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田中麗奈の歴代出演映画・テレビドラマ一覧!実写化したあの漫画も知られざる小説も奥深い

更新:2020.7.30 作成:2020.7.30

なっちゃんのCMで人気を集め、映画デビュー作では主演。一気に国民的女優へと成長した田中麗奈。プライベートでは年上の医師と結婚、第一子の出産と、すっかり穏やかで優しいママの姿を見せていますが、悪女役を演じ、その狂気に満ちた演技には近年も注目を集めています。 この記事では、田中麗奈が演じた役柄と作品について紹介します。

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目次

田中麗奈をデビュー当時から紹介!生い立ちやプロフィール

田中麗奈は1980年5月22日生まれ、福岡県久留米市出身の女優です。

5歳の頃から女優を目指していた彼女は、中学2年生の時に父親の紹介で福岡にあるモデル事務所に所属。当時は地元・福岡を中心に、九州のローカルCMに出演していました。

そんな彼女が一躍有名になったのは、高校に在学中の時。1998年に放送されたサントリーのジュース「なっちゃん」の、初代イメージキャラクターに抜擢され注目を集めます。約3年もの間「なっちゃん」の愛称で親しまれました。

また「なっちゃん」抜擢と同年には、映画『がんばっていきまっしょい』で主演を務め、幼い頃からの夢だった女優デビューを果たします。この作品での演技が高く評価され、デビュー作にして数々の新人賞を受賞しました。

この頃から東京での仕事も急増。しかし、両親から「高校を卒業するまでは家を出てはいけない」と反対されていたため、高校を卒業までは毎週、東京と久留米を行き来する生活を送っていました。全国CMやデビュー映画で注目を集めても決して調子には乗らず、まずは両親との約束を律儀に守り続けた姿勢に、彼女の真面目さが伺えます。

プライベートでは2016年に、友人の紹介で知り合った5つ年上の医師と半年の交際期間を経て結婚。2019年には、第一子を出産しています。

2020年3月2日には、第一子出産後初めて自身の公式Instagramを更新。慌ただしくも充実した育児生活を振り返り、母親としてたくましく成長した姿を披露しています。同じく育児に励む全国のママへのエールとなりました。

デビュー当時は、中性的で少しあどけなさが残る印象だった彼女。女優として様々な役を経験したり、プライベートで結婚や出産を経たことで、女性らしい柔らかさや落ち着きのある大人の女性へと変貌しました。

彼女を昔から知っているファンも、「あのなっちゃんが大人の綺麗な女性に成長した」と大絶賛。妻となり母となった彼女の今後に、期待が膨らみます。

時代を生きる女性を演じるためには。田中麗奈の魅力

「なっちゃん」で華々しくデビューした後、数々の作品で輝き続ける田中麗奈。

デビュー当時の可憐で儚いイメージを失うことなく大人の女性へと成長しました。そんな彼女の魅力は、毎回ドラマや映画で新しい一面を見せてくれる演技力の高さでしょう。

当時の彼女は、中性的な顔立ちに可憐さや儚さを持ち合わせた少女でした。どこか少し大人びているように見えて、でも時々見せる少女らしい表情が可愛らしい印象でした。

そんな彼女も歳を重ねるごとに、大人の女性の「色気」や「迫力」を感じる演技を見せるようになります。

「今の自分にしかできない演技をしたい」

自分の演技の幅を広げるために、演じる役柄だけでなく、当時の自分自身を冷静に分析していたのです。幼い頃から女優を目指していた彼女のその冷静さが、演技に活かされたのでしょう。

また、結婚や出産を経験したことによって、表現の幅も広がりました。1つの例が映画『王妃の館』で演じた女社長・朝霞玲子。現代の女性を演じるには、女性としての生き方も考えていくべき。仕事と家庭、そして自分自身のバランスを大切にしながら、彼女はこれからも女優の道を究めていきます。

【ライターおすすめ】田中麗奈が1番輝く『真昼の悪魔』

ここではライターがおすすめする作品を1つ紹介します。それは『真昼の悪魔』です。

大学付属病院で起きるたび重なる奇妙な事件やトラブル。認知症の老婆の医療事故や少女が謎のアレルギーで死にかけたり、偽のカルテが原因で病状が悪化していく患者がいたり……。

明らかに誰かが仕組んでるとしか思えない事故やトラブルは、ある1人の美人外科医が絡んでいたのです。その医師の名は大河内葉子。

表では痛みに苦しむ患者に対し、優しい笑顔で声をかけながらテキパキと処置をしていく田中演じる葉子。しかし裏の顔は、人を傷つけても何とも思わない、その衝動が抑えられない悪女でした。

「あのなっちゃんが冷徹な悪女を演じた」ということで、初回放送から大反響。無表情のまま、非道なことを平気で行なっている姿は、まさに悪魔です。

なかでも1番怖かったのは、行為を終えた後に見せる狂気に満ちた高笑い。彼女の今まで見たことのない悪女役に驚かされました。

さて、ここからは田中麗奈がデビューから最近まで出演していた作品で、原作があるものをピックアップして紹介していきます。『真昼の悪魔』の紹介セクションはこちらから。

【映画原作】女優デビュー作にして数々の賞を受賞!『がんばっていきまっしょい』(1998年)

進学校の松山東高校に入学した悦子は、やりたいことが見つけられずに落ち着かない日々を過ごしていた時、ボートに出会います。仲間と一緒に打ち込む姿に惹かれた彼女は、仲間を集めて女子ボート部を設立。自分の居場所を求めた少女たちが、高校生活のすべてを懸けてボート部に打ち込む青春小説です。

原作は著者・敷村良子の出身である、愛媛県松山市を舞台にした私小説となっています。

田中麗奈は本作で女優デビュー。ボート部へ情熱を注ぐ、主人公の篠村悦子役を演じました。本作での演技が高く評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞やブルーリボン賞新人賞など、数多くの新人賞を受賞しています。

ボートに打ち込む女子高生たちの明るく爽やかな雰囲気がずっと続いていくのが、本作の魅力。舞台となった松山の方言も使われており、読んでいて気持ちが和んでいくのが分かります。

著者
敷村 良子
出版日

【映画原作】田中麗奈が学校一の問題児に『GTO』(1999年)

テレビドラマは藤沢とおるの大人気コミックが原作。1998年に反町隆史主演で放送されたシリーズの劇場映画は、小説の『GTO Live in 北海道』が原作となります。

元暴走族の熱血教師・鬼塚英吉の型破りな活躍を描いたストーリー。舞台は東京から北海道に変わります。3週間という期間付きで、臨時教師として私立北文館学苑に赴任した鬼塚は、またもや問題児ばかりのクラスを受け持つことに……。

本作で田中麗奈は、町長兼理事長の一人娘・桂木綾乃を演じています。幼い頃から特別扱いされ、人を信じられなくなってしまった学校一の問題児です。

己の保身のためだけに動く教師たち、町おこしに失敗し衰退していく町でやさぐれる生徒たち。彼らに正面からぶつかり、心を開かせていく鬼塚の熱い姿をご覧ください。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『GTO』名言ランキングベスト10!最終回までの見所ネタバレ>  

著者
["相沢 春吉", "とおる, 藤沢"]
出版日

【映画原作】相手に恋人がいても付き合う、というリアル『一年ののち』(『東京小説』収録)(2001年)

東京でOLをしているエリコは、商社に勤めるタムラという男と出会い惹かれます。しかし、彼にはアメリカに留学中の恋人がいました。それでも彼と恋人になりたいエリコは、1年間という期限付きで付き合い始めます。

