『スマホ脳』『最強脳』要約まとめ|スマートフォンよりも“スマート”に生きる魔法の方法

更新:2022.8.14

書籍の売上数に関する調査「オリコン年間BOOKランキング2021」で1位を獲得した『スマホ脳』。その後発売された『最強脳』とともに、多方面からの注目が集まる書籍です。 今回の記事では、『スマホ脳』『最強脳』の内容の中から、スマートフォンが私たちに与える悪影響や、スマートフォンに囚われず、脳のパフォーマンスを高める具体的な方法をご紹介します。

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『スマホ脳』『最強脳』はどんな本?

『スマホ脳』『最強脳』の著者であるアンデシュ・ハンセンは、スウェーデン出身の精神科医。『一流の頭脳』などのベストセラーでも知られる人物です。

日本で2020年に発売された『スマホ脳』は、スマートフォンが持つ魅力や危険性などをわかりやすく解説していることから、一躍ベストセラーとなりました。書籍は世界各国で販売されており、高い人気を博しています。

『最強脳』は、『スマホ脳』の読者から寄せられた疑問をもとに執筆された書籍です。『最強脳』には、脳のパフォーマンスを上げるための効果的な方法が多数掲載されています。

著者
["アンデシュ・ハンセン", "久山 葉子"]
出版日
著者
["アンデシュ・ハンセン", "久山 葉子"]
出版日

スマートフォンが及ぼす悪影響

私たちに高度なテクノロジーを提供し、多くのメリットを与えるスマートフォン。プラスの側面を持つ一方で、さまざまな危険性をはらんでいます。

スマートフォンが私たちに与える悪影響や、IT企業社員のスマートフォンとの向き合い方について解説します。

目に入るだけで集中力が低下する

スマートフォンによる代表的な悪影響のひとつが、集中力の低下です。ハンセンは『スマホ脳』の中で、スマートフォンが人間の脳機能を悪化させる可能性を指摘しています。

実際の研究結果も、ハンセンの主張を裏付けています。大学生500人を対象に行われた研究では、机の上にスマートフォンを置いた状態で課題に取り組んだ学生は机上にノートを置いた学生に比べ、

解けた課題の数が少なかったという結果が観察されました。

IT企業の社員はスマートフォンを遠ざける

非常に便利な道具であるスマートフォンですが、デジタルデバイスに詳しい人物ほど、自らスマートフォンと距離を置いています。

なかでも有名な逸話が、スティーブ・ジョブズが自分の子供のスマートフォンの利用時間を厳しく制限していたことです。

ジョブズは、ニューヨーク・タイムズ紙の記者に対し、子供のスクリーンタイムに上限を設けていることや、iPadを子供のそばに置かないようにしていることを話しています。

ジョブズやIT企業の社員など、テクノロジーに精通し、スマートフォンのメリットを理解している人物ほど、スマートフォンに危機感を抱き、周囲から遠ざけているのが実状です。

では、私たちがスマートフォンの魔力に惑わされず、日々を生産的に過ごすためにはどうすればよいのでしょうか?

『スマホ脳』『最強脳』の内容から、具体的な対処方法をご紹介します。

運動が人間を前進させる

2冊の書籍においてハンセンは、スマートフォンの誘惑に打ち勝ち、脳のパフォーマンスを高める最善の方法として運動を推奨しています。

今回の記事では、運動がもたらすメリットについて詳しく言及されている『最強脳』の本文の中から、目的ごとに異なる3つの運動方法について解説します。

ストレス耐久性を高める “30分以上の有酸素運動”

『最強脳』でストレスに対する効果的な対抗策として言及されているのが、長時間の有酸素運動です。

具体的には、一回30分以上、週に2,3回以上の頻度で運動を行うことが推奨されています。

ランニングや水泳などの本格的な運動に限らず、日々の運動時間を延長したり、強度を高めたりするだけでも、効果はあるとされています。

「運動をしばらくしていない」「体力面に不安がある」という方は、散歩や自転車など、日常生活に取り入れやすく、少ない事前準備で始められる運動から実践してみてはいかがでしょうか。

集中力を向上させる “20分以上のハードな運動”

学校のテストや商談交渉など、高い集中力が必要なときにも、運動は大いに役立ちます。

『最強脳』において集中力を向上させる効果があると提唱されているのが、朝に行う高強度の運動です。

午前中にハードな運動に取り組むことで、運動後1時間から数時間にかけて集中力の大幅な向上が見込めます。

大事な試験やプレゼンテーションが控えている日こそ、朝に体を動かしてみると良い結果が訪れるかもしれません。

ゲームの上達につながる “10分間のこまめな運動”

昨今、仕事として生計を立てる人がいるほど人気のオンラインゲーム。ゲームの上達にも、運動は高い効果を発揮します。

運動がもたらすメリットのひとつが、視覚情報に対する反応速度の向上です。

脳は高度な思考処理を行う灰白質と、脳内のさまざまな部分をつなぐ白質から構成されています。

どちらもゲームにおいて重要な役割を果たす部分ですが、近年の研究によって、運動が灰白質と白質双方の機能を向上させることが明らかになりました。

ハンセンは『最強脳』の本文中で、ゲームを上達させるための方法として、ゲームの途中に10分以上のこまめな運動をはさむことを推奨しています。

まとめ

私たちの生活を豊かにする一方で、多くの危険性をはらむスマートフォン。

ハンセンの代表作ともいえるベストセラー『スマホ脳』では、スマートフォンと上手く付き合うための方法のひとつとして、運動が取り上げられています。

また、『スマホ脳』の特別編として刊行された『最強脳』では、運動を継続するために効果的な考え方や、シーン別の適切な運動方法が詳しく紹介されています。

この記事で取り上げた内容をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ『スマホ脳』『最強脳』の本編をご覧ください。

著者
["アンデシュ・ハンセン", "久山 葉子"]
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["アンデシュ・ハンセン", "久山 葉子"]
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