「花とゆめ」のおすすめ名作漫画年代順10選!【絶対に読むべき少女漫画】

更新:2021.11.27

1974年創刊の少女漫画雑誌「花とゆめ」。少女漫画と言えど、老若男女問わず魅了する作品が多く掲載されてきています。その中から、時に血湧き肉躍り、時に泣け、時に考えさせられるおすすめの作品をご紹介します。

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1976年~ 演劇漫画と言えばこれ!

1976年から2017年現在に至るまで連載が続く『ガラスの仮面』。アニメ化やドラマ化もされた名作です。

主人公の北島マヤは母親と二人、ラーメン屋に住込みで働く少女です。貧乏で平凡な、演劇とは無縁だったマヤ。彼女は学校の劇で天性の才を発揮し、大女優の月影千草に見いだされます。

徐々に演劇の虜になるマヤに、ライバルとして現れる芸能界サラブレッドのお嬢様亜弓。過去に一世を風靡した「紅天女」の上演権をもつ月影と上演権を狙う大人たちの戦いの中、マヤは「紅天女」主演を目指します。
 

著者
美内 すずえ
出版日
1976-04-20

『ガラスの仮面』の魅力はスポ魂あり、血と汗と涙あり、友情あり、恋愛ありの濃密な人間模様にあります。

配役になりきらせるために業務用冷凍庫にマヤと亜弓を閉じ込める月影や、その経験で役を自分の物とするマヤたちはまさに体育会系。その中でドジなマヤを支える仲間たちの協力に胸が熱くなります。

そして、少女漫画に必須なのが王子様の存在。『ガラスの仮面』ではマヤの公演のたびに紫のバラの花束と「あなたのファンより」というメッセージカードを贈る「紫のバラのひと」がこれにあたります。

マヤを長期にわたり匿名で支援し、学費や化粧道具などを贈る「紫のバラのひと」。実はその正体は月影から「紅天女」上演権を得ようとする芸能プロの次期社長であり、マヤたちの活動を妨害してきた人物、真澄です。

物語が進むうちにマヤは紫のバラのひとの正体が真澄だと気付き、二人は互いに秘めた恋心を抱きあうようになります。

事あるごとに主演を取り合うマヤと亜弓、マヤの大河ドラマへの出演、身近な青年への恋など、マヤたちは着実に成長し、マヤと亜弓の二人共が「紅天女」の主演をすることが決まりますが……。

これまでのサクセスストーリーの面白さだけでなく、どう最終回を迎えるのかも楽しみな作品です。

『ガラスの仮面』については<『ガラスの仮面』15の事実!50巻掲載予定の内容や、作品・登場人物の魅力>で紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

1978年~ 一度見たら忘れられない顔

ギャグ漫画『パタリロ!』。1978年に連載が始まり、今も続く息の長い作品です。

基本的に一話完結で、架空の王国を舞台に、国王のパタリロが側近やスパイたちを巻き込んで一騒動を起こします。

アニメ化や舞台化もされた、世代を超えて愛されているご長寿ギャグ作品です。
 

著者
魔夜 峰央
出版日

パタリロはまだ10歳でありながら国王であり、ダイヤモンドを主要産業とするマリネラ王国において、悪知恵を働かせ、危ない橋を渡り、時に痛い目を見ながらもしぶとく生き残る驚異の主人公です。

