2017年から続編『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚・北海道編ー』の連載が始まった本作。続編も好調ですが、本稿では1994年から1999年まで連載した『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚-』本編の、意外に知られていない事実を10個、ご紹介します。 あっと驚くような事実もあるかも……。
まずは本作のあらすじを、簡単にご紹介しておきます。物語は大まかに、次の3つに分けて捉えることができます。
各編を順番にご紹介しましょう。
るろうに剣心 1 (ジャンプコミックス)
1994年09月02日
・東京編
頃は明治11年。東京では、幕末に鬼神の如き働きをみせた「人斬り抜刀斎」を名乗る辻斬りによる凶行が続いていました。
その辻斬りが、自分が受け継ぐ神谷活心流を騙ったことで、被害を受けていた神谷薫は、抜刀斎を捕らえようと竹刀片手に街を見廻っていました。その時、逆刃刀(さかばとう)を帯びた旅の剣客と出会うのです。
廃刀令のご時世に奇妙な刀を帯びた剣客は、なんとも頼りない、のんきさをまとった童顔で小柄な男でした。彼こそが、緋村剣心。幕末に多くの修羅場をくぐり抜けた剣士「人斬り抜刀斎」こと緋村抜刀斎の、その後の姿です。
薫と出会ったことからから神谷道場を助け、その縁で旅の剣客から神谷道場の食客となった彼は、自分こそが人斬り抜刀斎その人であることを伏せながら、東京下町で起きる事件に当たります。もとは人斬りですが、現在では「不殺」(ころさず)を貫きながら鵜堂刃衛(うどう じんえ)や石動雷獣太(いするぎ らいじゅうた)などと戦い、弥彦や左之助、斎藤一と出会います。
・京都編
内務卿・大久保利通から志々雄真実(ししお まこと)一派が暗躍する京都へ向かうよう依頼された剣心は、その答えに迷っていました。その数日後に、大久保は暗殺されてしまいます。
暗殺犯は、表向き政府に不満を持った士族とされていますが、その実は人斬り抜刀斎の後継者であり、巨大な支配欲と功名心を持つ男・志々雄の手の者だったのです。明治政府を転覆させ、日本を手中に収めようとしている彼の一派を放っておくことはできません。剣心はひとり京都へ向かいます。
しかし、それぞれの理由で左之助や斎藤、薫と弥彦たちも京都へと向かい、やがて剣心とともに志々雄の部下「十本刀」の面々や、志々雄その人と戦うことになるのです。
単行本では8巻に収録の第五十八幕「京都へ…(前編)」から「京都編」が始まります。
2017年から連載が開始した『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』については<「るろうに剣心 北海道編」は、既存ファン感涙間違いなし!最新展開まで解説>で詳しく解説しています。
左之助については<『るろうに剣心』相楽左之助に関する7つの事実!頼りになる強い親友>の記事で紹介しています。気になる方はあわせてご覧ください。
・人誅編
単行本18巻に収録の第百五十二幕「十字傷はまだ有るか?」から人誅編は始まります。ここでは剣心の特徴である、頬の十字傷の理由も語られることになるのです。
彼が京都から神谷道場に戻り、平穏な日々を連ねていたところ、なじみの牛肉鍋の店に、上野山からアームストロング砲が撃ち込まれます。上野山には「人誅」と書かれた紙が残されていました。
「例え天が裁かなくとも己れが必ず裁きを下す」。それが天誅ではなく「人誅」の意味と、剣心は気付きます。かつて多くの人を斬りながら天の裁きを受けぬ自分に、復讐する者たちが現れたのだということです。
理由はそれぞれに、緋村抜刀斎に恨みを抱く者が6人集まり「人誅」を下そうとします。その6人のなかには雪代縁(ゆきしろ えにし)もいました。かつて剣心が自らの手にかけてしまった妻・巴の弟です。縁は最愛の姉を奪い取った抜刀斎=剣心を強く憎み、恨んでいます。
剣心からあらゆるものを奪い取ろうと、6人の復讐者が入れ替わり立ち替わり迫ります。復讐心の炎と絶望の闇が交錯する展開はあまりにも気詰まりと、一部の読者からは苦情が集まったほど緊迫感がある最終章でした。
