みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は、覇王色の覇気の「次の段階」について考察していきたいと思います!最新話近くのネタバレも含みますので、原作未読の方はご注意くださいね。それでは、ぜひ最後までご覧ください!
今回は「覇王色の覇気」の「覚醒」についての考察をしていきますが、まずはその準備として「武装色の覇気」と「見聞色の覇気」についておさらいしていきましょう!
2020年現在進行中のワノ国編にて、「武装色の覇気」の「次の段階」について語られましたね!
2年間の修行時、ルフィがレイリーに覇気を習った際に「見えない鎧」というワードが出てきましたが、今回の「次の段階」というのは、武装硬化とは違い体の外に大きく纏った覇気を攻撃に転じるという能力のようです。
さらに、そのもう1段階上の能力を得ると、まとった覇気が敵の内部に到達し、対象を内側から破壊することもできるようになるとヒョウジイは語ります。
今思えば、サボがバージェスと戦った時にはバージェスの肘当てがバキバキに壊れていましたが、あれも武装色の覇気の内部破壊の応用だったのかもしれませんね……!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2019-07-04
また武装色だけでなく、「見聞色の覇気」にも様々な派生があることが分かっていますよね!
「見聞色の覇気」は、目で見えていなくても気配を感じることの出来る能力であったり、カタクリのように少し先の未来が見えるというところまで成長した能力まであります。
使い方は様々ありますが、コビーの場合は広い範囲の声が聞こえるというケースでしたし、ウソップの場合は遠くにいる人間を壁越しでも気配を察知していました。
さらに公式ファンブックである「ビブルカード」では、モモの助やしらほし姫が見聞色の覇気を使えるということが判明しました。
この2人はゾウや海王類と会話が出来る能力を持っていますので、それが「見聞色の覇気」によるものだったと推測されますね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-09-04
「見聞色の覇気」は未来視などの進化系が存在し、「武装色の覇気」は内部破壊という段階が存在しています。
では、鍛えることができないと言われている「覇王色の覇気」にも、次の段階があってもおかしくありませんよね!
ここでルフィに覇気の修行をつけていた時のレイリーのセリフを思い出したいのですが、彼は「それぞれ強化すればできることの幅が広がる」と言っていました。
今になってみれば「未来視」も「内部破壊」も、「できることの幅が広がった」結果だと考えられますよね。
そして、あらためて説明を振り返ってみると、「覇王色の覇気」は「相手を威圧する力」だとレイリーは語っています。その威圧に耐えられない者は気絶してしまう、というのが大きな特徴ですよね!
「覇王色の覇気」を使用できるのは、現在わかっている限りではルフィ、エース、シャンクス、レイリー、ドフラミンゴ、キッド、白ひげ、ハンコック、ドン・チンジャオ、ビッグマム、カタクリ、おでん様、センゴク、カイドウとなっています。
確定しているだけでも14名もいますので、ただの「覇王色の覇気」では、もはやそこまで貴重な能力というわけではないのかもしれませんね。
これまでに覇王色同士の衝突がはっきりと描かれたのは、過去編を除くと、ルフィとドン・チンジャオ、ルフィとカタクリ、ルフィとドフラミンゴの戦いくらいです。
いずれの場合を見ても黒い稲妻のようなものが描かれていますし、「バリバリ」や「バチバチ」と言った雷を彷彿とさせる効果音も共通しています。
となると、ワノ国でのカイドウとルフィの衝突を見ても黒い稲妻が描かれていますし、カイドウの攻撃の直前に「ゴロゴロ」という効果音が描かれています。
やはりこちらも、覇王色の衝突だったと考えてもいいのではないでしょうか。
そして、これまでの覇気の衝突で稲妻が描かれたのは、いずれの場合もルフィが攻撃を受けた時に限られています。ルフィからの攻撃で稲妻が描かれたことは、おそらくないのではないかと思います。
これはルフィ自身はまだこの覇王色を意図的に攻撃に取り入れられるわけではなく、攻撃を受けた際に咄嗟に引き出されたような状況なのではないでしょうか。
カタクリとカイドウに関しては攻撃の直前や直後にも雷の効果音がなっていますので、覇王色の覇気をしっかりと戦闘に取り入れていると思われます。
では、戦闘に取り入れる覇王色というのは一体なんなのでしょうか。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2019-03-04
「ワンピース」第25巻にて、シャンクスが白ひげの海賊船に来た時に、シャンクスは覇王色の覇気で威嚇していましたよね。
この時の描写で気になるのが、白ひげの船にもダメージが出ているということです。
本来は「威圧の力」であるはずの「覇王色の覇気」ですので、意識を持たない物質に覇王色が及ぶのは少し違和感がありますよね。
ということでひとつ考察をしたいのですが……覇王色の覇気の次の段階は「周囲への影響」ではないでしょうか!
覇王色は対人だけでなく周囲の環境にまで及ぶことで、シャンクスの場合は船にヒビが入り、ドフラミンゴやカタクリの場合はパラミシアの能力が覚醒したのではないかと考えられます。
また、覇王色の最高峰と考えられる、赤髪と白ひげの衝突の際には天が割れています。
これも周囲の環境への影響が非常に強く出た結果ではないでしょうか。
つまり、パラミシアの悪魔の実の「覚醒」は、「覇王色の覇気」の強化によって可能なのではないかと思います。
この考察が正しければ、ルフィの「ゴムゴムの実」も「覚醒」するということになりそうです!
ホールケーキアイランドでは見聞色の強化、ワノ国では武装色の強化、そして次の島では覇王色の強化が描かれて、いよいよ「ワンピース」の物語は最終局面に向かいそうですね!
ゴムゴムの実の覚醒について考察したこちらの記事もご覧ください。
【ワンピース】ゴムゴムの実の「覚醒」は、他の能力者と全く違う!?
みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は、悪魔の実の「覚醒」のなかでも、「ゴムゴムの実」の覚醒は特別なのではないかという考察をしていきます!ぜひ最後までご覧くださいね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2002-09-04
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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「ホンシェルジュ」で記事にした考察は、こちらでまとめて読むことができますよ!
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