東京の5つの街を舞台に5人の作家が綴った短編小説集で、本作は青山を舞台にした林真理子の「一年ののち」が原作。

映画は『東京マリーゴールド』というタイトルで公開されました。田中麗奈は主人公の酒井エリコを演じています。 恋人がいる相手を本気で好きになってしまい、彼との恋の終え方に悩む女性のリアルな姿を披露。本作で田中麗奈は、高崎映画祭の最優秀主演女優賞を受賞します。 

原作の見どころは、林真理子が描く男女のリアルな駆け引き。恋人がいてもどうしても彼と付き合いたいという女性の本能や、なぜか憎めない男性の魅力など、恋愛にはつきものの醜い部分を包み隠さず綴っています。

著者
["林 真理子", "椎名 誠", "藤野 千夜", "村松 友視", "盛田 隆二", "コリーヌ カンタン"]
出版日

【映画原作】不気味でぞっとする結末『玩具修理者』(2002年)

女は幼い頃に出会った、ある人物のことを語ります。「玩具修理者」はどんなものでも直してくれる、子どもたちにとって神様のような存在でした。ある日、不慮の事故で弟を死なせてしまった女。弟を元に戻すために、玩具修理者のもとへ向かうのですが……。

原作は小林泰三の短編小説。デビュー作で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した作品です。2001年に映画化され、田中麗奈は玩具修理者について語る謎の女を演じました

現実なのか、妄想なのか。あの弟は生きているのか、死んでいるのか。その真実が分かったとき、とてつもない不気味さと衝撃を受けます。ラストでぞっとする作品を読みたい方におすすめです。


著者
["Meimu", "泰三, 小林"]
出版日

【映画原作】田中麗奈の大阪弁にも注目『きょうのできごと』(2003年)

京都の大学院への進学で引っ越しする友人を祝うため集まった、友人たちのある1日を綴った物語。

本作で田中麗奈は、妻夫木聡演じる中沢の恋人・真紀役で出演。福岡県出身の彼女が、ネイティブな大阪弁を話す姿にグッときます。

学生の頃に誰もが経験している、友人たちとのくだらない何気ない日々が描かれているのが本作の見どころ。大人になると社会の仕組みや大人としてのプライドが邪魔をして、学生の頃のようにふざけたことはできなくなってしまいます。でも、ときにはあの時のように、親しい友人たちと心から笑ったり泣いたりすることも大事。

大人になった人にこそ、ぜひ読んでいただきたい作品です。


著者
柴崎友香
出版日

【映画原作】刑の制度について考えさせるミステリー『13階段』(2003年)

定年間近の刑務官と仮釈放中の青年が、10年前に起きた事件で捕まった死刑囚の冤罪を晴らすため事件に迫っていくミステリー。しかし、その死刑囚は犯行時の記憶を失くしていて、唯一覚えているのは「階段」の記憶だけ……。

田中麗奈は、仮釈放中の青年と協力して10年前の事件の真相に迫っていく刑務官の娘、南郷杏子役で出演

誰が犯人なのか分からない登場人物たちや、最初から最後まで飽きさせないストーリー展開に引き込まれます。その面白さと同時に、冤罪や死刑制度、刑務所のしくみなど、本当の正義とは何なのか考えさせられる作品です。

著者
高野 和明
出版日
2004-08-10

【映画原作】田中麗奈は目の不自由なヒロイン『忍者ハットリくん』(2004年)

伊賀の里から現代の町にやってきた、少年忍者ハットリくん。ひょんなことからケン一くんの家に居候することになり、都会の生活に馴染んでいきます。しかも、ハットリくんの仲間やライバルも現れてきて……!忍者との賑やかな日々が始まります。

忍者ハットリくんを香取慎吾が元気いっぱいに演じています。田中麗奈は目の不自由なヒロインのミドリ役で出演

連載当時、真面目でシリアスな印象の忍者を、子どもたちにも馴染みやすい友だちのような立ち位置にさせたのが本作。仲間のために一生懸命頑張るハットリくんに元気がもらえます。

原作者は『怪物くん』でもおなじみの藤子不二雄A。詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<藤子不二雄Aおすすめ漫画ランキングベスト6!ブラックユーモアはFよりA>

著者
藤子 不二雄A
出版日
1996-01-18

【映画原作】勇気を出すことをためらわないカッコよさ『鉄人28号』(2005年)

時代は太平洋戦争末期。大日本帝国陸軍が極秘に開発していた巨大ロボット「鉄人28号」が現れ、世界中の敵と戦っていくストーリー。少年探偵・金田正太郎が、鉄人28号の操縦者になり、日本の危機を救っていきます。

原作は『魔法使いサリー』の著者である横山光輝の作品で、ドラマ化、アニメ化、舞台化もされている大人気ロボット漫画です。

2005年に実写映画化。オーディションで選ばれた池松壮亮が主人公・金田正太郎、蒼井優がヒロイン・立花真美を演じました。田中麗奈は本作でキャスターの芹沢明日香役で出演しています

原作の見どころはなんといっても、次々と悪党たちを倒していく鉄人28号の強さ。大人たちが自身の欲望のために戦うのに対し、金田少年は日本の平和、世界の平和を守るために戦うのです。

まさにヒーローのような彼の姿、そして鉄人28号の強さに、当時の少年たちは心を奪われました。

著者
横山 光輝
出版日

【映画原作】妊婦の妖怪を意味するタイトル『姑獲鳥の夏』(2005年)

古本屋「京極堂」を営みながら、陰陽師として拝み屋もしている中禅寺秋彦は、友人の小説家・関口からの依頼で、奇妙な噂を調べることになります。それは久遠時家の娘が20ヶ月も身籠ったままで、しかもその夫は密室から行方が分からなくなったという噂。

憑物が関係していると思った秋彦は関口とともに、その真相に迫っていきますが、噂は思いもよらない方向へと進んでいき……。

映画『姑獲鳥(うぶめ)の夏』で田中麗奈は、主人公の中禅寺秋彦の妹・敦子役で出演しています

本作の見どころは、憑物に関連した謎や噂の真相を解明していく推理ものの中に、民俗学や宗教、医学などの学術的要素を盛り込んだ緻密なストーリー。読んでいて、なるほどと思うような内容が盛り込まれていて、あっという間に最後まで読み進めてしまいます。

原作は、京極夏彦の長編推理小説「百鬼夜行」シリーズの1作目。とくかく分厚いことでも知られる作者の作品ですので、読みごたえを求めている方におすすめです。

著者
京極 夏彦
出版日
1998-09-14

【映画原作】アイマスクをしてピアノ演奏を猛練習『暗いところで待ち合わせ』(2006年)

事故により視力を失くし、唯一の肉親である父親も亡くし、1人家に閉じこもっていたミチル。そこへある日、殺人事件の容疑者として警察に追われている男・アキヒロが逃げ込みます。家の中に誰かがいる事に気づき、怯えるミチル。しかし、襲われたら危ないと感じ、気づかないふりを続けます。盲目の少女と殺人の容疑者との奇妙な共同生活がスタート。

本作で田中麗奈は、事故で視力を失った女性・本間ミチルを演じました。作中では、アイマスクをして猛練習したピアノの演奏を披露しています。

盲目の少女と殺人容疑者が同じ空間で生活するという、一見するとホラーのような内容ですが、実際は正反対。突然視力を失った女性、そして人間関係に悩まされていた青年は、互いに孤独を感じながら生きてきたのでした。そんな2人が共同生活を始め、静かにゆっくりと心を通わせていきます。

