漫画『ワールドトリガー』23巻までネタバレ紹介!アニメ3期放送決定

更新:2021.12.15

2021年、アニメの新シーズン開始で話題となった漫画『ワールドトリガー』。「面白そうだけどよく分からない」「途中で読むのやめちゃった」そんな人のために、本作のあらすじをネタバレ覚悟で徹底的に解説。作り込まれた設定が理解できると、ハマってしまうこと間違いなし!

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漫画『ワールドトリガー』が面白い!あらすじと見所を紹介

舞台は日本。人口28万人ほどの架空都市「三門市(みかどし)」。

ある日、異世界への「門(ゲート)」が開き、侵略者「近界民(ネイバー)」とよばれる怪物が現れ、人はさらわれ、街は崩壊。そこに界堺防衛機関「ボーダー」と呼ばれる一団が現れます。彼らは「こちら側」の世界を守るためネイバーと戦う組織ということで、あっという間に防衛体制を整えます。ボーダーは「トリガー」を起動して、ネイバーと戦います。

そこから4年後、ボーダーの訓練生・三雲修が通う高校で、謎の転校生・空閑遊真と出会います。この転校生、なんと父親の死をキッカケにこちら側の世界にきた「近界民(ネイバー)」です。修と遊真は次々と現れる敵や味方との出会いの中で、それぞれが生きる「目的」を見つけていく、そんな物語です。

著者
葦原 大介
出版日
2013-07-04

人気の本作は4年半の時を経て、2021年1月からアニメ2期目が放送されました。

また、2020年12月に行われたジャンプフェスタでは、アニメ3期の製作が発表されました。分割2クールということで、2021年10月からアニメ3期の放送が決定。立て続けにアニメが放送され、いま大注目の作品といえますね!

 

今後アニメで展開が予想される、B級上位の戦いに期待が集まる特報映像も届きました!

魅力①:キャラクターに悪いヤツなんていない!

作品の魅力をネタバレ:登場人物が魅力的。本当に悪いヤツなんていない!

主人公は4人。「三雲修」「空閑遊真」、そして修の幼なじみ「雨取千佳」、S級隊員の「迅悠一」。それぞれが葛藤と成長を繰り返し、ストーリーが進みます。

三雲修(CV:梶裕貴)

正義感に溢れた少年。幼なじみの千佳を守るため、ボーダーに入隊。戦闘員としては、自他ともに認める弱さ。しかし、ずば抜けた素直さと心の強さを持ち、弱さを克服。周りの人を動かすことに長けているため、実力こそないものの隊長に任命されます。彼が戦う目的は幼なじみの千佳を守ることと、ネイバーの少年・遊真の目的を叶えること。

空閑遊真(CV:村中知)

こちら側にきた「ネイバー」。亡くなった父の友人を探すため、敵地である「こちら側」=三門市にやってきました。異世界で戦争を経験してきたため、A級隊員にも匹敵する強さを誇りますが、負けることもしばしば。目的が果たせないことを知り、元の世界に戻ることも考えますが、修のために三門市に残ることを決めます。

雨取千佳(CV:田村奈央)

修の幼なじみ。稀有なトリオン量(トリガーを駆動するのに必要なエネルギー)を持ち合わせるが故に、ネイバーに襲われてきました。千佳を助けようとした兄と親友をさらわれた過去を持ちます。遊真と出会い、生きている可能性を知り、兄と親友を助けるためボーダーに入隊。自分の犠牲をいとわず、他人やチームのために危険な役割に名乗りでます。

迅悠一(CV:中村悠一)

師匠の死によって作られたトリガー「風刃」と「未来予知」のサイドエフェクトを活用するS級隊員。お気楽な態度とはうらはらに、未来を知るがゆえの責任を背負い、最悪の未来にならないため人知れず奔走し続けています。また、後輩思いな1面もある、強く優しいエリート隊員。


ボーダーの隊員同士でもそれぞれの思惑やネイバーへの考え方で対立することはありますが、それもそれぞれの正義があるから。一概に悪いヤツといえるような登場人物がいないのが特徴です。そんな隊員たちを紹介した以下の記事もあわせてご覧ください。

『ワールドトリガー』の部隊、隊員をまとめてみた!

『ワールドトリガー』の部隊、隊員をまとめてみた!

突然やってきた、異次元からの侵略者「近界民(ネイバー)」。それらに対抗しうる、唯一の組織が界境防衛機関「ボーダー」です。彼らの存在によって「こちら側」の世界は守られるようになりました。 ボーダーに所属する隊員は約600名。組織の構成は、実力ごとの階級制で、C級からB級、そしてA級へとランク戦を経て昇級します。B級ランク戦よりチーム戦となるため、各個人は部隊へ所属することになります。 『ワールドトリガー』ではこの各部隊のテイストや戦闘スタイルが、個性的で大きな魅力のひとつとなっています。この記事では主要部隊を紹介しながら、各部隊を率いる重要な隊員にもスポットを当てていきましょう。あなたの推し隊がみつかるかも?

