5分でわかる管理業務主任者の仕事!年収、試験内容や難易度などを解説!

更新:2020.4.7 作成:2020.4.7

マンションの建設が増えてきていることから、今後需要が高まるといわれている「管理業務主任者」。国家資格に認められています。この記事では、仕事内容や年収、試験の内容、難易度などをわかりやすく解説していきます。おすすめのテキストや過去問題集も紹介するので、参考にしてみてください。

  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena

管理業務主任者はどんな仕事?仕事内容や年収を解説!

 

管理業務主任者とは、マンションの管理をする業者が管理組合などに対して、管理委託契約に関する重要事項の説明をする際や、管理事務報告をする際に必要な国家資格です。

具体的には、新規契約なのか更新なのか、契約期間、マンションの情報や委託される管理事務について、金銭の取扱い方法について、保証契約の内容の確認など。説明や報告をする際には、関連書類に記名押印をします。

またマンション管理業者は、管理業務や管理組合の会計に関する報告をする義務がありますが、これも管理業務主任者が担当します。

年収は300万~500万円。一般的なサラリーマンの平均年収と同じくらいです。

管理業務主任者は、マンションごとに一定数を配置する必要があり、首都圏を中心にマンション数が増加していることから、今後も需要が伸びる資格だといわれています。

管理業務主任者とマンション管理士の違いとは

 

管理業務主任者は、マンションの管理会社に所属し、受託契約に関する説明や管理状況の確認・報告をおこないます。

一方でマンション管理士は、管理組合の立場から、建物の保全などに関して幅広く総合的にアドバイスをおこなう仕事です。

またマンション管理士には設置条件がありませんが、管理業務主任者は30管理組合につき、ひとり以上の割合で設置をしなければいけないと義務づけられています。

管理業務主任者試験の内容、受験資格などを解説!

 

管理業務主任者試験には、特別な受験資格は設けられておらず、誰でも受験することができます。ただ合格後に必要な、国土交通大臣の資格登録には、マンション管理事務経験2年以上、もしくは国土交通大臣指定の実務講習を修了する必要があるので注意が必要です。

マンション管理業協会が公表している試験内容は、

  • 管理事務の委託契約に関すること
  • 管理組合の会計の収入および支出の調定並びに出納に関すること
  • 建物および附属設備の維持、または修繕に関する企画、または実施の調整に関すること
  • マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
  • 上記のほか、管理事務の実施に関すること

の5項目。

なかでも区分所有法、民法、マンション管理適正化法などが重要項目だといわれています。

またマンション管理士試験の内容と重複している部分もあるため、2つの試験で合格を目指す人も多いようです。

管理業務主任者試験は独学で合格できる?難易度や合格率、勉強時間などを紹介

 

では管理業務主任者試験の合格率を紹介していきます。

  • 2019年度 受験者数:15591 合格者数:3617 合格率:23.2%
  • 2018年度 受験者数:16249 合格者数:3531 合格率:21.7%
  • 2017年度 受験者数:16950 合格者数:3679 合格率:21.7%

出題範囲が近しく、合格率が約9%のマンション管理士と比べると、難易度は低いといえるでしょう。必要な勉強時間は、およそ300時間といわれています。しっかりと時間を確保し、後ほど紹介するテキストを適切に用いれば、独学で合格することも難しくありません。

管理業務主任者試験に合格した後の流れを解説!登録や更新など

 

管理業務主任者試験に合格した後は、資格を登録しなければ働くことができません。

先述したとおり資格の登録には、マンション管理事務経験2年以上、もしくは国土交通大臣指定の実務講習を修了する必要があります。講習を受講し修了試験に合格すれば、実務経験が2年に満たなくても登録可能です。

登録時には、申請書や住民票などの必要書類を提出し、主任者証を受け取ると、晴れて管理業務主任者として働くことができます。

主任者証の有効期限は5年。期間が満了になる前に更新をする必要があるので、注意しましょう。

おすすめ過去問題集『2020年版出る順管理業務主任者・マンション管理士 合格テキスト』

著者
["東京リーガルマインド LEC総合研究所 マンション管理士・管理業務主任者試験部", "東京リーガルマインド LEC総合研究所 マンション管理士・管理業務主任者試験部"]
出版日

 

本作は、図や表が多用され、重要なポイントが赤字になっているなどわかりやすい作りが人気の参考書です。テキストと分野別の過去問題集がついているため、インプットとアウトプットを効率よくおこなうことができるでしょう。

また、学習ポイントとして各項目の最初にまとめが記載されているので、試験における重要項目を知ったうえで勉強に望めるのも嬉しいポイント。

マンション管理士の試験にも対応しているため、ダブル受験をしたい方にもおすすめです。

初心者にもおすすめのテキスト『みんなが欲しかった!マンション管理士・管理業務主任者 合格へのはじめの一歩』

著者
["TACマンション管理士・管理業務主任者講座", "小澤 良輔"]
出版日

 

本作は、他のテキストよりもイラストが多いので、法律などにあまり詳しくない初学者からの人気が高いテキストです。

大手の資格取得学校が作成していることもあり、板書のようにわかりやすくまとまっているので、学校や塾などの感覚で勉強することができます。

また項目ごとに重要度が分けられているので、忙しいなかでも効率よく勉強を進めることができるでしょう。管理業務主任者試験までの流れや、各項目の前提知識も学べるので、何からどうやって勉強すればいいのか不安な人にもおすすめです。