真波山岳の読んで楽しいwiki!あざとかわいい魅力、委員長との関係、進路…

更新:2021.11.22

真波山岳は『弱虫ペダル』に登場する主人公の最大のライバル。クールな外見と相反するようなマイペースさが魅力的で、女性を中心に人気のキャラです。劇中では主人公と熱戦を繰り返し、読者を楽しませてくれます。 今回はそんな真波について、わかりやすく解説します。詳しいプロフィールや過去のエピソード、主人公との出会いなど、真波の魅力を余すことなくご紹介するのでお見逃しなく!

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まずは真波山岳の基本情報をWikipedia風に解説!『弱虫ペダル』イチのあざとかわいさ!

  • 中学校 不明(宮原委員長と同じ学校)
  • 高校 私立箱根学園高等学校
  • 脚質(タイプ) クライマー
  • 愛車 LOOK(アニメ版はLOCK)
  • 身長 176cm
  • 体重 61kg
  • BMI 19.7
  • 視力 ?
  • 目の色 ブルー
  • 誕生日 5月29日
  • 星座 双子座
  • 血液型 AB型
  • 性格 マイペースで気分屋
  • 利き腕 不明(とっさのファンサービスで右手を振ってるので右の可能性あり)
  • 好きなタイプ 世話好きな人、粉物が焼ける人
  • 好きなもの 大自然、山登り
  • 好物 キーマカレー、おにぎり
  • 家族構成 1人っ子。詳しくは不明
  • 一人称 オレ、ボク
  • あだ名 遅刻魔真波、不思議チャン
  • 異名 天空の羽根王子(スカイプリンス)
  • アニメでの声優 代永翼
  • 舞台での俳優 植田圭輔、谷水力、杉山真宏
  • ドラマでの俳優 植田圭輔
  • 初登場 5巻40話
  • ゼッケン番号 6→13
  • 1年目インターハイでの戦績 3日目2位
  • 2年目インターハイでの戦績 1日目山岳賞、3日目2位

真波山岳は本気を出した時に見せる天使のような翼のイメージと、ギアチェンジで見事なダンシングをするのが特徴的なクライマーです。一見するとクール系なのに中身は天然マイペースで、上り坂では強い力を発揮するなどの多面性が魅力のキャラ。作品の内外で女性人気が非常に高く、ファンサービスも怠らないことから「あざとかわいい(あざとい+かわいい)」とも言われています。   

その人気ぶりからコラボグッズも多数あり、真波をイメージしたリュックサックが製作されるほど。 

天才肌に見える真波ですが、実は悲しい過去があり、後述する宮原委員長に救われた話などは感動的です。この記事ではそういった真波にまつわるエピソードを交えて、彼の活躍についてもたっぷりご紹介してきます。 

見所は原作の巻数も併記するので、知らない方はこの機会に該当エピソードを読んで、知っている方も再読して真波の魅力を再確認しましょう! 

彼のライバルである小野田坂道や、荒北靖友や御堂筋翔について知りたい方には以下の記事もおすすめです! 

【永久保存版】小野田坂道のすべてを最新展開まで解説!基本情報や戦績など

荒北靖友の読んで楽しいwiki!過去や大学生編の活躍…とにかくかっこいい

【永久保存版】御堂筋翔が分かるエピソード!弱虫ペダル最強?でも怖い?

2020年は実写映画が8月14日公開されるので、そちらもお見逃しなく!ペダステこと舞台弱虫ペダルの新作も7月に上演予定です。キャストや公開日についての詳細は、映画『弱虫ペダル』公式サイト舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL~POWER OF BIKE~にてご確認いただけます。

真波山岳は、あざとかわいい!東堂尽八から伝授されたファンサービス力?