乙一の作品では珍しい心温まる作品なので、ぜひたくさんの人に読んでいただきたいです。

著者
乙一
出版日

【映画原作】田中麗奈の猫娘実写化が話題に!『ゲゲゲの鬼太郎』(2007年)

幽霊族の生き残りである鬼太郎が、目玉の妖怪になった父親とともに、住み慣れた家を離れて旅に出る物語。子泣き爺や猫娘など妖怪の仲間たちも加わって、悪さをする妖怪たちを退治していきます。

原作は水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』。もともとは『墓場鬼太郎』というタイトルで連載されていたそうです。

映画で田中麗奈は、猫娘役を務めました。化け猫を基にしたキャラクターで、水木しげるオリジナルの妖怪です。

妖怪漫画といえば『ゲゲゲの鬼太郎』と連想される本作は、妖怪のイメージを日本中に広めた作品です。作品に登場する妖怪たちの多くは、日本各地で伝承されてきた妖怪を元にしており、どれも個性的で魅力的。

また、原作漫画の冒頭では、アニメで描かれなかった鬼太郎の誕生についても詳しく描かれています。ぜひこちらもご注目ください。

著者
水木 しげる
出版日

【映画原作】被爆2世であることへの偏見と闘う『夕凪の街 桜の国』(2007年)

映画『夕凪の街 桜の国』は、こうの史代による原爆をテーマにした漫画が原作。

3部構成になっており、第1部「夕凪の街」は原爆投下から10年後の広島市を舞台に、被爆した平野皆実の日常を描いています。第2部「桜の国」では皆実の姪で、被爆2世の石川七波が、自身のルーツを知っていくストーリー。

田中麗奈が演じたのは第2、3部の「桜の国」の主人公・石川七波。自身のルーツである「被爆2世」に対する歴史や偏見を追っていく、難しい役柄を演じました。

原爆漫画でありながら、原爆投下後の生々しい描写はあまり描かず、あくまで被爆した人たちのその後の日常を淡々と描いた原作。

被爆しながらも、ごく普通に過ごしてきた人たちが、どのような思いを抱えて生きてきたのか……。彼女たちの日常を綴ることで見える、原爆の影を描いた作品です。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『夕凪の街 桜の国』の優しく、もの悲しい魅力を全巻ネタバレ紹介!>

著者
こうの 史代
出版日
2004-10-12

【映画原作】劇中の、地元福岡のシーンに出演『逃亡くそたわけ』(2007年)

軽い気持ちで自殺未遂を図り、精神病院に入院させられてしまった花ちゃんは、病院から脱走することを計画。同じく入院しているなごやんを強引に誘い、福岡から鹿児島への旅を始めます。うつ病を患っている男女2人がくり広げる、ハチャメチャでパワフルな暑い夏の旅がスタート。

本作で田中麗奈は、特別出演として登場。福岡のシーンで、地元のローカルタレント・中島浩二とともに、派手な女という役柄で出演しています

本作の見どころは、福岡から鹿児島までの逃亡中に見せる2人のぶっ飛んだ行動。ボロボロの車で車中泊、当て逃げ、食い逃げ、盗みなど、刺激が強いシーンがたくさん描かれています。

本当にこの2人はうつ病を患っているのか?と思ってしまうほどですが、時々、2人の抱える問題も描かれており、笑いとシリアスがうまくバランスを取っています。 何かモヤモヤを抱えている人、スカッとした作品が読みたい人におすすめです。 

著者
絲山秋子
出版日
2005-02-25

【映画原作】京極夏彦の「百鬼夜行」シリーズに2作連続出演『魍魎の匣』(2007年)

原作は、すでに紹介した『姑獲鳥の夏』に続く京極夏彦の「百鬼夜行」シリーズの第2弾。

古本屋「京極堂」を営みつつ、陰陽師もしている中禅寺秋彦と、友人の小説家・関口、私立探偵の榎木津の3人が、憑物に関わる不可思議な事件を解決していく妖怪推理ものです。

ある1人の少女が、駅で何者かに押され電車にはねられてしまうところから、事件が始まります。その後、少女は「美馬坂近代醫學研究所」という研究所に運ばれ一命をとりとめますが、すぐに行方不明になってしまいました。 その頃、別な場所では少女バラバラ連続殺人事件が起きていて……。 

田中麗奈は前作に続いて、中禅寺敦子役で出演。第2弾では物語の重要なキーとなる、少女バラバラ連続殺人事件に深く関わっていく役柄を演じました。

本作では、4つの事件が起きます。それぞれ別々のように見える事件なのですが、じつはそこには繋がりがありました。それぞれの事件の謎が解明され繋がったとき、この事件の本当の怖さが分かります。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<名作小説『魍魎の匣』5の謎をネタバレ考察!加菜子の「ほぅ」の意味は?>

著者
京極 夏彦
出版日
1999-09-08

【映画原作】ペットの命を預かることを教えたい人におすすめ『犬と私の10の約束』(2008年)

12歳の少女あかりが1匹の子犬・ソックスと出会い、母の言いつけで犬と「10の約束」を交わします。しかしその後、母は病気で亡くなってしまい、父と2人きりの生活が始まります。そんな時に彼女を支えてくれたのがソックス。

大人へと成長するにつれて、ソックスとの関係に少しずつヒビが入っていくようになり……。飼い主のあかりと、彼女の愛犬ソックスとの絆を綴った感動作です。

田中麗奈は本作で、ヒロインの斉藤あかりを務めました。母親の死や就職、恋人の事故など、様々な困難に遭いながらも、いつもそばで支えてくれるソックスの存在に助けられている女性です。

本作は作者不明の短編詩「犬の十戒」を基に書かれた小説で、ペットを飼っている人、全員にぜひ読んでいただきたい心温まる内容になっています。飼い主の目線というよりは、犬目線で綴られており、飼い主に向ける彼らの真っ直ぐな気持ちが伝わってきます。

著者
川口 晴
出版日
2010-09-03

【映画原作】田中麗奈の着物姿が美しい『山桜』(『時雨みち』収録)(2008年)

最初の夫を病で亡くした後、磯村家へと嫁いだ野江でしたが、そこでは使用人のような扱いを受けていました。ある日、叔母の墓参りをした帰り、ある1人の武士と出会います。

彼の名は手塚弥一郎。彼は野江が磯村家へ嫁ぐ前に、縁談を持ちかけてきた相手でした。 この出会いをきっかけに野江は、弥一郎の優しさに触れ、彼に惹かれていくようになるのですが……。 

『山桜』は、藤沢周平の短編集『時雨みち』に収録されている小説。約20ページという短編でありながら、そこには藤沢周平の精錬された文章が綴られています。

田中麗奈は野江を演じました。嫁ぎ先で使用人のような扱いを受けますが、手塚と出会ったことで本物の愛を知っていく女性。当時の女性の姿がそのまま映し出されたかのような美しい着物姿、そしてどんな酷い扱いにも耐え忍ぶ姿が印象的です。

藤沢周平の作品は、特徴的な登場人物が出るわけではありません。ただ当時の武士や庶民の日常の姿を心情的に、繊細に描くのが魅力です。

『山桜』も同じで、当時の女性であれば当たり前のようにあった日常を、しみじみと描いています。また、文章で綴られた情景の表現も、読んでいてその世界に浸っているような感覚になります。

