馬場ふみかはテレビドラマや映画、CMで活躍する人気女優です。グラビアモデル女子、通称モグラ女子の代名詞としても知られています。そのルックスとスタイルの良さから、主役はもちろん脇役であろうと耳目を集めずにはいられない美女です。 この記事では、馬場ふみかが演じたドラマの原作を紹介するとともに、その魅力や馬場ふみかの役柄についてご紹介します。
馬場ふみか(ばばふみか)は新潟県出身、ネイムマネジメント所属の女優・グラビアモデルです。1995年6月21日が誕生日で、年齢は25歳(2021年5月現在)。身長167cm、血液型AB型。
10歳から15歳まで児童劇団で演劇を学ぶかたわら、14歳の時にスカウトがきっかけでモデル活動を開始しました。2014年、高校3年生で映画『パズル』とテレビドラマ『仮面ライダードライブ』への出演で女優デビューを飾ります。さらに3年後、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』第3期の雪村双葉に抜擢され、フジテレビ月曜ドラマ枠いわゆる「月9」に進出しました。
グラビアイドルとしては、2015年から「週刊プレイボーイ」や「non-no」で活躍。モグラ女子の代名詞として有名になっていきました。
私生活では同じ女優・グラビアモデル仲間である新木優子と仲が良く、お互いのインスタグラム写真にたびたび顔を出しています。
ネット上では芸能人彼氏との熱愛疑惑がささやかれていますが、いずれも憶測の域を出ておらず、交際相手がいるかどうかは不明です。
馬場ふみかは女優だけでなく、モデルとしても幅広く活躍しています。若年層を中心に高い人気を誇っていますが、彼女の魅力とは一体なんなのでしょうか?
1番の理由はやはりルックスです。童顔なのにスタイル抜群で、異性だけでなく同性からも支持されています。振り袖や下着ブランドのイメージモデル就任からも、その人気と実力の一端が垣間見えるでしょう。
女優としては、幼少期から培ってきた児童劇団の経験が活きているようです。モデル兼業の女優は演技で定評を得ることは高いハードルであることがあります。ところが馬場ふみかに限っては、モデルより先に演劇に触れていたので、確かな表現力があるのです。
今でこそ人気女優の馬場ふみかですが、出身地新潟県への地元愛も見過ごせません。お忍びショッピングしたり、もつ焼きを食べたりとプライベートを謳歌してるとか。こうしたオン・オフの切り替えをしながら、ファンと同じ気持ちで最新の流行を楽しむのもプロに大切な時間の使い方だといえます。
持ち前のルックスとバランスの取れた公私の積み重ね。これこそが人気芸能人・馬場ふみかを形作り、魅力的な人物として我々の目に映っているのです。
そんな馬場ふみかの知られざる一面を見られるのが、2019年に発売された単行本『ばばたび』。馬場ふみかの海外旅行に密着し、現地の風景や彼女の体験が余さず撮影された紀行本となっています。ファンならぜひ、この本で馬場ふみかの旅行を追体験してみてください。
- 著者
- ["馬場 ふみか", "三瓶 康友"]
- 出版日
馬場ふみかと言えば、『仮面ライダードライブ』は絶対に外せません。女優デビューこそ別作品ですが、本格的に注目されたのは本作からでした。
舞台となるのは2014年の架空の日本。人工生命体ロイミュードが突如現れ、それにともない大規模破壊や物体の速度が変わる重加速現象が発生しました。刑事・泊進ノ介は人工知能を備えたベルトに見出され、仮面ライダードライブに変身して秘密裏にロイミュードに立ち向かうことになります。
本作は平成仮面ライダーの第16作として放映され、人間ドラマを重視した作風で大ヒット。主役を演じた竹内涼真の出世作となりました。
馬場ふみかは第11話から、ロイミュード幹部の紅一点メディックとして登場。当初高飛車な言動を繰り返していましたが、人工知能らしからぬ愛に目覚め、最終決戦にて劇的な役割を果たします。ネタと感動、両面でファンの印象に残る素晴らしいキャラとなりました。
ここからは映画、テレビドラマの原作を馬場ふみかが演じた役柄とともに紹介していきます。
謎の武装集団によって占拠された日本有数の進学校。犯人らは教師の安田寛を人質として、特進クラスの生徒にパズル探しを命じました。48時間以内に校舎内に散らばる2000ピースを見つけられなければ、教師を殺す……。生徒達は主人公・湯浅茂央のリーダーシップの下、必死の捜索ゲームに挑んでいきます。
原作はサスペンスの名手・山田悠介の手による小説だけあって、緊迫感漂うやりとりが随所に見られます。生徒同士の反目と協力、あるいは犯人達との心理劇。途中で犯人側のやむにやまれぬ事情にも言及されるため、群像劇としての面白さだけでなく、現代社会への風刺も感じられる名作です。
