みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は「万能薬」と「ヒトヒトの実」の正体にまつわる伏線の考察になります。ぜひ最後までご覧くださいね!
まずは、麦わらの一味のメンバーそれぞれの夢から整理していきたいと思います。
麦わらの味はそれぞれに夢や目標を持っていますよね。例えば、ゾロの場合は世界の剣豪になる、サンジの場合はオールブルーを見つける、などです。
そしてチョッパーの場合は「万能薬になること、何でも治せる医者になること」だと言えます。
ワンピースの物語において、実は「医療」はとても重要な要素となっています。
海賊王・ロジャーは不治の病を患い、それを治せる医者は見つからずに、症状を軽減するという方法でクロッカスさんがロジャーの最後の航海に付き添いました。
他にも最近ではスマイルの影響によって表情を奪われるというケースも見られます。
このような病気や症状を治すのが、チョッパーの今後の重要な働きとなりそうですよね。
ワンピース16巻などでドラム王国編が描かれた時には、「万能薬」というキーワードがよく出てきていました。
チョッパーはヒルルクのために万能薬となるキノコを山に取りにいきましたね!
それがアミウダケという猛毒のキノコだったのですが、ヒルルクはそれを承知でアミウダケのスープを飲んでいます。
そしてアミウダケのスープを飲ませてしまったチョッパーに対しての説教が印象的だったのですが、くれはは「この世に万病に効く薬なんてモンはありゃしないんだ だから医者がいるんだよ!!」と言っています。
くれはがこう言うからには万能薬自体はこの世に存在しないことが分かります。
しかし「ドラム王国には万病に効くキノコがある」とも言われていますので、この辺に矛盾を感じますね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2000-12-04
似たようなケースでいうと、ローのオペオペの実があります。
ローが初めて実を食べた時には、目の前でコラソンが瀕死の重傷を負っていました。
しかし、オペオペの実は誰でも適切な手術が可能になるというような魔法のような能力ではありません。
結果的に医療の知識と経験が不足していたローにはコラソンを治療する術がなく、結果的にコラソンを亡くしてしまいましたね。
あの時も適切な処置が可能なだけの知識があったとしたら、何とかなっていたかもしれませんよね。
チョッパー編と時と共通していえるのは、重要なのは「医学の知識」だということではないでしょうか。
もったいぶって最後まで出さずに来ましたが、ここからは「ヒトヒトの実」について考察をしていきます!
『ONE PIECE magazine vol.6』で明らかになりましたが、ヒトヒトの実見た目は、完全にキノコの形ですよね!
そもそも悪魔の実は果実にしか宿らないと思っていましたが、キノコにも宿るということなのでしょうか。
そして、ヒトヒトの実はチョッパーがドラム王国で見つけて食べた悪魔の実です。
つまり、このヒトヒトの実こそが万病に効くというキノコなのではないでしょうか。
実の形だけでなく、ヒトヒトの実の説明欄から引用しますが「ゾオン系は動物や物にさえある程度の知力を与えるが、ヒトヒトの実はトナカイのチョッパーが人語を理解し、医学を修めるほどのIQを与えている。人間が食べた時の効果は不明だが、他に類を見ない能力だ。」とあります。
確かにゾオン系の実w食べた動物という例では空島のピエールがいますが、知力の上昇はそこまで感じられません。センゴクも大仏になれるという能力を得ただけのように思います。
やはりヒトヒトの実は「人間になれる」という能力よりも「高い知力を与える」というのがメインなのではないでしょうか。
ということで、チョッパーが万能薬になるという伏線は、不治の病すらも治せるほどの高い知力と経験を重ねていくということで回収することになりそうですね!
結果的に、不治の病にも効く万能薬を見つける、というのではのではなく、チョッパー自身が万能薬になるという、非常に綺麗な伏線になっていると思います!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
YouTubeチャンネル「ユイの研究室」では、様々な考察動画をアップしていますので、もっと色んな考察を見てみたいという方はぜひYouTubeチャンネルの方にも遊びにきてくださいね!
チャンネル登録や高評価などをしていただけると活動の励みになります!ぜひよろしくお願いします。
「ホンシェルジュ」で記事にした考察は、こちらでまとめて読むことができますよ!