La PomPonのMISAKIです。6月7日に誕生日を迎え、20歳になりました!
今こうして、ホンシェルジュの連載を含め、La PomPonとしての活動をさせて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだここでも色々な本を発信していきたいです。改めてこれからもよろしくお願い致します。
そして、20歳という節目。更に自分を磨いて様々な事に挑戦し、突っ走っていきたいです。
雨の日が多く、どんよりした天気が続きますが……今回はそんな空気を一変させてしまうようなスリル満点な3冊を紹介したいと思います。
身震いするほどの恐怖
- 著者
- 出版日
- 2015-10-09
この本は、以前紹介したことのある『その女アレックス』のカミーユ・ヴェルーヴェン警部のデビュー作品です。
あの時初めてこのミステリーのシリーズを読み、面白くて、ものすごい衝撃を受けたのを覚えています。もし『その女アレックス』を未読の方はこの『悲しみのイレーヌ』から読むことをオススメします。
死体を切断するなどの奇怪な連続殺人事件を仲間と共に解明していくヴェルーヴェン警部。しかし、犯人の魔の手は自身の妻である身重のイレーヌを狙っていて……そして、最後には驚愕の真相が待ち受けています。
長編ですが、このシリーズは本当にとても読みやすいです。途中、残虐な殺人シーンでは恐ろしすぎて身震いしてしまう程でした。
今まで読んできたものの中で、一番物語の世界に引き込まれてしまった本です。
寒気が止まらないストーリー
- 著者
- 山田 悠介
- 出版日
山田悠介さんの作品は、怖い物語が多いことで有名ですよね。今回読んだ『ドアD』もジェットコースターのようにスリル満点な作品で、唐突な展開に何度もびっくりさせられました。
7人組の大学生が飲み会からの帰り途中、気づくと殺風景な部屋に拉致されてしまうところから物語が展開していきます。壁穴から水が噴き出してくるなどの色々な部屋がある中、部屋から脱出できるドアを開けるには一部屋につき1人が犠牲にならなければいけません。人間の本性をむき出しにした壮絶なサバイバルゲームから目が離せません。
次々と出てくるドアに、今度はどんな試練が待ち受けている部屋なんだろう?と予想しながらどんどん読み進んでしまいました。
読み終えた後、もし自分があんな過酷な部屋に閉じ込められたら……と考えるだけでゾクッと寒気がするぐらいハラハラドキドキが止まらない1冊でした。