映画『パズル』は原作と登場人物、展開が大幅に違います。馬場ふみかは映画だけのキャラ、高井理事長の娘・サヤカ役でした。目立った活躍はありませんが、女優デビュー作だけに注目すべき作品です。
- 著者
- 山田 悠介
- 出版日
- 2007-06-23
主人公の麻生キラは地味な少女で、学校でも私生活でも孤立していました。そんな彼女とは正反対に、派手なルックスの不良少年・樫野零。偶然知り合った彼らは徐々に惹かれ合っていきますが、2人の仲を阻むように次々と問題が発生していきます。
原作は惣領冬実の少女漫画『MARS』です。恋愛を軸にした作品ではありますが、人間の残忍さや心の暗部にも切り込んでおり、単なる少女漫画の域の留まらないのが魅力。
馬場ふみかは映画『MARS~ただ、君を愛してる~』で丸山夏美を演じました。麻生キラと桐島牧生の関係を疑ったり、桐島牧生に告白したりと端役ながら映画の要所で活躍するキャラでした。
- 著者
- 惣領 冬実
- 出版日
宝石美輝は才色兼備を絵に描いたような美女ですが、性格に著しい問題がありました。将来を嘱望される政治家一家の後継者・斎藤裕雅と交際していたものの、ある日あっさり振られてしまいます。宝石美輝は元彼を見返すためだけに、ワケあり助っ人を参謀に据えて政界進出を決意。ハチャメチャな動機で衆院選に挑んでいきます。
本作は清智英の同名小説『リベンジgirl』が原作。性格ブスの美女が騒動を起こす、異色の政治作品となっています。メインは元彼への復讐なのですが、選挙対策で勉強するうちに宝石美輝がどんどん変わっていくのが注目ポイント。リアリティはありませんが、一風変わったラブコメとして楽しめます。
馬場ふみかは映画版で、宝石美輝を支える仲手川万里子の役です。いけ好かない主人公と対照的に、愛され系の準主役級キャラでした。
- 著者
- ["清 智英", "吉田 恵里香", "星あやさ"]
- 出版日
世の何には罪を罪とも思わない、人の道に外れた犯罪者がいる……。カモこと鴨ノ目武は表向き「カモメ古書店」を営んでいますが、裏の顔は法で裁けない犯罪者を、被害者の願いで私刑にかける「復讐屋」でした。通称トラと呼ばれる島田虎信とともに、犯罪者を徹底的に追い詰めていきます。
原作は渡邊ダイスケの同名漫画です。非合法の復讐代行者を主人公に据えて、青年誌でしか不可能な残虐描写で人気を博しました。単なる勧善懲悪に終始せず、現実の事件を元にした犯罪と被害者、そして犯罪者について考えさせられる作品でした。
馬場ふみかは同名映画で奈々子の役が予定されていました。残念ながら現在公開中止となっていますが、原作通りなら被害者かつ協力者として復讐屋に関わる重要なポジションのはずです。
善悪の屑 (1) (ヤングキングコミックス)
2014/7/1
読みたい方はこちらから。
ここからはテレビドラマの原作を見ていきましょう。
平和そのものにしか見えない社会。しかしその実、秘密結社が優秀な人々をさらって改造人間にし、人知れず巨大な陰謀を巡らせていました。主人公の本郷猛は改造手術を受けるも、洗脳前に脱出。バイクに乗って戦う仮面の戦士――仮面ライダーとして、強力な怪人に単身立ち向かっていきます。
『仮面ライダー』は馬場ふみかの代表作『仮面ライダードライブ』の元祖です。作者の石ノ森章太郎は本作に怪奇色を持たせつつも、胸のすくような痛快アクション漫画として世の中に発表しました。今や初代『仮面ライダー』から数えて、50周年を超える国民的作品になっているのはご存知の通り。
古い作品ではありますが、現在でも続くシリーズに通じるエッセンスが詰まっています。今だからこそ、大人が読むべき名作です。
- 著者
- 石ノ森 章太郎
- 出版日
両親の都合によって、チバ県からの引っ越しが決まった主人公の神月紀。転居先は現代日本とは思えない、大小様々な噂が飛び交う秘境グンマ県でした。神月紀は新たな土地で、強すぎる郷土愛を持ったグンマ人達に翻弄されることになります。
原作は井田ヒロトの同名漫画です。作中では群馬県に絡めたナンセンスギャグが展開されていきますが、ベースになっているのは作者自身の引っ越し体験談だとか。同じ関東なのに、東京都違って日陰になりがちなローカルネタが笑いを誘います。
映画で馬場ふみかが演じたのは、ヒロインの篠岡京です。容姿端麗で男嫌いなものの、目的のためには色仕掛けも躊躇しない尖ったキャラ。印象的なパンチラシーンとドSの役作りで、ファンの度肝を抜きました。
- 著者
- 井田 ヒロト
- 出版日
- 2014-03-08
原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。
漫画『お前はまだグンマを知らない』のやばすぎる秘密10選ネタバレ紹介!
