800年以上前にも海王類と話せる人魚姫がいたそうですが、それ以来おそらくこの能力を持った人魚姫は存在していないようです。

もしロジャーがグランドライン踏破の末に、「自らの時代では、ポセイドンが現れていないこと」、そして「20年以上先」に現れることが分かったとしたら。彼が自首をして、次世代に託した理由も少し納得できるでしょう。

ロジャーは不治の病にかかっていたので、20年以上先の現在まで生き続けることは不可能でした。ですので、これから生まれてくる若い芽のために、自分の「万物の声を聞く」という能力を「継承」させておく必要があったのではないでしょうか。あるいは、「生まれ変わり」という形でその能力を次世代に託したのではないかと思われます。

ポセイドンの存在する時代に、自らの能力を継承させておくことで、ロジャーの実現したかった何かが実現できる。そして、自らの能力を継承させる方法が、この(ワンピースの)世界には存在する。そんなように思えてこないでしょうか。

(しらほしが覚醒したエピソードは『ONE PIECE』66巻にて描かれています)

著者
尾田 栄一郎
出版日

能力継承の根拠1 シャンクスが東の海にいた理由は、ロジャーの継承者を探すため?

800年前に海王類と意思疎通ができた人魚姫は魚人島にいたと考えられますが、能力が継承されたしらほしも魚人島で生まれています。

このことから、「能力の継承」あるいは「生まれ変わり」の際には、継承された者は継承する者と関わりが深い地域に生まれるのではないでしょうか。

そう考えると、東の海でロジャーが処刑されたことから、ロジャーの能力も東の海の人物に継承されると考えられます。

こう考えると、「当時も相当な実力者であったシャンクスが、なぜ1年以上も世界最弱の海・イーストブルーにいたのか」という謎も説明がつくのです。かつてロジャー海賊団の一員であったシャンクスは、ロジャーの能力を継承した子どもを見つけるために東の海にいたと考えると辻褄が合います。

そして「ロジャーと同じ言葉を言った」、という理由でルフィがロジャーの能力を継承したと確信し、彼に麦わら帽子を預けたのではないでしょうか。

また一方で、同じくロジャー海賊団の副船長であったレイリーがシャボンディ諸島に暮しているという事実も、この仮説を補強していると考えられます。ロジャーとともに冒険し世界の秘密を知ったレイリーは、新たな人魚姫に海王類を従える力が継承されるのを知っていたのかもしれません。そして、何かあった時に対応しやすいように、魚人島の真上にあるシャボンディ諸島に暮らしているのではないかという仮説が立てられます。

(シャンクスが東の海に停泊していたエピソードは『ONE PIECE』1巻で描かれています)

著者
尾田 栄一郎
出版日
1997-12-24

能力継承の根拠2 黒ひげが異形な理由は、ロックスの能力を生後に継承したから?

ルフィがロジャーの能力を継承したとすれば、ルフィのライバル的存在である黒ひげもまた、誰かの能力を継承した存在なのかもしれません。このセクションでは、ロックスが黒ひげに「能力の継承」を行ったのでは、という仮説について考えていきます。

まずこの仮説の根拠として挙げられるのは、黒ひげが2つの悪魔の実を食べられるいうことです。通常の人間であれば、2つの悪魔の実を食べてしまうと死に至ります。しかし、なぜか作中で黒ひげだけは、2種類の悪魔の実の能力を得ることに成功しています。その理由として、マルコは「体の構造が異形だから」だと説明しています。

どこに「異形」の要素があるのかは今の所判明していません。ケルベロス説やタコ(クラーケン)説など、様々ありますが、もしかすると黒ひげは誰かの能力を継承した結果、「異形」となったのかもしれません。

そう考えたとき。黒ひげはいったい誰から能力の継承をされたのでしょう。

ここでやはり気になるのは、ロックスの存在ですよね。ロジャーが「能力の継承」を行ったということは、彼のライバル的存在ともいえるロックスもまた「能力の継承」をしていたのではないかと考えられます。

しかし、「ゴッドバレー事件」でロジャーがロックスを破ったのは38年前のこと。黒ひげは現在40歳ですので、この事件の頃は2歳前後ということになります。そうなると、ロックスの「生まれ変わり」が黒ひげだというのは絶対にあり得ないのですが……もしかするとロックスの能力を、すでに産まれていた子どもだった黒ひげが「継承」したのではないでしょうか。

本来はしらほしやルフィのように新たに能力を持った子どもが生まれるべき所を、ロックスの場合はすでに生まれてしまっていた黒ひげに「継承」してしまい、その結果として彼は「異形」の体となったのではないかと思います。

黒ひげの子供時代といえば、月夜に泣いている様子が描かれていましたが、これも体が異形だったことで周囲からいじめられていたのかもしれませんね。

つまり、ロジャーの「継承」は正常に新しく産まれてくる子どもに機能したものの、ロックスの「継承」はある意味不完全に行われてしまったのかもしれません。

「能力の継承」仮説の総括 「おれは死なねぇぜ?相棒」

ということで、今回のまとめです!

かつての人魚姫の力はしらほし姫に、ロジャーの力はルフィに、ロックスの力は黒ひげへと、それぞれ継承されているのではないか、という仮説について、ここまで説明させていただきました。

おそらく、しらほしの能力の継承のタイミングだけが事前に分かっており、ロジャーはそのタイミングで世界政府に対抗するために自首をしたのだと考えれられます。つまり死ぬことで自身の能力を継承させることを狙っていたのではないでしょうか。

この仮説を発展させていくと、ロジャー達の様々な言動の謎にも説明がつくのではないのでしょうか。

ロジャーは自身の能力を次世代に継承させることができると知っていたからこそ、「おれは死なねぇぜ?相棒」※というセリフをレイリーに残したのだと考えられます。(※『ONE PIECE』52巻より引用)

また、シャンクスがレイリーに言った「レイリーさん おれぁ本当に驚いたよ!東の海にロジャー船長と同いことを言うガキがいたんだ!」※というのは、裏の意味では、「本当にロジャー船長が東の海に転生できていたんだ」というニュアンスを含んでいたとすると面白いですよね!(※『ONE PIECE』52巻より引用)

そして、ロジャーが突如として自首をしたのは、死ぬことで能力を継承させることだけが目的ではなく、公開処刑の場で「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の存在を公表する事によって大海賊時代の幕を開け、世界政府と戦う力となる海賊達を生み出そうとしたのではないでしょうか。

著者
尾田 栄一郎
出版日
2008-12-04

「能力の継承」総括その2 "ひとつなぎ"の大秘宝

海軍がロジャーを処刑したということは、世界政府は「能力の継承」については知らなかったのだと考えられます。少なくとも世界政府発足から800年が経ったこのタイミングに合わせて、いろいろな動きが進行しているとは気づいてないと思われます。

それがなぜかなのかを考えてみると、このタイミングでしらほしが覚醒することはポーネグリフにしか記載されていないからではないでしょうか。

ロジャーはポーネグリフを最後までつなげて読んだことで「継承」や「転生」を知り、しらほしの覚醒に時期を合わせるために自首して処刑されたということですね!

そうやって人から人へとバトンのように能力をつないでいくための装置のようなものが「人繋ぎ(ひとつなぎ)の大秘宝」であり、ワンピースの正体だとしたら面白そうですよね!

本日はここまでです!

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今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。

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