みなさんこんにちは!研究室長のユイです! 本日はウソップとイソップ物語の関連についての考察になります。ぜひ最後までご覧くださいね!
巨人族の故郷である「エルバフ」のスペル「ELBAF」を逆から読むと「FABLE」となります。
「FABEL」というのは「寓話」という意味の英語なのですが、寓話というのは教訓的な内容を人間の生活に馴染深い事柄に例えて作られた創作物語のことです。
一番有名なのは「イソップ物語」というものですが、ご存知でしょうか。
イソップ物語は様々な寓話を集めたもので、「アリとキリギリス」や「北風と太陽」、「金の斧と銀の斧」などもイソップ物語の一つです。
このイソップ物語の英語表記が「ISOP’S FABLES」です。
ウソップの名前はイソップが由来だと考えられますし、そのウソップが憧れているエルバフもFABLEが由来と考えて間違い無いですね!
「ウソップのついてきた嘘が現実に起こる」というお話は有名ですよね。
しかし、ウソップが故郷のシロップ村で行なった行為にこそ、今後の展開の重要な役割が隠されているように思います。
ウソップは「海賊が来たぞー!」という嘘で村人を驚かせるのが日課だったのですが、本当に海賊が来てしまうという情報を得ます。
ウソップは村人たちに海賊が来るということを伝え、避難してもらおうするのですが、普段から嘘をついているせいで村人たちに信じてもらえませんでした。
ちなみに、ここのストーリーは「おおかみ少年」という話のオマージュだと考えられますが、このおおかみ少年もイソップ物語の1つです。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1998-10-01
ワンピースの最終局面では、おそらくですが麦わらの一味をはじめとした海賊たちが、世界政府と何らかの形で戦うことになりそうですよね。
そして世界政府の戦力といえば海軍です。
おそらく海兵たちは、市民の平和を守るために働いているのだと思いますが、実はその裏で組織を支える世界政府は、海賊たちが歴史の真実を突き止めることを防ぐために海軍を利用しているとも言えます。
では、本当の最後に世界政府を倒した後のことを考えてみたいのですが、政府の戦力である海軍も滅ぼしてしまうのでしょうか?
結果的にラフテル到達の障害となっている海軍ですが、彼らはそれぞれに正義を持っていますよね。また、本当に悪い海賊から市民の平和を守っているのも海軍です。
おそらく、政府が歴史の探求を禁止している理由をきちんと把握している人物は、海軍のなかでもトップ層だけなのではないかとも考えられます。つまり、上層部が歴史の真実を隠したがっているだけで、海兵自体は悪者ではありません。
とは言え、敵対勢力ではあり、歴史の真実を隠す存在でもあるため、最終的には戦うしかない流れも出来つつあります。
ですので麦わらの一味は、上層部が悪に染まってしまっていた海軍を倒しつつも、その後は何事もなかったように海軍の本来の仕事を続けてもらうのではないかと思います。
海軍や政府の行なった悪事を全て明らかになってしまうと、海軍の信用問題に関わり、治安維持に支障が出る恐れがあります。ですので、それら全てをなかったことにして、海軍には本来の海軍としての職務を全うしてもらい、平和を保つのではないでしょうか。
それに比べると小さな規模にはなるのですが、シロップ村でのウソップは、海賊の襲撃があったのにも関わらず、何も起きなかったことにして、村人に不安すら与えませんでした。
それと近しいことを最後に行い、世界中の人々に不信感や不安感を与えることなく、政府の闇を一掃してくれるのではないでしょうか!
映画「スタンピード」でも感じたのですが、ウソップは第2の主人公といってもいいような存在ですので、最後の局面で大きな仕事が待っているような気がしてしまいますね!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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