皆さんは2017年に実写ドラマ化および映画化が決定した漫画『お前はまだグンマを知らない』を読んだことがありますか?作中では奇想天外なグンマの秘密がよりどりみどり紹介されています。今回は、作品の魅力とグンマの秘密を10つ激選してご紹介致します。
主人公を演じた間宮祥太郎の出演作はこちら。
間宮祥太朗は実写化の達人!出演映画、テレビドラマの原作作品の魅力を紹介
様々な役柄を演じ分ける間宮祥太朗は、実力派俳優と高く評価されています。数多い出演作品のなかでも原作付きの作品が多いのが特徴。間宮祥太朗が演じると、強烈な個性を持った登場人物が現実に存在しているかのように感じられます。こちらの記事ではプロフィールに加え、原作付き作品の魅力をご紹介していきます。
ゲーム好きの青年がある日、仕事人間だった父の退職を知ります。その本音や父子間の交流を持つべく、彼は密かに自分が普段プレイしているMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)に父親を招待。ゲーム内では名前を伏せ、まったくの他人としてフレンド達とともに父親との冒険に繰り出していきます。
原作はブログで連載されたゲーム日記。スクウェア・エニックスの人気ゲーム『ファイナルファンタジーXIV』で実際に行われた実話です。作者マイディーのお茶目な計画が人気となり、父親の成長が多くの人に共感されました。
ブログからアレンジしてドラマ化され、のちに映画にもなっています。馬場ふみかはドラマ版の現実パートで、主人公・稲葉光生をサポートする新入社員・正田陽子役でした。ドラマオリジナルのキャスティングながら、稲葉光生に好意的な演技が注目されました。
- 著者
- マイディー
- 出版日
元ヤンの受付嬢、少女漫画好きのOL、才色兼備の行政書士。性格も職業も三者三様な3人の共通点、それは――揃いも揃ってダメ男に引っかかってしまうこと。そんな3人が恋の失敗談や彼氏のグチを肴にして、夜な夜な辛口の恋バナに花を咲かせます。
尾崎衣良作の女性向け少女漫画が原作です。ジャンル的には恋愛漫画ですが、多分に風刺的なのが特徴。男女間のダメなあるあるネタを軽快に笑い飛ばす風刺的面白さが、20代の女性を中心にして評判になりました。
馬場ふみかは主人公の1人・古賀円役で出演。美人なのに元ヤンという、落差のあるキャラを見事に演じました。
- 著者
- 尾崎 衣良
- 出版日
- 2015-04-10
原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。
『深夜のダメ恋図鑑』の魅力を全巻ネタバレ紹介!登場人物も名言も濃すぎる!
