主人公ルフィが海賊王を目指す漫画「ワンピース」。物語中には様々な登場人物が存在しますが、今回はその中でも女性キャラクターにしぼってランキングを紹介したいと思います!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2017-11-02
非常に長い連載期間の中で、たくさんのキャラクターが登場してる漫画『ONE PIECE』。それぞれのキャラクターは非常に個性的で印象深い人物ばかりです。今回はその中で「女性」に絞って強さのランキングを作っていきたいと思います。
まず「強さ」の定義ですが、原則は戦闘力を基準にしています。直接対決をするとどうなのか、という疑問もこの記事を読まれている方の中には感じる方もいるかもしれませんが、「所属している(所属していた)海賊団など」「登場した時期」「戦闘履歴や結果」「能力自体の有用性」などの観点を基準に考えていきたいと思います。
悪魔の実「ホロホロの実」のゴースト人間。ホロウと呼ばれる霊体を生み出して相手にぶつけることができ、そのホロウに触れられた人間は非常に暗い気持ちになり、ネガティブな思考しかできなくなってしまいます。攻撃を受けた人間は「ノミになりたい」などと発言しながら膝から崩れ落ち、ずっと暗い言葉をつぶやきながら戦意を喪失することに。
また、自分自身も幽体離脱することができ、飛行能力も得ることができています。幽体状態では飛行はもちろん壁のすり抜けも可能で物理攻撃も基本的には受け付けないため、本体を攻撃されない限りは無敵状態となり非常に強力です。
幽体という特殊な戦闘スタイルももちろん、飛行、精神攻撃と結構陰湿な要素を極めたキャラクターです。ゲッコー=モリアとともに生活をしており、初登場時もモリアのいたスリラーバークでしたが、その後はゾロとの腐れ縁で結局ゾロとミホークの修行にも付き合うなど、物語が進んでも複数回登場するキャラクターとなりました。
ドンキホーテ海賊団幹部。シュガーの姉にあたる存在。元々は普通の人間でしたが、両手を鳥の翼に変えられたキメラ。悪魔の実「ユキユキの実」の雪人間でもあります。自然系(ロギア)であるため、雪が降っている天候であればそこにまぎれて姿を消すことも可能であり、雪を使って自分の擬態を作り出したりと直接的な攻撃はもちろん、相手を惑わせたり妨害をすることで自分の立場を優位に運んでいく戦闘スタイルで戦っています。
戦闘能力自体が高い訳ではないと自覚しており、アイスピックのような氷柱を使って攻撃をしたり、氷の牙で噛みついてそのまま凍らせて噛み砕くといった技も使う一方、メインは足止め、妨害を得意としているイメージです。
しかし、天候を操作できたり、極寒の状態を作ることで相手の戦闘力を削ることには特化しているため単独ではなく、攻撃力の高い仲間とペアになったりすると厄介な状況になることは間違いありません。能力的には雪がメインの武器になるため熱や炎には弱く、戦う場所を選んでしまう能力ではあります。
最終的には得意フィールドでの戦闘になったもののゾロの剣気に圧倒されて敗北を喫しました。ゾロが強すぎた点がかわいそうですが、天候操作と得意フィールドでの隠密星などを考慮すると戦闘力では上位にランクインすると考えてよいと思います。
海軍本部曹長→少尉→大佐。白猟のスモーカーの直属の部下であり、海軍本部のならず者集団G-5で大佐をつとめる人物です。覇気についても使用可能であり、ゾロの亡き幼なじみであり剣士を志すきっかけとなった「くいな」とそっくりの容姿を持っています。
さらには刀マニアの剣士でもあり、くいなと重なりすぎてゾロからは疎まれています。実力もしっかりとあり、ユキユキの実の能力者であるモネにも剣技「斬時雨」(きりしぐれ)で勝利しました。しかし、対戦相手に格上が多く、物語上では敗北シーンが目立ってしまうのがかわいそうです。海軍大佐レベルで、武装色の覇気持ち、六式も使用可能ですのでかなりの達人だと思うのですが、いかんせん強者の印象が残せていない感じがあります。