 

魅力②:綿密に作り込まれた設定が面白い

なんとこの作品、世界観や組織、人間関係についての説明が3巻まで続きます。それだけ作り込まれた設定も魅力の1つ。

この世界では、「トリガー」と呼ばれる武器で闘います。トリガーは「トリオン体」と呼ばれるエネルギーを使って発動。誰でもトリオン体を作れますが、能力には個人差があります。

著者
葦原 大介
出版日
2016-03-04

そのため、ボーダーには精鋭部隊のA級、主力部隊のB級、訓練生のC級と分かれます。そして、この階級に属さないのがS級。高いトリオン能力を持ち、「副作用(サイドエフェクト)」を持つことも。ただこれは、人間の能力の延長線上であり、嘘が見抜けたりする程度。少しだけ戦いを有利に進められる能力です。個人の能力に差があるため、ネイバーとはチームで戦います。

ワールドリガーは、「強さ」において都合のいい展開が一切ありません。主人公・修の力が急に目覚める……なんてこともありません。そんな中で、修は自分に何ができるのか?自分の強みはなんなのか?を見つけ、戦いを重ねていきます。

世界観やキャラの設定、トリガーについて、サクッと理解したい!という方は、オフィシャルデータブックを買ってみるのもオススメ。設定の緻密さに圧倒されること間違いなし。

魅力③:正体不明の敵「ネイバー」に引き込まれる!

作品の魅力をネタバレ:正体不明の敵に引き込まれる!

「ネイバーって、結局怪物なの?人間なの?」と思われる方もいるかもしれません。ネイバーの世界にもたくさんの国があり、それぞれの国で見た目や考え方が異なります。

街をおそうネイバーは怪獣のような見た目をしていますが、空閑遊真のように同じ人間もいるのです。それは、地球の上にいくつもの国があるように、ただ文化や主義の違う生き物との間に「ゲート」があるというだけのことでした。

そこには戦争や政治が存在します。その中の一つが戦争を仕掛けてきているのですが、彼らなりの思惑や政治的な理由が含まれているのです。敵の正体は徐々に判明していきます。彼らには、どのような思惑があるのか、目的とは何なのか。

『ワールドトリガー』というタイトルからも読み取れる、全世界とそこに存在する個性(=トリガー)のありかたに、読めば読むほど引き込まれていきます。

魅力④:戦略的な頭脳戦にうなる!チーム戦がアツい

作品の魅力をネタバレ:戦略的な戦いにうなる!

ワールドトリガーの魅力を語る上で欠かせないのが、戦闘システム。トリガーにも相性や個性があるため、ボーダー4〜5人とサポート役のオペレーターでチームを組み戦います。

ボーダーはそれぞれ「攻撃手(アタッカー:AT)」、「銃手(ガンナー:GU)」、「射手(シューター:SH)」、「狙撃手(スナイパー:SN)」のポジションに分かれます。この他、スナイパー以外の役割全てを担う「万能手(オールラウンダー:AR)」や、前線に出ずに罠をしかけ味方のサポートをおこなう「特殊工作員(トラッパー:TR)」などのポジションも登場。eスポーツのチームプレーのようですね。

ボーダー内ではランク戦があり、様々な地形や天候、時間帯を選択し、ボーダー内で本気で戦います。ただ強ければ勝てるというものではなく、いかに武器や地形を活かすかが重要になるのです。

弱いから何もできないということはなく、自分のできる攻撃で相手を足止めをしたり、動きを鈍らせたりすることでその役割を果たします。その場で戦略を練り直すことも求められ、戦略次第で自分たちの能力を遥かに上回る敵を倒せるところも見所です。


『ワールドトリガー』に登場する技をランク付けしたこちらの記事もおすすめです。

『ワールドトリガー』最強の技ランキングベスト15!トリガーの作り方やチーム構成も解説

『ワールドトリガー』最強の技ランキングベスト15!トリガーの作り方やチーム構成も解説

突然、自分の住む町に、異界への門が開いたらどうしますか?そこから恐ろしい怪物が侵略してきたら? 『ワールドトリガー』は、現れた侵略者「近界民(ネイバー)」から、世界を守る界境防衛機関「ボーダー」の戦いを描くSFアクション漫画。 「ボーダー」の部隊のチームプレーや人間模様と、成長など、登場人物それぞれの事情が絡み合っていく展開が魅力です。さらに集団戦やボーダーの武器「トリガー」の持つ、戦略の幅広さなど、丁寧に描かれた戦闘シーンが多くの読者の心を掴み、2014年にアニメ化されました。 この記事では2019年に映画化が発表された本作の魅力を、トリガーの「技」に注目して紹介していきます。

