【ワンピース】世界政府はプルトンを保有している⁉︎ ゴッドバレー事件の真相から考察!

謎多き「ゴッドバレー事件」に潜む違和感とは……?

今回の記事では、古代兵器「プルトン」についての考察を深めていきますが、そのためにまず、「ゴッドバレー事件」についての考察をしていきます!

「ワンピース」95巻でその存在が明らかになった「ゴッドバレー事件」。それは「ガープとロジャーが協力してロックス海賊団を打ち破った」という事件ですが、この事件にはいろいろと裏があるように感じられますよね。

以前の記事でも考察をしましたが、ゴッドバレー事件を語るセンゴクの語り口に、いろいろなヒントがあったように思います。

センゴクは「その場に居合わせたロジャーとガープが手を組み、ロックスを打ち破った」と言っていますので、ロジャーとガープの少なくとも一方は、何か別の目的があってゴッドバレーを訪れていたと考えられます。

また、「ガープが天竜人を守ってしまった」という表現をしていることから、ガープの本来の目的は天竜人を守るためではなかったはずです。

単純にロックス討伐のために動いたか、あるいはロックスとは関係なくゴッドバレーに来ていたか、のどちらかになりそうです。


ゴッドバレー事件について考察した<ゴッドバレー事件に関する3つの考察!ロックスやガープの目的は……?【ワンピース考察】>の記事もおすすめです。

著者
尾田 栄一郎
出版日
2019-12-28

ガープはなぜ「ゴッドバレー」に来ていた……?

先ほど挙げた二つの可能性のうち、「ロックス討伐のためにガープはゴッドバレーに来ていた」というのは個人的には考えにくいと考察をしています。
 

というのも、いくらガープといえど、ロックス、シキ、白ひげ、カイドウ、ビッグマムを有するロックス海賊団に対して、たった1人で立ち向かっていくのはあまりにも厳しいと考えられるためです。

シキと戦った時ですら、センゴクとガープが協力してギリギリの勝利でしたし、5人を相手に本気で戦うのであれば海軍大将たちも連れてくるなどの策を練らないと自殺行為に等しいですよね。

初めからロジャーと共闘するつもりで来ていたのであれば可能性もありますが、あくまでもロジャーとガープはそこに居合わせただけです。

つまりこれらのことから、ガープはロックスを捕まえるためにゴッドバレーに来たわけではないと考えるのが自然ではないでしょうか。

では、なぜガープがゴッドバレーに来ていたのかを考えてみたいと思います。

世界政府はどうやって「オハラ」を「地図から消した」のか……?

ゴッドバレーという島は現在は地図にも示されておらず、実際に跡形もなく消えているそうです。

これと似た話で、バスターコールを受けて地図から消えた土地「オハラ」のことが思い出されますよね。

オハラは、ポーネグリフの研究をしていたことで世界政府に目をつけられ、バスターコールの対象となってしまい、地図から消えてしまいました。

しかし、バスターコールの後の様子が「ワンピース」41巻に描かれていますが、その被害は島全体が焼けている程度に留まっているように思います。

みる影もないほどに破壊されてはいますが、「跡形もなく消えている」という表現とはマッチしないですよね。

つまり、ゴッドバレーはオハラのようにバスターコールで消えたわけではなく、別の何かで消された可能性が高いと考えられますよね!

著者
尾田 栄一郎
出版日

オーズの「国引き伝説」が「島を消す力」だった?

「島を跡形もなく消す方法」というのは、いくつか考えられます。

まず1つ目の方法としては、「ワンピース」47巻で語られた、オーズの「国引き伝説」があります。

国引き伝説というのは、かつてオーズが討ち取った国を島ごと自分の領土に持ち帰り、そこに悪党たちの国を作り上げるという伝説です。

ゴッドバレーを島ごとどこかに運んだのであれば、跡形もなく消えてなくすことは可能ですよね。

ただし、オーズは500年も前の時代の人物ですので、時系列的にオーズがゴッドバレーを引っ張るのは不可能です。

同じくらいの体格を持つリトルオーズJr.であれば島を引くことは可能かもしれませんが、リトルオーズJr.は40年前の時点では30歳で、巨人族の30歳はまだまだ子供の時期です。さすがにそのくらいの成長度合いのリトルオーズJrが島を引くことは不可能だと考えられます。

著者
尾田 栄一郎
出版日
2007-09-04

「島を消す力」の正体は、古代兵器「プルトン」⁉︎

続いて二つ目の島を消す方法ですが、古代兵器プルトンを使用するという方法が考えられますよね!

プルトンは、ウォーターセブンに設計図が残っており、アラバスタに眠るとされる古代兵器ですね。

プルトンは「世界最悪の戦艦」、「造船史上最悪のバケモノ」という称されていることから、ポセイドンのような人間というパターンではなく、作り上げることができる戦艦だと思われます。

そしてその威力は「1発放てば島1つを跡形もなく消しとばす」とクロコダイルが語っていました。

「跡形もなく消える」という表現が一致するゴッドバレーは、やはりプルトンによって消されたのではないでしょうか。

世界政府が隠したかった島が消えたのがどういうことか、センゴクは話したくはない様子でした。

政府がプルトンを持っていて、ゴッドバレーを消したという事実を隠したかったのではないかと思います。

世界政府・五老星は、すでに「プルトン」を所有している⁉︎

スパンダムは五老星に対し、プルトンの設計図を手にいれることが重要だと説得していましたが、そのことを五老星はそこまで重視していませんでした。
 

今になって考えてみると、プルトンという政府にとっても重要な兵器をスパンダムとCP9だけに一任していたことに違和感すら覚えます。

政府にはCP9の上位機関であるCP0もいますし、もう少し本気で設計図を奪いに行っても良さそうですよね。

これは政府がすでにプルトンを所有しているため、プルトンの設計図を重要と考えていないからであるとも考えられそうです。

ということなども踏まえ、世界政府はプルトンを保有しており、ゴッドバレーはプルトンによって消された島なのではないかと思います。

オハラをバスターコールで消した政府が、それ以上の力でゴッドバレーを消したということになりますので、政府にとってゴッドバレーはオハラ以上に危険な土地だったということでしょうか。

まだ予測段階ですが、天竜人に関する重大な秘密が隠されているかもしれないですね!

 


プルトンについて考察した<古代兵器プルトンの正体は、巨人族が造った巨大な戦艦⁉︎【ワンピース考察】>の記事もおすすめです。

 

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漫画「ワンピース」未回収の伏線まとめ!謎を徹底考察【ネタバレ注意】

 

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