著者
周平, 藤沢
出版日

【映画原作】鮮魚をスーパーで目にするまでの過程『築地魚河岸三代目』(2008年)

妻の父の跡を引き継いで築地の仲卸の名店「魚辰」の三代目となった、元銀行員の赤木旬太郎。商売は素人の彼が、持ち前の明るさと好奇心で、悪戦苦闘していくストーリーです。

田中麗奈が演じたのは、旬太郎の恋人・明日香。映画では銀座のデパートのショーケースをコーディネートとするバリバリのキャリアウーマンです。小説では妻であり、グラフィックデザイナーという設定でした。

築地の仲卸店ということで、魚の知識や築地の魅力、下町ならではの古き良き雰囲気が溢れているのが本作の魅力です。スーパーや鮮魚店に並んでいる魚たちが、どのようにして運ばれているのか。とても勉強になる作品です。

著者
はしもと みつお
出版日

【映画原作】少年の吹き替えに挑戦する田中麗奈『よなよなペンギン』(2009年)

「ペンギンと空を飛んだことがある」

亡くなった父の言葉を信じ、ペンギンのコートに身を包んで毎晩街を歩き回る少女ココ。ある日、彼女はゴブリンの少年チャリーに出会います。 チャリーの誘いでゴブリン村を訪れた彼女は、そこで伝説の勇者に間違えられてしまい……。 

田中麗奈は本作で、チャリーの吹き替えを担当。ゴブリン村を救うために、ココのいる世界へとやってきます。

本作には家族の絆や友情の大切さが込められています。住む場所は別々でも、互いを想い助け合うココとチャリー。原作は小学3年生以上の児童向けノベルですが、大人も子どもも楽しめる、心温まる冒険ファンタジーです。

著者
["清水志穂", "りんたろう/林すみこ:原作"]
出版日

【映画原作】神保町に集まる本好きたちの物語『森崎書店の日々』(2010年)

本の街、神保町が舞台。深く傷を負った女性が神保町の人々と触れ合い、1人の女性として成長していくストーリーです。

恋人から突然、「別の女性と結婚することになった」と一方的に別れを告げられた貴子。相手とは職場恋愛だったため、会社も辞めることになります。そんな時、神保町で古書店を営む叔父のサトルから電話が入ります。

「店に住み込んで、仕事を手伝ってほしい。」貴子は叔父の申し出を受け入れ、森崎書店に住み込みで働くことになります。

田中麗奈が演じたのは、同じ神保町にある喫茶店でアルバイトする大学生・トモコ。明治大学大学院生で国文学を専攻しています。貴子と交流を深め、友人になっていきます。

森崎書店に集まる本をこよなく愛する人たち、そして神保町の人の温かさに触れ、貴子は少しずつたくましくなっていくのです。近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離間で温かく見守る、神保町の人々の優しさが心に染みこんでいきます。

著者
八木沢 里志
出版日

【映画原作】実在と架空の人物が交差する『源氏物語 悲しみの皇子』(文庫版『源氏物語 千年の謎』)(2011年)

『源氏物語』作者・紫式部と藤原道長が男女の関係にあったという設定で作られた物語。

藤原道長は、一条天皇の中宮・彰子の世話役に紫式部を迎えます。彰子に皇子を生ませたい道長は、帝人の心を掴むための大人の恋愛物語を紫式部に書かせました。

義理の母への道ならぬ想い、正妻がいながら女性たちを関係を持つ光源氏。紫式部が書いた『源氏物語』は、宮中や帝を魅了させていきます。

その後、彰子は無事、皇子を出産。しかし、その後も紫式部は『源氏物語』を紡いでいきます。彼女は道長へ対する深い愛情を、文章に込めていたのです。

田中麗奈が演じたのは六条御息所。『源氏物語』に登場する架空の人物で、光源氏の最初の恋人です。自分以外の女性と関係を持つ光源氏に嫉妬し、生霊になって正妻の葵の上や愛人の夕顔を殺してしまいます。

『源氏物語』というよりも、作者の紫式部にフォーカスを当てたストーリー。本来交わることのない紫式部と光源氏の世界が交わり、物語は予想外の方向へと進んでいきます。ファンタジー要素が少し加わった『源氏物語』を楽しんでみてはいかがでしょうか。 

著者
高山 由紀子
出版日

【映画原作】軍人の趣味趣向まで調べて執筆『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011年)

日米戦争に反対していながらも、自ら真珠湾攻撃を決断し海戦の火ぶたを切った山本五十六。なぜあの時、真珠湾攻撃を決断したのか。誰よりも山本五十六を愛する著者・半藤一利が、彼の真実に迫った1冊です。

田中麗奈は、本作で小料理屋志津の常連客でダンサーをしている架空の人物、神崎芳江を演じています。 

本作の見どころはこれまで詳しく描かれてこなかった、山本五十六のパーソナリティな部分。軍人として規律を重んじるイメージが強い彼が、甘党で水饅頭やお汁粉が好きだったり、博打が好きだったりと彼個人に関する部分が描かれています。

そういった情報が書けたのは、半藤一利の地道な調査のおかげです。執筆にあたり、山本五十六に関わりのあった人に、よい面も悪い面も聞いて回ったとのこと。本当に著者自身が、山本五十六の人柄を知りたいという思いが伝わってくる1冊です。

著者
半藤 一利
出版日
2014-05-09

【映画原作】過ちの連鎖が悲しい事件『麒麟の翼』(2012年)

日本橋にもたれかかったまま、亡くなっている男の遺体が発見されます。被害者は胸をナイフで刺されたまま、助けを求めることもなく、8分間も歩き続けて日本橋で息絶えたとのこと。

容疑者として浮上したのは、若者・八島。被害者のカバンを持って逃げる途中で車に轢かれ、意識不明になってしまいます。八島の恋人は彼の無実を訴えるものの、警察は彼が犯人だとして捜査を続行。

そこへ加賀恭一郎が登場し、独自の捜査を進めていきます。 原作は、「加賀恭一郎」シリーズの9作目の『麒麟の翼』。 

田中麗奈は恭一郎の父・隆正の担当看護師、金森登紀子役で出演。隆正が他界後も連絡を取っており、本作では隆正の3回忌のことで彼に厳しく当たってしまいます。

今回の事件は、過去に犯した過ちが原因で不幸の連鎖が続いていき、その結果生まれてしまった悲しい出来事です。人は誰もが完璧ではありません。だからこそ、どこかで失敗もするし過ちもします。間違えたら、その時ちゃんと向き合えばいいのです。

でも、何もせずに見ないふりをしたら、それはもう取り戻すことはできません。取り返しがつかなくなる前に、どうか立ち止まって自分に問いかけてほしい。過ちを犯した時に、それに向き合う勇気を教えてくれた作品です。

著者
東野 圭吾
出版日

【映画原作】「加賀恭一郎」シリーズの完結編『祈りの幕が下りる時』(2018年)

東京都葛飾区のアパートで、女性の絞殺遺体が発見されます。被害者は亡くなる前に、明治座で舞台演出家をしている幼なじみの浅居を訪ねていました。

警察は彼女が何か関係しているとして捜査を進めますが、彼女には確実なアリバイがあったのです。捜査が進まない中、加賀たちが調べていくと、この事件は加賀の過去と繋がっており……。本作は「加賀恭一郎」シリーズの第10作目で、彼の活躍を描いた「新参者」シリーズの完結編となっています。