そして自他ともに認める美少年キラーな色気のあるスパイ、バランコランや、眼鏡をかけたタマネギ部隊という側近たちと真面目にバカなことをするのです。

時に少年同士の恋愛を描き、時にハードなSF要素もあり、真面目に推理が必要なミステリーもありと、話によってさまざまな面をもつ『パタリロ!』。

特徴的な見た目のキャラクターたちが真面目な顔で面白いことを話すシュールさがグッとくること間違いなしです。

ちなみに、前述の『ガラスの仮面』において、主人公マヤが好きな漫画は何かと聞かれて「特にパタリロ」だと答える場面があります。

『パタリロ!』について紹介した<『パタリロ!』が無料!不朽の名作漫画の美しすぎるキャラ、名言を徹底紹介!>もおすすめです。

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1986年~ 転生×超能力×宇宙SF

1986年から1994年にかけて連載され、21巻で最終巻となった『ぼくの地球を守って』。アニメ化されたり、愛蔵版が出たりするなど、根強いファンをもつ作品です。

異星人から転生した7人の日本人。彼らは異星人だった前世の記憶をもっており、そのうちの一人が主人公の女子高生、亜梨子です。

植物の声が聞こえる亜梨子は、前世同様に歌声で植物に働きかけることができるという特殊な能力を持っています。

そんな亜梨子を慕う超能力少年、輪。彼は過去の記憶によりその超能力を悪用して事件を引き起こし、亜梨子もまた巻き込まれてゆくのです。
 

著者
日渡 早紀
出版日

亜梨子は東京の高校に転校してきたことをきっかけに、夢を共有するクラスメイトに出会います。彼らは夢の中で別人として、しかし共通した世界観の中で生きているというのです。

夢の中の登場人物は存在するのだと確信した亜梨子たちは残りの仲間を探します。そして見つけた夢を共有する仲間たちから、その夢が前世の記憶であることを聞かされるのです。

前世において、故郷の星が戦争により滅亡し、月基地で暮らしていた7人。前世の記憶が集まり、明らかになって行く中で亜梨子と輪が前世で深からぬ関係にあったことが明らかになります。

互いを愛しているくせに、互いに愛されていないと思い、すれ違っていた二人。やがて死が二人を分かち、正気を失った前世の輪。

彼が転生したことで、輪は普通の日本人としての人格と一緒に、世界の戦争や醜さを憎み人間社会への強い絶望を抱くようになります。

そんな輪が起こす東京タワー改造計画と、特殊能力を使う元異星人たちのバトル。現代日本と宇宙SFが混ざり合った世界観は設定が細部まで練られており、ただ読んで楽しむだけでなく、考察する楽しみもあります。

『ぼくの地球を守って』については<『ぼくの地球を守って』が全話無料で読める!名作SF恋愛漫画をネタバレ考察>で紹介しています。

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1987年~ 獣医学生ほのぼのコメディ

1987年から1993年にかけて連載された『動物のお医者さん』。2003年のテレビドラマ化では、シベリアンハスキー「チョビ」にめろめろになった方もいるのでは。

主人公の公輝はH大学獣医学部に通う、獣医の卵です。彼と同級生、博士課程の女性や教授たちが研究室で起こすドタバタコメディはどこかほのぼのしていて、医者ものにありがちな胸が痛くなるシーンや流血などはほぼ皆無。

誰でも安心して読める作品です。
 

著者
佐々木 倫子
出版日

『動物のお医者さん』の魅力は、なんといっても公輝たちと、彼が飼っているメスのシベリアンハスキー「チョビ」とのやりとりでしょう。怖い顔をしているけれど鈍くさくて人懐っこいチョビは、先輩猫に頭が上がらないなど、図体の大きさを裏切る可愛らしさをもっています。

分厚い毛皮もあって夏バテ露出するチョビや、水道管に鼻先をつっこみ、その冷たさに秋の訪れを感じるチョビの姿は動物を飼ったことのある人なら納得の描写ではないでしょうか。

他にも動物あるあるとして、トリミングしたら別人ならぬ別犬になってしまったり、モモンガを夕方に籠から出したら飛び回り排泄しまくって研究室が大惨事になってしまったりと、思わず笑ってしまう話がいっぱいです。

博士課程に所属する女性菱沼が就職難に陥る様子など、理系大学生のみならず理系大学院生にとってのあるあるネタも豊富です。

『動物のお医者さん』については<漫画『動物のお医者さん』の名言を紹介!もふもふのチョビがかわいすぎる!>で詳しく紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