海軍本部大佐。実はスモーカー大佐の同期であり、オリオリの実の能力者でもあります。海軍大佐レベルで、かつ能力者でもありますのでそれなりの戦闘能力はありそうです。
しかし、物語での登場シーンが少なく、かつオリオリの実の能力も自分を通り過ぎた相手を檻のような棒で拘束し、動きを封じるといった守りに特化した能力でもあるため、力と力でぶつかった場合を想定すると分が悪い相手もいるでしょう。ただ、能力が有効な相手はほぼ無効化できる力でもあるため、雑魚相手には無敵の状態ではあると考えられます。
ルフィやローたちを含めた「最悪の世代」のルーキーの一人として登場しました。物語が進むと、黒ひげ海賊団に捕縛され、その後の消息が不明となってしまったキャラクターでしたが、登場時の能力としては、戦闘でジュエリー=ボニーと対戦した海兵隊が青年の状態から急に幼児のような体型になってしまう描写がありました。
おそらく悪魔の実の能力だと思いますが、何の実で、どのような効果があるのかは明言されていません。
自分自身にもかけることができるとすれば、変装や老化の防止などといった用途も考えられ、隠密系の能力としても非常に危険な力であるといえます。最悪の世代であるという点からも強キャラクターとしてランクイン。
CP9(サイファーポールナイン)という世界政府の諜報機関戦闘員です。ルッチやブルーノたちとともに麦わらの一味と戦い、エニエスロビー編にてロビン奪還までのキーを握る人物として戦いました。悪魔の実「アワアワの実」を食べた石けん人間で、触ったものを石けんに変えてしまう能力を持っています。
対戦したサンジはフェミニストが発動し、なんとか戦わずして勝利しようと試みますが、悪魔の実の能力以外にもCP9の戦闘用体術である「六式(ろくしき)」も使用できるため、純粋な格闘戦闘能力も高く、非常に苦戦しました。最終的にはナミの機転もあり、なんとか勝利しますが、麦わらの一味との戦闘結果からランクインしました。
黒ひげ海賊団の戦闘員です。異名は「若月狩り」登場当初は非常に美人のキャラとして描かれており、口調などからも「若月狩り」というのは若い芽を摘んでいくというような意味であることが予想されます。
直接的な戦闘シーンはあまり描かれておらず、実際の戦闘力自体は未知の部分も多く、能力についても分からない点はありますが、四皇の一角である黒ひげ海賊団の一味である点、そもそもの黒ひげ海賊団仲間入りの前がインペルダウンLEVEL6の囚人であったことからも危険性と戦闘能力の高さが予想されます。
麦わら海賊団の一味で、航海士。物語の開始当初からルフィたちと行動を共にするキャラクターです。航海士という役割とヒロイン的な立ち位置からも格闘戦能力はそこまで高くはありません。もちろん2年間の修行を経て非常に強くなりましたし、懸賞金も6600万ベリーまで上がっており、十分に強力なキャラクターではあります。
ただ、ナミの真価はその機転の利く頭脳を活かした戦闘スタイルと、決して折れない強い心にあります。生い立ちも非常に厳しく、アーロン一味に脅迫されていた経緯もありました。そんな中でルフィと出会い、本当に自分の成し遂げたいことや、仲間との絆を深めながらどんどん成長をしてきたキャラクターです。
例えば四皇クラスの海賊団の幹部クラスと肉弾戦となった場合の勝敗は分かりませんが、もはや大海賊である麦わらの一味としてグランドラインを抜け、新世界へとたどり着いた実力は本物であるといえるでしょう。戦闘となっても「気候」をメインの武器にした多彩な戦闘術(主に白兵戦は棒術)で戦闘をしていきます。
悪魔の実の能力者ではありませんが、相手が能力者であっても臆することなく戦闘に向かっており(なるべく戦場には出ないスタイルですが、出るとなったら強い)能力者と気候の力で渡り合っており、常人では相当の実力者に成長していると考えられます。
ナミの魅力を紹介した<「ワンピース」ナミの5つの魅力!天候を操る航海士の過去や秘密、名言など>もあわせてご覧ください。