短身で華奢な童顔で、実年令の29歳にはとても見えないと作中でも言われる、緋村剣心。ときには女性と間違えられることもあるほど優しく、若々しい容姿の持ち主ですが、10年ほど前までは幕末最強の名も轟く、伝説の維新志士「人斬り抜刀斎」でした。
作者の和月伸宏は彼を描くに当たり、幕末の四大人斬りを参考にしたと明らかにしています。それは田中新兵衛、河上彦斎、岡田以蔵、中村半次郎の4人です。彼らを総合して「緋村剣心」という1人になったのですが、なかでも川上彦斎の容貌は剣心のデザインに影響を与えているようです。
佐久間象山暗殺の主である彼は、身の丈5尺前後といいますから、身長がだいたい150cmくらい。小柄で、さらに色白のため、一見女性のようであったとも伝えられています。本作の剣心と、姿が重なりますね。
本作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)1994年19号~1999年43号に連載されていました。その全255話が収められた最初の単行本が「ジャンプ・コミックス」(新書版)で、全28巻です。
その後、新書版とは異なった判型で数種類まとめられています。ここでは、そんな『るろうに剣心』単行本のいろいろな版をご紹介します。
・完全版
連載終了後6年が経過してから発売されたもので、全22巻。新書版よりもひとまわり大きいサイズで、雑誌掲載時にカラーだったページはそのままカラーで収録されています。カラーページが採用されているのは「完全版」だけです。
表紙は全巻描き下ろしで、カバー下には表紙の人物をあらためてデザインされたものを掲載。また、新書版未収録の番外編「弥彦の逆刃刀」、「春に桜」を最終巻第22巻に収録しています。
- 著者
- 和月 伸宏
- 出版日
- 2006-07-04
・特筆版
「ジャンプSQ.」2012年6月号から1年間連載された、「週刊少年ジャンプ」連載版とは異なるストーリーの「キネマ版」と、連載版の番外編「第零幕」が収録されています。
「キネマ版」は作者・和月伸宏自身があらためて語り直した『るろうに剣心』。実写映画化に際して、もとのストーリーをアレンジするかたちで、「東京編」に当たる部分が描かれています。
「キネマ版」とはいいますが、実写映画のストーリーをなぞったものではなく、「週刊少年ジャンプ」連載時に和月が想定していた「30週で連載終了した場合」のストーリーをもとに、実写映画のテイストを加えて練り直したものです。
ジャンプ・コミックスとして上下巻で刊行。「第零幕」は上巻に収録されています。
- 著者
- 和月 伸宏
- 出版日
- 2012-09-04
・文庫版
新書版よりもさらに小さい、持ち運びやすく省スペースの判型です。こちらも表紙が全巻描き下ろし。「新書版」とも「完全版」とも絵柄が異なります。内容は新書版とまったく同じで、新書版の2冊分が一冊にまとまった感じでしょうか。
文庫版は全14巻。最終巻第14巻に番外編「弥彦の逆刃刀」、「春に桜」が収録されています。
るろうに剣心 1 ~明治剣客浪漫譚~ (集英社文庫―コミック版)
2012年01月18日
・コンビニコミック版
コンビニエンスストア専売の、分厚いペーパーバックです。使用されている紙の質はよくありませんが、厚みに比べて軽いのが特徴。手軽に手に取ることができる版です。
内容は新書版と同じで、すべて一色刷り。本編だけが収録されています。
幕末を生き抜いた新撰組三番隊組長、斎藤一は実在の人物。本作中では、剣心と正義の意志を共有しながら、「不殺」と相対する「悪・即・斬」の正義を貫徹するダークヒーローです。
「人誅編」の後、彼は奉職先である警察の人事異動により転勤。そのまま姿を消してしまい、その後、行方は知られていないという結末でした。では、実際の斎藤はどうだったでしょうか。
『るろうに剣心』のストーリーがはじまった明治11年には、彼は実際にも「藤田五郎」として警視庁に勤めていました。警察官として西南戦争に参加するなどで活躍し、政府から勲章を受けています。明治25年まで勤め上げ、年末に退職しました。最終的な階級は警部。年齢はこのとき、48歳でした。