田中麗奈が演じたのは、前作同様の金森登紀子。加賀の父・隆正を看取った担当看護師で、父の死後も連絡を取りあっています。

本作では、これまで謎とされていた加賀の母親が登場。彼女の失踪した理由が明かされることと、加賀が日本橋に積極的に溶け込もうとする理由、優秀なはずなのに所轄の刑事のままである理由が語られています。 シリーズのファンの方はぜひ、本作を最後まで見届けてください。

著者
東野 圭吾
出版日
2016-09-15

【映画原作】結婚詐欺に遭ってしまう女性の役『夢売るふたり』(2012年)

東京の片隅で小料理屋を営んでいた夫婦は、ある日突然、火事ですべてを失ってしまいます。もう1度お店を構えたい2人は、再出発のために結婚詐欺を計画。妻がターゲットを見つけ、夫が相手を騙すという流れです。果たして2人の計画はうまくいくのか……。

田中麗奈が演じたのは、実家暮らしの30代独身女性。夫婦に騙されてしまいますが、私立探偵に依頼して夫婦に辿り着きます。

『夢売るふたり 西川美和の世界』では、映画では描かれなかった結婚詐欺にあう1人の女性の書き下ろしエピソード「みどりの春」を収録。この他にも、出演者らのインタビューや対談、撮影日誌なども入っています。

著者
["文藝春秋", "文芸春秋="]
出版日

【映画原作】田中麗奈の演じる女社長が話題に『王妃の館』(2015年)

パリの一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」に、倒産寸前の旅行会社が2つのツアーをダブルブッキング。昼と夜で客室を使い分け、ツアー客が鉢合わせにならないように奔走します。

笑って泣ける、ドタバタの人情ストーリーが開幕!

田中麗奈が演じたのは、倒産寸前の旅行会社女社長・朝霧玲子。150万の贅沢ツアーと19万の格安ツアーを計画し、2組のツアー客が鉢合わせしないように奔走する役柄。

現代のフランスでくり広げるツアー客とのドタバタ劇と、ツアー客である小説家の描く17世紀フランス王妃の物語が描かれています。楽しい旅行物語を読みたい人におすすめです。

【映画原作】黒木瞳の初監督作品は正反対な女の戦い『嫌な女』(2016年)

どんな男性でも、すぐにその気にさせることができる天才、それが小谷夏子。彼女と関係を持った男性は皆、自分からお金を出してしまう……。そんな詐欺まがいのことばかりしている彼女を遠縁に持つ、弁護士の石田徹子。

「性悪女」と「鉄の女」正反対の2人の不思議な関係が始まります。女優の黒木瞳が監督デビューを果たしました。

田中麗奈が演じたのは、夏子の内縁の夫である敬一郎の息子の妻

夏子のようにすべての男性を虜にしてしまう女性は、女性から見て確かに嫌な女です。ですが、男性はまったく彼女を恨んでいません。つまり、受け取る人によって感じるものは様々ということです。

偏った価値観ではなく、いつもとは違う目線で相手を見ることで、人生はもっと楽しく過ごせるのかもしれませんね。

著者
桂 望実
出版日

【映画原作】バツイチ同士で結婚する妻を好演『幼な子われらに生まれ』(2017年)

互いに2度目の結婚をした夫婦。妻には前夫との娘が2人いて、4人でありふれた生活を送っていました。しかし、妻の妊娠を機に家族の絆が狂い始めます。

長女が反抗的になり「ほんとうのパパ」に会いたいと言い出し……。前妻との間にできた娘と比べてしまい、今の家族に息苦しさを感じる夫。家族とは何か?バツイチ同士の再婚、連れ子問題、赤の他人が本当の家族になっていくまでの物語です。 

田中麗奈が演じたのは、浅野忠信演じる田中信とバツイチ同士で再婚する女性・奈苗。信との間にできた新しい命に喜ぶびつつ、前夫との子どもと信との関係に、母としても妻としても悩む難しい役どころです。

たとえ血が繋がってなくても、家族に変わりはない。けれど、どこかで無意識に血のつながりのある子と比べてしまう。本当の親と義理の親という再婚にはつきものの難しい部分を、辛辣にかつ切なく描いており、その葛藤する姿が胸に染みました。

著者
重松 清
出版日
ここからはテレビドラマを紹介していきます。

【テレビドラマ原作】田中麗奈初の連ドラ主演作!『猟奇的な彼女』(2008年)

2003年に日本で公開された韓国映画『猟奇的な彼女』。口よりも手や足が先に出る猟奇的な彼女と、そんな彼女に翻弄される男子学生の心温まるラブコメディです。

気弱な大学生キョヌは、ある1人の女生徒出会います。彼女は、どんな相手にも正義で立ち向かう強い女性でした。しかし、そんな彼女も、元彼との間で悲しい別れをしていました。本当は誰よりも正義感に溢れて優しい女性だと知ったキョヌは、彼女のことを受け入れていきます。

田中麗奈が演じたのは、日本版『猟奇的な彼女』の高見凛子。小説家志望だけど、落選してばかり。アルバイトで生計を立てて生活しています。原作同様に、正義感が強く、パワフルな女性。

田中にとって本作が初の連続ドラマ主演で、テンポの速いやりとりにとても苦労したとのこと。

日本でもブームを起こした『猟奇的な彼女』。美人だけど凶暴、でも誰よりも正義感があり本当は心優しいというギャップに、男性だけでなく女性も虜になっています。

著者
["キム ホシク", "理恵, 根本"]
出版日

【テレビドラマ原作】主人公がファンだった田中麗奈を看護師に抜擢『にぃにのことを忘れないで -脳腫瘍と闘った8年間- 』(2009年)

川井家の長男である浩輔は、難関の私立開成中学に合格。しかし、中学3年生の時に脳腫瘍を発症してしまいます。それは悪性のリンパ腫で、再発の恐れがあるものでした。

再発、再再発を繰り返すうちに、治療を拒むようになった浩輔。それでも生きてほしいと願った母は、最後まで彼を励まし続け、彼も最後まで病気と闘い続けました。病気の発症から23歳で亡くなる、8年間の長い闘病生活を綴ったものです。

田中麗奈が演じたのは、主人公が入院するがんセンターの看護師・天宮詩織。浩輔が生前、田中のファンだったということで出演が決まりました。

本作は、2009年に日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」で、ドラマ放送されました。

再発を繰り返し苦しい闘病生活の中で、浩輔は何度も夢を諦めてきました。周りの友だちは夢に向かってキラキラしているのに、自分は死と向かい合っている。病気が夢を邪魔してくる。最終的には何のために生まれてきたの?と考えてしまいます。

それでも彼の母親は諦めませんでした。「生まれてきた理由は自分自身で決めること」その言葉をきっかけに、彼は自分が生まれてきた意味を考え始めるのです。どんなに辛い闘病生活でも、彼は最後まで自分の生まれてきた意味、夢を諦めませんでした。 

著者
川上 ますみ
出版日

【テレビドラマ原作】まさに少女漫画好きのための『少女漫画』(2009年)

本作は少女漫画の名作をモチーフにした、短編漫画集。ドラマ化されたのは『ベルサイユのばら』編です。

派遣社員として働く三沢勝子の唯一の楽しみは、漫画。なかでも『ベルサイユのばら』は彼女の心の支えとなっていました。同僚に「あなたはオスカルの心を持っている」と言われた彼女は、会社の体制を変えるため労働改革を起こします。

