『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)と、その同期である我妻善逸(あがつまぜんいつ)・嘴平伊之助(はしびらいのすけ)・栗花落カナヲ(つゆりかなを)・不死川玄弥(しなずがわげんや)の5名の人気キャラクターをまとめてご紹介! この5名からなる「同期組」は、それぞれが「五感」にまつわる特殊能力を備えていて、ファンの間では「五感組」という愛称でも親しまれています。 この記事では、「同期組」のプロフィールや活躍をまとめてみました!
「同期組」とは、竈門炭治郎とともに藤襲山での最終選別を突破して「鬼殺隊」へと入隊した我妻善逸・嘴平伊之助・栗花落カナヲ・不死川玄弥の総称です。
5人それぞれが「五感」にまつわる強力な能力を持っていることから、ファンの間では「五感組」という愛称でも親しまれています。
未来の「柱」になると噂されたこの5人は、いったいどのようなキャラクターなのでしょうか? 今回の記事では、「同期組」のプロフィールや生い立ち・活躍・能力や技・呼吸などをまとめてご紹介していきます!
- 著者
- 吾峠 呼世晴
- 出版日
- 2016-06-03
竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、鬼に殺された家族の仇を討つため、鬼となった妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すために剣士となった少年です。左側の額に赤い痣があり、両耳に旭日の模様が描かれた耳飾りをしています。
並外れた「嗅覚」を持っており、匂いを嗅ぐだけで人の感情を読み取ることができます。また、相手の隙に繋がる場所を嗅ぎ分け、「隙の糸」を見出して急所に切り込むことも可能です。
呼吸の流派は「水の呼吸」。水柱・富岡義勇からの推薦を得て、挟霧山に住む育手(そだて)・鱗滝左近次からの一年以上に及ぶ修行を積み、呼吸法を修得しました。
「水の呼吸」の型・技・能力については、コチラの記事で詳しく解説しています。
<『鬼滅の刃』「水の呼吸」の型まとめ!炭治郎や義勇が使用する技の強さを紹介!>
また彼は、亡き父が神楽を舞う姿を思い出し、「ヒノカミ神楽」として戦いに応用します。
「ヒノカミ神楽」の技・能力については、コチラの記事で詳しく解説しています。
<『鬼滅の刃』「ヒノカミ神楽」の型まとめ!「日の呼吸」との関連も解説!【ネタバレ注意】>
彼の持つ日輪刀の色は黒色であり、あまり例を見ないものです。その珍しさから詳細の不明点が多く、出世できない剣士の刀色とされています。
- 著者
- 吾峠 呼世晴
- 出版日
- 2016-10-04
我妻善逸(あがつまぜんいつ)は、想いを寄せた女性に騙され借金を背負っていたところを、育手の師範に助けられたことで剣士となった少年です。
生物の発する呼吸音・心音・血の巡る音などを深く聴くことができる驚異的な聴力の持ち主で、注意深く耳を澄ませることで相手の思考や性格を読み取ることができます。
呼吸の流派は「雷の呼吸」。育手の師範のもとで修行を積みましたが、その際には六つある型のうちの壱ノ型しか会得することができませんでした。しかし、師範の「一つのことしかできないならそれを極め抜け」という言葉を胸に、「壱ノ型 霹靂一閃」を極限まで叩き上げて戦います。
- 著者
- 吾峠 呼世晴
- 出版日
- 2017-08-04
嘴平伊之助(はしびらいのすけ)は、強い動物との戦いを生きがいとしていた、猪頭を被った山育ちの少年です。鬼殺隊士と力比べをした際に、鬼や鬼殺隊の存在を聞き出し、育手を介さずに自らの力のみで最終選別を突破しました。最終選別の際、誰よりも速く藤襲山へ入山し、誰よりも速く下山したため、炭治郎と顔を合わせることはありませんでした。
呼吸の流派は「獣の呼吸」。彼には呼吸法を教わる育手が存在しなかったため、我流でこの呼吸法を会得しました。一般的な呼吸法で繰り出される技には「◯ノ型」という名称が付けられるのに対し、彼の「獣の呼吸」では技を「◯ノ牙」と呼称しています。
また、独自に鍛えた呼吸法で得た「触覚」を使うことで、直接的に触れていない周囲のものの姿まで感覚的に捉えることができます。この特性は「漆ノ牙 空間識覚」でも応用されました。
- 著者
- 吾峠 呼世晴
- 出版日
- 2019-12-04
栗花落カナヲ(つゆりかなを)は、元は孤児であった身から「蝶屋敷」へ引き取られた少女です。そこで剣士としての腕を磨き、鬼殺隊に入隊してからは蟲柱・胡蝶しのぶの継子(つぐこ)として任務に当たっています。
カナヲが使う呼吸の流派「花の呼吸」は、水の呼吸から派生した呼吸です。技を使用した際、刀の軌道に花びらのようなものが舞っているように見えるのが特徴的です。
鬼殺隊士のなかでも「視覚」が優れており、超越した動体視力によって、相手の全身の動きを見て、次の動きを予測できます。さらに、「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼」では、身体中の血液を眼に集中させることで眼を赤く染め、見るもの全てをスローモーションのように見ることができます。
- 著者
- 吾峠 呼世晴
- 出版日
- 2018-11-02
不死川玄弥(しなずがわげんや)は、風柱・不死川実弥の弟であり、疎遠になってしまった実弥と和解するために鬼殺隊に入隊した少年です。過去に玄弥は、鬼に家族を惨殺されており、その際に玄弥が実弥に掛けた言葉によって、彼らは疎遠になってしまいました。
鬼殺隊に入隊してからは、岩柱・悲鳴嶼行冥の弟子として任務にあたっています。
玄弥は呼吸を扱うことができず、鬼殺隊士としては珍しく銃を使用して戦います。日輪刀と南蛮銃を併用する戦闘スタイルは、他に類を見ない彼独自のものとなっています。
玄弥は「味覚」に優れており、鬼を喰らうことで鬼の力を得ることができるという特異体質を持っています。強い鬼を喰らうほど強い力を得ることができますが、そのデメリットとして理性や判断力を失うといった点があります。
鬼殺隊の同期組について、ざっと説明をさせていただきました。彼らの活躍などをもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ『鬼滅の刃』のコミックスをご覧になって、彼らの死闘を目の当たりにしてみてください!