絵を描くことを仕事とする「イラストレーター」。会社員・フリーランス・副業など、さまざまな働き方があり、絵を描くことが好きな人やクリエイティブな職業に就きたいという人に人気の職業です。本記事では、イラストレーターの仕事内容・年収・働き方といった基本情報から、イラストレーターの仕事の種類なども解説。未経験からイラストレーターを目指す人が知っておくべき情報をまとめました。 就職や転職をするうえで有利になる資格や勉強方法、チェックしておきたい本・書籍も紹介していきます。この記事を読んで、イラストレーターを目指す方が一歩前進することができたら嬉しいです。
イラストレーターといっても、業界によって求められるスキルや仕事内容は変わってきます。ここでは、その仕事を6つに分類し、それぞれの仕事内容を紹介していきます。
未経験からイラストレーターを仕事にする場合、どんな業務なら自分に向いているか考えながら読んでみてくださいね。
まずイラストレーターといって多くの人が思い浮かべるのが、雑誌や広告、書籍などに人物画やイメージ画を描くイラストレーターではないでしょうか。イラストの雰囲気やタッチは各イラストレーターによって異なります。
ゲームやアニメ、ラノベなどのキャラクターデザインを手がけるのが、キャラクターデザイナーです。デジタルでのイラスト制作が基本のため、Photoshopなどの知識・スキルが必要になります。
絵本に描かれているイラストを手がける専門職として、絵本イラストレーターがあげられます。絵本は雑誌や書籍と異なり絵がメインの本のため、ページ全体を使って物語を表現するスキルが求められます。絵本作家として、文と絵の両方を1人が手がける場合もあります。
人物の似顔絵を得意とするイラストレーターです。人物の顔の特徴を捉え、うまくデッサンする技術が求められます。一般のお客さんを相手に作品を仕上げる仕事でもあるため、制作中にお客さんを楽しませるコミュニケーションスキルも必要となってきます。ほか、似顔絵スクールの講師を務める場合もあります。
パソコンを使い、2D、3Dのイラストや映像を作り上げる仕事です。イラストを描く画力だけでなく、モデリングのスキルなども必要になってきます。デジタルスキルが豊富なことから、キャラクターデザイナーを兼任している人も多くいます。
電気機器や自動車などの取扱説明書に描かれている図を描く「テクニカルイラストレーター」、医療・生物分野などのイラストを描く「メディカルイラストレーター」など、専門分野に特化したイラストレーターもいます。正しい情報を伝えるため、それぞれの分野についての専門的な知識を使い正確にイラストを描く必要があります。
このように、イラストレーターを目指す人は自分の得意とするイラストのタッチや使えるソフト・技術などに合わせて、業界や受ける仕事内容を選ぶのがベターといえそうです。
上記で紹介したイラストレーターはどんな働き方をしているのでしょうか。それぞれ詳しく解説していきます。
出版社や広告制作会社、編集プロダクションなどから直接お仕事をもらい、イラストを手がけます。仕事をもらうためには、自身でポートフォリオを持って売り込みに行くか、紹介などで編集者・ディレクターなどと出会い仕事を発注してもらう、というアクションが必要になります。ポートフォリオなどから編集者・ディレクターの思い描く誌面や広告に必要なイラストが描けると判断されれば、仕事を依頼されます。継続して仕事を得るためには、納期を守る・コミュニケーションがスムーズに取れる・すぐに修正してくれるといった、相手にとってうれしい働きぶりを見せることが大切です。
アニメプロダクションやゲーム会社などから仕事をもらい、キャラクターを制作します。昨今はゲームアプリの普及や、アプリ制作会社の新規アプリ開発にともない、キャラクターデザインを依頼される場合も。フリーランスで仕事を請け負う人もいれば、アニメプロダクションなどに就職しキャラクターデザインをおこなう人もいます。フリーランスの場合はキャラクターデザインだけで生計を立てることは難しく、イラストレーターやCGクリエイターを兼任している人も多くいます。
