5分でわかるゲームプランナー!就職はやっぱり大手?業務内容や年収なども解説!

更新:2021.4.6

世界中で人々を楽しませている数々のゲーム機とゲームソフト。それらゲームを開発する最初の一歩である企画立案者が、ゲームプランナーです。ゲームを制作するときのはじめの作業を担う、いわばそのゲームが売れるかどうかを左右する重要なポジションです。ゲーム好きな方にとっては憧れの職業のひとつでしょう。 今回は、ゲームプランナーになるために必要な能力や、実際にどんな就職先があるかなどにお答えする内容を解説していきます。詳しい仕事内容や年収についてもご紹介していきますので、ゲーム業界に興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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ゲームプランナーとは

ゲーム業界において、ゲームプランナーとは「ゲームの企画をする人」をさします。企業によっては、ゲームクリエイターという呼ばれ方もするようです。

現代では、主に業務用・家庭用・スマートフォン用とゲームソフトの種類も分かれ、その数も数年前に比べて大幅に増加しています。そのため、ゲームプランナーの需要は決して少なくありません。むしろ需要は増えています。

ゲームソフト業界全体の情報や動向を知りたい方は、ホンシェルジュ内の「5分でわかるゲームソフト業界!」記事を参照してみてください。さらに詳しい業界の動向や今後の課題も記載されています。

ゲームができるまでの流れを知る

ゲームが作られるまでには多くの人が関わり、長期間におよぶ制作期間が必要とされます。具体的にはどんな流れになっているのかご説明しましょう。

  1. 「どんなゲームを作るか?」という企画立案・会議をおこなう
  2. 制作準備・制作メンバー決め
  3. 制作作業
  4. 販売後の集計や分析

販売すれば仕事が終了ということはなく、次回作などの改善へ繋げていくこともゲームプランナーの仕事のうちです。基本的には、1〜4の繰り返しで仕事が成り立っています。

ゲームプランナーの主な仕事内容

ゲームプランナーになった際の実務が具体的に思い浮かばない方は多いでしょう。この章では、ゲームプランナーが日々どんな業務を担っているのかをご紹介します。

主な仕事内容

実際にゲームプランナーがおこなっている仕事内容をご紹介します。

  • ゲーム作品のコンセプトやテーマを決める
  • ゲームのルールを決める
  • ゲーム中に起こるギミックを考える
  • 「企画書」を作成する
  • 企画会議でプレゼンテーションをおこなう
  • 「仕様書」を作成する
  • 人員の選定やスケジュールを決める

ゲームプランナーはゲーム制作に1本の軸を通す役割をになっています。これらの業務のなかでも重要な「企画書」と「仕様書」についてさらに詳しく解説しましょう。

企画書作りで重要なこと

そのゲームを実際に制作に移すためのアピールシートという存在。どちらかというと、ゲームの概要が伝わればOKとされています。

ゲーム制作に欠かせない仕様書

簡単にいうとゲームの設計図のようなものです。自分だけが分かればいいだけではだめで、ゲームの制作に関わる人すべてに伝わるように、文章やイラスト・図表を用いて作成する力が必要とされています。

ゲームプランナーになるには制作会社やメーカーへ就職する

ゲームプランナーとして働く人は、ゲーム制作会社やゲームメーカーに就職する人が多いようです。

ゲームメーカー大手3社

日本のゲーム業界を牽引するゲームメーカー大手3社は、「ソニー(sony)」「任天堂」「バンダイナムコホールディングス」です。どこも就職するための競争率は高く、正社員で入社できるのは一握りの人だけと言われています。

リモートワークでもできる仕事

ゲームプランナーの求人を見てみると「リモート勤務OK」という文字を多く見かけるようになりました。月に何回か顔合わせをするための出勤はあっても、中には週2〜4日勤務OKという内容の求人もあります。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ゲームプランナーの働き方も幅が広がっているようです。

ゲームプランナーの平均年収

ゲーム業界全体でいえば、平均年収は600万円前後と水準は高めです。しかし、これは大手ゲームメーカーの平均年収が1000万円を超えるなどの理由もあり、実際には所属する企業の規模などによって収入には差があります。