1991年~ 小五が二歳児の世話をする

1991年から1997年まで連載された『赤ちゃんと僕』。アニメ化され、DVD-BOXも発売されている人気作品です。

主人公は事故で母親を亡くした小学5年生の拓也。拓也は2歳の弟、実の世話をする優しいお兄ちゃん。そんな拓也が周りに助けられながら実の世話をしつつ奮闘していくコメディ作品です。
 

著者
羅川 真里茂
出版日

まだまだ母親に甘えたい時期に母親を亡くした少年が、まだろくに喋れないようなわがままいっぱいの弟の面倒をみるというのはとても大変です。

しかし、『赤ちゃんと僕』の拓也は、大変なことがありつつも笑顔を絶やさず、時に泣き、時に弟に暴力をふるってしまいながらも、弟の手を放すことはありません。

道を歩けばバカ犬に迷惑をかけられたり、父親が女性にモテたり、母親代わりをする女性が現れたりと、内心穏やかではない出来事に見舞われる拓也の姿は、応援せずにはいられません。

この作品の魅力の一つは、本当に悪い大人は出てこないこと。拓也と実が銀行強盗に誘拐された時であっても、その犯人たちは心優しく、どこか生きるのが苦手な人間味あふれる大人たちです。

いじめや家族との確執といった重いテーマの話もありますが、それでもあたたかい空気をもつ『赤ちゃんと僕』。ホームコメディを読みたい時におすすめです。

『赤ちゃんと僕』については<『赤ちゃんと僕』の泣ける名言を全巻ネタバレ紹介!登場人物たちの言葉が深い>で紹介しています。

1994年~ 禁断の恋と天界バトル

1994年から2000年まで連載された『天使禁猟区』。アニメ化やドラマCD化がされるなど、根強いファンを持つダークファンタジー漫画です。

主人公は16歳の少年である刹那。彼は実の妹である紗羅を愛しており、その熱情はかなりのもの。

そんな禁断の恋もさることながら、滅亡の危機にある地球と死後の世界、地獄、天界と、いくつもの世界にわたって登場人物が現れ、さらに生まれ変わりなどの要素が絡み合うことで複雑なストーリーとなっています。
 

著者
由貴 香織里
出版日

主人公の刹那は、人の血を見るとやたら眠くなる持病を抱えています。そんな彼は実は堕天使の生まれ代わり。そんな彼を求め、邪鬼たちや天使たちが画策します。

天使たちの画策は規模が大きく、東京中の電気の熱量を天界に捧げて大規模停電を起こしたり、「天使禁猟区」というCD-ROMを頒布してそのゲームをプレイした少年たちの霊力を吸収し彼らの頭を破裂させたりするなど、かなり過激です。

血みどろの戦いの中、妹を愛してしまった刹那は、妹の幸せを思うが故に紗羅に冷たい台詞を吐きます。しかし紗羅はそれでも、お兄ちゃんが一番好きだと言って刹那への想いを諦めることはしません。

その後紗羅が巻き込まれた事件や、刹那が紗羅を生き返らせようとするシーンで興奮は最高潮にまで高まります。

罠と罪、健忘と記憶を取り戻す戦い、狂気と戦いなど、少女漫画らしい絵柄でありながら少年漫画のような斬ったり斬られたりのバトルもあるため、中二心をもつ方におすすめです。

1998年~ 親から得たかった愛、その補完

1998年から2006年に連載された『フルーツバスケット』。2007年発表のギネスブックにおいて「もっとも売れている少女マンガ」として認定されています。

また、アニメ化や舞台化にとどまらず、2015年からanother版がweb漫画として公開されているなど、完結してもなお根強い人気を誇る作品です。

主人公は女子高生の透。彼女は両親を亡くし、テント暮らしをしていました。しかしそこが同級生の草摩由希の一族の敷地であったことから、草摩家の分家宅に居候することになります。

