大谷亮平が出演・実写化した映画、ドラマを原作とともに紹介!たった4年の軌跡

更新:2021.2.8 作成:2021.1.16

大谷亮平は韓国で人気を博したのち、2016年には日本でも大ブレイクしたイケメン俳優です。テレビドラマ、映画での出演では印象に残るかっこいい演技を見せ、女性を中心に視聴者を魅了し続けています。 この記事では大谷亮平が出演したドラマと役柄を紹介しがら、原作情報や見所、魅力についてご紹介していきます。

  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena
目次

大谷亮平のプロフィール

大谷亮平(おおたにりょうへい。本名:大谷慶彦)は大阪府出身の俳優です。誕生日は1980年10月1日、2021年1月時点での年齢は40歳。

身長180cm、血液型O型。長身を活かして幼少期からバレーボールを嗜んでおり、中高生時代には大阪府大会優勝や国体出場を果たしています。中学生時代にはバレーボール漫画『健太やります!』を読み、影響を受けていたそう。

著者
満田 拓也
出版日

ヒゲの似合うワイルドな顔立ちをしており、髪質および髪型が似ていることから、竹野内豊と見間違う方も。年齢的には大谷亮平が10才年下です。

大谷亮平は大学卒業後にモデルとして東京で活動していましたが、たまたま韓国で出演したドーナツのCMが評価され、韓国で俳優活動を約10年間続けました。テレビドラマ『ソウルメイト』で注目され、映画『神弓-KAMIYUMI-』のヒットで韓国での人気を不動のものとします。2015年、釜山国際映画祭で芸能事務所アミューズと契約し、日本での活動も増えていきました。

日本では社会現象化したテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でブレイク。連続テレビ小説『まんぷく』などで、存在感のある演技を一般に印象付けました。

「第2のディーン・フジオカ」真摯で紳士な俳優・大谷亮平の魅力

大谷亮平は日本で活動開始した2016年以来、たった数年で活躍の場を大きく広げています。海外で活躍後、異例の人気沸騰を果たしたことから「第2のディーン・フジオカ」とも呼ばれています。俳優・大谷亮平は、なぜここまで急激に伸びたのでしょうか?

理由の1つはルックスです。大谷亮平は女性はもちろん、男性にも親しみやすい紳士な雰囲気を持っています。キリッとした顔立ちには独特な安心感と存在感があり、脇役として出演した時でも、大勢の俳優の中で個性が埋没しません。

もう1つは俳優業への真摯な姿勢です。彼は生来の性格として、ストーリーの読み込みと役柄への入り込みを100%の力でおこなっているそうです。そうすることで、どんな筋書きのドラマ・映画にも入り込み、ただ画面に映るだけで世界観に説得力を持たせられるのです。

この真摯な姿勢は、生真面目な性格から来ているようです。韓国での活動の際、まったく韓国語が話せなかった状態から語学を習得し、わずか1年ほどで流暢な会話が可能になったとか。

イケメンで仕事のできる役者は、どんな撮影現場でも引っ張りだこです。大谷亮平の出演作が増加し、それに伴って視聴者人気が上がるのは必然の出来事といえるでしょう。

急な人気の上昇に反して、大谷亮平の素顔はあまり知られていません。本人が執筆した『日本人俳優』では、俳優としての半生やドラマでは見られない素の写真も満載。ファンならぜひチェックしてみてください!

著者
大谷 亮平
出版日

【ライターおすすめ】大谷亮平が1番輝く『GHOSTTOWN』

大谷亮平は出演作は多いものの、意外と脇を固めることが多く主役が多くありません。そんな大谷亮平のオススメ作品は、2019年に制作された初主演ドラマ『GHOSTTOWN』。

まもなくダムに沈む予定の森へ、地質学部ゼミのメンバーが足を踏み入れます。それはGHQが密かに隠した秘密資金の探索を兼ねた、学術的フィールドワークでした。ところが森にはあやしい廃村があり、ゼミの面々には次々と怪奇現象が襲ってきます。

怪奇現象の正体は?秘密資金は見つかるのか?メンバーの中に異常者が発生し、自体は混迷を極めます。ダムの底に水没する前に、教授とゼミ生たちは生還できるのでしょうか?

