私がやっている音楽は、ハード・ロック/ヘヴィ・メタル。その名の示すとおり、ハードであり、ヘヴィであります。それはサウンドを示す言葉なのですが、そこに込められたもの……リフを刻み、哀愁とともに貫き通す。そんな無骨さが、聴く人それぞれの“生き様”みたいなものに共感する部分を含んでいるからこそ、ハードに、ヘヴィに、感じるものなのかもしれないと常々考えています。 今回は、そんな観点から逆に遡り、ハード・ロック/ヘヴィ・メタルの「生き様」を感じるハードボイルド本を紹介したいと思います。
こうしてみると、やはり音楽と本は感覚的に結ばれるポイントがたくさんあると思いました。リフを刻むように、人生を紡ぐ。ハード・ロック/ヘヴィ・メタルにハードボイルドな生き方がにじむように、私の音楽もそうありたいものだ。
生まれ変わらずとも、でかいヤマを追ってみよう。
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。