ケアマネージャーになるには?5分で分かる、仕事内容や役割、給料、試験など

更新:2018.5.11 作成:2018.5.11

介護保険制度に基づき、介護を必要とする人やその家族にケアマネジメントを行う介護の専門家・ケアマネージャー。来たる超高齢化社会に向かってますます活躍が期待されるケアマネージャーのお仕事を、詳しく調べてみました!また、この職業に関するおすすめの本もご紹介させていただきます。

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ケアマネージャーの仕事内容、役割、給料について

 

ケアマネージャーは、正式には「介護支援専門員」といって、介護保険制度に基づきケアマネジメントを行う専門家です。通称として「ケアマネ」と略されるのが一般的です。

ケアマネは、要支援・要介護認定を受けた方、あるいは受けようとする方、すなわち介護を必要としている方が適切に介護保険サービスを受けられるよう、ケアプランを作成し、サービス事業者とコミュニケーションを行います。

ケアプラン作成とは、要介護者の暮らしや家族構成、これまでの生活歴や現状の課題をアセスメント(課題分析)し、彼らが自立した日常生活を送ること、あるいは、介護者の負担を少しでも減らすことを目的として、それぞれに適した介護保険サービスをうまく組み合わせること。 ゆえにケアマネージャーは、「介護のコーディネーター」ともいわれています。

他にも、介護給付費の管理や、要介護者とサービス事業所の橋渡し、必要があれば生活保護申請の補助を行うなど、社会と要介護者をつなぐ大切な役割を担っています。 アセスメントの際や、サービス事業者との間で行われる「サービス担当者会議」、体調不良で入院した場合や問題行動がある場合など、要介護者のもとへ直接訪問する機会も多くあるのです。

月給としては、働くエリアや事業所の規模により多少の変化がありますが、平均22万円程度といわれています。 さらなる高給やキャリアアップをのぞむ場合は、主任介護支援専門員といった上級資格の取得も存在するため、挑戦するのも良いでしょう。

 

ケアマネージャーと介護福祉士との違いは?

 

ケアマネージャーと混同されがちな資格のひとつに介護福祉士があげられますが、これらは、受験資格と仕事内容に明確な違いがあります。

介護福祉士の受験資格としては、以下の2通りがあります。

 

  1. 介護の実務経験が3年以上あり、実務者研修を終了している
     
  2. 福祉系高校にて指定のカリキュラムと単位を修めていること
     

 

それに対し、ケアマネージャーの受験資格は、以下のように定められています。

 

  1. 国家資格(法定資格)を取得しており、その各資格の実務経験が5年以上あること
     
  2. 相談援助業務(生活相談員など)に携わり、実務経験が5年以上あること(2018年から一部除外)

 

ちなみにケアマネージャーの受験資格は2018年から変更がありますので、しっかりと確認しておくようにしましょう。

さらに介護福祉士は国家資格であり、ケアマネージャーは国家資格ではありません。

仕事内容の違いとしては、介護福祉士は介護の現場で実際に介護業務を行うことを主な仕事としているのに対し、ケアマネージャーは先述したとおりケアプランの作成が主な仕事であり、直接介護に携わることを業務とはしていません。

 

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試験内容や難易度、合格率、受験資格について。最短で目指すには?

 

試験は年1回、都道府県単位で行われます。 筆記試験をクリアし、既定の実務研修を受講すれば、ケアマネージャーとしての資格を得ることができます。

合格率はおおむね15~20%の間で推移していましたが、2017年は何と25.1%と大きくアップ。しかし2018年から受験資格が変わったということもあり、この数値にも何かしら影響があるかもしれません。

最短での合格を目指すためのポイントとして、先ほどのセクションでご紹介した「実務経験5年」という受験資格について詳しく解説します。

これは、正確には「当該業務が通算して5年以上であり、かつ、従事した日数が900日以上であること」を指します。 ここにおいて重要なのは、実務経験は「試験前日まで」カウント可能ですので、「実務経験見込申込書」を提出すれば、申し込みの時点で実務経験が足りていなくとも受験することが可能であるということです。

また、900日という日にちでとらえる場合は、1日の労働時間については問われませんし、5年という年数でとらえる場合は、月に1回の勤務実績があればカウント可能です。

毎年10月に試験が実施されることから逆算すれば、最短かつ効率的に受験するプランを組むことができます。

 

受験後から就職までの手続きとは?将来性は?

