ジョルノ・ジョバァーナに関する10の事実!ジョジョ5部の主人公が最強!

更新:2018.6.16

今回ご紹介するのは『ジョジョの奇妙な冒険』5部の奇妙な主人公ジョルノ。ギャング組織・パッショーネに入り、仲間たちと団体に属しながらも自分の意志を決して曲げることがない人物です。 その特異な出生や名言の多い生きざまなどから、彼の魅力をご紹介します。なお、ネタバレも含みますのでご注意ください。

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ジョルノ・ジョバァーナとは?「ジョジョ」第5部・主人公の基本の設定をおさらい

『ジョジョの奇妙な冒険』の歴代主人公は、慣例的にジョースターの血統が担っています。5部の場合は特殊な事例で、主人公ジョルノ・ジョバァーナはジョースターのであってジョースターではありません。

物語も異例で、5部はそんな少年が人の道に外れたギャング組織の中で、正義をもって真実に立ち向かうストーリーです。

著者
荒木 飛呂彦
出版日

誕生日は1985年4月16日で、年齢は15歳。実は、まだ中学生だったそうです。身長172cmとこれまでの主人公と比べると小柄。非常に特徴的な髪型をしており、カールした前髪がコロネのようにも見えます。一人称は「僕」で、初代主人公「ジョナサン・ジョースター」と同じです。劇中や表紙などを「ジョジョ立ち」と呼ばれる奇妙なポーズで飾ることが多いです。外見的には、ミケランジェロのダビデ像がモデルとなっているそうです。

後述する生い立ちのせいか「無駄」と言うのが口癖。3部主人公承太郎の通称オラオララッシュと対になるようなジョルノの無駄無駄ラッシュは圧巻です。

2018年から2019年に放送されていたテレビアニメ版では、小野賢章が声優を務めていました。また、ジョルノは何度かゲームに登場しており、「黄金の風」では朴璐美、「オールスターバトル」以後は浪川大輔が声優を担当しています。

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ジョルノ・ジョバァーナのスタンド・ゴールドエクスペリエンスとは

ジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)」は特異な能力を持っています。触れた物体に生命のパワーを与えることが出来るのです。

無機物を任意の生物の姿に変えるだけでなく、人に使用することで大幅にパワーアップさせることが可能。後者は敵に使うと逆にピンチになりそうですが、過剰エネルギーによって精神を暴走させ、自滅に追い込むことが出来ます。

ゴールド・エクスペリエンスとは、モチーフとなった太陽の化身であるてんとう虫と、未知の体験の2つを意味する名前なのです。

DIO(ディオ)が父親って本当!? ジョースター家ならではの星型のあざを持つ者!

ジョルノの出生に含みを持たせましたが、実は彼の父親は3部で承太郎らに倒されたラスボス・DIOその人。初代ジョナサン・ジョースターの肉体を奪って復活したDIOが、その体である女性との間に設けたのがジョルノです。

ジョルノはDIOの吸血鬼の特性は受け継いでいませんが、その大胆な発想や口癖はどこか通じるところがあります。星型のあざと、強い正義感と高潔な精神は、ジョースター家の血縁が由来といえるでしょう。ディオの子供、いわば兄弟と呼べる人物は多く登場するのですが、この「黄金の精神」に目覚めたのはジョルノのみでした。

この出生の経緯のため、ジョルノは特異な主人公なのです。

本名は漢字!?ジョルノ・ジョバァーナの過去とは

著者
荒木 飛呂彦
出版日
1997-09-01

母親の詳細は不明ですが、日本人であるとだけわかっています。父DIOと日本人の母から生まれた日英ハーフ。ただ、幼少期に実母がイタリア人男性と結婚したために国籍はイタリアです。

ジョルノの本名は「汐華初流乃(しおばなはるの)」と言います。初流乃の読み方を変えてショルノ・シオバナになり、それがジョルノ・ジョバァーナになったのです。

またジョルノの髪色は、小さいころはジョナサンと同じ黒髪でしたが、成長するに従ってなぜか金髪に。DIOの影響でしょうか。

イタリアのイケメン少年が、ギャングスターを夢見るわけ

幼少期のジョルノは恵まれた子供とは言えませんでした。母に愛されず、義父に虐待され、周囲からいじめられていたのです。

彼を変えたきっかけは、恩人であるギャングとの出会いでした。偶然助けたギャングの男が、子供と侮らずに対等に接してくれて、以後、遠くから見守ってもらえたことでジョルノは真っ直ぐに育ったのです。

