今回は、夏仕様のインスタ映えテクニックと、参考になる書籍を紹介します。淡くて優しいブルーの色合いが特徴的な市橋織江さんの写真集『PARIS』から、インスタ映えする写真のヒントを学びましょう!
みなさんは、Instagramでどんな加工をしていますか?
鮮やかで空の色が映えるもの、トイカメラで撮ったみたいにあえてぼかしを入れるもの、モノトーンに近い彩度が低めなものなど……いろんなテクスチャー、色彩、明度を変更できる機能を使えることが、Instagramの魅力のひとつですよね。
今回ご紹介するのは、これから本格化する夏にピッタリの、青みのある写真の加工方法です。淡くて優しいブルーを感じる写真は、少しノスタルジックで涼しい印象。
夏の色といえばブルーを連想する人も多く、新たなインスタ映えのテクニックを知りたい方にもうってつけです!
フォトグラファーさんのように特別なソフトを持っていなくても、Instagramで写真の色味を簡単に調整できるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
今回参考にするのは、市橋織江さんの写真集『PARIS』。パリの街の空気を、淡く優しいブルーの世界観で表現しています。
映っているのは人々や花、街並み、食べ物など暮らしのなかで目にするものが多いのに、シーンの空気をそのまま写しこんだようなみずみずしい雰囲気と特別感が溢れていて素敵。淡いブルーの色味が印象的で、夏の暑さも忘れるような透明感のある写真がたくさん載っています。
丁寧に見れば見るほど、風景や人物の撮り方まで、インスタ映えのヒントがたくさんありそう。市橋織江さんのようなプロのフォトグラファーさんのセンス溢れる写真を、加工で再現してみましょう!
市橋織江さんの写真に漂う、ノスタルジックでみずみずしい雰囲気。他のフォトグラファーさんの写真よりもブルーの色味が印象的なのに、影の色がそこまで黒くないのが特徴です。
色味をブルーにして色調を強めにすること、影の色を抑えて優しい雰囲気にすること。この2つが、ノスタルジックな雰囲気とインスタ映えを作る要素になっているようですね。
では、実際に撮った写真を加工してみましょう!
左が元の画像、右が加工した画像です。普段使用している加工系のアプリでもいいですし、アプリを入れていない方は、細かい調整やフィルターなどの加工ができるInstagramの機能を使いましょう。
スマホで撮った写真を、青みを強くして影色を淡くしてみました!
・露出をあげて明るくし、影を薄くする
・青みがかったフィルターをかける
・色調でブルーを選び、強めに調整する
この3つのポイントを意識しています。色味を調整してあげることで、ふと撮ってみた写真の魅力がグッと増し、みずみずしい印象になったと思いませんか?
お気に入りの加工方法を見つけて固定すると、写真の雰囲気が統一されて素敵になりますし、Instagramのフィードも統一感が出やすくなります。
これからの季節、暑い夏を楽しむためにも、ブルーを取り入れた写真をたくさん載せてみませんか?涼しげな写真が載ったInstagram眺めているうちに、暑さもちょっとは和らぐかもしれません!
ふとした日常の写真を、加工でもっと素敵に。早速インスタ映えに生かしてみましょう!
- 著者
- 市橋織江
- 出版日
- 2011-04-25
#本好きな人と繋がりたい
すっかり生活の一部となりつつあるSNS。読書好きの人のなかには、インスタグラムでおしゃれに本を紹介している人もいるんです。「映え」のポイントなどを解説していきます。目指せインフルエンサー!