田中麗奈が演じたのは、少女漫画をこよなく愛す派遣社員・三沢勝子。たびたびベルばらの世界に浸る、正義感の強いOLです。

原作漫画は6話のオムニバスになっており、それぞれに登場人物が異なります。家庭や仕事など悩みを抱えた女性たちが、少女漫画の力で成長していく過程が見どころです。まさに少女漫画好きのために作られた作品でしょう。

著者
松田 奈緒子
出版日

【テレビドラマ原作】サラリーマンのような神様がコミカル『はじめの一歩』(『パーマネント神喜劇』所収)(2010年)

付き合ってから5年経つものの、何も進展しない同期入社のカップル。堅実で慎重なタイプの男の口癖は「まず、はじめに」で、彼女はそんな彼に嫌気が差していました。

そんな彼のもとに突然現れたのが、怪しげな2人の神様。「今からあんたの願いをひとつだけ叶えてあげる」そう言われた男だが……。

本作は2010年に放送された『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 人気作家共演篇』のために書き下ろされた作品で、短編が4つ収録されています。

田中麗奈が演じたのは、交際5年の同期入社カップルの彼女・坂本みさき

明らかにおじさんにしか見えない2人の神様が、面白おかしく4組カップルを縁結びしていきます。しかも彼ら神様には、昇進試験や部署異動があるとのこと。人間のサラリーマンのようなおじさんが、ゆるく楽しく笑わせてくれますよ。

著者
学, 万城目
出版日

【テレビドラマ原作】シリーズとおして看護師役を演じた田中麗奈『赤い指』(2011年)

映画化作品でも田中麗奈が出演した「加賀恭一郎」シリーズの第7作目。

少女の遺体が住宅街で発見されます。捜査をしていくなかで浮かんだのは、とある平凡な一家。この家にはサラリーマンの父と専業主婦の母、引きこもりがちの中学3年生の息子、そして認知症の祖母の4人が暮らしていました。

じつはこの家の息子が犯人で、両親は息子の犯罪を隠ぺいしていたのです。

田中麗奈は、加賀恭一郎の父親・隆正の担当看護師・金森登紀子役で出演しています

本作には現代社会の問題となっている家族関係、介護、子どもとの関係が、リアルに描かれています。犯罪を犯した子どもを庇うことが親の愛情なのか?本当の家族の在り方を深く考えさせられました。

著者
東野 圭吾
出版日

【テレビドラマ原作】大病の夫を支える妻役『生きてるだけでなんくるないさ』(2011年)

数十万人に1人とされる悪性腫瘍にかかり、1度は完治したものの再発。その後も、急性骨髄性白血病などに侵され、完治。いくつもの大病を患った玉元栄作の闘病生活と、彼を支え続けた家族や友人との日々が綴られた手記です。

2011年に放送された日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』で、ドラマ化されました。

田中麗奈が演じたのは、栄作の妻・美香。いくつもの病にかかり苦しむ夫を、明るく献身的に支える役柄を演じました。

本作には、どんなに病にかかっても生きることを諦めない著者の、今を生きる姿が綴られています。それと同時に、「人は1人では生きていけない。誰かに支えられ、自分も支えて生きている。だから皆に感謝することを忘れないでほしい」という思いが込められています。

著者
玉元栄作
出版日

【テレビドラマ原作】2つの事件が交差する巧みな構成『スナーク狩り』(2012年)

恋人に裏切られた関沼慶子。その相手から結婚式の招待状を受け取った彼女は、復讐をするため、散弾銃を持って結婚式場へと向かいます。

同じ時間、彼女と同じように復讐を果たそうとしている男がいました。彼の名は織口邦夫。釣具店に勤務しており、過去に家族を殺されていました。

2つの事件が重なったとき、事件は思わぬ方向へと向かいます。

田中麗奈が演じたのは、元交際相手に復讐を果たそうとする女性・関沼慶子。獣医をしており、織口の飼い犬の主治医をしているという繋がりがあります。

一夜の間に起きる2つの事件を、1つの物語として描いた本作。どんな人でも、復讐が募れば相手を殺したいと思う「殺人の怪物」になってしまうということを考えさせられました。

著者
宮部 みゆき
出版日
2011-07-12

【テレビドラマ原作】恋愛がうまくいかない人におすすめ『恋愛検定』(2012年)

ごく普通のOL・辻恵理子のもとに、突然「恋愛の神様」が現れます。神様は恵理子に「恋愛検定」を受けるように命じてきて……。

恋愛の駆け引きに自信のあった彼女は、意気揚々と受けますが結果は最低ランクの4級。果たして彼女の恋はうまくいくのでしょうか。

田中麗奈が演じたのは、化粧品会社に勤めるOL・辻恵理子。「狙った男は、必ず鵜落とす!」がモットーの自称恋多き女です。

本作は恋愛に自信がない人、なぜか原因は分からないけど、恋愛がうまくいかない人におすすめの作品です。ぜひ本作を読んで、コミュニケーション力、セルフプレゼンテーション力、洞察力、客観性などを学び、ハッピーな恋愛をしてみましょう。

著者
桂 望実
出版日

【テレビドラマ原作】アーチェリーで五輪を目指す選手に『さよならコーチ』(『犯人のいない殺人の夜』所収)(2012年)

『さよならコーチ』は、東野圭吾の短編集『犯人のいない殺人の夜』に収録されている短編小説。

アーチェリーでオリンピック代表を狙っていた、望月直美が亡くなっていたのが発見されます。遺書代わりとされるビデオテープには、自殺することをはっきりと告げていた彼女。

しかし、その映像に疑問を持った警察は、コーチに疑いの目を向けます。ビデオに残された違和感とは?コーチは何を隠しているのか?

田中麗奈が演じたのは望月直美。かつてはアーチェリーで代表にもなっていたものの、だんだんと成績が落ち、今回選考会で落選してしまいます。コーチとの間に何があったのでしょうか。

自殺と思われた彼女の死に隠された真実を知ったとき、本当の意味で彼女の死が恐ろしいものだと感じます。最後の最後でくる衝撃の真相に、体が震えあがりました。

著者
圭吾, 東野
出版日

【テレビドラマ原作】修学旅行から20年後に真相が明らかに『激流』(2013年)

「わたしを覚えていますか?」

中学3年生の時に修学旅行で訪れた京都で、行方不明になった女子生徒。20年後のある日、彼女からメールが届きます。当時、彼女とグループ行動していたメンバーは、突然のメールに驚きます。

彼女は生きていた?このメールの意味とは? メールに導かれて再会した同級生に、不可解な事件が次々と襲い掛かります。 

田中麗奈が演じたのは、メールを受け取ったグループメンバーで、出版社に勤める編集者の井上圭子。かつては文芸編集部に所属していましたが、大物女性作家の原稿紛失事件を起こしてしまい、別の部署へと移動しています。

修学旅行中に消えた同級生からの突然の連絡。正体不明の相手からの連絡に怯え、不可解な事件に巻き込まれていくミステリーです。中学3年生のあの時から時が止まってしまったメンバーが、事件の真相を追いかけていくさまには少しだけ青春っぽさを感じます。

著者
柴田 よしき
出版日

【テレビドラマ原作】成功した俳優の裏の顔とは『顔』(2013年)

『顔』は松本清張の短編小説。俳優を目指している男は、映画監督に見初められて映画の大役を務めることになります。出演した映画は大ヒット。彼の演技も高く評価され喜びますが、その反面で彼の心の中には大きな不安が募ります。

