みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は、世界政府の敵が「巨人族」だったのではないかという考察になります。ぜひ最後までご覧ください!
まずは世界政府と敵対勢力の関係を、オハラ編の回想からおさらいしていきたいと思います。
現在から800年前、空白の100年が明けた際にちょうど誕生したのが「世界政府」だそうです。
クローバー博士は、ポーネグリフを残した者たちの敵だったのが、現在の政府と仮定していましたね。
ということで、今回はこのポーネグリフを残した「巨大な王国」というのが巨人族の国だったのではないかという仮説を立てていきたいと思います。
そう思う根拠としていくつかの点がありますので、ひとつずつ見ていきたいと思います!
まずは、ワンピース41巻にてクローバー博士が五老星に仮説を報告した時の、王国のイメージ像が不思議です。
クローバー博士はこのかつて栄えた王国を「巨大」と表現しましたが、国のサイズ的な意味でいうと非常に小さ目なシルエットです。
あくまでもイメージなのは間違いありませんが、大きめの建造物がいくつかあるだけで、国と呼ぶのにも違和感があるレベルの規模に感じます。
この国をイメージしつつもクローバー博士が巨大と言ったのは、規模ではなく建造物の単純な大きさが巨大だったのではないでしょうか。
このイメージには人が描かれていないため比較対象がありませんが、全てが巨人族に合うサイズに作られていたとしたら、「巨大な王国」と表現しても違和感はないように思います。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
続きまして、ワンピース90巻にて、マリージョア直近の「海軍G1支部」の裏手が描かれたシーンをご覧ください!
レッドラインに巨大な船が埋め込まれたような形になっていましたね。
この船のサイズは明らかに通常の船の10倍以上もあり、人間が乗っていたものではないと考えられます。
巨人族は最低でも慎重が15mを超える種族で、人間と比較すると約10倍のサイズになります。
そう考えると、この船は巨人族が使用していたと見ていいのではないでしょうか。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-09-04
マリージョアの「虚の玉座」には、20本の武器が突き刺さっていますよね。
政府を作り上げた最初の20人がこの虚の玉座を作ったそうなので、この20人の中には巨人族がいないことになります。
ここから可能性として考えられるのは、この戦争に巨人族は参加していなかったか、あるいはこの20人と戦っていたのは巨人族だった、の二択になりますよね。
ここで先程の船を思い出したいのですが、あの船がマリージョアにあった時点で、巨人族が戦争に参加していないというのは考えにくくなります。
ちなみにですが、虚の玉座を守る20本の武器の他にも玉座付近には多数の武器が刺さっています。
これらも全て人間サイズの武器ですので、やはり巨人族は政府側ではないと見て間違いなさそうです。
これまでのワンピースの流れから、巨大な王国とDの一族に何らかの繋がりはありそうですよね。
そしてDの一族のキーアイテムとして、ロジャー、ルフィが被っていた麦わら帽子が挙げられます。
その麦わら帽子がマリージョアにあり、そのサイズが明らかに人間サイズではないということは、Dの一族と巨人族との間にも何らかの関連があるのは明白です。
さて、「Dの一族」であり「巨人族」であるというキャラがいますね。
幼少のロビンが出会った心優しき巨人、ハグワール・D・サウロです。
さらに、サウロにだけDの名がついたわけではなく、サウロの家系には全てにDの名がついているそうです。
ということは、昔からDの一族の中に巨人族がいたというのは確定的と考えて良さそうですよね!
800年続いた政府の歴史の中で、海兵となった巨人族はジョン・ジャイアントが初めてのケースです。
巨人族の寿命は300年ですから、少なくとも500年以上は海軍に、つまり政府側には巨人族がいなかったことが分かりますね。
巨人族のパワーは相当なものですから、その戦力は海軍にとっても貴重です。
その貴重な戦力を500年以上もの長い期間で手に入れられなかったのですから、海兵になりたいと思う巨人族はいなかったことが分かります。
さらに、ジョン・ジャイアントは、ワンピース86巻にて、マザー・カルメルによって海軍に売り飛ばされたことが判明しました。
マザーは孤児を育てて売るという稼業を続けていたので、ジョン・ジャイアントが孤児から海軍になったことが示唆されます。
おそらくですが巨人族では基本的に、海軍は敵としての言い伝えが残っていたものの、孤児となったジョン・ジャイアントはその歴史や言い伝えを聞かされていないのではないでしょうか。
だからこそマザーの洗脳といっても良いような子育てにより、世界初の巨人海兵が誕生したのではないかと思います。
ちょっと長くなりましたが、ここで伝えたかったのは、巨人族の中にはわざわざ海兵になりたがる者はほとんどいなかったということです。
これは、かつて自分たちを滅ぼした政府の仲間にはならない、という意味合いが含まれているのではないかと思います。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2017-08-04
ということで、簡単に説明できそうな根拠は以上の6つでした。
最後に簡単にまとめて行きますが、
などから、空白の100年で消え去った王国は巨人族の国だったのではないかと思います。
Dの一族は巨人族の味方として戦った種族なのか、あるいはDの一族はそもそも巨人の血を引いていたのか、これはどちらでも整合性は取れるのですが、個人的には巨人の血を引いていた、という展開に期待したいです!
ということで、今後描かれるかもしれない巨人の国・エルバフ編に期待を膨らませつつ、ワノ国編も楽しんでいきましょう!
世界政府について考察した<レッドラインとグランドラインは、世界政府によって作られた⁉︎ 【ワンピース】>の記事もおすすめです。
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
YouTubeチャンネル「ユイの研究室」では、様々な考察動画をアップしていますので、もっと色んな考察を見てみたいという方はぜひYouTubeチャンネルの方にも遊びにきてくださいね!
チャンネル登録や高評価などをしていただけると活動の励みになります!ぜひよろしくお願いします。
「ホンシェルジュ」で記事にした考察は、こちらでまとめて読むことができますよ!
・漫画「ワンピース」未回収の伏線まとめ!謎を徹底考察【ネタバレ注意】