誰しも一度は遭遇したであろう「ダメンズ」ネタを肴に、深夜にぶっちゃけトークを繰り広げる女子3人を描いた漫画。身近な「あるある」話から、「トンデモ」話まで、主人公たちが毒舌にぶった切っていく爽快ガールズトークは、女性が共感できるオススメの漫画です。
心臓病の少年・垣野内逞と、彼の主治医の娘・種田繭。幼い頃に将来を誓った2人ですが、垣野内逞は20歳まで生きられないと余命宣告をされていました。中学生になった垣野内逞はその事実を知ってしまい、彼女から離れようとしますが……。
原作は青木琴美の少女漫画です。全寮制学校を舞台として、主人公の葛藤やヒロインの一途な想いが切々と綴られます。青春の機微に加えて、病気の進行や複雑な人間関係など、少女向け漫画と思えないほど見所の多い作品です。
本作は映画も作られていますが、馬場ふみかが出演したのはドラマ版。役は垣野内逞とファーストキスを交わした上原照です。登場シーンではヒロインのお株を奪う可愛さを見せました。
- 著者
- 百瀬 しのぶ
- 出版日
公式の予告動画は、「僕の初恋をキミに捧ぐ」ドラマ公式アカウントで見ることができます。
偽装結婚を斡旋する男・女衒(ぜげん)。後ろ盾のない外国人女性を世話する裏には、彼の真の目的が隠されていました。それは亡き妻を自殺に追いやった男たちへの復讐です。女衒の過酷なさまを通して、社会の暗部が露わになっていきます。
原作は『このミステリーがすごい!』第17回大賞を受賞した、登美丘丈の同名小説です。縁も由来もない者達が偽装結婚を通して出会い、互いの考え方に影響を与えていくハードボイルドな作品となっています。重いテーマの割りに読みやすく、ドラマではマイルドだった部分が深掘りされているため、社会派小説が好きな方にオススメです。
馬場ふみかの役はヒロイン格の李雪蘭。夫の治療費を稼ぐ中国人女性です。風俗店の場面やアクションシーンを体当たりで演じていました。
- 著者
- 登美丘 丈
- 出版日
理系大学生の掛田理は、学食に勤める飯島京子にひそかに恋していました。実験サークルの仲間達にそそのかされ、想いを伝えようとしますが……あまりにも小難しく、遠回しな誘い方のせいで玉砕。しかし結局飯島京子はサークルに顔を出すようになり、実験や歴史を通して科学を学び、なんだかんだと掛田理とも打ち解けていきます。
原作はアニメ化された『天地創造デザイン部』の作者・蛇蔵の青年漫画です。作中では理系のあるあるネタから、科学・数学の歴史まで幅広いトリビアが満載。ラブコメ調で楽しく読めるので、普段科学に興味のない人ほどオススメです。
馬場ふみかはドラマ版で飯島京子役。原作そのままのゆるふわキャラを好演し、ファンを魅了しました。
- 著者
- 蛇蔵
- 出版日
決してマネしないでください。 | NHK よるドラの公式サイトでは、その他の出演者や馬場ふみかの実際に演じたビジュアルも確認できます。
主人公の青井華は一度火が付くと、作品制作にのめり込む少女漫画作家です。そんなある日、一仕事追えた彼女が出先で自分のだらしない姿に気付き、咄嗟に美容院に入ったのが物語の始まり。偶然担当についた美容師の城戸理一が一目惚れし、即日交際を始めるものの……。青井華の仕事優先生活や奥手な性格から、なかなか進展しないのでした。
恋愛経験ゼロの女性漫画家と人気イケメン美容師によるラブコメ。本作は浅野あやの少女漫画が原作で、雑誌「プレミアCheese!」にて現在も連載中です。美女に言い寄られる城戸理一にハラハラしたり、甘々なやりとりでドキドキさせられるのが魅力。
ドラマは馬場ふみかと赤楚衛二のW主演で話題になりました。原作を上回るラブラブ具合にノックアウトされた視聴者も多いとか。
- 著者
- 浅野 あや
- 出版日
オールバックにサングラス、左目には傷跡があり、着ている衣服は常に黒スーツ。「不死身の龍」の異名を持つその男は、見た目も言動も本物の極道にしか見えませんが、実は愛妻を支える専業主夫でした。本作はそんな彼が元任侠の風格を漂わせつつ、家事万能の活躍を見せるホームコメディです。
原作はおおのこうすけの同名漫画。おばちゃんの井戸端会議にイカついヤクザが混じる、そんなギャップとインパクトで話題を読んで大人気になりました。
馬場ふみかはドラマ版第8話にゲスト出演。スイーツカフェ店長になりきり、可愛い見た目で暗躍するしたたかな女像を見せつけました。
- 著者
- おおのこうすけ
- 出版日
- 2018-08-09
原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。
『極主夫道』をネタバレ紹介!ピュア&強面なギャグ漫画が面白すぎる!【実写ドラマ化】
警察にもヤクザにも名の知れた伝説のヤクザ「不死身の龍」。生きる伝説でもあったものの、突如裏の世界から消えた彼。なんと彼は現在……妻のためにキュートなエプロンをつけて可愛いキャラ弁を作り、あらゆる家事をこなす主夫となっていた!? ヤクザを辞め、主夫としての道を極める龍の姿を描いた『極主夫道』。怖い見た目と言葉づかいとは裏腹に、手際よく料理をこなしたり、ご近所付き合いもしっかりこなしたりする姿にシュールな魅力がある本作をご紹介!スマホの漫画アプリから無料で読むこともできるので、そちらからこの独特な雰囲気を覗いてみてはいかがでしょうか?