絵本イラストは、ほとんどの場合手書きで作られます。子どもに向けた温もりあるタッチが求められるため、手書きでイラストを描いていきます。出版社の担当編集者・文を考える文章作家との打ち合わせでどんな話にするか、どんな絵を描くかを決めていき、制作に取り掛かります。イラストレーターが絵本作家として活躍する、というケースも多くあります。
フリーランスで活躍しているイメージの強い似顔絵イラストレーターですが、実は多くの場合は似顔絵を手がける「似顔絵制作会社」に所属し、イラストを手がけます。街中の店舗に配属されたり、テーマパーク、ショッピングモールなどに派遣され、そこでお客さんの似顔絵を描いていきます。
CGクリエイター検定などの資格・スキルを身に付け、デザイン会社やCGの専門会社などに就職する働き方、またはフリーランスという働き方があります。立体動画といった造形が複雑なデザイン制作が必要な場合は、会社内でチームを組んで分業する場合も。
テクニカルイラストレーターやメディカルイラストレーターは専門知識が必要なため、各業界のメーカーや、マニュアル制作会社に就職してイラストを手がけます。テクニカルライターは「CAD」というコンピューター上での設計を支援するツールを用いるなど、ツールやソフトも専門的なものが必要になります。
「絵を描く」ということがイラストレーターの仕事ですが、似たよう絵を用いる仕事として「漫画家」「アニメーター」などがあげられます。
▶︎漫画家との違い
最もイラストレーターと比べられやすいのが「漫画家」です。
イラストレーターは1枚のイラストで物語やキャラクターを表現するのに対し、漫画家はコマを分けて絵を描き、多くのページを使ってストーリーを描いていきます。
漫画家は物語を考え、キャラクターの細かいデザインを考え、効果的なコマ割りをし、実際にキャラクターを動かし定められたページ数で物語を進めていきます。
漫画を面白く作るためのスキルや作業が必要とされる職業が漫画家なのです。
▶︎アニメーターとの違い
アニメを作るアニメーターも、イラストレーターとはまったく異なる職業です。
どちらも描く時は静止画ですが、イラストレーターは完璧な1枚絵を求められるのに対し、アニメーターは「アニメとして動く」ことを大前提としそれに合わせて絵を描いていきます。
また、給与や年収に関してもイラストレーターとは異なっています。アニメーターに関す詳細を知りたい方は「5分でわかるアニメーターの仕事」を読んでみてくださいね。
イラストレーターにの業務形態は大きく3つに分けられます。
それぞれどんなメリット・デメリットがあり、どの仕事内容に適しているのでしょうか。
WEBサービス、アプリ制作、ゲーム開発などIT関連事業の会社に就職し、イラストを手がける働き方です。正社員として働き、常にいくつかのプロジェクトに参加しながらイラストを生み出していきます。メリットとしては安定した収入を得ながらイラストレーターとして働けること、デメリットとしてはイラスト制作以外の会社の事務作業などをおこなう必要があることがあげられます。
CGクリエイターやキャラクターデザイナー、似顔絵イラストレーター、専門分野のイラストレーターは専門的な知識や技術が必要となるため、サポート体制の整っている会社員としての働き方がおすすめです。
イラストレーターのイメージが最も強いのが、フリーランスという働き方です。
継続して収入を得るためには、出版社などにポートフォリオを持って自分を売り込みにいったり、クラウドソーシングサービスを用いたりと自分で仕事を取りに行く必要があります。
ほか、SNSなどのWEB上で自分の作品を発信し続けることで、イラストレーターとして認知され、仕事を依頼される場合もあります。常に能動的に動き続けられる人でなければフリーランスで成功することは難しそうです。
ですが、業界やジャンルを超えてさまざまな仕事が受けられるといったメリットもあります。絵本イラストレーターや挿絵などを手がけるイラストレーターに多い働き方です。
別の職業で本業をこなすかたわらでイラストレーターとして活躍し、副業で収入を得るという働き方もあります。イラストレーターとして生計を立てられるほどのスキルや仕事がないという人におすすめの業務形態です。