そんな居候初日、透は草摩一族が代々「物の怪憑き」を生み出す家系であり、物の怪憑きとして生まれた人間は異性に抱きつかれると憑かれた動物に変身してしまうという体質であることを知ってしまいます。

著者
高屋 奈月
出版日

十二支の動物に猫を加えた物の怪に、神。優秀であるものの、物の怪憑きという「呪い」があるがゆえに温かい家庭に恵まれなかった草摩の人や透の同級生、後輩たち。

『フルーツバスケット』では、たくさんの家庭崩壊や家庭不和が描かれます。

まずは主人公の透。彼女は父親亡き後、ネグレクト状態に陥った母親の気を引くために父親の口調を真似するようになります。そしてその努力もむなしく、母親が事故で死亡し、透は居場所を失うのです。

次は、草摩家の物の怪憑きの人々。彼らは異性と抱きあうと動物に変身してしまう呪いのため、家族とのコミュニケーション不全に陥っており、また、親からの愛が欠乏した状態にあります。それにより物の怪憑き同士の絆で得られなかった愛を補おうとするのです。

物の怪憑きの中でも、十二支の仲間でない猫の物の怪憑きは状況がさらに悲惨。なぜなら、猫憑きは変身した姿が醜悪というので高校卒業後は幽閉される運命にあるからです。

そして、物の怪憑きをとりまとめる神の立場の物の怪を宿すのが草摩家当主。当主は物の怪憑きたちが自分に服従しないと暴力をふるい、狂気の中で草摩家を運営しています。

そんな中で、透は物の怪憑きたちと交流を深め、仲間外れである猫憑き、夾に対し優しく接してゆきます。透が万人に与える赦しの力はやがて、狂人の狂気をも癒やし、呪いを解くことへと繋がります。

ハンディキャップを抱えながらも懸命に人を好きになり、人を支え、満たされない愛を補完してゆく……、そんな強く優しい物語が『フルーツバスケット』です。

『フルーツバスケット』について気になる方は<漫画『フルーツバスケット』全巻の見所をネタバレ!アニメ化の名作が無料!>をご覧ください。

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2002年~ 特殊能力者が集う学園物語

2002年から2013年にかけて連載され、アニメ化やゲーム化もされた『学園アリス』。

特殊能力「アリス」をもつ子供たちが通う初等部から高等部までの全寮制学校で繰り広げられる、特殊能力保持者たちの学園生活が描かれます。

そんな全寮制学校「アリス学園」はアリスが発現した子供を保護の目的でほぼ強制的に入学させ、卒業までは外に出るどころか両親との面会すら困難となる閉鎖的な場所です。おまけに学園は、幼い子どもたちに公にできない危険な仕事もさせているのです。

そんなアリス学園に入学することになった主人公蜜柑。閉鎖的な学園が、蜜柑の持ち前の明るさと根性で少しずつ明るい空気へと変わっていきます。
 

著者
樋口 橘
出版日

『学園アリス』の魅力はなんといっても主人公の蜜柑のもつ天真爛漫な明るさでしょう。めげへん、くじけへん、という気持ちを常に持ち、他人を助けるために無茶をする姿に、思わず明るい気分にさせられます。

特殊能力「アリス」は、人によってさまざまです。たとえば、蜜柑は他のアリスを無効化する能力。蜜柑の親友は機械に思う通りの効果を宿らせる発明の能力。蜜柑のパートナー棗は、炎の能力をもちます。

特殊能力を持つがゆえに学園に管理され、学園から逃れても他の大人たちや機関に狙われる子どもたち。

彼らが学園内のいじめなどのトラブルのみならず、誘拐事件、学園による監禁などに巻き込まれ、時に学園と戦い、学園を維持しようと取り組むストーリーは飽きる暇がありません。

『学園アリス』の魅力を紹介した<漫画『学園アリス』キャラの魅力を最終回までネタバレ紹介!【学アリ】>もおすすめです。

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2002年~ たくましすぎるシンデレラ

アニメ化やゲーム化にとどまらず、台湾においてテレビドラマ化もされた『スキップ・ビート!』。強くたくましい女子が気合いと根性でスターへの階段を駆け上っていくお話です。