魅力⑤:ハッとさせられる名言たち

著者
葦原 大介
出版日
2015-09-04

「大丈夫だ…未来はもう動き出してる…」
(『ワールドトリガー』4巻より引用)

迅が、師匠の死によって作られたトリガー「風刃」を修たちに差し出したあとのセリフ。相棒同然だった大切な風刃を手放すことができたのは、未来予知能力をもち、そこに責任を感じている迅ならではのエピソード。

「気持ちの強さは関係ないでしょ」
(『ワールドトリガー』12巻より引用)

ランク戦の解説をしている、A級隊員太刀川のセリフ。一見非情なように感じますが、「気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら じゃ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」と続きます。勝敗がついても敗者にも配慮を感じられる言葉です。

漫画『ワールドトリガー』17巻までのあらすじ

修と遊真が出会い、遊真はブラックトリガーをもつネイバーであることが発覚。遊真を巡っていざこざが起きるも、迅の活躍もあり、遊真はボーダーに入隊します。

また、修の姿を見て修の幼なじみ・千佳も入隊を決意。修、遊真、千佳はチーム「玉狛第2」を結成します。

そして遊真と千佳がB級への昇格を目指して奮闘している最中、ゲートの向こうの国「アフトクラフト」が新たな「神」候補を探しに襲撃し、トリオン量のある千佳が標的に……。

著者
葦原 大介
出版日

千佳は無事だったもの、遊真の相棒・レプリカを失ってしまいました。レプリカが生きていることを知った遊真と修は、レプリカのとの再会を強く誓います。

その後、無事に遊真と千佳はB級に昇格、B級ランク戦がスタート。上位チームとの戦いで敗北し、自分の弱さを自覚した修は、葛藤を乗り越え、チームを強くすることを考えます。

漫画『ワールドトリガー』18巻をネタバレ!強い玉狛第2が誕生!

玉狛第2、生駒隊、王子隊で争うB級ランク戦ROUND6が始まります。今回のMAPは「市街地A」です。最初に攻撃を仕掛けたのは、生駒隊の隠岐。グラスホッパーを使って狙撃ポイントに移動し、王子隊の樫尾を狙撃しますが攻撃は外れます。その後、王子隊の樫尾は修が張りめぐらせたワイヤー帯を発見。生駒隊の南沢もワイヤー帯を見つけ、各々修を追跡します。

追われている修は、機転をきかせ南沢と樫尾を意図的に鉢合わせさせ、追撃をかわします。さらに修は「生駒隊がいる方(西)に向かう、生駒隊さえかわせれば一番安全、王子隊と生駒隊がぶつかれば時間が作れる」と考え、西に向かおうとします。しかし、その考えは王子に読まれている模様。一方、南沢は王子隊の蔵内の炸裂弾(メテオラ)で狙われた隙に樫尾の通常弾(アステロイド)で落とされます。

著者
葦原 大介
出版日
2017-03-03

王子隊は合流し、修は追い詰められそうになります。しかし玉狛側もそれを読んでおり、遊真が王子隊に攻撃を仕掛けます。その隙に千佳が蔵内の足を鉛弾(レッドバレット)で狙撃。「3人とも走れる」という王子隊の機動力をそいでいきます。そして、玉狛第2と王子隊が交戦しているところを生駒が襲撃。最高射程はおよそ40mと全アタッカーの中で最長の間合いを誇る「旋空弧月」が飛んできます。遊真はスコーピオンで何とかかわしますが、脇腹あたりを浅く負傷。遊真は一旦引き、生駒隊は王子隊に狙いを定めます。そして隠岐と千佳に同時に狙撃され体制を崩した蔵内は、遊真の奇襲に倒れます。

王子隊は王子の指示で生駒隊の射程から離脱し、生駒は遊真を追います。しかし、遊真は翻り生駒との戦闘が開始。一方、王子隊は玉狛第2と生駒隊のスナイパーを狙いにいきます。ターゲットになっていることを修から知らされる千佳は、修との合流を図ろうとします。しかし、そこを王子隊の樫尾が妨害。千佳は追尾鉛弾(ハウンド)を使いながら、修のもとへと向かいます。

千佳と修は合流。2人の連携で樫尾を落としますが、その直後修は、王子に戦闘力の差をまざまざと見せつけられるかたちで緊急離脱(ベイルアウト)させられます。王子はその勢いのまま千佳を追い込みますが、千佳は修が張ったワイヤーエリアに辿り着き、なんとか難を逃れます。

生駒隊の2人もワイヤーエリアに到着。生駒は水上との連携攻撃で遊真を倒そうとしますが、遊真はワイヤーを上手く利用し攻撃を回避します。その乱戦の中、水上は千佳に鉛弾(レッドバレット)で動きを封じられ、隙を逃さず王子が攻撃。首を落とされ離脱することとなります。