窮地に立たされた大谷亮平演じる山本太陽がとにかくかっこいい!サバイバルを通してワイルドな一面や、機転の利く行動で視聴者を魅了しました。

『GHOSTTOWN』 - フジテレビ公式サイトでは各話のストーリーを見ることができます。

ここからは、大谷亮平が出演した作品のなかから原作がある作品をピックアップして紹介していきます。

【映画原作】大谷亮平が金貸し居酒屋に扮する『ゼニガタ 深夜0時の闇金居酒屋』(2018年)

ひなびた漁港でひっそり営業する居酒屋「ゼニガタ」。表向きまっとうな商売をしていますが、0時を過ぎれば店主の銭形兄弟が苛烈な取り立てを行う悪徳闇金に早変わり。暴利にもかかわらず、ボクサー崩れやキャバクラ嬢など、金を欲する人々やひっきりなしに訪れます。

辻森惺、永森裕二による『ゼニガタ 深夜0時の闇金居酒屋』。闇金の兄弟を軸として、金で狂ってしまった人生の悲喜交々が描かれます。人気漫画『闇金ウシジマくん』に近いですが、債務者のより差し迫った心理状態が、小説ならでは描写で巧みに描き出されるのが秀逸。

大谷亮平は銭形兄弟の兄・富男役でした。冷静沈着な冷血漢と思いきや、どことなく包容力を感じさせる不思議な男です。

著者
["辻森 惺", "永森 裕二"]
出版日

【映画原作】奇妙で愛しい夫婦関係『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018年)

普通のサラリーマンの夫が帰宅すると、妻の無惨な死体が玄関に横たわっていました。妻の死体は本物ではなく、やたらクオリティの高い死んだふり。なぜか毎日繰り返される妻の奇行が、面白おかしく綴られていきます。

元は2010年、Yahoo!知恵袋に投稿された質問でした。それがまたたく間に話題となってブログ&コミックエッセイ化し、さらに多くの人の目に留まる愉快な話となりました。映像化されたのはほんの一部。エッセイ3作目では妻の真意が明かされるので、気になった方はぜひチェックしてください。

大谷亮平は同名映画に登場する、夫の同僚・佐野壮馬を演じました。佐野壮馬は夫婦仲の良好な理想的な男性ですが、主人公夫婦との対比の中で意外な実像が浮き彫りとなります。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

< 『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の可愛さをネタバレ紹介! >

著者
K・Kajunsky
出版日
2011-06-28

【映画原作】大谷亮平が悲しい人生を体当たりで演じた『焼肉ドラゴン』(2018年)

大阪の片隅にあるコリアンタウンで、ひっそり暮らす貧しい一家がありました。「焼肉ドラゴン」を営む金龍吉と家族です。1970年代、華やかな万博の裏で生き抜いた、在日朝鮮人の血と涙の物語。

作中で語られる話自体はフィクションですが、作者・鄭義信の体験が反映されているため、真に迫った迫力があります。現代にも通じるいじめ、差別問題にも繋がる根深い問題を題材としながら、最後には一抹の希望が感じられました。文字媒体でしか許されない表現が多々あるので、可能な限り原作に触れて欲しい作品です。

大谷亮平は既婚者でありながら「焼肉ドラゴン」の一家の三女・美花と秘めた恋を繰り広げる長谷川豊役を演じました

著者
鄭 義信
出版日

【映画原作】働くお父さんを裏で支える大谷亮平「パパのしごとはわるものです』(2018年)