じつはこの男、過去に殺人を犯していたのです。それをある人物に見られていた彼は、いつかその人物に脅されてしまうのではないかと怯えていました。

田中麗奈が出演したのは、2013年に放送された「松本清張スペシャル 顔」。主人公を松雪泰子が演じ、田中は彼女に殺されてしまった男性の幼なじみ・瀬川真奈美役を演じました

原作小説は男性が主人公ですが、2013年に放送されたドラマの主人公は女性。時代も昭和22年とその9年後に変更しています。ミステリーというよりはサスペンスで、犯人の緊迫した感じが手に汗握ります。

著者
松本 清張
出版日

【テレビドラマ原作】ねじれた三角関係の先の発砲事件『恋』(2013年)

1972年に起きた浅間山荘事件。日本中の人がその事件に夢中になっている影で、ある1人の女子大生による発砲事件が起きていました。

女子大生の名は矢野布美子で、被害者は電気屋のアルバイトをしていた青年と大の学助教授。青年は射殺、大学助教授は下半身不随の重傷を負います。

日本の大事件の裏で起きた発砲事件。彼女たちの間に一体何があったのか……。

本作で田中麗奈が演じたのは、大学の助教授をしている片瀬信太郎の妻・雛子。一見普通の仲睦まじい夫婦に見えますが、雛子は夫公認の愛人と関係を持っています。

原作のタイトル『恋』から想像すると、純粋なラブストーリーと思われがちですが、本作は正反対の物語になっています。1人の相手と純愛を貫くのではなく、複数人で愛を共有していく、普通の人にはなかなか理解できない恋愛模様が描かれているのです。

著者
小池 真理子
出版日
2002-12-25

【テレビドラマ原作】田中麗奈が30代から50代まで演じ切った『ダンナ様はFBI』(2014年)

仕事一筋のコピーライターが出会ったのは、VIPを護衛するFBI捜査官。最悪な出会いだったはずなのになぜか好かれてしまった主人公は、FBI仕込みの恋愛術で彼と国際結婚してしまう……。元FBIのダンナ様との非日常が綴られた国際結婚エッセイ。

田中麗奈が演じたのは原作の著者で、元FBI捜査官と国際結婚した駆け出しのコピーライターの田中美絵。30代から50代までを見事に演じ切りました。

言葉も文化も違う著者とダンナ様。しかもそこに彼の特殊な仕事が絡んでくるため、2人の結婚生活は私たちの想像をはるかに超えていきます。

とくに元FBIのダンナ様は、仕事に対する姿勢がプロ級。FBI流の仕事術や人を見る目など、ビジネス書としても楽しめる作品です。

著者
田中 ミエ
出版日

【テレビドラマ原作】あなたは誰に共感できる?『残花繚乱』(2015年)

西田りかは、会社の常務である柏木荘太と不倫関係。しかし、荘太の妻・美津子は2人の関係を鋭く察知し、彼を兄と慕う落合圭一とりかを見合いさせようとします。一方、圭一は美津子に好意を寄せていて……。

りかと同じ書道教室に通う桐谷麻紀と瀧本泉も、彼らに深く絡んできます。愛憎、嫉妬、苦悩が複雑に、艶やかに描かれた、大人の恋愛群像小説です。

田中麗奈が演じたのは、上司の荘太と不倫関係を持つOL・西田りか。彼との不倫に未来はないと分かっていても、なかなか想いを捨てきれず、ダラダラとした関係を続けてしまいます。

荘太の妻・美津子がしかけたいわくつきの結婚をきっかけに、複雑な恋愛群像に巻き込まれていきます。  

本作の見どころは主要人物のりか、荘太、美津子、圭一の4人に、複雑に絡んでくる女性たちとのやりとり。 それぞれが自分自身の幸せのためだけに動くため、ドロドロとした恋愛模様が描かれています。 

著者
岡部 えつ
出版日

【テレビドラマ原作】実際の事件の背景を想像して書かれた『愛の巣』(『三面記事小説』所収)(2015年)

原作は角田光代による短編小説集。新聞の三面記事に書かれた実際に会った過去の事件を基に、著者が記事には書かれていない事件の背景を想像して書いたストーリーです。

テレビドラマでは『愛の巣』が原作。かつて交流のあった姉妹が、ある日を境にパッタリ連絡が途絶えます。しばらくして妹が姉に会いに行くと、家にはバリケードが立っていました。姉夫婦に一体何が……。

本作で田中麗奈は、放火殺人事件を追う新聞記者の長谷部章子役で出演。母親が父親を刺す現場を目撃してしまい、「自分もいつか誰かも殺してしまうかもしれない」と自分自身の狂気に怯えています。

本作の見どころは、事件の背景はフィクションなのに、本物の事件のように思わせてしまう著者の想像力です。事件を起こした加害者の心理描写が細かいところまで描かれいて、読んでいてどんどんと話に惹きこまれていきます。

著者
角田 光代
出版日

【テレビドラマ原作】女性目線で綴る忠臣蔵の物語『四十八人目の忠臣』(2016年)

誰もが知っている「赤穂事件」。本作は、赤穂浪士と恋仲であった女性・きよを主人公に、彼女目線で綴られた赤穂事件とその後を描いた、新しい忠臣蔵のお話です。

田中麗奈は、赤穂藩主・浅野長短の妻である瑤泉院(ようぜんいん)を演じました

恋仲であった浪士を影ながら支えた彼女は、48人目の忠臣として浅野家の再興を目指し、将軍の側室になります。これまで浪士たちの目線からしか描かれなかった忠臣蔵を、女性目線で綴った作品です。

赤穂浪士の遺族である女性たちのたくましい姿をご覧ください。

著者
諸田 玲子
出版日

【テレビドラマ原作】田中麗奈が殺人を犯す医師の狂気を見せた『真昼の悪魔』(2017年)

大学生の難波が入院した関東女子医大付属病院では最近、奇妙な事件が増えていました。患者が突然いなくなったり、寝たきり患者に劇薬入り点滴をしたり……。

不気味で陰湿な事件の裏には、ある1人の女医が絡んでいました。医師が患者を殺してしまう医療ミステリーが始まります。

本作で田中麗奈は、腕のいい美人外科医の大河内葉子を演じました。医師でありながら、心の奥深くで残虐性を秘めている危険で恐ろしい医師です。

医師なのに患者を殺す。という、とんでもないことをしてしまう葉子。命を救う立場でありながら、ぶっ飛んだ彼女の姿は少し狂気じみていました。

著者
遠藤 周作
出版日

【テレビドラマ原作】池井戸作品では貴重な恋愛面を好演『アキラとあきら』(2017年)

零細工場生まれの山崎瑛と、大手海運会社の御曹司である階堂彬。生まれも育ちも正反対でありながら、将来、会社の後継者になることが決まっているふたりは、自身の運命に抗って生きてきました。

そんなふたりの人生が交差した時、いくつもの過酷な試練が降りかかります。

本作で田中麗奈は、山崎瑛の幼なじみで医者の北村亜衣を演じました。池井戸ドラマでは恋愛展開が描かれることは珍しく、視聴者の注目の的となりました。

互いに似た運命を背負ったふたりが、敷かれたレールに反発しながら、自分らしくひたむきに向かっていくストーリーに惹き込まれます。働くことの楽しさや喜びを感じられる、お仕事小説です。

著者
池井戸潤
出版日
2017-05-17

【テレビドラマ原作】江戸の3人娘の活躍がまぶしい『ぬけまいる』(2018年)

「馬喰町の猪鹿蝶」と呼ばれている江戸娘3人組、一膳飯屋の娘・お以乃と御家人の妻・お志花、小間物屋の女主人・お蝶。彼女たちはある日突然、仕事も家庭もすべて放り出し、お金も持たずに伊勢神宮を目指します。