しかし、王子も生駒の旋空で足を斬られてしまいます。負傷した王子は、三つ巴の戦いを狙い、ワイヤー地帯へと移動。王子は遊真に攻撃を仕掛けますが、逆にワイヤーを巧みに利用する遊真から致命傷を与えられ敗れてしまいます。遊真はさらに千佳と交戦している隠岐も倒しますが、その直後生駒の「旋空弧月」で攻撃され、緊急離脱(ベイルアウト)。千佳も緊急離脱(ベイルアウト)して、最終スコアは4対3対3で玉狛第2の勝利となりました。

B級ランク戦ROUND6が終了。試合を振り返るシーンでは、「せめて空閑のほかにもう一人、フロントを張れる強えーやつがいればなあ〜」と太刀川隊の国近が玉狛第2の弱点を指摘しますが、そのセリフと一緒に描かれているのはヒュースの背中。「強えーやつ」とは、ヒュースが担うことになると暗示しているのでしょう。

ヒュースはボーダー入隊後の昇格試験でいきなり頭角を表します。C級隊員を一気に蹴散らし、入隊初日でB級昇格が決定。さらにB級の隊員から勝負を挑まれますが、それも跳ねのけてしまうほどの圧倒的な力です。その後、A級の生駒がヒュースと対戦。2人は互角にやり合いますが、最後は生駒の反則負けで終了。そしてヒュースは玉狛第2の隊員として迎え入れられます。

漫画『ワールドトリガー』19巻をネタバレ!新メンバー加入で勢いづく!

遊真たちが、玉狛支部の古株メンバーである林藤ゆりとミカエル・クローニンの2人と出会うシーンから始まります。林藤ゆりは林藤支部長の姪で、ミカエル・クローニンは近界民ですがここではカナダ人と名乗ります。クローニンが「次はどこと戦るんだっけ?」と修たちに聞いて、玉狛第2の状況を把握。エンジニアでもあるクローニンは、新メンバーであるヒュースのトリガーセットの構成をアドバイスします。

一方、修は宇佐美に「そうだ、修くん今日から泊まり込みだよね」と聞かれ、「そうさせてもらえるとありがたいんですけど」と返事をします。修は自分の家より玉狛支部のほうが本部近いため、宇佐美に部屋を用意してもらっていたようです。

修たちは新居に移動。修は扉のネームプレートに「城戸」と名前が書かれていることに気づきます。実はこの部屋、城戸司令が以前使っていたようです。そして部屋に残された集合写真に目をやり、今と別人のような昔の城戸司令に驚くのです。この写真は、一般に公開される前のいわゆる旧ボーダーだった頃の集合写真。そして、ここに写っている19人のうち10名が、5年と少し前の戦いで死んでしまったことを林藤ゆりが伝えます。

著者
葦原 大介
出版日
2018-12-04

その後、遊真は影浦隊長や鈴鳴第一隊の村上の元に向かい、影浦の実家のお好み焼き屋でみなとお好み焼きを楽しみます。そこで影浦に、ユズル(影浦隊)が千佳に気があることを教えてもらいます。そのうえでユズルは次のB級ランク戦ROUND7でわざと負ける気でいるみたいです。ユズルが所属する影浦隊は遠征を狙っていないため、遠征メンバーになることを希望する人に譲った方がいいということが理由のようです。しかし遊真は、千佳の遠征行きは既に決まっている事実をユズルに伝えたうえで、「どっちにしろ勝つのは玉狛第二だ」と宣言。ユズルはその話を聞いて席を立ちます。村上は「でも吹っ切れたみたいだな、勝ちを譲るって顔じゃなかった」と、ユズルにやる気が戻ってきたことを示唆します。

その話の流れで、千佳が人を撃てないことの話題が冬島隊の当真から出ます。遊真は「いや〜、どうでしょうねえ〜」と誤魔化しますが、みなにはバレバレの模様。しかし当真は、千佳をバトル向きの性格であると分析しており、人を撃ちたくないだけで、追い込まれれば撃つと断言するのです。遊真は玉狛支部に戻ってからこの話を修に伝えますが、修は「あんまり千佳を追い込むような真似はしたくないけど」とのこと。遊真も具体的な対策を見つけられずにいます。

B級ランク戦ROUND7が開始されます。今日がB級デビュー戦となるヒュースですが緊張は皆無のようです。一方では修は心配を隠せない様子。「気付かないうちにまちがった道に入り込んでるような」と漠然とした不安を口にします。そして迅からの「揺れるな」というアドバイスを受け、作戦会議に臨みます。