 

筆記試験に合格したのちは、87時間の実務者研修を受講し、研修終了証明書の交付を受けます。その後、都道府県への登録を行い、介護支援専門員証の交付を受ければ、晴れてケアマネージャーとしての業務を開始することができます。ちなみにケアマネの資格は5年ごとの更新が必要で、都度、更新研修を受ける必要があるのでご注意を。

来たる超高齢化社会を想定すると、介護業界はまだまだ慢性的な人手不足といえます。 今後さらに介護業界での求人が増加し、働く人が増えることを想定すると、ある程度実務を積んだのちはケアマネージャーなどの資格を取得しておくことがおすすめです。給与面や待遇面で優遇されることもありますし、高い専門性を得ることで働く場所や働き方も選択肢が広がります。

そしてケアマネ^ジャーは、年齢や性別、学歴を問わない資格ですので、経験を積むことでキャリアアップが見込めます。先述した時代の流れからみても、就職・転職に困ることはまず当面ないといえる、将来性の高い職業です。

自分自身も年齢を重ねていく中で、体力的な面からみても現場業務以外の可能性を見つけておくことも必要かもしれません。

 

ケアマネが知っておくべき全て『実践で困らない!駆け出しケアマネージャーのためのお仕事マニュアル』

著者
後藤 佳苗
出版日
2012-11-30

 

著者は、自身もケアマネージャーの資格を持つ後藤佳苗。

ケアマネージャーが理解しておくべき最低限の仕事内容が、業務の流れに沿ってイラストを用いてわかりやすく説明されています。 業務で実際に使用する各種帳票の様式および使い方や、利用者とのコミュニケーションに役立つ声かけや話のネタ集など、現場ですぐに役立つ情報が満載。

駆け出しケアマネージャーはもちろん、ベテランの知識整理にも活用できます。

 

これ一冊あれば怖くない!『仕事の進め方がよくわかる 新人ケアマネージャーの現場サポートブック』

著者
出版日
2015-05-14

 

新人ケアマネージャーの現場をサポートしてくれる、先輩のような存在の本書。

いまさら人に聞けない疑問も、これを読めば大丈夫です。 先輩ケアマネージャーの経験に基づいた、「信頼されるケアマネージャー」になるためのノウハウがぎっしり詰まっています。

利用者や家族からの相談を受けて契約を行い、アセスメント、ケアプラン作成、サービス担当者会議、モニタリングと進んでいくケアマネジメントの一連の流れの解説から、多職種との連携やスケジュール管理のコツなど、よい仕事を長く続けていくためのちょっとしたポイントまで、先輩ケアマネージャーのアドバイスがたっぷりと盛り込まれています。

また、専門用語や諸制度など役立つ情報がまとめられた別冊は、いつでもどこでもさっと確認できる優れものです!

 

これぞケアマネのバイブル『ケアマネジメントの仕事術』

著者
高室 成幸
出版日

 

執筆や講演、コンサルティングなど幅広く活動する高室成幸による著書。

「ケアマネジメントの仕事はおもしろい!」をコンセプトに、業務に今すぐ活きるノウハウが詰まっています。アセスメントやサービス担当者会議、行政への提出書類など、日々の業務に即活用できる実践的な内容を中心に、図解を用いてわかりやすく濃密に解説された本著は、まさにケアマネージャーのバイブル。

ケアマネージャーという仕事のやりがい、おもしろさ、醍醐味を見つめなおすことができる、ポジティブな気持ちを運んでくれる一冊です。

 

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