その後は国立博物館の守衛や、東京女子高等師範学校(現在のお茶の水女子大学)の庶務・会計などを務めたのち、大正4年に亡くなります。享年72歳、当事としてはずいぶん長生きでした。
床の間で座禅を組んだ姿での大往生だったと伝えられています。
作者・和月伸宏は新潟県長岡市出身。出身地に思い入れがあるのか、本作にはその周辺の地名を名に持つ人物が多数登場します。
たとえば本作のヒロイン・神谷薫の姓氏「神谷」は、長岡市神谷地区から名付けています。
ほかにも同じく地名から名付けられた人たちを見てみましょう。
新潟県の地名から名付けられた人物はほかにも大勢いて、新潟県出身の人や県民は、馴染みの地名を背負った人物が登場するたびに「次はおらが村を!」と楽しみにしながら読んでいたといいます。
新潟県周辺の地図を見ながら本作を読むのも、少し変わった楽しみ方ができていいかもしれませんよ。
『るろうに剣心』は海外でも人気があり、漫画は約20ヶ国で読まれています。それぞれの国の言葉で剣心たちは話し、当地の人に親しまれているのですね。
アニメーションも同時に海外展開していて、アメリカでは当初「Rurouni Kenshin」という音訳タイトルでリリースされていましたが、劇場版には別のタイトルがつきました。
それは「SAMURAI X」。「X」は剣心の頬の十字傷を表しています。なるほど、英語が母語の人たちには「十字」というより「X」といった方がわかりやすいし、しっくりくるでしょう。
このタイトルは好評で、多くの人に受け容れられたようで、その後ほかの国での翻訳の際にも使用されました。何より、作者の和月が大変これを気に入ったとのことで、自身の作品にも取り入れています。
2012年に佐藤健主演で実写映画化されて好評を博し、前後編として2本の続編まで制作された本作。実はその後、なんと宝塚歌劇団によって舞台化されています。しかもミュージカルです。剣心たちが舞台狭しと歌って踊ります。
宝塚雪組公演「浪漫活劇(アクションロマネスク)『るろうに剣心』」は2016年2月~3月に宝塚大劇場、同年4月~5月には東京宝塚劇場でおこなわれました。
そのときの主なキャストは次のとおりです。
緋村剣心:早霧せいな
神谷薫:咲妃みゆ
明神弥彦:彩みちる
相楽左之助:鳳翔大
高荷恵:大湖せしる
斎藤一:彩風咲奈
四乃森蒼紫:月城かなと
武田観柳:彩凪翔
剣心の影:永久輝せあ
関原妙:有沙瞳
三条燕:星南のぞみ
主役の早霧せいなは、雪組トップスター。2009年の組替えまでは宙組にいました。宙組出身者初のトップスターでした。
2018年10月には新橋演舞場、11月には大阪松竹座で、松竹によって上演されます。主役は2017年に宝塚歌劇団を退団した早霧せいなが引き続き演じますが、そのほかのキャストは変更されます。
松竹版のキャストは下記のとおりです。宝塚版と比較してみるのもおもしろいでしょう。
緋村剣心:早霧せいな
神谷薫:上白石萌歌
明神弥彦:加藤憲史郎 / 大河原爽介 / 川口調(交替で出演)
相楽左之助:植原卓也
高荷恵:愛原実花
斎藤一:廣瀬友祐
四乃森蒼紫:三浦涼介
武田観柳:上山竜治
剣心の影:松岡広大
関原妙:五條まりな
三条燕:田村芽実
そういえば、アニメーション版『るろうに剣心』の剣心役は、宝塚を退団したばかりのもと月組トップスター、涼風真世でしたね。宝塚のトップスターをやめてしまうとそれ以降、男役を演じることはなくなっていきます。早霧せいなの男役も、もしかしたら見納めかもしれません。
本作が連載されていた「週刊少年ジャンプ」のキーワードは「努力」「友情」「勝利」。「勝利」を獲得するために各作品の主人公たちは戦います。『るろうに剣心』も例外ではありません。
「努力」も「友情」も「勝利」も「よいもの」として掲げられていて、おそらく「努力」と「友情」の結果として「勝利」が得られるのでしょう。では、「勝利」とは何を意味するのでしょうか。
それを問うのが『るろうに剣心』17巻の第百四十八幕「京都編エピローグ其之弐・十本刀始末(後編)」の終盤での弥彦の台詞です。
なあ剣心…俺たち勝ったんだよな
正しかったのは俺たちの方だよな?