しかし、ゲームプランナー経験者であれば、おおむね平均年収350〜500万円と、決して薄給ではありません。数字を見ても「好きなことをしながらこれだけのお給料がもらえれば満足」という方も多いのではないでしょうか。

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ゲームプランナーになるには

一般的には、専門学校や短期大学、4年制大学を卒業しておくと就職活動のときも安心材料になるでしょう。

高校卒業後にフリーランスとして働くことも決して不可能ではありません。しかし、実際に世に出すゲームを作るためには、ゲーム関連会社への入社がベターです。現実問題として、高卒採用がかかっている大手ゲームメーカーはほとんどありません。

必要なのは技術より発想力

ゲーム制作と聞くと、プログラミングなど技術色が強い印象もあるかもしれません。しかし、ゲームプランナーに関しては、面白い企画を思いつく発想力プレゼン力が求められます。

そのため、必ずしも情報工学などの理系学部に進まないといけない訳ではありません。文系の学科出身であっても、才能を発揮する人もいます。

専門学校に行くのであれば、CGグラフィックの技術やプログラミングを学べる学校を選ぶのはおすすめです。

ゲームプランナーに向いている人

コミュニケーション能力が高い人

どんなに面白いゲーム企画を思いついても、人と話すことが苦手という方は、ゲームプランナーは向いていません。

さまざまな技術者が参加する企画会議で発言を求められることも多いため、伝える能力に長けていることが求められます。話上手な方は、ゲームプランナーに向いている可能性があります。

発想力・企画力のある人

面白いゲームを思いついたら、それを「言葉で伝えられる力」が必要です。ゲームプランナーは、ゲームが出来上がるまでの初めの段階を担うポジションであり、実際にゲームをプログラミングしたりサウンドを作ったりするのは技術者の担当です。その人たちに、的確にイメージや意図を伝えられる能力が必要です。

ゲームが大好きな人

ゲームをプレイすることももちろんですが、ゲームを作ることへの情熱も必要です。プロは特定のジャンルだけでなく、常に最新ゲームをチェックしたりゲームのトレンドを意識しています。

ゲームプランナーを目指す人向けの入門書

著者
吉冨 賢介
出版日

こちらは、今回の記事にぴったりの1冊です。面白い企画を書くための本や基礎知識を教えてくれる本が多いなか、この本では「ゲーム業界の常識」「就職するためにはどうしたらいいか」などの基本や疑問を網羅し、解説してくれています。

まさに今、就職活動を始めようとしている方やゲームプランナーを目指そうか迷っている方にとっても助けになってくれるはずです。

モノを作る人へのヒントがいっぱいの本

著者
玉樹 真一郎
出版日

今や一家に1台の勢いで売れているWii。その「Wiiのプレゼンを最も数多くした男」が書いた本がこちら。

ゲームに限らず、どんなヒット商品も必ず誰かがプレゼンすることで生まれています。この本では、「そもそもコンセプトってなに?」「人に喜んでもらうためにはどうすればいいの?」という初歩的な質問にも答えてくれます。

ゲームに限らず「ものを作る人」であれば、役立つヒントが見つかる1冊です。

企画作りの指南書といえる1冊

著者
吉政忠志
出版日

数ある企画書の種類のなかでも、こちらはエンジニア向けの企画書作りの指南書となっています。

たとえば、ゲームプランナーのような仕事をしていれば実現の難しい企画内容からプログラマーたちに反論されるようなこともあるかもしれません。本書では、「それは企画の内容が悪いのではなく、伝え方や表現方法で変えられる。その力をつけて欲しい」というメッセージとともに、実践方法が書かれています。

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ゲーム制作の現場をイメージすると、優れたプログラミングの技術やデザインのセンスが求められるように感じます。しかし、どんなヒット作品も必ず誰かが企画し、それをプレゼンしてみんなを納得させ、やる気にさせることで商品化が実現しているのです。

その大事な一歩を企画・提案するのが「ゲームプランナー」の仕事です。興味がある方は、求人情報をみてみるのもよいでしょう。採用に必要な条件や能力が記載されているので、自分の目標が決めやすいはずです。

大手ゲームメーカーの正社員ゲームプランナーとして働きたい方は、4年制大学や大学院の卒業を目標にしてみてください。

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