みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は緑牛の能力に関しての考察をしていきます。未だ多くの謎に包まれている海軍大将は、ゾオン系の「古代種」の能力を持っているかもしれません……!ぜひ最後までご覧下さいね!
まずは緑牛に関して、すでに分かっている情報をまとめていきます。
緑牛が初めて登場したのは90巻のことですが、シルエットだけでの登場でしたね!
おそらくは藤虎と一緒に世界徴兵によって海軍大将に任命されたのだと考えられます。
そして緑牛の大きな特徴として、3年間も断食をしていることが分かっています。
通常の人間であれば、断食の限界は理論上は3ヶ月ほどだそうです。
となると、緑牛は何らかの能力で断食しても大丈夫だということになりそうですね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-09-04
以前の3大将である赤犬、黄猿、青キジは三人ともがロギアの能力者でした。
しかし、緑牛と共に新たに海軍大将となった藤虎はズシズシの実の能力者で、こちらはパラミシアですね!
ということは、海軍大将がロギアという法則のようなものはすでになくなっていますので、緑牛はパラミシアでもゾオンでもあり得るということになります。
そして3年間の断食が可能というところを考えると、「光合成が可能」であるか「食べなくても生きていける生物の能力」か、「元々が生物ではない」などでしょうか。
他にも考えられる気もしますが、本日はこの3パターンの方向から考えていきましょう。
まずは「元々が生物ではない」というパターンを考えていきます。
元々が銃であったラッスーのように、生物以外のものがゾオン系の悪魔の実を食べた場合は食べ物は必要ないかもしれませんよね。
緑牛の場合はシルエットが完全に人だったので、あり得るとしたらヒトヒトの実の何かということでしょうか。
しかし、スマイリーの例を見ると、シーザーが用意したアメを食べていました。
スマイリーは元々がガスだったため、この食欲は悪魔の実の能力によって生まれたものだと考えられます。
スマイリーが食欲を抑えられないところを考えると、やはり物が悪魔の実を食べた場合は本来の生物としての食欲なども発生するのだと考えられますね!
ということで緑牛が「元々は生物ではない」という可能性は薄いと思います。
続いて「光合成が可能」という場合を考えます。
光合成というのは植物などの光合成色素を持つ生物が行うのですが、光エネルギーと空気を用いてデンプンなどの炭水化物を合成する物です。
この働きによって、植物は水分さえあれば光合成によって生きていくことが可能というわけですね。
緑牛がロギアの能力で植物になれるとすれば、体の一部を葉緑体に変えて光合成することで炭水化物を合成可能ですので、理論上は食べ物を取らなくても生きていけそうです。
ただし気になる点としては、植物になれる能力が大将としてふさわしいかどうかですね。
劇場版の「FILM Z」ではビンズというキャラクターが「モサモサの実」の能力者として登場します。モサモサの実は対象の成長を早める能力ですが、ビンズは植物に対して能力を使用して自在に操っています。
- 著者
- ["尾田 栄一郎", "浜崎 達也"]
- 出版日
- 2012-12-17
緑牛が植物のロギアだとすると、ビンズの能力に加えて自身が植物になれる、という点でしか変化がありません。
もはやほとんどの人物が武装色の覇気を使用可能なことを考えると、植物になれるということにメリットは薄そうです。
ビンズは劇場版のキャラとはいえ尾田先生が作り出したキャラクターですし、緑牛と能力を被せてくるようなことはしないのではないかと感じます。
ということで「光合成が可能」という説は理論上は問題なさそうですが、違うのではないかと予想します。
ついでにですが、植物を操る能力と似たようなことはテゾーロやシキ、ドフラミンゴ、カタクリなども可能です。
単純に物を自在に操れるだけではインパクトが薄くなってしまってるため、緑牛には別の能力を期待したいとも思います。
ということで残った「食べなくても生きていける生物の能力」であるという可能性を考えていきます。
そもそもそんな生物がいるのかどうかですが、実は何種類か候補は考えられます。
まずは植物とほぼ一緒ですが「カビ」です。
カビは食べ物だけでなく、ホコリやプラスチックなど、周辺にあるありとあらゆるものから栄養分を吸収して成長することが出来ます。
他には「ダイオウグソクムシ」などは食べ物を食べずに5年間も生存したという例があります。
なぜ食べ物が必要ないのかなどはハッキリとはわかっていないそうですが、体内にいる微生物が光合成に近いことをしているのが原因ではないかと言われています。
カビもグソクムシも全然強くなさそうなのでいまいちですね!
他に食べ物を多く必要としない生物で、個人的に気になっているのが「ワニ」です。
ワニは一度に自分の体重の半分ほどの量の食事をとることが可能です。人間でいうと100kgの体重の人が50kg分の食べ物を食べられることになりますので、相当な量ですよね!
そうして食べた物は全て脂肪に変わるため、その蓄えた脂肪をエネルギーにして長期間食べなくても良いということになります。
なんと3年も何も食べなくても大丈夫だったという例もあるそうで、この期間が緑牛の断食期間と一緒なところも気にかかるポイントですね。
緑牛は三年前には食事をしているという点があるため、食事が一切必要ないというわけではないのかもしれません。
三年前に大量に食べた食事のエネルギーを使って今も生きていると考えれば、ワニでも条件はクリアしていると言えますよね!
しかし、ただのワニのゾオン系の能力者だと百獣海賊団と比べて見劣りしてしまいます。
ということでそれらしいワニがいないのか調べてみたところ、「ディノスクス」というワニがいました。
約8000万年前に生息したとされるワニで、なんと体長は10メートル以上もあるそうで、恐竜などと戦ってその肉を食べていたと考えられています。
この場合はワニワニの実の古代種ということになりそうですね!
他には「セベク」と呼ばれるエジプトの神はワニがモチーフになっています。
ワニは世界中で神聖な生物として扱われるため、このあたりが幻獣種として登場する可能性も十分にありえます。
ということで、ピーターパンではフック船長を襲うのはワニですし、海賊の天敵という意味合いも込めて緑牛はワニの能力者ではないかと予想します・
そしてワニといえば緑色ですから、緑牛との色の相性がいいこと、黄猿、藤虎と並べたときにロギア、パラミシア、ゾオンとなってバランスがいいことなども挙げられます。
原作では飛ばされてしまったので、アニメの方でちょっとでも能力のヒントが出ることを期待してしまいますね!
緑牛について考察したこちらの記事もぜひご覧ください。
新海軍大将・緑牛の正体は、「妖怪」となった霜月牛マル!? 【ワンピース考察】
みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は謎に包まれた新海軍大将・緑牛の正体は、かつてのワノ国大名・霜月牛マルなのではないかという考察になります。ぜひ最後までご覧くださいね!
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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