みなさんこんにちは。研究室長のユイです。 本日はポーネグリフが傷つけられない理由についての考察です!ポーネグリフはトキ様のトキトキの実の能力によって保護されているのではないか、という可能性がでてきました! ぜひ最後までご覧ください。
今回は、ポーネグリフが破壊できない理由について考察をしていきますが、まずはポーネグリフについての情報を整理していきましょう。
ポーネグリフは、世界各地に散らばる「歴史の本文」とも称されるキューブ状の鉱石です。
ポーネグリフに刻まれた古代文字を読み解いていくことで、世界政府がひた隠しにする世界の歴史を解き明かすことができるとされています。
このポーネグリフは、ワノ国で石工をしていた光月家によって800年以上前に作られたということも判明しました。
今回の考察で重要なのは、ポーネグリフには「決して砕けず、溶けず、割れない」という性質がある、ということです。
ここで「傷ひとつつけることが出来ない石に文字が刻まれている」ことに矛盾を感じませんか? 本日はその理屈を解決していくとともに、「なぜポーネグリフが破壊できないのか」を考察していきます。
ポーネグリフはワンピース22巻にて初登場しましたので、忘れていた方はまず読み返してみるのもいいでしょう!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2002-02-04
まず、ポーネグリフに傷がつけられない理由を考えてみましょう。
作り出した光月家は、石工の家系だそうですが、その石工としての卓越した技術によりポーネグリフに文字を刻んだというわけではないと考えられます。
その根拠として挙げられるのは、世界政府にとって不都合な歴史が記されているとされるポーネグリフを政府が未だに破壊せず、「ポーネグリフの研究と探索の禁止」しか対応していないということです。
もしも光月家の人間がポーネグリフを作った800年前に石に刻む方法を編み出していたとしたら、世界政府ともあろう権力を持っている者たちが800年間経った今でも、石の破壊が出来ないというのは不自然ではありませんか?
つまり、世界政府はそもそも傷ひとつつけることができないからこそ、破壊をあきらめて、研究や探索自体を禁じることしかできないのではないでしょうか。
そうなってくると、ポーネグリフの尋常でない強度は、鉱石の性質や石工のような研究すればできるような技術ではなく、悪魔の実の能力のような超常的なものによって生み出されているでことが推測されますよね。
ここでポイントになりそうなのは、「ワンピース」世界における「時を司る能力」の存在です。
皆さんは、かつてロングリングロングランドにて登場したフォクシーの技を覚えていますでしょうか?彼のノロノロビームを受けたルフィは、効果中にされた攻撃は全て蓄積され、ノロノロ効果の解除と共に一気にダメージを受けてていました。
このことから、停止した時間内においては、その物体は破壊不能ということになります。
つまり、どんな方法でも破壊不能なポーネグリフは、この時間という概念によって保護されているのではないかと考えられます。次に実際に誰が関わってくるのかを考察してみましょう。
ちなみに、ロングリングロングランドでのフォクシーとの戦いは、ワンピース33巻などで描かれていますよ!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
ここで、「時」と聞いて思い出されるのが、トキトキの実の能力者である光月トキです。
トキ様は遥か昔に生まれた人物で、トキトキの実の力によって未来へと旅を続け、少なくとも20年前までは生存していたことが分かっています。彼女は「人は決して過去には戻れないけれど、未来へなら行ける」と言いました。
つまり時間にまつわる能力を持つトキ様が光月家にいて、彼女の能力によってポーネグリフが守られているという予測がたちます。トキトキの実の能力でポーネグリフの時間を止め、その破壊を先延ばしにしているのではないか、ということですね。
とはいえ、今のところはトキトキの実の効力が「未来に行ける」ということしか判明していないため確信は持てません。しかし、物質の時を止めるような応用能力があっても不自然ではありませんよね。
上記の考察が正しければ、ポーネグリフはもともとは普通に文字を刻める石碑だったので、800年前の空白の歴史を未来に遺そうとした人々がそこに文字を刻み、それを政府によって葬られないようにトキトキの実の能力で保護したのではないでしょうか?
これが、決して破壊できないポーネグリフに文字を刻んだ方法であると考察します!
ちなみに、トキ様が死亡したとすると、能力が解除されてポーネグリフが壊されてしまうのではないかとも考えられますよね。 しかし、能力者が死亡しても効果が持続するケースも存在します。
一例を挙げるとすれば、ワンピース76巻で明かされたオペオペの実の「不老手術」のことですね。不老手術を行うことにより術者は死んでしまいますが、その技を使用された方は不老不死となります。
ここから察するに、能力者が気絶や死亡した場合でも効果を発揮し続ける能力も存在することが分かります。
ですので、トキ様が本当に死んでいたとしても効力が持続しているというのは不可能な話ではありません。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2014-12-27
ということでそろそろまとめます。
ポーネグリフはトキトキの力で時間が停止した鉱石であるため傷がつかないのだと予想します。
そして、そこから派生する考察ではありますが、トキ様は空白の100年の歴史を現在に繫ぐために未来へと旅をしていたのではないでしょうか。
ポーネグリフに刻まれた歴史を最果ての地まで送り届けることが出来る人物をトキ様は待っており、海賊王ロジャーが「歴史の本文」を最後の島に届けるという目的を果たしたために、トキ様は20年前を旅の終着点としたのではないでしょうか。
今回は、以上です!
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今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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