(『るろうに剣心』17巻から引用)
信念を貫いて戦い、勝利は逃しても生き残ったはずの十本刀のその後を聞いて、彼は心許なく訊ねたのです。答えて、剣心が言います。
勝ったものが正しいというのなら、
それは志々雄真実と同じでござるよ
(るろうに剣心17巻から引用)
志々雄は「弱肉強食」を是とし、それが支配する国をつくろうとしていました。しかし剣心は、自分が戦って導き出した明治維新は、そんな世の中をつくるためのものではなかったと言うのです。
彼はさらに続けます。
ただ、強ければ生き、弱ければ死ぬという「弱肉強食」の時代だけは、
絶対に間違っているんだ
(『るろうに剣心』17巻から引用)
「勝利」と、それをもたらす「強さ」を「よいもの」とする少年漫画にあって、敢えてこう言うのです。「強ければいいというものではない、勝った者が必ずしも正しい訳ではない」ということを。
弱者も安心して生きられる時代、弱くても正しい人がいる可能性、正しい人が弱さのために無下にされない社会システム。そういったものを生み出したり守ったりするために、維新志士やほかの幕末を駆け抜けた者たちも、戦ってきたのでしょう。
剣心はきっぱりと「弱肉強食」を否定し、それを次代をつくる者――弥彦に伝えました。これが『るろうに剣心』という作品の役割でもあったのでしょう。
よりよい次の世代のために。漫画は、そしてヒーロー(少年漫画の主人公)は、次代を担う少年たちに説いていきます。
本作は、和月伸宏のデビュー作です。約5年半の間連載した後、長く間を置かず、次作『GUN BLAZE WEST』の連載がはじまります。
単行本が28巻出た本作に比べると、『GUN BLAZE WEST』は3巻が最終巻と早く連載が終わってしまいました。しかし、もう少し長く続けば『るろうに剣心』のメインキャラクターである、相良左之助が登場する予定だった、と和月本人が語っています。
つまり、『るろうに剣心』の世界と『GUN BLAZE WEST』の世界は繋がっているということです。繋がっているというよりは、同じ世界であるといった方がわかりやすいでしょうか。
- 著者
- 和月 伸宏
- 出版日
- 2011-08-18
『るろうに剣心』の物語は、明治11年(1878年)の東京から、『GUN BLAZE WEST』は1875年のアメリカから物語が始まります。『るろうに剣心』本編で日本を出た左之助は、番外編「春に桜」(1883年)では「もうすぐ日本に帰る」という内容の便りを寄越しています。
本編の終わりに海外へ出た左之助は、アメリカ・ヨーロッパ経由で世界を一周して、最終的にはモンゴルで馬賊になったそうですが、この期間のどこかでアメリカを訪れ、かの国で冒険していたのでしょう。
また、番外編「第零幕」および2017年から連載がはじまった「北海道編」にはエルダー=ピーベリーという人物が登場します。彼女は和月が『GUN BLAZE WEST』の次々作として描いた『エンバーミング』に登場するDr.ピーベリーの遠縁に当たるのだそうです。ここでも世界観を共有していることがわかります。
さらには『エンバーミング』は和月の3つめの連載作『武装錬金』のスピンオフ的位置づけにあり、この2作も世界が繋がっているのです。
『るろうに剣心』、『GUN BLAZE WEST』、そして『エンバーミング』と『武装錬金』。これら和月伸宏の連載作は、同一世界の物語だったのです。
連載が始まって、瞬く間に人気が出た本作は、連載開始のその年からオーディオブックが発売されました。オーディオブックとは、小説や漫画などを音声のみでドラマ化したものを収録したメディアです。