学校の宿題でお父さんの仕事を、こっそり見学することにした「ぼく」。普段悪いことすると叱るお父さんは、嫌われ者の悪役レスラーでした。正義の味方に憧れる少年はショックを受けますが……。

悪者を演じる父親の姿に、正しい人間性が感じられる感動的な絵本です。原作は『BOYS BE…』で有名な板橋雅弘。絵本でありながら、親子の絆について切々と語られる名作です。

映画は『パパはわるものチャンピオン』のタイトルで、シリーズ2作目までの内容が映像化されました。大谷亮平が演じたのは、主人公・大村孝志の主治医でした

プロレスラーの棚橋弘至選手もおすすめしていた原作の絵本は、感受性が豊かなお子さまにぴったり。詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<パパが活躍する絵本6選!お父さんの読み聞かせにもおすすめの人気作・感動作>

著者
板橋 雅弘
出版日
2011-04-23

【映画原作】星座みたいな恋の三角関係『4月の君、スピカ。』(2019年)

勉強のできない少女・早乙女星が、定員割れの影響で超進学校に入ってしまうハプニングで物語は始まります。孤立した彼女は天文好きの大高深月と出会い、宇田川泰陽とともに3人で天文部に入りました。彼らは居心地のよい関係になるものの、やがて異性を意識しはじめたことから、微妙な三角関係に進展します。

原作は杉山美和子の同名少女漫画です。星に関係する名前を持った登場人物らによる、甘酸っぱい高校生活が人気となりました。天然な主人公の可愛さ、イケメン2人との微妙な距離感が心をくすぐる名作。原作ではセンシティブな場面も描かれるので、普通の少女漫画が物足りない人にオススメ。

大谷亮平は主人公にアドバイスする、気のよい購買のおじさんとして友情出演。短いながらも大人の魅力が感じられました。

4月の君、スピカ。 (1) (少コミフラワーコミックス)

2015/5/26
杉山 美和子
小学館

【映画原作】大谷亮平が不気味に映る『仮面病棟』(2020年)

深夜の田所医院へ、ピエロマスクの強盗がやってきます。女子大生・川崎愛美を誤射した強盗は、少しでも罪を軽くするため病院に担ぎ込んだのでした。その日、偶然当直だった外科医の速水秀悟は愛美を治療しつつ、ピエロと病院の隠された秘密に迫ってしまいます。

本作は知念実希人が2014年に発表した医療ミステリー小説です。作者が医師免許を持っているだけあって、病院関係の描写が非常にリアル。エンタメ性に富んだ作品なので、ミステリーに馴染みのない方でも楽しんで読めます。続編の『時限病棟』もオススメ!

大谷亮平は速水秀悟の先輩医師、小堺司の役でした。速水を当直に仕向けた張本人ですが、果たして強盗との関係は……?

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<小説『仮面病棟』を結末までネタバレ!病院の裏が怖くて面白い!映画化決定>

著者
知念 実希人
出版日
2014-12-05

【映画原作】シャチになった大谷亮平が厳しい現実を突きつける『恋するシロクマ』(2018年)

天敵のシロクマに出くわした迷子の子アザラシ。万事休すかと思いきや、孤独に育ったシロクマはやけに慣れ慣れしくて、食べるどころかアザラシ相手に求愛してくる始末。アザラシは仕方なくシロクマと行動しますが……。

本作は異種族かつオス同士の2匹による、風変わりなBLコメディです。種族間の違い、性別すら超越したシロクマの猛烈なアプローチが笑いを誘います。基本的にほのぼのした作風ですが、シロクマとアザラシのやりとりを通して、同性の恋愛や人種間問題についてハッをさせられることも少なくありません。本作を読めば、そうした偏見が少なくなるかも。

大谷亮平はアニメ映画版でペンギンから言い寄られるシャチを演じました。主人公コンビとは異なる異種族カップルの片割れで、シロクマにある決断を促します。

著者
ころも
出版日
2016-01-27

続いては、テレビドラマを原作とともに紹介していきます。

【テレビドラマ原作】明治の難事件が天才によって暴かれる『東京帝大叡古教授』(2016年)

