5分でわかるカラーセラピスト!民間資格取得後はサロン開業。仕事内容や収入など解説!

更新:2021.4.12

カラーセラピストは、色が与える効果を使って相談者の悩みを解決に導くセラピーをおこなう職業です。セラピーだけでなくカラーヒーリングという手法も使い、心身のバランスを整える手伝いもおこなっています。 しかし職業名は聞いたことがあるものの、どんな仕事をして、どれくらい収入を得られるのかはあまり知られていません。基本的には民間資格を取得し、独立してサロンを開業する方がほとんどです。 本記事では、カラーセラピストの資格の内容や就職先、収入などを詳しくご紹介します。 カラーセラピストの資格取得を考えている方に読んでいただきたいおすすめの書籍もご紹介しますので参考にしてみてください。

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カラーセラピストとは

相談者の心のケアをするカラーセラピスト

カラーセラピストとは色が意味する心理状態を理解し、相談者を癒すセラピストのことをいいます。しかし具体的な定義はありません。

カラーセラピストが色を用いて人の心に焦点を当てていくケアをカラーセラピーといいます。このカラーセラピーは、相談者自身が認識していない心のストレスを相談者が選ぶ色から読み取ることで、相談者の問題を解決していくことを目的としています。

セラピーという言葉にはもともと治療という意味があるのですが、カラーセラピストがおこなうカラーセラピーは、医療ではなく心理療法や癒しという捉え方をすることが特徴です。

カラーセラピーの起源

カラーセラピストがおこなうカラーセラピーは、古代エジプト時代におこなわれたヘリオセラピー(太陽療法)が起源とされています。

ヘリオセラピーは光、プリズムによる色の光、色ガラスによって、 特定の色の光が差し込むようにして色を浴びることで人々を癒すというもので、古代ギリシャ時代に入ると病気の治療としても色を使うようになっていきました。

アメリカやヨーロッパでは1700年代から色彩の研究も始まり、現代では先人の編み出した教えなどを基盤としてカラーセラピーがおこなわれています。

色と心には密接な関係があるとされています。「アメリカで刑務所の壁をピンクに塗り替えたら、凶暴な囚人が大人しくなった」「電車の駅のホームのライトを青色に変えたら自殺者が減った」など、色は人の心にさまざまな影響を及ぼすことが分かっています。

このことから、色の力を使うことで人をいやしたり悩みを解決したりできることが考えらえているのです。

カラーセラピストの仕事内容

セラピストによりアプローチ方法は異なる

カラーセラピストは、色彩交流カードなどを用いたセッションや色彩コラージュなどの作品づくりをおこないながら、相談者の心の悩みに着目することを仕事としています。

カラーセラピストの基礎基本に則った方法でセラピーをおこなうという方もいれば、カラーセラピストとしての知識を応用してお絵かきや塗り絵をしながらカラーセラピーをおこなうところもあります。仕事内容はカラーセラピストによって違うのです。

カラーセラピーとカラーヒーリングの違い

カラーセラピーと似たような療法のひとつに「カラーヒーリング」という療法があります。

セラピーが色彩が与える効果を用いながら問題を解決していく手法であるのに対し、ヒーリングはヒーリングカラーを用いて体全体のバランスを整える手法になります。

今の自分の気分にあう色を見つけ、その色を身に付けたり、毎日見るようにしたりして心身のバランスを整えていきます。非常にスピリチュアルな療法ですが、脳科学の面から見ると理にかなっている手法だということが分かります。

カラーセラピーとカラーヒーリングを組み合わせた一連の流れを施術するカラーセラピストもいらっしゃいます。

カラーセラピストの年収

日本では本職として生計を立てるのが難しい

カラーセラピストの資格を取得後に、サロンを開業するという方もいますが、サロンを開業して生活できるほどの収入を得られる方はほんの一握りです。カフェやバーなどに出張でカウンセリングをおこなう方もいらっしゃいますが、日本では本職として収入を得ていくことは難しいのが現状です。

カラーセラピストの養成講座を開き、講師として働かれるという場合が唯一、カラーセラピスト関連の仕事一本で収入を得られる道かもしれません。

現職の仕事の質をあげるために資格取得

現実的には、現職の仕事にカラーセラピストとしての資格を活用している人がほとんどです。

たとえば看護師や介護士など医療福祉の資格を持っていて患者さんや利用者さんの心の悩みに着目するために資格を取得するという方や、ネイリスト、アパレル系の仕事をしている方が、お客さんのニーズに応えられるために活用しているという方が多い傾向にあります。