世間から悪とみなされるギャングが、逆に彼を正しく導いたわけです。その経験から、ジョルノはギャングスター(マフィア構成員)になる夢を持つようになりました。

ジョルノ・ジョバァーナの魅力!仲間からの信頼を集めるわけ

そうしてギャングスターに憧れるようになったジョルノは、15歳にして組織入団試験をパスし、ブローノ・ブチャラティのチームに入りました。

しかし、すでに顔見知りで本心も明かしたブチャラティを除いて、チーム全員が冷たく接してきます。何が命取りになるかわからないため、得体の知れない新参を嫌ってのことです。特に、初対面時のアバッキオとは大きな確執がありました。

ジョルノは信頼を勝ち取るため、あらゆることをします。率先して雑事を引き受けて作戦を立案、そして自ら矢面に立って、時には肉体を犠牲にするのです。その潔い性格から、チームは1人また1人とジョルノに感化され、彼の味方へと変わっていきます。

ジョースター家の高潔さとDIOのカリスマと言ってしまうのは簡単ですが、実行に移すジョルノの行動力は並大抵ではありませんでした。

最強スタンド!ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム!6部でのエピソードも

「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」(以下、GER)は、ジョルノが劇中の最終決戦において覚醒した能力。スタンドの才能を引き出す「矢」を使用して発現しました。

「ジョジョ」に出てくるスタンドのほとんどは、様々な媒体でパラメータが公開されています。が、GERだけは全ての値が測定不能という滅茶苦茶なスタンドです。その能力は「対象の動作や意志をゼロにする」というもの。攻撃も防御もGERの前では完全に無力という、規格外のスタンド。

あまりにも圧倒的なため、ファンの間ではその倒し方が議論の的にもなっています。GERのジョルノへの攻撃行動をゼロにする、というのが曖昧で謎めいているのですが、主に焦点となるのはどこまでが攻撃と見なされるかでしょう。

ポイントになるのは6部で宇宙が一巡した出来事です。スタンドによって宇宙全体に引き起こされた事例ですが、GERによる介入は見られませんでした。おそらくジョルノを狙った攻撃と見なされなかったからだと思われます。

GERを倒すためには、GERを倒そうとしてはいけないのです。つまりこれは矛盾であり、実質的にGERを攻略する手段はありません。戦闘において、強すぎるスタンド能力としてジョジョファンの間ではたびたび話題になっています。

「ジョジョ」のキャラクターを強さでランク付けした<ジョジョ8部までの最強キャラランキングベスト30!人気スタンド&元ネタも>の記事もおすすめです。ジョルノは何位にランクインしているのでしょうか。

最後の決戦が熱い!【ネタバレ注意】

著者
荒木 飛呂彦
出版日

 

組織パッショーネのボスにして、物語のラスボスでもあるディアボロ。

ディアボロは「石橋を叩いて渡る」を実践する堅実な悪役で、早い段階からジョルノ達を目の敵にしていました。そのため、決戦と1口に言っても広範囲に渉ります。サルディニア島の一件を前哨戦として、コロッセオが決戦の第1弾、「レクイエム」からが本戦と言った感じでしょうか。

特に謎に包まれていたディアボロ本人が登場する、コロッセオ以後の怒濤の展開は見所満載です。

危険すぎるディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」との対決。唯一その正体を知る意外な救援者の存在。鍵を握る「矢」の力によって、生命の魂を入れ替えるという思わぬ作用が働いて、敵味方入り乱れる場面はサスペンス映画顔負けにスリリングでした。

そしてついに「矢」を手にしたジョルノは、スタンドの新しい段階へと到達します。あらゆる真実から目を逸らし、不都合を塗り潰してきたディアボロに対して、逃れられない運命を突き付けるのです。

 