2年交際していた相手がまさかの妻子持ち……。それは失恋と呼ぶにはあまりにもつらい経験でした。しかしそんな彼女の前に、同時に3人の魅力的な男が現れ、なぜか同居生活が始まりました。男性不信気味の小林はると、3人の男達の駆け引きがくり広げられます。
本作は「LINEマンガ」で連載されている、横山もよの恋愛漫画が原作です。タイトルの「3B」とは美容師、バンドマン、バーテンダーの頭文字。いずれも女性に人気の職なため、浮気の危険性が高くて恋人には不向きです。その3Bが一堂に会し、主人公を翻弄するのですから面白くないわけがありません。
ドラマで主役となった馬場ふみかはまさにハマり役。ドラマ独自の展開によって、原作ファンも唸る展開を見せました。
- 著者
- ["横山もよ", "LINEマンガ", "朝日放送テレビ"]
- 出版日
本作は水泳の飛び込みを題材にした、森絵都の青春小説です。
飛び込み選手を育成する目的で設立されるも、経営難に陥ったミズキダイビングクラブ。そこへコーチとして赴任してた麻木夏陽子(あさきかよこ)は、クラブ存続の条件として、次期オリンピック代表選手の輩出を提示します。主人公の坂井知季らはそれ以来、オリンピック目指して過酷な練習へと身を投じていくのでした。
飛び込みというあまり馴染みのない競技が題材ですが、基本的にはスポ根モノです。作中で詳しく描写されるので、読了するころには実際の競技にも関心が湧きますよ。同名の漫画版も出ているので、ぜひ合わせて楽しんでみてください。
馬場ふみかが出演したのは放送中のドラマ版です(2021年5月現在)。役はアメリカ仕込みの辣腕を揮う麻木夏陽子。厳しい態度を見せる演技が、意外なほどさまになっています。
- 著者
- 森 絵都
- 出版日
- 2006-05-25
地方裁判所第一刑事部、通称イチケイ。主人公の坂間真平は、そこへ特例判事補として配属されました。良くも悪くも人の人生を左右する裁判所を舞台に、一癖も二癖もある先輩に囲まれて、堅物エリートの坂間真平が人間的に成長していきます。
原作は浅見理都の同名青年漫画です。刑事や弁護士をメインとした作品が多い中、裁判所と判事にスポットを当てた設定が光ります。普通では見られない法廷劇の表と裏は、本作でしか見られません。非常に取っ付きやすいので、ドラマ未見の方にもオススメです。
馬場ふみかはドラマ版の第4話に、黒木華演じる裁判官の妹・坂間絵真役で登場。ドラマオリジナルの主人公とヒロインの間を取り持つ、ややコミカルな行動が目を引きました。
- 著者
- 浅見 理都
- 出版日
黒木華が実写化した作品を知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
黒木華の高い演技力は業界人絶賛!実写化出演した映画・テレビドラマを原作とともに紹介
黒木華は自然な顔立ちと不思議なオーラで人を惹きつける女優です。テレビドラマや映画に出演し、数々の賞をもらっている高い演技力の持ち主。映画『小さいおうち』ではベルリン国際映画祭で最優秀女優賞にあたる銀熊賞を受賞し、その評価を確固たるものにしました。この記事では、黒木華が演じた作品の見どころや原作について紹介していきます。
そして馬場ふみかの活躍した舞台にも原作があります。
幕末に生きた最後の侍集団、新撰組。彼らが歴史の表舞台で活躍したのは、わずか5年に過ぎませんでした。結成まで何をして過ごしていたのか?すでに文明開化から4半世紀経とうとしている明治45年。女性記者・市川真琴は新撰組の真実を知るべく、北海道に住む永倉新八を訪ねます……。
本作は新撰組をフィーチャーした梅村真也・原作、橋本エイジ・作画の時代劇漫画です。永倉新八の回想を元に、土方歳三や近藤勇の出会いなどが描かれます。荒くれ者が多かったことから、不良漫画のテイストになってるのが特徴。時代劇ながら堅苦しさはないので、新撰組について知らなくても楽しめます。
馬場ふみかは2017年の舞台化の際、会津藩士天誅事件の実行犯・琴を熱演しました。
- 著者
- ["橋本 エイジ", "梅村 真也"]
- 出版日
- 2011-04-20
原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。
『ちるらん 新撰組鎮魂歌』25巻までの見所をネタバレ!新選組の新しい見方
歴史の教科書でもおなじみの新撰組が、よりかっこよく、より分かりやすく、大胆なアレンジを加えてよみがえる!新選組初心者や歴史に抵抗感のある人に特におすすめしたいのが、『ちるらん 新撰組鎮魂歌』です。 この記事ではその魅力をご紹介。25巻の見所とともにお伝えします。また、本作は下のボタンからダウンロードできるスマホアプリで読むこともできます!