ドレスローザ先王リクの孫。登場時はコロシアムの囚人剣闘士として戦いの日々を強いられていました。剣闘士としての戦歴はルフィたちが来るまで無敗を誇っており、戦闘スタイルは見聞色の覇気を使ったヒット&アウェイスタイルで生き残っていました。
コロシアム内の相手程度では無敗を誇りましたが、ルフィを始めとする悪魔の実争奪戦の参加者の中では苦戦を強いられました。スピードや回避能力においてもかなりの腕前ですが、それを上回るルフィに出会った時は相当警戒し、自分の障害となりうる可能性も考えて暗殺も視野に入れたほど。
結局はルフィの人間性に気づき、共に国を救うために行動していく物語の中でも重要なカギを握る人物になっていきます。ルフィにはおよびませんが、強者ぞろいの大会中でも決して負ける訳ではなく、得意の戦闘スタイルを貫き、決勝リーグには残ることができました。
ただ、やはりパワー勝負となると厳しいところがあり、体格の違う相手に捕まってしまった場合などはほぼ無力化してしまい、捕まってしまう場面もありました。しかしながら、覇気も使えますし、戦士としての能力も高いためランクインした形になります。
ドンキホーテ海賊団幹部。悪魔の実「ブキブキの実」の武器人間です。体の性質を変えられる人間の中でもボムボムやスパスパといった割と単純な構造の武器に変質させるキャラクターは今までも存在しました。
しかし、ベビー5の場合はガトリングガンやミサイルといった複雑な構造の武器にも体を変えることができます。さらにその武器から普通に実弾を発射することも可能なため、まさに歩く武器庫といったレベルの人間です。
そういう意味では尽きることなく銃火器を使用しての戦闘が可能になるためかなり強力なキャラクターであることは間違いありません。実際に、ドンキホーテ海賊団の中でも暗殺任務をまかされており、粛正官のような役割も果たしていました。
性格は非常に歪んでおり、少しでも自分を必要としてくれるような言動をされるとすぐに自分のすべてを捧げてしまうという究極のメンヘラ要素持ちです。必要とされるなら自分の命を捨てることもいとわないため、あっさり自分の腕をピストルに変えて死んでみようとしてみたり、尽くす方向を完全に間違えてしまう性格が災いして思った通りの成果を出せず、結局は首領チンジャオの率いた八宝水軍の次期首領であるサイといい感じになって恋人同士?になっていきました。
ギャグのように終わっていきましたが、能力自体は非常に強力です。
四皇である、ビッグマム海賊団のボスであるシャーロット=リンリン(ビッグマム)の娘です。悪魔の実「メモメモの実」の能力者で相手の記憶を改変することができる洗脳系の非常に強力な能力を持っています。
また、種族は「三つ目族」であり、その種族の特性なのか二重人格のようなキャラクターです。三つ目の瞳が開眼すると非常に凶悪な性格に変わり、その残虐性をもって、花婿として迎え入れると偽装しておびき出したサンジを暗殺する役割を任されていました。
結局はサンジの人柄に負けてしまい、ののしりながら告白するという非常に不思議な形で、麦わらの一味、主にサンジの味方として行動をするようになります。戦闘能力自体は描写は少なく、おそらく高くはないと考えられます。
しかし、残忍な性格と策略によって隠密行動や偽装には長けており、それと悪魔の実の能力を重ねて相手を追いつめていくスタイルのため、非常に恐ろしい存在であることに間違いはありません。また、相手の記憶操作に関しても、すれ違い様に記憶を改変することができるほどのスピードがあるため、敵に回すと厄介な相手であると言えます。
海軍本部中将で、悪魔の実「ウォシュウォシュの実」の洗濯人間。通称おつるさんと呼ばれています。悪魔の実の能力自体は相手を洗濯するという不思議な能力で、捕まった相手は服のようにひらひらになってしまい、まさしく洗濯物として物干に干されてしまいます。