真波山岳は爽やかな見た目の美少年で、女性読者人気がとても高いです。ただでさえ可愛い系イケメンなのに、天然キャラであざとい言動を取るので、あざとかわいいと言われています。

女子には見向きもしないのに、宮原委員長だけにはあどけない表情で接したり、そのくせ沿道で応援する女性観客には笑顔で手を振ったり、あざとさを自覚してやってるとしか思えません。

なお、同じくあざといとされているキャラだった東堂尽八にはファンクラブがあるのですが、卒業後は真波のファンクラブになったようです。真波のファンサービスの良さはこの東堂直伝。東堂仕込みのあざとさを天然でやっていることが、高い女性人気に繋がっているわけです。

彼が観客に手を振ってファンサービスする貴重なショットとともに、第2回インターハイの開幕シーンをお楽しみいただけるのは『弱虫ペダル』34巻です。

著者
渡辺 航
出版日
2014-06-06

初登場シーンがかっこいい!山で困っている人を助ける設定は父親から?

真波の初登場はかなり特徴的です。制服姿でロードバイクに乗って出てきます。朝の登校中なのに遅れることも構わず、坂道攻略を始めるのだからインパクト抜群です。

その後、真波は車酔いでダウンしてた小野田坂道を偶然発見し、爽やかに助けます。そこで「山で困ってる人を放っておけない」と言うのですが、実はこのセリフはボツ設定の名残です。

真波には元々、山の事故で父親を亡くしたという設定がありました。天然マイペースな真波らしくないキャラ背景なので、ボツになって良かったかもしれませんね。ただし山に関する設定は健在らしく、真波が山菜料理を得意としていると作者はインタビューで語っています。

その初登場シーンは、『弱虫ペダル』5巻に収録されています。

弱虫ペダル 5 (少年チャンピオン・コミックス)

2009年03月06日
渡辺 航
秋田書店

真波山岳と小野田坂道との関係は?よきライバル!

真波は『弱虫ペダル』主人公の小野田坂道とは、名実ともにライバル関係にあります。

2人が初めて出会った時、真波は車酔いでダウンした坂道に、ドリンクボトルを手渡しました。その後のロードレース合宿中、2人は運命的に再会。真波は合宿の競争で坂道の強さを認め、インターハイでの再戦を約束します。真波はボトルを坂道に預けて、インターハイの場で返すよう伝えます。坂道も真波の期待に応えて、一層練習に奮起するようになりました。

こうして2人は2年連続、インターハイで競い合うよいライバル関係になったのです。1本のドリンクボトルが、不思議な縁となって2人を結びつけています。

真波山岳は体が弱かった?幼少期の寂しい過去

真波は今でこそ自転車バカ(もちろんよい意味で)として、クライマー人生を楽しんでいます。しかし幼少期は病弱で、自宅療養でゲームばかりする少年でした。小学生時代は体が弱いせいで外にも出られず、灰色の日々が続いていました。

その頃クラスメイトだった宮原委員長は、真波を気遣ってある時、サイクリング場に連れ出しました。そしてその時、真波はロードバイクに初めて乗ります。この時に乗ったのはルイガノでした。

当時は宮原委員長の方が運動神経が良くて、真波は競争で敗北しました。真波はそこで初めて、競争の楽しさと負けた悔しさを味わったのです。家に閉じこもっていた真波にとって、この経験が転機となりました。

自由に動けず、孤独だった過去。この寂しい幼少期を思うと、現在の真波の元気な姿には思わず目頭が熱くなってしまいます。

家に委員長が遊びに来た際にも、「委員長ってさふだんから生きてるって感じる?」(『弱虫ペダル』

著者
渡辺 航
出版日
2013-03-08

委員長との関係は?付き合う?作者はまなんちょを否定?

真波は作中でも女性人気が高く、非常にモテるのですが女性の影が一切ありません。そんな中、宮原委員長だけが例外的に真波と親しい女の子として描かれます。あまりの仲の良さに、ファンの間で「まなんちょ(真波+委員長)」という非公式カップリングが生まれました。

作者自身もこのまなんちょを知っているようですが、真波と宮原委員長が交際するかどうかについては、やんわりと否定しています。真波と宮原委員長は男女関係ではなく、あくまで幼馴染みの友人関係であることを想定しているようです。

ただし今のところあり得ないものの、真波と宮原委員長の自転車レースが実現し、その上で真波が宮原委員長に勝った場合は別のようです。作者曰く、そういった展開になれば、宮原委員長も真波の恋愛対象になるとか。

自転車にひたむきな真波山岳の名言を解説!