宇野辺叡古は専門の法律政治に留まらず、人文科学にも精通する法科大学の天才教授です。そんな宇野辺が明治後期、東京帝大で巻き起こる連続教授殺人事件に挑みます。

本作は宇野辺の助手、安蘇藤太の視点で語られるミステリー作品です。日露戦争直後の時代性を反映した世界観で、犯人の動機、被害者の関係性などが鮮やかに描かれます。探偵役が文系、しかも明治という舞台設定が新鮮。読書好きの方ならきっとハマりますよ。

テレビドラマは時代を現代に置き換え、『叡古教授の事件簿』のタイトルで放送されました。大谷亮平は鑑識の1人、堂上達也役です。端役ですが堂々とした出で立ちが印象に残りました。

著者
門井 慶喜
出版日

【テレビドラマ原作】あっと驚く江戸町人のミステリー『出戻り侍』所収「深川売女宿」(2016年)

やけに気前のいい侍がいれば、女に頼るしかない不甲斐ない侍もいる。愛に命を賭ける娘がいたかと思えば、ケチな髪結いが痛い目に遭うことも珍しくない。泰平の街・江戸では騒動の代わりに、奇妙な事件が引っ切りなしに起こっていきます。

2016年のドラマ『男と女のミステリー時代劇』は、直木賞作家・多岐川恭の時代ミステリー短編集『出戻り侍』を元にして作られました。ほどよく読みやすい文体、それでいて江戸時代ならではの雰囲気たっぷりの作品。単なる時代劇のつもりで読むと、意表を突いた結末に驚かされます。

大谷亮平は第10話「深川お初」に登場する、銀二郎を演じました。女郎を買ったのに手を出さない、ミステリアスな役どころでした。

著者
多岐川 恭
出版日

【テレビドラマ原作】結婚観がガラリと変わるラブコメ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)

派遣切りの憂き目に遭った森山みくりは、父親の仲介で津崎平匡の家事代行業を紹介されました。体裁を気にした2人は利害が一致して、形だけの結婚を決意。あくまで仕事としての夫婦関係ながら、それが段々と本当の恋愛に……。

打算からはじまる異色のラブコメディ。2016年にテレビドラマ化された際、社会現象になるほど大ヒットしました。原作の海野つなみの同名漫画も、人気に押されて完結後の「その後」が描かれています。

大谷亮平は平匡の同僚・風見涼太として出演しました。風見涼太は結婚否定派として平匡とみくりに干渉しつつ、最終的に2人に影響されて心境を変えていきます。

著者
海野 つなみ
出版日
2013-06-13

【テレビドラマ原作】不倫し続ける欲求不満の女達『不機嫌な果実』(2017年)

結婚6年目の水越麻也子は、夫・航一との夫婦生活が上手くいってませんでした。彼女は欲求不満を解消するため、かつての恋人・野村と体を重ね、さらには若い音楽評論家・通彦とも関係していきます。結婚そして不倫。あまりにも奔放な、1人のオンナの情事が展開されていきます。

多大な賛否を生んだ問題作。本作は本来的な意味での恋愛とはほど遠い恋愛小説です。誠実な愛はなく、相手を尊重する思いやりもない。それでも成立する不可思議な男女の恋仲。あくまでフィクションですが、不道徳なやりとりにドキドキします。

大谷亮平は2016年のスペシャルドラマ版へゲスト出演しました。麻也子をはじめとする、不倫にハマった3人の女が次のターゲットに定めたダンディなイケメン役です

著者
林 真理子
出版日
2001-01-10

【テレビドラマ原作】LGBTの苦悩が悲劇を起こし、事件が混迷に飲まれていく『片想い』(2017年)

