インターネットがない時代に後追いでハード・ロック/ヘヴィ・メタルに心酔することになった私にとって、写真というのはリアルタイムな時代を知る重要な手段でした。今では、インターネットで手軽な手段となった動画は確かに素晴しいのですが、写真ならではの躍動感や表現手法は何にも変えがたいものがあるのではないかと思います。 今日は、そんな写真で見るハード・ロック/ヘヴィ・メタルを中心に、洋書からご紹介したいと思います! 洋書というとハードルが高そうですが写真が多ければ音楽と同じで言語を問わず楽しめるのです。
まさに華という言葉が相応しいLAメタルの全盛期のロックスターが、これでもかというくらい載っています。有名なバンドはもとより、かなりマニアックなバンドまで、眺めているだけでも非常に面白い当時のフライヤーなど見所が満載。Hollywood Rocks
2007年08月28日
ォトグラファーのDavid Yellen氏によるツアー写真集。キッスやポイズン、アイアンメイデンなどのツアー風景を感じることが出来、日本でのコンサートとは少し違った独特の雰囲気の一端を眺めながら楽しめます。
- 著者
- David Yellen, Chuck Klosterman
- 出版日
- 2004-09-30
突然ですが、ネコが可愛いのは世界共通です。たとえば飼い主が、デスメタルのバンドマンであってもDEATH! この写真集は、女性カメラマンAlexandra Crockett氏による、デスメタルやグラインドコアのバンドマンと猫という視点の写真集。
- 著者
- Alexandra Crockett
- 出版日
- 2014-05-06
日本では、意外に知られていないですが、超有名なハード・ロック/ヘヴィ・メタル・シーンの重要なキーパーソンDJ、EDDIE TRUNK氏。
- 著者
- Eddie Trunk
- 出版日
- 2011-04-01
写真に残るということは、その瞬間をそこにとどめておくということ。
私もいずれハード・ロック/ヘヴィ・メタルに何かを残し、私を写して切り撮られた瞬間がいつか書籍になり、次の世代の誰かの目にとまり新たな歴史の一助となれたら、最高に幸せだなと思います。
それまでしっかりと何かが残せるように、書籍とともに多くを学び、2016年もまた音楽を精進したいと思います。
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。