今回のMAPは「市街地D」。玉狛第2がランク戦で使うのは初めてのMAPです。ここはスナイパー対策のMAPで、修は作戦を決められずにいます。しかしヒュースに促され、「ワイヤー陣」は狙わない方針を打ち出します。理由は「MAPが狭くて建物が大きいため、ワイヤー陣を効果的に張れる場所が少ないこと」「次に敵チームにそれぞれスナイパーがいて、ワイヤー地帯の外から反撃を受ける可能性が高いこと」「ワイヤー陣を敷いたとしても、今回の相手は乗ってこないだろうってこと(ポイントを稼がないといけない玉狛第2は攻めざるを得ない、と相手は知っている)」の3つ。これらの不利な点を理由にワイヤー陣を使わない作戦を立てますが、しかし有利な点もあります。それはヒュースの存在。ヒュースは手の内が知られていないため、相手の虚をついた攻撃で敵を仕留めることができるということです。

影浦隊作戦室、東隊作戦室、鈴鳴第1隊作戦室で、それぞれ作戦会議が行われ、いよいよランク戦が開始。全部隊の転送が完了されます。玉狛第2は遊真とヒュースのダブルエースの合流をまず目指します。

最初に接触したのは影浦隊の北添と鈴鳴第1隊の村上。北添が上から村上を攻撃しますが、シールドで防がれます。そして北添に影浦が合流し、村上に来馬が合流。激しい撃ち合いとなります。一方、その射撃音を聞いた修は、「影浦隊と鈴鳴か?」と考えていると、レーダーに映らないバッグワーム状態の東隊の奥寺と遭遇。戦闘となりますが、そのまま奥寺を引き連れて合流を目指すようです。

影浦隊と鈴鳴第1の戦いは、村上が「黒い弧月」を初披露。影浦と斬り合います。さらに来馬(鈴鳴第1)と連携して影浦を追い詰めようとしますが、影浦も北添と連携して対応。鈴鳴第1は影浦隊の切れ目ない攻撃に押されて一時防戦一方となりますが、射撃戦の瞬間火力をUPさせる新戦法により押し返します。

そして鈴鳴第1はもう1つの作戦を実行します。別役(鈴鳴第1)が1階の電気室でブレーカーをオフ。暗闇にして奇襲をかけます。この状態を活かし、ユズルは修のトリガーの光を目印に狙撃。修は片腕を落とします。しかしこの作戦の狙いは、他チームに「暗視の視覚支援」が入った頃を見計らって再度照明を点灯するという点にありました。この作戦が功を奏し、暗視状態の眩しさで標的を視認できずにいる影浦に致命傷を負わせることに成功します。一転、別役はヒュースにエスクードで捕らえられ、そのまま緊急離脱(ベイルアウト)となります。

漫画『ワールドトリガー』20巻をネタバレ!ランク戦を制するのは…

別役を倒した遊真とヒュースは、吹き抜けを利用してエスクードでショッピングモールの6階まで移動します。そこには鈴鳴第1と影浦隊が接近戦を繰り広げており、玉狛第2が加わることで3部隊が牽制し合う状態に展開が変わります。

そして最初に仕掛けたのは玉狛第2。ヒュースの「仕掛けるぞ」の合図でエスクードを使って道を塞ぎ、影浦と北添を分断させます。ヒュースと遊真の2人は連携しながら影浦を攻撃。影浦を追い詰めますが、北添の援護射撃によりトドメを刺し損ねます。そこで玉狛第2は標的を北添に変更。ヒュースがエスクードを有効に使い北添の視界を遮り、遊真の一撃で緊急離脱(ベイルアウト)させます。さらに影浦に対してもヒュースがアステロイドで追撃。影浦は早々に緊急離脱(ベイルアウト)します。しかし影浦の緊急離脱(ベイルアウト)に関しては、一番大きなダメージを与えた隊員は村上であったようで、玉狛第2の得点とはなりませんでした。

著者
葦原 大介
出版日
2019-06-04

玉狛第2はそのまま鈴鳴第1との戦闘に入ります。玉狛第2は、来馬隊長のフルアタックをヒュースのエスクードで防ぎながら接近を試みますが、村上の旋空弧月による攻撃に阻まれ、2人は射程内になかなか近寄れません。しかし、玉狛第2は劣勢状態を打開するため新たな手を繰り出します。遊真がヒュースの足元にグラスホッパーを出現させ、ヒュースはそれを利用して村上に一気に接近。さらに遊真が加わり、最後はヒュースがトドメを刺します。また、来馬はユズルに下の階から狙撃され緊急離脱(ベイルアウト)。さらにユズルも東隊のマークを受けており、東隊長に狙撃され緊急離脱(ベイルアウト)となります。

修もまた、乱戦の中でユズルから受けたダメージによりトリオン漏出が甚大となり、緊急離脱(ベイルアウト)を選択します。修は緊急離脱(ベイルアウト)の前に、「戦闘では空閑とヒュースが相手チームを圧倒してる」「なのに点差は思うように縮まらない」と回想しますが、これが試合前のいやな予感の正体だったようです。