そんな主人公キョーコは、幼馴染でロックミュージシャンの尚を応援するため、上京した彼と同居し生活費を一人で賄って彼を支えています。

しかし、尚はキョーコを家政婦代わりとしか思っておらず、超人気歌手となった尚はあっさりとキョーコを捨ててしまいます。

捨てられたキョーコは体から怨霊キョーコを出すほどになるほどに失意と復讐心に駆られます。そして尚への復讐として芸能界入りを果たすのです。
 

著者
仲村 佳樹
出版日
2002-07-19

『スキップ・ビート!』は単なるシンデレラストーリーではありません。キョーコは幼少時から尚の実家である老舗旅館に預けられて育ち、自分の居場所を確保するために努力を重ねてきただけでなく、尚のためにオシャレや青春を棒に振ってきています。

そのため、二度と恋なんかしない、と胸に固く誓うなど、恋愛にあこがれて幸せを掴んだシンデレラとは少し違うのです。

人を愛し、愛されることを求める心を失っていたキョーコ。彼女が芸能界で演技をこなすうちに自分自身を確立するために演技を学び、やがて愛することを知ってゆく姿はグッとくること間違いなし。

キョーコと敵対状態にあった人気ナンバーワン俳優の蓮がキョーコの頑張りにより態度を軟化させ、やがて蓮の笑顔で怨霊キョーコが浄化されるようになるところも必見です。

『スキップ・ビート!』については<漫画『スキップ・ビート』が無料で読める!見所を最新43巻までネタバレ紹介>で紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

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2009年~ か弱いお姫様から気高い姫君へ

アニメ化もされた『暁のヨナ』。中華風の古代アジアを舞台とし、王都を追われた皇女ヨナが神のお告げに従って能力者たちを探してゆくファンタジーです。

主人公である15歳の皇女ヨナ。彼女は従兄のスウォンに恋していました。しかし、スウォンは王位剥奪のためヨナの父である王を刺殺するのです。

スウォンによる暗殺を目撃してしまったヨナは城を脱出します。しかしどこへ逃げても追手がかかり、ヨナは自分が存在する限りお世話になった人たちを傷つけてしまうことを知るのです。

著者
草凪 みずほ
出版日
2010-01-19

やがて追手から逃げる中で、ヨナは伝説の「四龍の戦士」を探し出し、力を貸してもらうことを決意します。

箱入り娘で甘やかされて育った無知でか弱い少女ヨナが、逃亡の中で、守られるだけのお姫様をやめ、自らの意思で人生を選び取っていく姿が描かれるのです。

『暁のヨナ』には、空、風、火、地、水などの部族や他国が登場し、それぞれの文化や民族の気性の違いが話に厚みを持たせています。

そして、各部族や各国の外交の裏を読み、共闘し、敵との利害一致を見つけて手を組むなど、ただの少女漫画とは少し異なる、大河ロマン小説のようなストーリー展開となっています。

一方、初恋の人との対立に、陰謀や策略、画策、そして血の飛ぶバトルシーンは少年漫画としても見ることが可能と、色んな顔をもつ作品でもあります。

そして、見所はなんといっても、ヨナのキャラクターでしょう。その凛とした笑顔、それだけで獰猛な獣や龍を従える姿は胸にぐっとくるものがあります。

ギャグシーンもありながらシリアスなシーンもしっかりと描写されているなど、緩急が絶妙なため、思わず一気に読んでしまうこと間違いなしです。
 

『暁のヨナ』が気になる方は<漫画『暁のヨナ』の登場人物と名言を24巻までネタバレ考察!無料で読める!>をご覧ください。

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いまや少女漫画は子供だけでなく、年齢性別を超えて人を魅了するものとなっています。この紹介を通してお気に入りの作品が増えれば幸いです。

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