その間、心も洗われるようで、少し真っ当な人間になるという海軍の人らしい効果があるようです。戦闘能力は中将クラスですからもちろん相当の戦闘能力です。ただ、格闘戦というよりも、おつるさんの戦闘能力はその異名「大参謀」の名のごとく、抜群に切れる頭脳にあります。
ドフラミンゴでさえも警戒するほどの視野の持ち主であり、登場時はだいぶ年がいっていましたが、ガープやセンゴクの全盛期から一緒に戦ってきた経験も相まって現在の強豪海賊団たちも警戒するレベルの人物であると分かり、この段階でもおつるさんの強さが証明されているといえるでしょう。
ドンキホーテ海賊団の幹部であり、悪魔の実「ホビホビの実」の能力者です。格闘戦の戦闘能力はそこまで高くありませんが、複数の相手との戦闘でも難なく相手を能力でおもちゃに変えており、物理的な攻撃力は高くなくとも体術や戦闘能力自体はドフラミンゴの海賊団の幹部たる実力があります。
何よりも脅威となったのはその能力で、触れたものの体を全身おもちゃに変質させてしまい、おもちゃになってしまった人間は周囲の人たちの記憶の中から消えてしまうという点にありました。おもちゃになった本人自体もいつしか自我を失ってしまい、シュガーの能力がある限り、ドレスローザという国が永遠にドンキホーテ海賊団の手中にあるという構図を作った元凶です。
能力自体はシュガーが本意でなく意識を失ってしまうと効果が解けてしまう使用であったため、奇跡的にウソップが状況を打開するきっかけを作り出すことができました。
ドレスローザ編でも名シーンとなった場面のメインキャラクターであり、ストーリーの黒幕となるような恐ろしい能力をつかっていました。格闘戦に使用できる能力以外では、シュガーやプリンのような洗脳系や精神操作系は本当に脅威となりますね。
サボやイワンコフと同じ、革命軍の所属です。革命軍のメンバー自体が非常に強力なキャラクターばかりであり、その幹部であるという点からも戦闘力の高さが分かります。はっきりとした戦闘シーンこそ描かれていないものの、その生い立ちは元天竜人の奴隷という、非常にハードなものでありました。
その境遇を救ったのがタイヨウの海賊団であり、その後はその環境の中で魚人空手を学び、師範代に上り詰めるまでに自分自身を強く鍛え上げる程の努力をしてきました。ドレスローザ編においても、ドンキホーテ海賊団の雑魚程度は雑作もなく蹴散らす程度の実力であり、本来の能力もまさしくサボやハックたちに匹敵する程の戦闘力は備えていると考えられます。
物語中では、自由奔放に動き回り、ルフィのことばかり気にしているサボに振り回されながらもよき相棒として立ち回っている描写が印象的です。2年の麦わら一味の修業期間では革命軍に身を置いていたロビンと非常に親密な関係になっており、ロビンのことを「姉さん」と慕うまでに関係が深くなっていました。革命軍という立場上も、今後の物語で麦わらの一味とさらに深い関係になるポジションであると考えられます。
コアラについては<「ワンピース」コアラの過去、サボとの関係は?可愛いヒロインに迫る事実と考察!>でも紹介しています。
麦わらの一味、考古学者。悪魔の実「ハナハナの実」の能力者で、自分の意図したところに体の部位を咲かせることができる花人間です。亡国「オハラ」の出身であり、「歴史の本文(ポーネグリフ)」と呼ばれる物語の核心となる秘密を握る文章を解読できる力も持っています。
その能力から常に命を狙われており、「悪魔の子」として異名を取って生きてきました。ルフィたちと出会い、自分の人生を歩む意義を見いだし成長していきます。麦わらの一味の中ではブルックを除いて年長者であり、頭脳戦などでも非常に頼りになるキャラクターです。
格闘戦の能力も高く、ハナハナの実の能力を駆使した関節技や修行後の成長として巨大化した手足を咲かせて大勢の敵を踏みつぶしたりなぎ倒したりする攻撃など多彩な攻撃手段を持っています。また、相手の体の上にも自分の体の一部を咲かせることができるため、目隠しをしたり、窒息させたりといった攻撃も可能な能力です。