ここで東隊はオプショントリガーのダミービーコンを起動。レーダー上での撹乱を図ります。そして東隊の作戦に対し修が千佳に炸裂弾(メテオラ)を使うように指示。千佳のメテオラはショッピングモールを半壊させ、規格外の大爆発に巻き込まれた東隊の奥寺が緊急離脱(ベイルアウト)となります。撃った本人も計算外だったようで、人を撃てないことに悩んでいる千佳は動揺を隠せません。

いよいよB級ランク戦ROUND7も大詰め。玉狛第2は単独2位までにあと3点が必要なポジションにいます。数的有利な玉狛第2は、東隊の逃げ道を塞いでいく作戦。一方、東隊は玉狛第2の作戦に気付いており、そのうえでこのまま戦っても勝算は低いと判断し撤退を狙います。

東隊は逃げ切るための撹乱作戦を実行。修は千佳が狙われるのを回避するために攻撃を中止するか、敵を追っていくか揺れるが、遊真の「じゃあ、おれがチカをガードするよ」の言葉で追跡を続行する判断をします。

修がユズルにやられたことに責任を感じ、ポイントを取り返すことにこだわるヒュースは小荒井を攻撃。するとそこに東らしき影が現れます。この動きを読んでいたヒュースは通常弾(アステロイド)を放射。しかし、それはバッグワームだけだったでした。ヒュースは東の罠にかかり緊急脱出(ベイルアウト)させられてしまいます。ただし、ヒュースも一方的にはやられたわけではなく、東の片足を負傷させます。

その後、ヒュースからの指示で、千佳は炸裂弾(メテオラ)を放ちます。機動力を失っている東隊は、自発的に緊急離脱(ベイルアウト)して試合は終了。最終スコア6対2対2対1で、玉狛第2が勝者となりました。今回の試合の結果、影浦隊が2位、玉狛第2は3位とランクアップ。遠征選抜の条件である「B級2位以上」を巡る戦いは、最後までわからなくなりました。

試合の後、ヒュースが「ネイバーではないか?」といった噂が流れます。そのことを聞いた修は「嫌な予感」がそれだと気づきます。ヒュースが活躍すればするほど、ネイバーと疑われる可能性が出てくるということです。修はこの「噂」に対処するため、本部の根付と東のところに相談に出向き協力を得ます。そして、ヒュースの噂への対処は上手くいき、玉狛第2は胸をなでおろします。

漫画『ワールドトリガー』21巻をネタバレ!人を撃てない千佳の決断

作戦室での対策会議。ヒュースは千佳に「おまえ本当は人を撃てるんじゃないのか?」と言い出します。根拠はないようですが、千佳は仲間のためであれば自分が駒になることも厭わず、「実戦で遊真や修が危機に陥れば、千佳は撃つはずだ」と持論を展開。それに対し千佳は青ざめた表情を見せます。その後、千佳は宇佐美とレイジの前で、人が撃てないのは「人を傷つけたことを誰かに責められるのがこわいんだと思う」と胸の内を吐露。宇佐美やレイジはそんな千佳の気持ちに寄り添い、千佳は「わたしもちゃんと戦いたい」と意志を示します。

著者
葦原 大介
出版日
2019-12-04

玉狛支部オペレータールームで弓場隊長のログをチェックし、話う合う修たち。弓場がアタッカーよりのガンナーであることを確認します。そこにタイミングよく草壁隊の緑川から弓場隊に詳しい人を紹介してしようか?との連絡が。修と遊真は、緑川に弓場隊長の弟子の里美一馬(草壁隊)を紹介してもらい、そこで弓場に加え、里美が敬愛してやまない二宮の情報を手に入れます。

一方、遊真は事前に手合わせをしておきたかった弓場の元へ。そこで弓場から帯島(弓場隊)を紹介され、まず帯島と戦うことになります。遊真と帯島の力の差は圧倒的で、遊真が圧勝。その礼にと、弓場が1本だけ勝負を引き受けてくれ、遊真は弓場の速撃ちを体感することができます。

玉狛第2はそれぞれの隊員が集めた情報を元に、次の試合の作戦を練っていきます。弓場隊長については、早撃ちを警戒して修のワイヤーで足を鈍らせたり、射程の長い千佳のレッドバレット狙撃したりする作戦を採用。また、二宮対策としては千佳が守ってヒュースが撃つという作戦を取りますが、千佳とヒュースが合流できなかった場合のプランBも同時に考えます。

B級ランク戦ROUND8夜の部、最終戦開始の直前の解説席。小南、王子、蔵内が戦況を予想します。ヒュースの実力が割れた中で、玉狛第2がどのように得点を獲得していくか、優秀な神田が抜けた弓場隊がどう立ち回るかなどが話し合われます。

