みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は、エネルの扉絵連載に関しての考察になります。扉絵連載の中でも特に重要そうなこのシリーズを徹底考察していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
今回は「エネルのスペース大作戦」についての考察をしていきます!
まずは、この扉絵シリーズが連載されていたのも随分昔のことですので、その概要から振り返っていきましょう!
扉絵によるこの連載は、「ワンピース」44巻第428話から49巻第474話で行われ、なんと全38話という圧倒的なボリュームでした。
空島での戦いにてルフィに敗北したエネルですが、その後も月に行くことを諦めていなかったようで、方舟マクシムに乗って月へと向かいます。
酸素の有無が気になるところではありますが、エネル自身が雷であるため酸素は必要ないといえば必要ないのであまり深く考えちゃダメですね!
エネルは月にたどり着き、そこに倒れている謎の生物と出会います。彼はその生物を雷の力で攻撃しますが、なぜかダメージは与えられず、その生物はエネルについてくるようになってしまいます。
その生物はスペイシー中尉というキャラクターで、かつて宇宙海賊の攻撃により仲間を失っていたのでした。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2006-12-04
スペイシー中尉は、カラクリ島でツキミ博士に作られたロボットだったということが発覚します。
「カラクリ島」といえば、ベガパンクの出身地がからくり島のバルジモアとされていますので、そこと同じ場所である可能性は高いですよね。
そんな場所で四体のロボット達と仲良く暮らしていたツキミ博士ですが、なんとお月見をしていると月で爆発が起きてしまい、それにびっくりして亡くなってしまいます。
ロボット達は博士の仇を取るために月へと向かいますが、なんとその手段は「風船」でした。
空島の中には風船で浮いている島もありますので、風船と月、そして空には大きな繋がりがありそうですね。
風船だけで月に真っ直ぐに行けたということを考えると、もしかするとビブルカードのような成分が風船の中に大量に含まれており、月に向かって真っ直ぐ飛ぶという理屈かもしれませんね!
しかし、月にたどり着いたスペイシー中尉たちは、月に存在した宇宙海賊になすすべもなく倒されてしまいました……
スペイシー中尉たちの敵討ちという訳ではないのでしょうが、宇宙海賊の存在に怒ったエネルは海賊達を滅ぼしてしまいます。
そして宇宙海賊が掘り当てた地下の古代都市を発見するのですが、ここからがすごく重要なポイントになってきます。
エネルの雷の力により古代都市にエネルギーが充填され、古代都市にいたロボット達が完全に目を覚ましました。
そもそも雷というか電力が元から動力になっているようで、この古代都市は電力不足により廃れた都市であるというのが推測されますよね。
そしてエネルはこの古代都市で2つの壁画を見つけます。
1つ目の壁画には、空島に住むような人物、シャンディアのような人物、そしてロボット達、さらにもう1人の背中に羽が生えた人物が描かれています。
そして2つ目の壁画には、その人間3人が船から降りて、ロボット達が月に残る絵が描かれていました。
そこに描かれている人物が涙を流していることから、どうしても船を降りなければいけなくなってしまい、離れてしまったのでしょう。
そうして船から降りてスカイピアに移り住んだのが、今の空島の人々の祖先と見て間違いないですね。
月の古代都市の名は「ビルカ」というそうで、この名前はエネルが白海で滅ぼした都市の名前と一致します。
月の都市ビルカは資源不足により青色の星に飛んだということが分かっていますので、月から空島へと拠点を移し、そこにもビルカという都市を作ったのだと考えられます。
一方で、空島のビルカはエネルの出身地でもあり、何かしらの理由があって滅びたというのですが、その真相については今の所はわかっていません。
そしてやはり気になるのは古代都市の兵士たちを動かしていた動力です。
エネルのゴロゴロの力で動いたことを考えると、その動力が電力であるのはほぼ確定的です。
そして月と電力と言えば、やはりミンク族が思い出されますよね。
元々ミンク族は、奴隷として月で電力を生み出すために存在したのではないでしょうか。
そして次第に奴隷としてのミンク族の数が減り、電力供給ができなくなり都市機能が維持できなくなったと予想します。
だからこそミンク族は月を見ることで本能的に怒りを覚え、スーロン化するのではないでしょうか。
最後になりますが、自身の能力で古代都市ビルカを復活させたエネルは、そこに残っていたロボット達を配下につけ、エネル軍団を結成しましたね!
扉絵連載で登場したキャラは、その後に本編でも登場するというケースが多いので今後のエネルの動向も気になりますよね!
舞台が月ということで、月との関わりの深いワノ国編での再登場に期待したいですね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2008-03-04
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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