さらには目や耳を壁などにも咲かせることができるため、そのままスパイ映画のような隠密作戦にも応用ができる非常に汎用性の高い能力を所持している点も強力な理由です。さらに、修行時代にバックについていたのは革命軍です。
メンバーのコアラには「姉さん」と呼ばれる程に慕われており、さらに情報網やコネクションにも磨きがかかりました。麦わらの一味ではポーネグリフ解読の関係もあり、役割としては考古学者という位置づけですが、あらゆる情報に精通しており、数々の修羅場を生き抜いてきた経験からも軍師としての能力もかなり高いキャラクターであると考えられるでしょう。
ジェルマ66のピンクを担当している。サンジの姉にあたる人物です。戦闘力自体はジェルマスーツを着た状態が基準となりますが、他のイチジやニジと性質こそ違うものの、スーツの性能自体が圧倒的なため戦闘能力は相当高いものと考えていいでしょう。
ビッグマムとの会食の際はプリンの妨害もあって苦戦しましたが、スーツを取り戻してからはジェルマ本来の強さを取り戻し、ビッグマム海賊団と対峙しても互角以上の戦闘を繰り広げています。スーツの能力的には飛行に近いことも可能であり、かつレイジュの場合は「ポイズンピンク」の異名の通り毒耐性が非常に強い能力を持っています。
初登場の時点でも即死級の毒を受けたルフィからいとも簡単にその毒を吸い出し、体内で解毒し自分のエネルギーに変換している描写がありました。実際それが戦闘能力に変換されている描写はありませんでしたが、おそらく可能であると考えてよいでしょう。
また、イチジやニジが改造人間であることからも、少なくとも常人以上の戦闘能力や体質は持っているものと考えます。そもそもあれだけの少数精鋭で四皇クラスの海賊団と渡り合えるレベルですから間違いなく登場キャラクターの中でも最強格に位置する女性キャラクターであると考えられます。
ミンク族という種族の少女です。同じ種族にはネコマムシやイヌアラシがおり、元々が戦闘能力が高い種族でした。雷撃を放つことができる能力と体術を絡めて戦闘しており、ウサギの獣人でもあるため、機動力も高く、俊敏に戦場を駆け回って戦っていくスタイルです。
登場当初はどちらかというとマスコット枠で、戦闘はできなくないものの、メインの敵と戦う時は麦わらの一味に守られる様な立ち位置でした。当然、雑魚との戦闘では一定以上の戦闘は行えるミンク族の「戦士」でしたが、そこまで圧倒的ではないキャラクターでした。
しかし、それは本来の姿ではなく、ミンク族の戦士であるキャロットの真の力が発揮されるのは「満月」の夜だったのです。満月の光を浴びて「覚醒」したキャロットは、覚醒前のチョッパーのようなコミカライズされた頭身とタッチではなく、より獣に近いフォルムで、瞳は赤く色が変わり、全身の体毛も覚醒前よりも伸びて妖艶かつ美しいスタイルに変貌しました。
そこからは目視も難しい程のスピードでビッグマム海賊団を相手取り戦闘を進めていきました。雷撃の威力も格段に向上しており、まさしく誇り高きミンク族の「戦士」としての戦闘力をいかんなく発揮して麦わらの一味の窮地を救っています。
四皇クラスの海賊団を相手にまったくひけを取らない戦闘力ですので、非常に強力なキャラクターであると言えるでしょう。さらに、ミンク族という種族が、キャロットの覚醒によって初めて「今までは全力でなかった」ことが判明しました。
同じ種族で、通常時の戦闘力がキャロットより遥かに高かったネコマムシやイヌアラシが満月の力を得たら一体どうなってしまうのでしょうか。キャロットはもちろん、相当な潜在能力と可能性を秘めた種族であることは疑いようがありません。
王下七武海 九蛇海賊団のトップであり、海賊女帝の異名をとるキャラクターです。悪魔の実「メロメロの実」の能力者で相手を魅了して戦闘不能にすることができる精神操作系のかなり強い能力の持ち主です。
メロメロの能力はまさしく相手を魅了して骨抜きにして戦意喪失させるだけでなく、メデューサのように見た相手を石化させてしまう能力も備えています。さらには投げキッスのハートを物理化して相手に放って攻撃手段とすることができ、格闘戦においても高い戦闘力を誇ります。