各隊員の転送が完了し、いよいよB級ランク戦ROUND8夜の部、最終戦が始まります。実況の海老名隊、武富が「各チーム二人ずつがややまとまった状態で転送された様子」と伝えますが、ヒュースが弓場隊と生駒隊と犬飼に周りを取り囲まれており、玉狛第2にとってはやや不利な状況。修はヒュースがいるエリアで合流するために、まず遊真と千佳に自分のところに来るように指示を出します。すると直後、二宮が誘導炸裂弾(サラマンダー)で爆撃を行い、遊真と千佳を攻撃。千佳はハウンドを出現させ反撃します。

一方、MAP東側ではヒュースと弓場隊が接触しそうな状況です。ヒュースはバッグワームでレーダーから姿を隠しますが、姿を消したヒュースを生駒隊が包囲。生駒の旋空弧月が飛んできます。ヒュースは跳んでかわしますが、その瞬間を隠岐に狙撃されます。しかしこれも二重のシールドで回避。続けて弓場と帯島がヒュースを襲います。さらに二宮隊の犬飼まで戦闘に参加。MAP東側は、ヒュース、生駒隊の4人、弓場隊の2人、犬飼の計8人の乱戦に突入します。

漫画『ワールドトリガー』22巻をネタバレ!ヒュースが早期離脱も

玉狛第2はヒュースが生駒隊と弓場隊に狙われ片腕を破損。そこで形勢逆転を狙い炸裂弾(メテオラ)で弓場隊を一網打尽にしようと試みるも、同隊のスナイパー・外岡の狙撃によって作戦は失敗に終わります。

しかし、そこは強者ヒュース。ピンチの状態にありながら隠し玉のバイパーを使いなんとか生駒を撃退。そしてこのバイパーはそのまま南沢を狙います。しかし、危機一髪のところで水上がガード。ヒュースは危機を回避した南沢の攻撃を受けたことで限界を迎え、緊急脱出(ベイルアウト)することとなります。

著者
葦原 大介
出版日

その後、弓場隊の外岡が生駒隊のスナイパー・隠岐に落とされ、その隠岐も二宮隊の辻に狙われ緊急脱出。そして戦況が大きく動きます。南沢が弓場隊の帯島に不意の攻撃を受け離脱。これにより生駒隊は全滅。遊真と帯島の1対1の状況になります。遊真は修がワイヤーを張り巡らしたエリアに帯島を誘い込み、ワイヤー機動で攻め立てます。帯島は善戦しながらも、最後は遊真の投げたブレードがカーブする技と、グラスホッパーでのブレード乱反射(ピンボール)のコンボを受け倒されます。

これで弓場隊は弓場隊長1人残るのみ。さらに弓場とバトルを繰り広げていた犬飼と辻のところに二宮隊が合流し、1対3の状況となってしまいます。ここで人を撃てないのことに悩む千佳が、炸裂弾(メテオラ)で二宮隊と弓場がいる辺りを爆撃。二宮は犬飼と辻に爆撃への対応を命じ、自分は弓場との一騎打ちに臨みます。この戦いは追尾弾(ハウンド)を有効に使った二宮が勝利。そして二宮隊3人対玉狛第二3人の直接対決の構図となります。ちなみに玉狛第2が遠征選抜に選ばれるためには、あと2点得点が必要です。

双方距離をとって膠着状態が続く中、先に動いたのは玉狛第二。身を潜めていた遊真と修が同時に動き出し、ラストバトル・ROUND8の幕開けです。まずは遊真がスコーピオン投げで二宮を攻撃しますが、シールドで二宮に防がれて逆にアステロイドで反撃されます。一方、修は自分に標的が向くように遊真とは逆サイドから攻撃を仕掛けますが、二宮隊もそれを読んでか深追いはしません。そして二宮は両攻撃(フルアタック)で遊真を攻撃。遊真は大ダメージを受けます。さらに千佳が鉛弾(レッドバレット)で二宮を攻撃しますが犬飼に防がれ、居場所がバレてしまいます。

修は、犬飼と辻に狙われた千佳に対して鉛弾(レッドバレット)で身を守り、犬飼と辻のどちらか1人でも動きを止めるように指示します。二宮隊がチームを分けたことで、修と遊真は二宮に対して2対1の状況をつくれましたが、しかしこれは二宮隊にも意図がありました。二宮隊の狙いは、実は修だったのです。辻は千佳を狙いに行ったと見せかけ反転して、修の背後から奇襲を仕掛けます。

しかし、それも玉狛第二は読んでいたのか、千佳が鉛弾(レッドバレット)ではなく通常弾で辻を狙撃。辻に直撃し、緊急脱出(ベイルアウト)させることに成功します。修はこの機を逃すまいと一気呵成に二宮に攻撃するも二宮はその攻撃をかわします。しかし、修が撃った弾は急に二宮の方に曲がり、二宮の体を撃ち抜きます。修が撃ったのは、通常弾ではなく追尾弾(ハウンド)でした。

最終戦は試合終了となり、ヒュースが倒されながらも別案(オプション)の作戦がうまくはまり玉狛第二が勝利。生存点2を獲得しました。また千佳は、宇佐美から鉛弾(レッドバレット)でなく、アイビスで辻を落としたことで気分は悪くないかと心配されますが、そこにヒュースが来て「いい腕だ」と激励され拳と拳を突き合わせています。この光景から千佳の人を撃つことへの悩みがいくらか解消されたことが伺えます。

次はB級中位の最終戦。その後はいよいよ遠征選抜試験編でしょうか?