カセットテープとCDで、それぞれ3巻が発売されたオーディオブックですが、「オーディオ」と名にはつくものの、音楽メディアの店舗ではなく書店で販売されていました。
アニメ化よりも先に声のみで演じられましたが、起用されたキャストはアニメ版とは異なります。主なキャストは下記のとおりです。
緒方恵美が演じる剣心は、当時の『るろうに剣心』ファンには「イメージ通り」と、とても好評でした。また、作中で使用される曲の一部を、弥彦役の高山みなみが作曲していました。
本作はいうまでもなく和月伸宏の作品ですが、今をときめく名だたる人気作家たちも、本作の原稿にペンを入れていました。
『ONE PEACE』で大人気の尾田栄一郎が、デビュー前に和月のアシスタントをしていたのは有名な話。漫画家としてのデビューを目指しての修行中、技術を習得すべく本作の原稿に背景や群衆などを描き込んでいたのですね。
和月は尾田のデビューを心から喜んでいたようです。『るろうに剣心』19巻の第百六十一幕「穿つ問い掛け」では、左之助が夷腕坊(いわんぼう)の腹から蹴り出した爆弾に、麦わら海賊団のシンボルが描かれています。
ちょうど『ONE PEACE』の連載がはじまった頃に「ジャンプ」誌に掲載されたエピソードで、和月から尾田への「デビューおめでとう」のメッセージだったのかもしれません。
一方、『ONE PEACE』には「赤い髪で顔に傷痕、墨ベタの服を着た最強の剣士」である赤髪のシャンクスが登場します。このキャラクターは、緋村剣心がモチーフであるといわれているのです。
尾田のほかにも、後に『シャーマン・キング』を描く武井宏之や、『Mr.FULLSWING』の鈴木信也なども似た時期に和月のアシスタントを務めており、『るろうに剣心』をともに仕上げています。
累計興行収入125億円超を誇る、本シリーズ実写映画化最終章のタイトルと公開日が発表されました。「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」と銘打たれ、それぞれ2020年7月3日、8月7日より全国で公開になります。
「The Final」では、シリーズ最恐の敵・雪代縁(えにし)との究極の戦いが描かれ、クライマックスを迎えます。「The Beginning」は剣心の頬に刻まれた十字傷の謎に迫る物語です。原作における人誅編と、人誅編の一部である追憶編が実写化されることとなります。
キャストは剣心を演じる佐藤健はもちろんのこと、神谷薫役の武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役の青木崇高、女医の高荷恵役の蒼井優も前作からの続投。また、今回物語の鍵を握る縁と巴のキャストはまだ公開されていません。原作を読んでいる方は、予想しながら続報を待つのも楽しみの1つになるでしょう。
その他上映情報などの詳細は、映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』公式サイト で随時更新されますので、ぜひご覧ください。これまでの映画『るろうに剣心』シリーズダイジェスト映像はこちら。
ダイジェストで物足りない方は、最終章に備えて原作を読んでおくのもおすすめです。公開が待ちきれませんね。
佐藤健が出演した作品を見たい方は、こちらの記事もおすすめです。
2007年の「完全版」刊行を以て一旦終息した『るろうに剣心』ですが、2012年の実写映画化を経て「北海道編」がスタートし、再び濃いストーリーと、知られざる事実が生み出されていきます。これからも目が離せません!