そもそもがハンコックはアマゾネスの系譜に身を置いており、武装色の覇気はもちろん、覇王色の覇気まで使用できるレベルの覇気の使い手という点も加点ポイントです。また、アマゾネスとしての白兵戦にも長けており、複数の相手との戦いでも悪魔の実の能力を使わずとも支障なく戦えるレベルの戦闘力の高さがあります。総合力でいえばビッグマムに次ぐ戦闘能力を誇っているといえるでしょう。
メロメロの能力は物語中では万能ではなく、ルフィにはまったくそういう感情がないからか、魅了は発動せず、それがきっかけとなってハンコックがルフィに片思いをし始めるという流れもありました。
超美形であることから自信過剰であり、相手を見下しすぎて逆に見上げる程の角度で対峙するレベルの高飛車でした。しかしルフィにであってからはうぶな性格が全面に押し出され、非常に厄介な恋愛観でルフィに接しています。当のルフィは天然でまったく気づかず関係は停滞していますが、以降、ことあるごとにハンコックはルフィの肩を持ってサポートしてくれる味方となりました。
ハンコックについて紹介した<「ワンピース」ハンコックの強さ、七武海撤廃後の懸賞金、ルフィとの関係は?>の記事もおすすめです。
四皇である、ビッグマム海賊団のボスであるシャーロット=リンリン(ビッグマム)の娘で、スイート三将星のうちの一人です。おそらく悪魔の実の能力者で、触れた相手の水分を搾り取ってジュースのようにしてしまう能力です。
そのジュースを美味しそうに飲み干す描写も登場しており、詳細は不明ですが、捕まったら一貫の終わりのようなイメージです。
そもそも、四皇の海賊団の幹部ですから圧倒的な戦闘力であることは間違いありません。懸賞金も9億を超えていますので、その額からしても世界的に危険なレベルのキャラクターであることは疑う余地がありません。今後さらに脅威となるキャラクターですが、詳細が見えていない点がさらに恐怖をあおります。
四皇のひとりである、ビッグマム海賊団のボス、シャーロット=リンリン。悪魔の実「ソルソルの実」の能力者であり、相手の寿命を奪い、あらゆるものに付与することができるという能力です。寿命を付与されたものは雲や光といった概念的なものであっても人格を持ち、ビッグマムの配下に従えることができます。
また、異常に物理攻撃に強い耐性を持ち、相当に油断したり動揺したりした状態でないとビッグマムの肌に傷すらつけられないという硬さも持っています。さらに恐ろしいことには「覇王色の覇気」の持ち主でもあり、癇癪を起こしたマムが放つ雄叫びには覇王色の覇気も付与されるため、ほとんどの人間が身動きすらできないレベルになる程のパワーを持った咆哮も放つこともできるのです。
物語中では完全に最強格であることは間違いなく、人格を付与したゼウスとプロメテウスという太陽と雲の使い魔の力で得た飛行能力や天候操作能力もおよそチートとしかいえないような能力をいくつも所持しています。能力以外にも、超巨大な体格と圧倒的な重量によるパワーも凄まじく、一発一発の物理攻撃も尋常でないレベルの被害がくるエネルギーを放ちます。
ビッグマムの海賊団に関しては幹部クラスでルフィが苦戦するレベルです。その幹部たちに相当の畏怖を抱かせ、束ねる力のある大元、ビッグマムはまさしく四皇にふさわしい力の持ち主です。現段階では強くなった麦わらの一味とはいえ、四皇を倒した経歴はありません。
それぞれの四皇の力によほどの開きがなければ、完全勝利とまでは難しいように感じます。それほどまでの戦闘力を持ち、まだ底が知れないビッグマムは今後の物語中でもさらに麦わらの一味を苦しめることでしょう。
いかがでしたか?今後もまだまだ強い女性キャラクターが登場すると思います!期待が高まりますね!
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