パリで暮らすポールは、仲間のリーダー格ダルジュロスに憧れていました。雪合戦の日、偶然ダルジュロスの雪玉に当たったことがきっかけでポールの病が発覚。ポールの姉・エリザベートは弟を看護しつつ、働きに出ました。彼らの家は姉弟だけの閉じた世界でしたが、そこへ弟の友人ジェラールや姉の同僚アガートが関わってくることで、物語が動いていきます。
原作はフランス人作家ジャン・コクトーの小説。登場人物がごくわずかで、劇的な展開よりも情景描写に重点を置いていることから、演劇的な読後感があります。日本文学にはない背徳的展開が面白いので、本好きな方には一度読んでいただきたいです。
馬場ふみかは2019年舞台化された時、ダルジュロスとアガートを1人2役で好演しました。まったくタイプの違う役ながら、個性のにじみ出た演技が好評でした。
- 著者
- コクトー
- 出版日
- 2007-02-08
【映画】
『パズル』(2014年)原作『パズル』
『MARS~ただ、君を愛してる~』(2016年)原作『MARS』
『黒い暴動~』(2016年)
『KUHANA!』(2016年)
『リベンジgirl』(2017年)原作『リベンジgirl』
『VERY FANCY』(2018年)
『クソ野郎と美しき世界「ピアニストを撃つな!」』(2018年)
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2018年)
『ライフ・オン・ザ・ロングボード2nd Wave』(2019年)
『善悪の屑』(2019年予定、公開中止)原作『善悪の屑』
『糸』(2020年)
『AWAKE』(2020年)
【テレビドラマ】
『仮面ライダードライブ』(2014年)第11話~第46話 原作『仮面ライダー』
『ダマシバナシ』(2015年)
『お前はまだグンマを知らない』(2017年)原作『お前はまだグンマを知らない』
『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2017年)原作『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』
『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』(2017年)
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』(2017年)
『下北沢ダイハード 第8話』(2017年)
『恋する香港』(2017年)
『コンフィデンスマンJP』(2018年)第3話
『深夜のダメ恋図鑑』(2018年)原作『深夜のダメ恋図鑑』
『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(2019年)第1話
『僕の初恋をキミに捧ぐ 』(2019年)原作『僕の初恋をキミに捧ぐ 』
『名もなき復讐者 ZEGEN』(2019年)原作『名もなき復讐者 ZEGEN』
『決してマネしないでください。』(2019年)原作『決してマネしないでください。』
『ねぇ先生、知らないの?』(2019年)原作『ねぇ先生、知らないの?』
『極主夫道』(2020年)第8話 原作『極主夫道』
『3Bの恋人』(2021年)原作『3Bの恋人』
『DIVE‼』(2021年)原作『DIVE‼』
『イチケイのカラス』(2021年)第4話 原作『イチケイのカラス』
【ネットドラマ】
『美しい椅子と女たち』(2018年)第1話、第5話
『百合だのかんだの』(2019年)
『Love⇄distance』(2020年)
【舞台】
『ヨミガエラセ屋』(2016年)
『つかこうへい 七回忌追悼特別公演『リング・リング・リング』2016』(2016年)
『こちらスーパーうさぎ帝国第22回公演「スーパー・パニック・プロポーズ!」 2016』(2016年)
『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(2017年)原作『ちるらん 新撰組鎮魂歌』
『秦組Vol.9 らん』(2018年)
『恐るべき子供たち』(2019年)原作『恐るべき子供たち』
『改竄・熱海殺人事件 ザ・ロンゲストスプリング』(2020年)
あらためて見ると馬場ふみかはいろいろなドラマ映画に出演していました。今でこそ人気女優として注目されていますが、名前が広まる前から印象的な役が多かったように思います。そんな馬場ふみかの役柄を踏まえて、ぜひ原作にも触れてみてください。きっとより深く作品を楽しめるようになりますよ。