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B級ランク戦では、諏訪隊、香取隊、那須隊のB級中位最終戦も行われてiいます。最初は変化弾(バイパー)使い巧者の那須が、香取隊を押していく展開からはじまり、そこに諏訪隊が加わり那須隊を横撃。那須隊の熊谷と諏訪隊の笹森が相撃ちとなります。さらに諏訪隊のショットガンが香取隊の側面に炸裂し、三浦がトリオン漏出で緊急脱出(ベイルアウト)。そして若村も那須隊の炸裂弾(メテオラ)にやられてしまいます。今回の作戦で若村の指揮で動くと決めた香取ですが、三浦と若村までも落とされてしまい、今のところ香取隊の見せ場はありません。

著者
葦原 大介
出版日

諏訪隊は1人になった香取を狙います。それに対して香取は正面から2人を迎え撃ち。香取はスパイダーを使用して諏訪に猛攻をかけます。さらに諏訪隊の足元にスパイダーを起動し、2人の足を止めます。そして香取は諏訪に一撃を加えることに成功。トリオン供給機関を破損し、諏訪をベイルアウトさせます。しかし、香取も諏訪隊の堤からの攻撃を受け片足を破損。ノーダメ―ジで切り抜けることはできませんでした。

香取は諏訪隊から那須隊にターゲットを変更します。スパイダーで那須の足を止めさせ、トリオン供給機関を破壊。緊急脱出(ベイルアウト)に追い込みます。堤は抜け目なく那須と戦った直後の香取を攻撃。香取はグラスホッパーで堤の弾を避けてるものの最終的には、ダメージを与えられ緊急脱出(ベイルアウト)します。堤はその後、那須隊日浦の狙撃を受け緊急脱出(ベイルアウト)。これでB級中位戦は決着します。

今シーズンの全試合が終了。試合終了後、それぞれの隊が離脱する隊員を労ったり、新加入する予定のメンバーを歓迎したり、チームとしての意志を固めたりして今回の試合を締めくくります。

場面は変わり、迅から会って欲しい人がいると言われ、修と遊真はその直後玉狛支部で陽太郎の姉の忍田瑠花(しのだるか)と対面。しかし迅が会わせたかったのは実は敵対しているガロプラ(近界民)だった。ここではまだ直接会う展開にはなりませんが、迅は林藤支部長と既にガロプラと接触しており、その時の話をしてくれます。そして、修と遊真の2人はボーダー本部の地下深くに、唯一無二のトリオンの供給源であるアリステラの母(マザー)トリガーがあることや、陽太郎が亡命したアリステラの王子だということ、雷神丸が母(マザー)トリガー直属のその星で最も強力な冠(クラウン)トリガーであることを知ります。また、この場で玉狛支部とガロプラ遠征部隊との同盟が締結されるのも特筆すべき点です。

遠征選抜試験の日程も決まり、選抜試験の説明会が開かれます。そこで忍田本部長が11人の臨時隊長を発表。隊員は隊長がくじ引きで決めていきます。各隊のメンバーは以下の通りです。

※(長)は隊長

1番隊:歌川遼(長)、志岐小夜子、漆間恒、空閑遊真、巴虎太郎

2番隊:王子一彰(長)、仁礼光、辻新之助。生駒達人、帯島ユカリ

3番隊:柿崎国治(長)、藤丸のの、影浦雅人、別役太一、犬飼澄晴

4番隊:北添尋(長)、染井華、外岡一斗、菊地原士郎、南沢海

5番隊:来馬辰也(長)、小佐野瑠衣、穂刈篤、小荒井登、弓場拓磨

6番隊:古寺章平(長)、六田梨香、奥寺常幸、三浦雄太、木虎藍

7番隊:諏訪洸太郎(長)、宇井真登華、隠岐孝二、三雲修、香取葉子

8番隊:二宮匡貴(長)、加賀美倫、東春秋、雨取千佳、絵馬ユズル

9番隊:水上敏志(長)、今結花、荒船哲次、樫尾由多嘉、照屋文香

10番隊:村上鋼(長)、氷見亜季、堤大地、熊谷友子、蔵内和紀

11番隊:若村麓郎(長)、細井真織、半崎義人、笹森日佐人、ヒュース・クローニン


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