趣味として楽しくイラスト制作ができる、本業があるため収入の不安がないという点がメリットとしてあげられます。少ないリスクでイラストレーターとして始められるのがうれしいですね。
大きなデメリットはありませんが、それぞれの仕事に支障をきたさないよう、本業とのバランスをうまく保つ必要があります。
各業務形態によって、給与・年収額は異なります。相場は全体的に低く、年収は200万円〜350万円と言われています。
会社員の場合は安定した収入が得られるため、求人サイトで提示されている額を見る限り300万円〜400万円が年収の相場です。仕事内容や業界によってばらつきはあまりなく、一般的なサラリーマンと同等の年収を得られるでしょう。
フリーランスの場合は、受けた仕事の数などにより給与・年収額は異なります。イラストは「1枚いくら」と単価で金額がつき、モノクロやカラー、サイズ感などによって値段が変わってきます。年収の相場は200万〜300万と低め。
年収500万円以上を獲得できる、いわゆる「売れっ子」のイラストレーターとなれる人はほんの一握りです。
副業でイラストレーターとして収入を得る場合も、給与はフリーランスと同様に「1枚いくら」と単価での計算になります。仕事をする時間がフリーランスよりも少ないため、年収は100万円以下が相場といえます。
ゲームのキャラクターや、雑誌の挿絵など、さまざまな媒体でイラストレーターは活躍しています。ここでは、イラストレーターになるためにはどのような資格があれば有利なのか、どんな勉強方法をすべきなのか、知っておくべき情報を紹介します。
イラストレーターになるために絶対に必要な資格、というのはありません。イラストを描く技術があれば仕事を受けることができます。しかし、持っていると技術力の証明になり、仕事を受ける上で有利になる資格がいくつかあります。
Adobe社のIllustratorとPhotoshopの機能を理解しているか、それらを用いて十分なイラストを描けるかどうかを判定する認定する試験が「Photoshop®︎クリエイター能力試験」です。
IllustratorとPhotoshopは、パソコンでイラストを描く上でほとんどの人が利用するソフトですので、使いこなせるかどうかは仕事を受ける上でも必要なスキルになってきます。
Illustratorはロゴやアイコン、雑誌のレイアウトなどを作るのに向いており、Photoshopはイラストを描いたり、写真を加工・合成したりするのに向いているソフトです。
能力認定試験はIllustratorとPhotoshopそれぞれに設けられていますので、自分の受けたい仕事内容や必要な知識・技術に合わせて試験を選びましょう。
能力認定試験よりもさらに専門的なAdobe社製品の知識を身に付けたいという人には、「アドビ認定エキスパート(ACE)」の試験を受けることをおすすめします。
Illustrator、Photoshop、Indesignなど、Adobe社のソフトに関する専門知識やスキルを持っていることを証明してくれる資格です。製品ごとに試験が設けられており、1つ以上の製品の試験に合格すると、ACEの資格を得ることができます。
CG(computer graphics)で表現するイラストレーターを目指すなら「CGクリエイター検定」は持っておきたい資格です。CG-ARTS(公益社団画像情報教育振興協会)が主催する検定で、CG映像の制作において必要となる技術や知識、CGソフトを効果的に使用する能力が試されます。
CGアンメーター、CGデザイナー、グラフィックデザイナーとしての技術を身に付けたいクリエイターにおすすめです。
特に受験資格などはなく、合格率はたとえばWebデザイナー検定だけでみるとベーシック64.35%、エキスパート36.30%(ともに2019年後期)です。この数字だけを見た限りでは、少々難易度の高い検定だといえるでしょう。
イラストレーターは多彩な色を扱う仕事でもあるため、色彩に関する知識・スキルを持っておくと有利とされています。
色彩検定は公益社団法人色彩検定協会が主催する検定試験で、「色彩の基本」の知識を測る資格です。文部科学省が生涯学習の一環として後援している資格ということもあり、誰でも気軽に受けられる資格として幅広い年齢層に人気があります。