本作で田中麗奈は、小間物屋の女主人で商才にたけたお蝶を演じています

元気いっぱいの江戸娘3人がくり広げる、爽快な旅模様が本作の見どころです。それぞれに悩みを抱えている3人は、旅で出会う様々な出会いやハプニングを通して、その問題を明るく前向きに乗り越えていきます。

その姿は、本当に潔くて爽快。彼女たちのたくましさに元気を貰えるでしょう。

著者
朝井 まかて
出版日

【テレビドラマ原作】少年漫画らしい爽やかな医療物語『最上の命医』(2019年)

生まれてすぐ心臓の手術を受け、命を救われた西條命。自分も子どもの命を救いたいと思い、小児外科医になることを決意します。生まれ持った「次元変換能力」と医療に対する熱い思いと関心で医師になった彼は、自分を救ってくれた医師のように最高の小児外科医を目指し奮闘するのでした。

田中麗奈は、2019年に放送されたドラマスペシャル『最上の名医 2019』に出演。房総の田舎町の診療所で命と一緒に働く、看護師・多岐川菜月を演じています。

医療現場の嫌な部分はほとんどなく、純粋に「患者の命を救いたい」という医師たち看護師たちの真っ直ぐな思いが詰まっているのが、原作の見どころです。医学知識のない人でも分かりやすく、医療関係を目指しているという方には読んでいただきたい作品になっています。

著者
["橋口 たかし", "入江 謙三"]
出版日

【出演作品一覧】田中麗奈は実写化映画やテレビドラマに出演し続けてきた女優

『ゲゲゲの鬼太郎』の猫娘の実写化のイメージが強い田中麗奈ですが、漫画だけでなく小説の実写化にも多数出演しています。

【映画】

『スーパー・ハイスクール・ギャング』(1995年)

『がんばっていきまっしょい』(1998年) 原作『がんばっていきまっしょい』

『GTO』(1999年) 原作『GTO』

『はつ恋』(2000年)

『ざわざわ下北沢』(2000年)

『ekiden 駅伝』(2000年)

『好き』(2000年)

『東京マリーゴールド』(2001年) 原作「一年ののち」(『東京小説』収録)

『玩具修理者』(2002年) 原作『玩具修理者』

『きょうのできごと』(2003年) 原作『きょうのできごと』

『13階段』(2003年) 原作『13階段』

『ドラッグストア・ガール』(2004年)

『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』(2004年) 原作『忍者ハットリくん』

『鉄人28号』(2005年) 原作『鉄人28号』

『姑獲鳥の夏』(2005年) 原作『姑獲鳥の夏』

『レーシング・ストライプス』(2005年)

『容疑者 室井慎次』(2005年)

『幻遊伝』(2006年)

『暗いところで待ち合わせ』(2006年) 原作『暗いところで待ち合わせ』

『ゲゲゲの鬼太郎』(2007年) 原作『ゲゲゲの鬼太郎』

『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(2008年)

『夕凪の街 桜の国』(2007年) 原作『夕凪の街 桜の国』

『逃亡くそたわけ』(2007年) 原作『逃亡くそたわけ』

『魍魎の匣』(2007年) 原作『魍魎の匣』

『銀色のシーズン』(2008年)

『犬と私の10の約束』(2008年) 原作『犬と私の10の約束』

『山桜』(2008年) 原作『山桜』

『築地魚河岸三代目』(2008年) 原作『築地魚河岸三代目』

『よなよなペンギン』(2009年) 原作『よなよなペンギン』

『FLOWERS -フラワーズ-』(2010年)

『森崎書店の日々 』(2010年) 原作『森崎書店の日々』

『源氏物語 千年の謎』(2011年) 原作『源氏物語 悲しみの皇子』 文庫版は『源氏物語 千年の謎』に改名

『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011年) 原作『聯合艦隊司令長官 山本五十六』

『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』(2012年) 原作『麒麟の翼』

『祈りの幕が下りる時』(2018年) 原作『祈りの幕が下りる時』

『種まく旅人〜みのりの茶〜』(2012年)

『夢売るふたり』(2012年) 原案『夢売るふたり』

『王妃の館』(2015年) 原作『王妃の館』

『葛城事件』(2016年)

『嫌な女』(2016年) 原作『嫌な女』

『幼な子われらに生まれ』(2017年) 原作『幼な子われらに生まれ』

『おもてなし』(2018年)

 

【テレビドラマ】

『Over Time-オーバー・タイム』 第5話 - 第7話(1999年)

『美顔』(2005年)

『猟奇的な彼女』(2008年) 原作『猟奇的な彼女』

『24時間テレビスペシャルドラマ にぃにのことを忘れないで』(2009年) 原作『にぃにのことを忘れないで -脳腫瘍と闘った8年間- 』

『派遣のオスカル〜『少女漫画』に愛をこめて』(2009年) 原作『少女漫画』

『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜 「はじめの一歩」 』(2010年) 原作『パーマネント神喜劇』所収「はじめの一歩」 ドラマ書き下ろし作品

『赤い指〜『新参者』加賀恭一郎再び!』(2011年) 原作『赤い指』

『24時間テレビスペシャルドラマ 生きてるだけでなんくるないさ』(2011年) 原作『生きてるだけでなんくるないさ』

『平清盛』(2012年)

『花燃ゆ 第28回 - 』(2015年)

『宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー 第二夜 スナーク狩り』(2012年) 原作『スナーク狩り』

『プレミアムドラマ 恋愛検定』 第1話(2012年) 原作『恋愛検定』

『東野圭吾ミステリーズ 』第1話「さよならコーチ」(2012年) 原作『犯人のいない殺人の夜』所収「さよならコーチ」

『家族、貸します 〜ファミリー・コンプレックス〜』(2012年)

『プレミアムドラマ 歩く、歩く、歩く〜四国 遍路道〜』(2013年)

『プレミアムよるドラマ ラスト・ディナー』 第1夜「また逢える日」(2013年)

『ドラマ10 激流〜私を憶えていますか?〜』(2013年) 原作『激流』

『松本清張スペシャル・顔』(2013年) 原作『顔』

『LINK』(2013年)

『恋』(2013年) 原作『恋』

『ダンナ様はFBI〜愛のミッション〜』(2014年) 原案『ダンナ様はFBI』

『徒歩7分』(2015年)

『美しき罠〜残花繚乱〜』(2015年) 原作『残花繚乱』

『赤と黒のゲキジョー 三面記事の女たち -愛の巣-』(2015年) 原作『三面記事小説』

『愛おしくて』(2016年)

『最後の贈り物』(2016年)

『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜』(2016年) 原作『四十八人目の忠臣』

『真昼の悪魔』(2017年) 原作『真昼の悪魔』

『アキラとあきら』(2017年) 原作『アキラとあきら』

『時空超越ドラマ&ドキュメント 美子伝説』(2018年)

『ぬけまいる〜女三人伊勢参り』(2018年) 原作『ぬけまいる』

『ひなたの佐和ちゃん、波に乗る!』(2019年)

『最上の命医2019』(2019年) 原作『最上の命医』

すっかり一児の母として穏やかで優しい彼女ですが、意外にも不倫に溺れていくOLや悪女のような役柄も違和感なく演じていました。彼女がこれまでに演じてきた作品どれも魅力的なので、まずは原作をお手に取ってみてはいかがでしょうか。