みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日はプルトンとワノ国の繋がりに関しての考察になります。最新話付近の情報も含みますので、ネタバレにはご注意ください。それでは、ぜひ最後までご覧くださいね!
まずは、プルトンに関する情報の整理から始めていきます!
古代兵器プルトンは、ウォーターセブンでつくられた戦艦であることが分かっています。一発の攻撃で島ひとつを消し飛ばすほどの威力があることも作中で語られました。
さらに、それがアラバスタ王国に隠されているという情報を、なぜかクロコダイルは入手していましたね。
そんなプルトンに関して、「本当にアラバスタに隠されているのか」「なぜ造船技術があったとしても設計図がなければ再現不可能なのか」など、多くの疑問が残されていますので、今回はその辺りを考察していきたいと思います!
プルトンはポーネグリフにその存在が刻まれていることから、800年前に存在した戦艦ということになります。
当然ですがその間も造船技術は進化していきますので、800年前の戦艦の方が現代の船よりも強いというのも不思議な話ですよね。
では、なぜ800年前の技術に未だに勝てないのかを考えると、
などの可能性が考えられます。
ここで思い出したいのが、「ワンピース」37巻に描かれた、プルトンに対するフランキーの反応です。
トムさんからプルトンの設計図を受け取り、アイスバーグと一緒にその設計図を見た時に「こんなもん...人間に作れんのか...」と驚いていました。
この反応から考えると、特殊な素材で作ったというよりは、特殊な技術で作ったと考える方が自然なのではないでしょうか。
特殊な技術といえばワノ国の職人を思い出しますが、ワノ国は鎖国国家ですので、それらの高い技術力は国外に出ることがないようになっていますね。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
政府から身を守るために鎖国したと言われていますが、他の政府加盟国は別に滅ぼされたりしているわけではありません。
しかしワノ国は、鎖国をしなければ滅びると判断したようです。
実際の歴史の場合、日本の鎖国はキリスト教徒を日本に取り入れたくないという理由によって生まれたようなものですが、ワノ国の場合はどうでしょうか。
ワノ国の政策としては、入国する分には大丈夫ですが、出国に対して特に厳しく取り締まっている様子でしたね。
これは日本の鎖国とは逆で、海外の思想を取り入れたくないというものではありませんよね。
もしかするとワノ国の鎖国の本当の目的は、ワノ国独自の技術を外に漏らさないためなのではないでしょうか。
もっと言うと、自分たちだけが知っている危険な兵器の作り方を外に漏らしてしまい、政府にその技術が渡ることを防いでいたのではないでしょうか。
悪魔の実の能力に対抗できる「海楼石」は、ワノ国で生まれたそうです。
どういう経緯で世界中に広まったのかは定かではありませんが、海楼石の加工技術はワノ国の職人が最も優れていることが分かっています。
ホーキンスの部下は、海楼石で作られた釘を銃弾のように打ち込んでいましたね。
これと似たようなエピソードに、ポーネグリフがあります。ポーネグリフは約800年前に石工の一族だった光月家が作ったものですが、未だに政府は傷一つすらつけることが出来ていません。
これらのことから少なくとも「海楼石の細かい加工技術」と「ポーネグリフの製造に関わる技術」は未だに外に漏れていないことが分かります。
さらに「ワンピース」97巻976話で登場した百獣海賊団の船には長距離砲が搭載されており、サニー号を含めた多数の船の射程を大きく上回り、一方的に攻撃が可能となっていました。
こちらもワノ国の技術で作られた大砲ですので、やはり現行の戦艦よりもワノ国の武器の製造技術が上だと考えられます。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
また、オロチとカイドウはおでんとの約束で「作ってる船が完成したら5年後にワノ国を出港する」と言っていました。
ということは、カイドウはウォーターセブンで作ったであろう船よりもワノ国で製造中の船を使いたかったとも考えられます。
カイドウが乗る海賊船は一度も描かれていないので、そもそもメインとなる船がないという可能性すらあるのですが、製造に5年以上もかかる船を作っているということですから、そこに何らかの技術的な秘密は隠されていそうです。
ワノ国の武器製造の技術と、ウォーターセブンの造船技術を掛け合わせてできたのが古代兵器プルトンなのではないでしょうか。
逆に、ワノ国が鎖国したのはこの技術を政府に与えずに独占するためだったと考えると結構スッキリする気がします。
また、今回の考察を進めていく途中、光月家が古代兵器プルトン、そして月とマクシムが繋がるような気がしましたので、次はそれらをまとめた考察もアップしたいと思います!
ワノ国で5年かけて船を作る、というのに似た話で、マクシムは神兵たちを6年間働かせて作られた空飛ぶ戦艦でした。
次回の記事は、今回の考察の続きのようなものですので、楽しみにしていてくださいね!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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