1990年の開催から2019年までに累計150万人ほどが受験しており、合格率は級によって差がみられます。2019年度のデータでは以下のような数字が見られます。
色彩検定と同じく、色彩に関する検定試験として有名な「カラーコーディネート検定試験」。
色彩検定が色彩の基本的な知識を習得する資格であるのに対し、カラーコーディネート検定試験は色の持つ性質を理解した上で、色が与える影響や作用についての理解・知識が求められます。
色彩検定よりも専門的な知識が必要になるため、色彩をコーディネートしてイラストやデザインを生み出すイラストレーターにとって、持っておくと有利になる資格といえるでしょう。
過去2年からみる合格率では3級50〜70%台、2級30〜40%台、1級30%台と、3級のみ合格率にばらつきがあるのが分かりますね。
とにかく「絵を描くのが好き」という方は、イラストレーターに向いているといえるでしょう。
絵を描いてお金をもらうということは、描きたくないイラストや苦手な構図などにも挑戦し、クライアントが納得する作品を作らなければいけません。どんな仕事を受けても「絵を描くのが好き」という気持ちを持ち続けられる人である必要があります。
ほか、クライアントとの打ち合わせでしっかり要望と聞き出すヒアリング力の有無は、相手の望む作品を作れるかどうかを左右します。
細かな修正を何度も出されたり、大幅な修正が入ったりと、無茶な要望に応える忍耐力もイラストレーターとして続けていくためには必要なスキルになります。
イラストの専門学校に通うのがおすすめ
会社員やフリーランスのイラストレーターを目指す場合には、イラストの専門学校に通うことが一番の近道です。
イラストを描く上での基本的な学びから、グラフィックデザインといったCGデザインの作り方など、さまざまなイラストの描き方を専門学校で学ぶことができます。
IllustratorやPhotoshopといったソフトの使い方も習得できるため、能力検定試験の対策も可能です。
専門学校に通うことで、手書きイラストやCG、キャラクターデザインなど、自分の得意なイラストの描き方・分野を見つけることもできます。
また「イラスト・デザインの専門学校を卒業した」という学歴は、就職や仕事を得る上で有利になるでしょう。
副業でイラストレーターに挑戦してみたいという方には、独学での勉強もおすすめです。自分の思い描くイラストを描けるように、デザインの参考書や書籍を使って実践しながら絵を描いてみましょう。
また、イラストを上手に描くためのデッサン教室やイラストレッスンなどに通って、スキルや知識を身につけるのもおすすめです。
独学でイラスト関係の会社に就職したり、フリーランスのイラストレーターになりたいという方は、本記事で紹介した資格を取得したりポートフォリオを用意したりと、スキル・知識の証明になるものを用意する必要があります。
イラストレーターに関連する本はさまざまありますが、大きく分けて「ソフトの参考書」と「イラストを学ぶ書籍」の2種類があります。ここでは、それぞれのおすすめの本を紹介。いずれもイラストレーターを目指す人にはもちろん、イラストレーターになった後でも使える本です。
イラストレーターになるために習得しておきたいソフトのひとつ、「Illustrator」について基操作から実践技までを丁寧に紹介した参考書です。
- 著者
- 高野 雅弘
- 出版日
Illustratorの最新のCC(Creative Croud)にも対応した完全版として、2018年に発刊された本書。
出版社が「世界でいちばんやさしいとことん丁寧な入門書」とうたっている通り、Illustratorの機能である合成や特殊効果の使い方、ロゴ作りに欠かせない文字の配置方法など、あらゆる機能について画像を用いて細かく解説してくれています。
初心者は第1章から読み進めることで、基礎から応用まで徐々必修機能を習得できるという構成になっています。
Photoshop最大の特徴でもある「レタッチ」。写真を補正・加工し、さまざまな見せ方ができる機能です。こちらは、そのレタッチ機能のみをピックアップし、多彩な手法を紹介してくれる教本です。
- 著者
- 大谷 キミト