また後述しますがカラーセラピストの資格は国家資格ではないので、他のお仕事に資格を活かしているという方の場合であってもカラーセラピストの資格が収入に影響するということはほとんどありません。

カラーセラピストになるには。民間資格の取得を目指そう

カラーセラピストと名乗るためには資格の取得が必要です。資格は民間資格となり、多数の会社が資格認定をおこなっています。

  • 日本色彩環境福祉協会
  • 日本能力開発推進協会

ほとんどの会社が初心者から資格取得のための講習を受講ができます。在宅でオンライン講習を受けたり、課題をこなしたりして試験を受けるのが基本です。会社によっては、カラーセラピストの道に精通している講師が登壇する授業を受けることもできますが、ほとんど数はありません。

資格認定のための試験もほとんどが在宅でおこなえるようになっており、約7割ほど正答していれば資格が得られます。

どの会社の資格を取ればいい、就職や開業に有利になるなどというものでもないため、講習を受けるための価格や学習内容を見て自分に合うものを選ぶことがおすすめです。

カラーセラピストが扱う色について学べる1冊

著者
吉田 麻子
出版日

カラーセラピストが扱う「色」というものが人の脳に対してどのような影響を与えるのかを学べる1冊です。

本書には自分に足りない色はどんな色なのか、どの色を取り入れると人生でどんな輝きを得ることができるのかなど、カラーセラピーの要素も学ぶことができます。カラーセラピスト初心者やカラーセラピストの資格取得について悩んでいるという方におすすめしたい本です。 

著者は日本色彩学会正会員の方でほかにもさまざまな資格を取得されている方で、カラーセラピストとしてスクールの講師をしながらさまざまな公演をおこなうカラーセラピストのプロフェッショナルともいえる方です。

カラーセラピストとして第一線で活躍されている方に愛読者が多く、内容の信頼性が高い1冊です。現職の方も読まれている本をまずは一読してみてはいかがでしょうか。

カラーセラピーを学ぶ前に読んでほしい1冊

著者
吉原 峰子
出版日

本書は、カラーセラピーのなかでも「アクティブカラーセラピー」という分野に着目した1冊です。

色で人の心を読み解くと聞くと難しく考えてしまいますよね。この本では色に意味をつけず、自分の本心や心の深い部分での思いに気づくことができるということを目的にしています。

本書でカラーセラピーを用いたかんたんなセルフチェックもできますので、カラーセラピストの資格を取る前にカラーセラピーがどのようなものなのかを知るきっかけになるかもしれません。

意思疎通のしにくい病気の方との意思疎通ができたなどのエピソードもあり、仕事でカラーセラピーの技能を活用したいと考える方にも読んでほしい本です。

カラーセラピストの資格を取得する方のなかには、まずこちらの本を読んでからカラーセラピーを学び始めるという方も多くいるとのこと。カラーセラピストになりたいと考える方はまずこちらの本を読んでみて、カラーセラピストの仕事や役割のイメージをつけてみてはいかがでしょうか。

この世にあるいろいろな色について知れる1冊

著者
ネイチャープロ編集室
出版日

自然にまつわる多彩な色の名前を、その由来となった自然風景の写真とともに紹介していく写真集です。294項目の色と530色の関連色名が紹介されています 。

自然にまつわる色彩をピックアップしていて、花の章などそれぞれの自然の風景ごとにまとめられています。

名前は聞いたことのある色がどんな色でどんな植物が由来されているのかなど色についての深い知識を得ることができるでしょう。

写真集なので、空いた時間でも見ることができるというところもポイントです。人工的ではない自然の色合いは見ているだけで癒されるので、癒しを求めてただ眺めるのもよいのではないでしょうか。

こちらも現職のセラピストさんで読まれている方や、カラーセラピーをおこなう際に使用されているという方が多数おり、参考になるのではないでしょうか。


カラーセラピストの資格のみで多方面で活躍できるかどうかは厳しいのが現状ですが、カラーセラピストで学んだ知識は他の仕事に活かすことができます。 

また通学不要で資格を取得できるので、今の仕事と並行しながら学ぶべるのもよい点でしょう。

カラーセラピストに関する書籍はたくさんあります。そのため、資格取得の前に書籍から知識を取り入れる、資格について知るということができるのもポイントです。 
まずは今回ご紹介した書籍を読んでいただき、カラーセラピストの仕事を覗いてみてはいかがでしょうか。

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