普段はゆるゆるの口調であざとかわいい真波ですが、決める時には最高に格好いいのも人気の要因です。意外なほどアツくて、ひたむきさの感じられる真波の名言を3つご紹介します。

「オレ…生きてる!」 
(『弱虫ペダル』24巻より引用)

こちらは真波の代名詞で、作中で同じようなセリフを何度か言っています。

「あらゆる手段を使ってまえの敵を追い抜こうってもがいて(中略)それってすごく”死”に近いと思うんだ。そういうときに湧きあがるんだよ。自分が本当に生きてるって感情が!」 
(『弱虫ペダル』24巻より引用)

かつて病弱だった真波にとって、日々の生活には生きている実感がありませんでした。この言葉からは、自転車なら苦しさの中で生を実感できる、そんな真波ならではの死生観がわかります。ただあまりにも先鋭的な考え方から、サイコパスと言われることも……。

「信じて行け!! 
苦痛をのりこえて 
次のステージへいく 
"力"は自分の中にある!!」 
(『弱虫ペダル』26巻より引用)

限界を超える力は、常に自分の中にある。真波は自分に言い聞かせるように、この言葉を言いました。自分の力を信じて疑わないのが、真波らしくて素敵なセリフです。

著者
渡辺 航
出版日
2015-02-06

「何だって簡単じゃない 
(中略) 
だから全力でやるんだ!!」 
(『弱虫ペダル』38巻より引用)

真波の信念が現れたセリフ。自転車競技に限らず、名選手は難しいことを簡単そうにこなすもの。しかしその裏には、多大な努力が隠れています。他人にどう見えても常に全力――シンプルながら、普段内に秘めた真波の熱い心を感じる名言です。

キャラソンの歌詞がいい!曲も元気が出る!

真波にはアニメ版声優・代永翼さんの歌うキャラクターソング、いわゆるキャラソンがあります。このキャラソンの歌詞が素晴らしくて、真波のテーマソングと言っても過言ではありません。

たとえば以下のような歌詞。

答えなんていらない
今を生きている体中の感覚を
感じたくて
全速力で駆け上がる
この空の果てまで
(『Over the sky』より引用)

歌詞が名言でご紹介した「生きてる!」と対応しています。

最高のロケーション 思いのままに 行こうてっぺんまで
望んだから 動き出す身体
どうしようもなく 好きなコトを信じたら
頂上へ向かって 競い合おうよ 光のさすあの場所を
(『Live in the moment』より引用)

こちらは坂を見たら上らずにいられない、真波の生き方を現したかのような歌詞です。病弱だった真波の過去を思うと、望んで自在に動けて好きな自転車に熱中できるのが、どれほど幸せなのだろうと考えてしまいます。

代永翼さんは真波がハマり役で、自身もロードバイクを買ってしまうほど真波とシンクロしています。そんな代永翼さんが歌っていることもあって、歌詞の素晴らしさと合わせて、聞いていると元気が湧いてくるようです。

真波ファンの方はぜひ一度聞いてみてください。

真波山岳の進路はどうなる?どこの大学にいくか考察!

最後に真波の今後について考察したいと思います。

真波は作中でまだ高校2年生なので進学はまだ先の話ですが、43巻371話で志望校が明らかになりました。真波が志望しているのは、ずばり洋南大学です。

洋南大学は静岡県にある架空大学で、上級生キャラで言えば真波の先輩である荒北靖友や、総北の金城真護が進学しています。荒北や金城は真波と無関係ではないものの、同じ大学をわざわざ選ぶほどの仲ではありません。

なぜ真波は洋南志望なのか? これには東堂尽八が関係している可能性があります。東堂は真波と同じクライマーかつエースで、公私に渡って影響を与えました。真波はあえて洋南に行くことで、他の大学に行った東堂と大学ロードレースで直接対決したいと思っているのかも。

……洋南大学の近くには富士山があるので、恵まれた環境で走りたいと考えているだけかもしれませんが。

いかがでしたか? この記事を通して、真波山岳というキャラの魅力を再確認できたのではないでしょうか。よく知らなかった方はこの機会に、真波に注目しながら『弱虫ペダル』を読んでみてください。

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