- 出版日
本書の著者は、レタッチを専門とするレタッチャーという肩書きを持つ大谷キミト氏。広告写真のレタッチだけでなく、映画やドラマなどの重要なメインビジュアルも多数手がけており、気付かないうちに彼の作品を目にしている人は多いのではないでしょうか。
Photoshop歴20年のなかで習得したさまざまなレタッチ方法を、「何を見せたいのか」「何を伝えたいのか」というレタッチの目的にあわせてプロセスを解説しています。Photoshopに慣れてきたからもう一歩進んだ技術を身に付けたい人におすすめの中級者向け参考書です。
本書に掲載されている一部の完成作品や元データがダウンロードできるようになっており、本を読むだけでなく、実際に手を動かしながら大谷氏のレタッチ方法を学ぶことができます。
イラストレーターに欠かせないソフトであるPhotoshopとIllustratorのデザインテクニックが詰まったこちらの教本は、イラストレーターとして仕事を受ける上で持っておくと便利な1冊です。
- 著者
- ["楠田 諭史", "トントンタン"]
- 出版日
Photoshopでのイラストの作り方、手描き・アナログ加工、Illustratorで手描きの文字を作る方法……など、全89ものデザインテクニックがおさめられています。購入特典として、Photoshopで使用できるブラシ・グラデーションがついています。
こちらの本も中級者向けの内容になっているため、PhotoshopやIllustratorの基本的な説明は少ないですが、ロゴの作り方やブラシの詳しい使い方が手元の画像つきで掲載されているなど、初心者が手に取ることも考慮した作りになっています。
これまで以上にPhotoshop・Illustratorを使いこなしたい人や、あらゆるテイスト・ジャンルのデザインテクニックを習得したい人におすすめです。
イラストレーターとして活躍していくためには、1枚の絵でさまざまな情報を伝えられるようになる必要があります。そんな「伝わる絵」を描くために必携の教本が本書です。
- 著者
- OCHABI Institute
- 出版日
絵を描いてみてはいるものの、なぜかうまくいかない。単純に絵のセンスに欠けているのかな?と考えたことのある方向けの初心者には嬉しい1冊がこちら。
伝わる絵を描くために鍛えるべき力として、本書では「デッサン力」に焦点を当てて紹介しています。写実的に描くのではなく、「絵を描くロジック」に注目しさらっと特徴や形を捉えた絵を描けるようになるノウハウがおさめられています。
ペンの持ち方や線の引き方といった練習方法まで、丁寧に解説してくれているのが嬉しいですね。
絵に苦手意識を持っていた方や、あらためてデッサン力を鍛えたい経験者まで、幅広くおすすめしたい1冊です。
人物の体をもっと上手に描けるようになりたい……!そんな悩みを持っている方にこそおすすめしたい、著名なイラストレーターであった故・ルーミス先生の人物デッサンに特化した教本です。
- 著者
- ["A. ルーミス", "北村孝一"]
- 出版日
本書には、骨格や筋肉の構造、遠近で見たときの体の形、陰影の入れ方など、さまざまな人物デッサンが収録されています。内容のほとんどが美しいデッサン画で、模写するだけでも十分にデッサン力の向上が期待できる1冊です。
文章で説明も添えられていますが、文章は難しく、購入者の中には読むのをやめてしまった、という声も。
本書を片手に、とことん自分で絵を描き込んでいくことで、少しずつ人の体の構造が理解でき、あらゆる体の動きを描けるようになります。
イラストレーターという職業は非常に幅広いため、自分の得意なジャンルやタッチなどにあわせて、専門とする業界を決めることをおすすめします。未経験で資格がなくてもイラストレーターになることはできますが、関連する資格を取得することでキャリアアップに繋がったり、得意な作業をきわめたりできるので、資格取得について考えてみるといいかもしれません。また専業、フリーランス、働き方や仕事内容など、自分に合ったスタイルで働くことができるのもイラストレーターの魅力のひとつ。自分の得意なジャンルやタッチを決めて素敵なイラストレーターを目指してくださいね。