みなさんこんにちは。研究室長のユイです。 本日は、インペルダウンの謎に関しての考察です!インペルダウンに隠された謎が、ワンピースの歴史における最大のタブーとされている「空白の100年」の伏線になっているのではないかという説を、この記事では解き明かしていきます! ぜひ最後までご覧くださいね。
今回の記事では「インペルダウン」の謎について考察していきますが、まずは「インペルダウン」がいったいどのようなものであったのかをおさらいしていきましょう!
「インペルダウン」とは、巨大海王類の生息する「凪の帯(カームベルト)」の海中に位置する、世界政府が管理する世界最大の海底監獄です。そこには世界中の凶悪犯罪者が収容されており、囚人たちは死よりも辛く苦しいとされる拷問を日夜受け続けています。
凶悪犯罪者が囚われているエリアは地下1階から地下6階。地下1階が「レベル1」地下2階が「レベル2」……と、海底に近づくにつれてレベルが増加していき、エリアのレベルが上がるにつれて、収容されている者もより危険度や凶悪度の高い犯罪者となっています。
さて、そんなインペルダウンですが、ワンピース54巻での初登場からかなりの時間が経っているにもかかわらず、2020年現在にも数多くの謎が明かされていないままとなっています。
そしてこのインペルダウンの謎が、ワンピースの歴史における最大のタブーとされている「空白の100年」に関わっているのではないかという説を、この記事では考察していこうと思います!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2009-06-04
インペルダウンには様々な謎が隠されていますが、その中でも最大の謎は、インペルダウンの地下3階(レベル3)に描かれていた「古代文字」でしょう。
あまりにもさらっと描かれているので、気付かずにスルーした人も多いかとは思いますが、この古代文字の場所は三度も描かれているため、意図的に描写しているものだと考えられます。
「古代文字」といえば、「空白の100年」に存在し、未だ名称すら明かされていない「かつて栄えていた王国」に代表される反政府の思想を持つ人々が使うイメージがありますね。
では、なぜインペルダウンに古代文字があるのでしょうか。
古代文字が描かれている理由として考えられるのは、このインペルダウンという建物が、古代文字が扱われていた遥か昔の時代に建てられていたということです。そして、当時は反政府側、つまりはかつて栄えた王国側の建物として機能していたのではないかと思います。
しかし、インペルダウンは海底に建造されているのですが、そんな昔の時代の人間に海底監獄を作る技術があったとは考えにくいです。
この謎から、インペルダウンはかつて陸地に立てられた要塞や城のような建物だったのではないかということが推測されます。
そして、はじめから海底に作ったのではなく、陸地に建てた城が海底に沈んだと考えると、当時の人々が建造できたのにも頷けます。
では、なぜ陸地にあったインペルダウンが、海底に沈んだのでしょうか。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2009-09-04
これはあくまでも予想になってしまいますが、陸地にあったインペルダウンが海底に沈んだのは、世界政府が隠蔽する「空白の100年」に関係してくるのではないかと考えます。
元々は陸地であった部分を海に沈めカームベルトを作り、逆に元々は海であった部分をレッドラインに変えた、というのが「空白の100年」の真相なのではないでしょうか。
その出来事によって、「かつて栄えた王国」はインペルダウンとともに海に沈んでしまい、政府によってその存在を隠蔽されてしまったというわけです。
そして、海賊王・ロジャーは副船長となるレイリーを航海に誘う際に、「──おれと一緒に 世界をひっくり返さねェか!!?」(『ONE PIECE』61巻より引用)という発言をしていましたよね。
今回の考察を踏まえてその言葉を思い返すと、この陸地と海の位置関係を元に戻し、政府が隠蔽する「空白の100年」の真実を開示する、というのが文字通り「世界をひっくり返す」ということに繋がるのではないでしょうか!
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- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2011-02-04
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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