みなさんこんにちは!研究室長のユイです! 本日はイム様と「施錠」についての考察になります。「ワンピース」の世界において、「カギ」の存在が重大なポイントになってきそうですよ……!ぜひ最後までご覧くださいね!
こちらは以前の記事などでも何度か考察している内容なのですが、イム様のモデルとなったのはルイ16世という人物ではないかと思います。
まず、ルイ16世というのはフランス最後の絶対君主です。要するにフランス革命の当時の王様ということですね!
16という数字はドフラミンゴの最後の技だったり、天竜人が一般人を撃ち殺した時の弾数だったりと、「ワンピース」の物語においても神聖な数字のように扱われています。
また、イム様のイムという字をくっつけると「仏」となり、フランスの和名が仏ですので、ここでもフランスと繋がってきます。
さらに、マリージョアのデザインはフランス王家が居城としていたシャンボール城をモデルにしていると思われます。
これらの理由から総合的に判断すると、イム様のモデルはルイ16世である可能性は非常に高いのではないかと思われます。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2018-09-04
では、ルイ16世がどのような人物だったのか、簡単にまとめていきます。
父はルイ・フェルディナン、母はマリー=ジョゼフ・ド・サクスとされています。本名はルイ・オーギュストで、三男として誕生しましたが、兄が結核で死亡し、王太子となりました。
歴史的にはルイ16世の王妃であるマリー・アントワネットのわがままぶりが有名だと思われます。
そして今回特にピックアップしたいのが、ルイ16世の特技です。
ルイ16世の特技はなんと「錠前作り」だったそうです。
錠前というとピンと来ないかも知れませんが、要するに「鍵作り」が趣味であり、特技だったということですね。もちろん鍵の仕組みをしっかり理解していないといけませんし、金属を加工する技術も必要です。
ルイ16世は錠前作りに没頭し、「錠前作りばかりしている」などと揶揄されるほどだったそうです。
ワンピースの世界において「鍵」というのは重要なワードになってくるかと思います。
鍵といえば、モンキー・D・ルフィの「モンキー」が「門(モン)の鍵(キー)」を意味するのではないかという話も有名ですよね。
ついでに、鍵というワードからロックスも関連してきそうな気もしますよね。
ロックス自身の本名は「ロックス・D・ジーベック」と判明しましたが、スペルはおそらくROCKSです。
これが何らかのあれで「LOCKS」というスペルだったとしたら、「錠前」の複数形ですので、イム様の錠前作りという趣味と重なってきそうです。
ラフテルの表記が劇場版と英語版で違っていたりもしていますので、スペルを重視しすぎる必要もないように私は感じますが、これは人によって考え方や捉え方が違うと思いますのでご了承くださいね!
ロックスが世界政府の裏の狙いなどを知った上で行動していたりしたら面白そうですよね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2019-12-28
意外と知られていないのですが、「ワンピース」の英語表記にはある秘密があるのをご存知でしょうか。
ワンピースの英語表記は『ONE PIECE』で間違いではないのですが、実は尾田先生は『ONE PIECE』とは表記しません。
必ず「O」にバツ印をつけて『ONE PIECE』と表記しています。
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1997-12-24
これは1巻の頃のからずっとそうですし、ワンピースのロゴだったり、尾田先生のちょっとしたコメントでも全てこの表記になっています。
おそらくこの「O」はワンピースの世界を表しており、グランドラインとレッドラインによって四つに分けられた世界のことだと思われます。
この二本のラインを世界に引き、ある意味で世界に鍵をかけたのがイム様なのではないでしょうか。
このあたりには、ジョイボーイや五老星も関わってきそうですね。
そして、その鍵を解き放つという解釈で、ルフィが「鍵」になることにも繋がってきそうです。
つまりレッドラインとグランドラインを破壊して世界を一つにするというのがルフィの役目となり、その結果としてマダムシャーリーの予言通りに魚人島が破壊されるのではないででしょうか。
世界政府が誕生したのは「空白の100年」が明けた直後でした。
そしてそのシンボルは十字マークで、先ほどまで話していた「O」の構図と似ています。
イム様によって世界に二本の鍵がかけられ、二本の線によって分けられた世界の様子をシンボルにしたと考えると、このマークにもしっくりくるような気がします。
そして、グランドラインとレッドラインによってマリージョアと双子岬の二つの土地がより重要な地点になったと考えられます。
マリージョアはグランドラインとレッドライン、海軍本部によって守られており、世界の実権を握れるという国宝の秘密もしっかりと保持されれています。
つまり、マリージョアの国宝を守るために二本のラインが必要だったと考えられますが、もしかするともう一つの交点である双子岬、リヴァースマウンテンも、マリージョアと同じくらい重要な土地になるかもしれません。
マリージョアの海底には魚人島がありましたが、リヴァースマウンテンの海底にも重要な秘密がありそうですね!
ということで、イム様のモデルがルイ16世であれば、世界に鍵をかけて統治しやすい世界を作ったのがイム様ということになるのではないかという考察でした!
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今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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