みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は世界政府とレッドラインの関わりについての考察になります。世界を横断する巨大な大陸には、どのような秘密が隠されているのでしょうか……?ぜひ最後までご覧くださいね!
今回はレッドラインやグランドラインと世界政府の関連を考察していきますが、世界政府を語る上でまずおさえておきたいのが「空白の100年」の存在です。
かつて栄えた巨大な王国と現在の世界政府となった連合国が戦い、連合国が勝利してからの100年間の歴史は、「空白100年間」と呼ばれています。
この期間に何があったのかは、世界政府の手によって執拗なまでに消されているというの現状でしたね。
しかし、王国側が残したポーネグリフを全て読み解くことで歴史の真実にたどり着けることがわかっており、ロジャー海賊団は歴史の全てを知ったことが分かっています。
この「空白の100年」に世界を揺るがす何かがあったことは明白ですし、政府が世間にバレたくないことを行なった、ということが推測されます。
以前YouTubeに公開したの動画でも考察した通りですが、政府はグランドラインを作り出すことで歴史の真実にたどり着く者の数を減らそうと考えたのではないかと思います。
グランドラインは政府が作り出したとすると、レッドラインにも何かしらの秘密がありそうです。
グランドラインがラフテルまでの困難な道筋だとすると、レッドラインの目的は世界の分断ではないでしょうか。
ワンピースの世界は、グランドラインとレッドラインによって4つの海に分かれています。
4つの海がほぼ物理的に分断されているため、仮に世界政府に反感を持つ国が多数存在したとしても結託することは難しいです。
また、いざ政府を倒そうと思ったとしてもグランドラインが邪魔となるため国が兵を挙げて政府と戦うことは非現実的ですよね。
つまり、レッドラインとグランドラインの存在により、政府の敵となるのは必然的にグランドライン上の海賊しかいなくなるわけですね。
そう考えると、世界徴兵によって各地の有能な兵士が海軍に召集されるのにも納得ですよね。
これまでの説はあくまでも仮説ですので、根拠となる部分を追求していきたいと思います。
まず、ワンピース90巻にて、世界政府の聖地「マリージョア」が描かれたシーンを見ていただきたいと思います。サラッとスルーしがちなコマですが、レッドラインの内部に正義の門のような物が見えます。
ただのモニュメントや模様のようにも感じますが、正義の門を取り囲むようにしてレッドラインが生成されているようにも見えますよね。
そもそも正義の門といえばインペルダウン、マリンフォード、エニエスロビーの3点に設置された門で、この門が開かない限りはタライ海流から抜け出せないという物です。
もしかすると元々はレッドラインは存在せず、聖地であるマリージョアも正義の門と海流によって守っていた可能性もありますよね。
元々は正義の門で守っていたものの、より強固な守りにするためにレッドラインを作ったのでしょうか。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-09-04
レッドラインが作られたものだとする根拠に、「血に染まるヘビ」と「謎の巨大船」があります。
まずは、「血に染まるヘビ」についてですが、このワードが出たのはワンピース15巻のリトルガーデンでのことでした。
エルバフに伝わる最強の技でさえ「血に染まるヘビ」は突き通せないそうですが、この血に染まるヘビというのはおそらく赤い土の大陸であるレッドラインのことを指していると思われます。
しかし、動いていないものをヘビと表現するのに違和感を覚えていたのですが、もしかすると巨人族はレッドラインが生み出される瞬間を見ていたのではないでしょうか。
レッドラインを作り出す方法としてあり得るのは、大地に関連するロギアの能力者が大陸をつくりだしながら世界一周を回った、でしょうか。
あるいは月などの物体を地球に極端に接近させ、万有引力で地面を持ち上げるという方法もありそうですが、ちょっと現実的ではないように思います。
ただ、月をもってくるのは藤虎の能力で出来なくもないようにも思いますので、一応可能性としてはあり得るといったところでしょうか。
どちらの方法にせよ、大陸が一瞬で出来たわけではなく、少しずつ生成されていったのではないかと思います。
となると、その大地が生成している瞬間はヘビが動いているようにも見えるのではないでしょうか。
これはあくまでも予想ですが、空白の100年というのは大地のロギアの能力者が歩いて世界を一周してレッドラインを作り出すための時間だったのではないかと思います。
となると怪しいのは、魚人島に向けて謝罪文を送ったジョイボーイのような気もしますが、脱線しそうなので今回は考察をやめておきます!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2000-09-04
続いては謎の船についてです。
むしろこれが一番重要なのですが、先ほどのマリージョアと正義の門のようなものが描かれたシーンで、大陸の切れ端のような部分に巨大な船が巻き込まれています。
この船は普通の船の10倍以上もありますし、砲身のような物も見えますよね。
これはただのモニュメントではなく、実際に戦争で使用された船なのではないでしょうか。
この船が大陸に巻き込まれていることこそが、レッドラインが政府によって作られた物である証拠になるのではないかと思います。
この巨大な船と正義の門を巻き込んだ形でレッドラインが生成されていったと考えると、この不思議な現象に説明がつきます。
そしてやはり能力によってレッドラインが作られたとすると、ジョイボーイやズニーシャが関わっていそうですよね!
空白の100年がレッドライン生成のための期間だとすると、その能力者は100年以上生きられる巨人族である可能性は高いです。
まだ真相は分かりそうにはありませんが、今後が楽しみですね!
おまけ的な感じではありますが、ハグワール・D・サウロがこの真相に関わるような気もしています。
Dの読み方が「ド」であるというのは以前から考察している通りなのですが、ハグワールとDを続けて読むと、ハグワールドになります。
そのままの意味でとると「世界を抱く」でしょうか。
もしも巨人族の能力者によってレッドラインが作られたというのが合っているとすると、レッドラインはまさしく世界を抱いた形になります。
サウロが巨人族であることと、レッドラインが世界を抱いた形になっていることから、ハグワール家の人物がレッドラインを作った可能性は十分にあり得ますよね。
ということで、ここまでの情報から仮説を立てていきたいと思います!
これまでの考察を全て考慮して考えると、ジョイボーイは巨人族で、大地に関連するロギアの能力者だったのではないかと予想します。
そしてジョイボーイはDの一族であり、ハグワール家だったと予想します。
おそらくは現在の政府との戦争に負け、捕虜になったジョイボーイはレッドラインの生成を強いられたと予想します。
そして魚人島に迷惑をかけたことの謝罪文をポーネグリフに記したとすると、魚人島のポーネグリフの謎にも説明がつくのではないでしょうか。
そして再びレッドラインを元の状態に戻す際に魚人島がなくなってしまうことを考え、脱出用のノアを用意したと考えられます。
これまでは巨人族がストーリーの根幹部分には関わってきませんでしたが、巨人族の島である「エルバフ」は非常に重要な秘密を握っているような気がしますね!
ということで本日も長くなってしまいましたが、レッドラインは空白の100年の間に政府によって作られた大陸なのではないかという考察でした!
世界政府について考察した<世界政府と戦っていたのは巨人族⁉︎ オハラに隠された伏線から考察!【ワンピース】>の記事もおすすめです。
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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