『恥知らずのパープルヘイズ』に描かれたジョルノ・ジョバァーナ、その後【ネタバレ注意】

ディアボロとの決戦後、最終回のエピローグでは(奇妙なことですが)前日譚が語られ、おそらくはパッショーネを掌握し、ボスになったらしいことが暗示されただけで、ジョルノ達の動向について詳しく描かれませんでした。

完結から10余年過ぎた2011年、上遠野浩平の『恥知らずのパープルヘイズ』においてその一端が語られました。これは荒木飛呂彦30周年および『ジョジョの奇妙な冒険』25周年で企画された、他作家とのコラボ企画「VS JOJO」における公式5部スピンオフ作品です。

著者
["上遠野 浩平", "荒木 飛呂彦"]
出版日

主人公はパンナコッタ・フーゴ。本編でブチャラティチームを離れ、その後の消息が不明だった彼が舞い戻る物語となっています。

時間軸は本編終了後から半年後。暗示された通り、ジョルノは組織のトップに収まっていました。ディアボロが正体を隠していたことを逆手に取って、代替わりしたのではなく、以前からそうだったかのように振る舞っています。

新たなボスとなったジョルノは、チームの裏切り者として閑職に追いやられていたフーゴに、ある思惑から組織の内部浄化任務を与えるのです。フーゴはその途中で精神的に成長し、最後には皆から信用される男となって、ジョルノに忠誠を誓うのでした。

ジョルノ・ジョバァーナのかっこいい名言ランキングベスト5!

著者
荒木 飛呂彦
出版日
1999-05-01

ジョルノは父DIOのカリスマ性を反映してか、その言葉の数々はどれも含蓄のある魅力的なものばかりです。シリーズで最も説得力がある主人公と言っても良く、そんなセリフの中から選りすぐり5選をご紹介しましょう。

第5位:

「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!」
(『ジョジョの奇妙な冒険』49巻より引用) 

謎の敵スタンド使い(ズッケェロ)の攻撃を受け、孤立無援の船上で窮地に陥ったブチャラティチーム。ジョルノはあえて自ら犠牲になることで、仲間に後を託しました。新参者の彼がチームに受け入れられ、のし上がるにはこれが最善と信じたのです。全ては夢のために。

第4位:

「人というのは成功や勝利よりも 
『失敗』から学ぶ事が多い……」
(『ジョジョの奇妙な冒険』54巻より引用) 

頭脳派ジョルノが、途中までほぼ完封されたベイビィ・フェイス戦での一言です。ベイビィ・フェイスは対象物を組み替え、再構成する脅威の自動スタンドでした。瀕死のジョルノはその能力からヒントを得、ゴールド・エクスペリエンスを進歩させたのです。不屈の精神が感じられます。

第3位:

「『覚悟』」とは……
犠牲の心ではないッ!
『覚悟』とは!!
暗闇の荒野に!!
進むべき道を切り開く事だッ!」
(『ジョジョの奇妙な冒険』55巻より引用) 

ジョルノとミスタはヴェネツィアに向かう任務の最中に、超低温のスタンド使いギアッチョに襲われました。その防御力と低温は2人と相性が最悪で、彼らは追い詰められます。ジョルノはこう言って、諦めかけたミスタに字義通り血路を開いたのでした。

第2位:

「……決して滅びはしない……
ブチャラティは死んだ……(中略)
しかし彼らの行動や意志は滅んでいない……(中略)
そしておまえの行動が真実から出たものなのか……
それともうわっ面だけの邪悪から出たものなのか?
それはこれからわかる
あんたははたして滅びずにいられるのかな?
ボス……」
(『ジョジョの奇妙な冒険』63巻より引用) 

ラスボスとの最終戦、勝者を決める「矢」の争奪戦に勝ったジョルノは、新たな能力に目覚めてこう問いかけました。あらゆる真実から目を背け続けてきたディアボロに対して。

第1位:

「終わりのないのが『終わり』
それが『ゴールド・E・レクイエム』」
(『ジョジョの奇妙な冒険』63巻より引用)

全てが終わって、ジョルノが呟いた言葉です。この5部を総括するような明言は簡潔にして明瞭。これがジョルノのスタンドの全てであり、ディアボロの結末の全てでもあるのです。

いかがでしたか? ジョルノの魅力が伝わったでしょうか?

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