大学アメフト部の面々と旧交を温めた西脇哲朗は、帰る途中に同窓会へ出席しなかったマネージャー日浦美月と再会しました。様子のおかしい美月は自分がLGBTであること、そして殺人を犯したことを告白します……。

作者はミステリーの名手、東野圭吾です。今でこそLGBTへの理解が進んでいますが、約20年前の作品にメインテーマとして取り入れたのは慧眼と言う他ないでしょう。戸籍交換という大胆なアイデアのトリック、アメフトになぞらえたキャラの役割づけも素晴らしくて、読み返すたびに発見があります。

大谷亮平は同名テレビドラマで、記者の早田幸弘を演じました。かつての仲間である美月の殺人を知った彼は、友情よりも仕事を優先する……という現実的な役回りでした。

著者
東野 圭吾
出版日

【テレビドラマ原作】あなたの食べ方、本当に正しい?『目玉焼きの黄身 いつつぶす?」(2017年)

田宮丸二郎は自分が普通だと思い込んでる変わり者です。彼は食に対する奇妙なこだわりがありました。本作は二郎らが他人の食べ方と自分の常識を照らし合わせて、毎回新たな発見をしていく異色のグルメ漫画です。

原作はおおひなたごうの同名漫画。普通のグルメとは着眼点が異なり、美味しさや価値ではなく、徹底して食べ方の差異が描かれます。読んでいると二郎と同じように、自分の食べ方がマイナーだとわかったりして、非常に興味深く思えます。友達と共有してワイワイ騒ぐのも楽しいですよ。

大谷亮平は二郎の友人、服部龍峰を演じました。食べ方に悩む二郎に対して、第三者視点からアドバイスを送ったりします。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<ドラマ化漫画『目玉焼きの黄身いつつぶす?』の食べ方をまとめて分かること>

著者
おおひなたごう
出版日
2013-05-30

【テレビドラマ原作】夫婦関係が心に染みる6つの短編『我が家の問題』(2018年)

満たされてるはずなのに、なぜか家に帰りたがらない夫。会社の草野球でヤジを受ける夫を目にし、仕事振りに不安を覚える妻。本作は他人からはわからない、身内にしか気づけない各家庭の微妙な問題を描いたオムニバス短編です。

原作は奥田英朗の同名小説。サスペンスもスリルもありませんが、ちょっとした問題に挑む主人公の姿が微笑ましく、読み終わるとスッキリした気分になります。原作は6編の短編ですが、水川あさみ主演でドラマ化されたのはそのうち4編のみです。ぜひ映像化されてない話を原作でお楽しみください。

大谷亮平は第2話に出てくる仕事ができない夫、井上秀一役でした。世渡り下手の演技が見事で、憎めないキャラとファンに受け入れられたようです。

著者
奥田 英朗
出版日
2011-07-05

【テレビドラマ原作】死を賭して生と向き合う『命売ります』(2018年)

普通の会社員だった山田羽仁男は、ある日衝動的に自殺を計るも失敗。どうせ捨てる命ならと、彼は会社を辞めて「命売ります」と銘打った事実上のなんでも屋をはじめるのでした。

昭和の文豪・三島由紀夫の作品。三島由紀夫は割腹自殺でクーデター促した人物なので、著書も右翼的だと思われがちですが、それは晩年の話です。本作の場合は死を恐れない主人公が、吸血鬼の犠牲になったりスパイ合戦に巻き込まれたり、エンタメ性に富んだハードボイルド調の作品となっています。一貫して死の価値を問いかけており、今でも通じる面白さがあります。

大谷亮平はドラマ第5話に登場する依頼者。ブラック企業是正のため、過労死自殺するよう依頼する役でした。原作にないオリジナルですが、現代問題を鮮やかに風刺した名エピソードです。

著者
三島 由紀夫
出版日

【テレビドラマ原作】こじらせ女子の王道ラブストーリー『ラブリラン』(2018年)

南サヤカは交際経験0のこじらせアラサー女子。そんな彼女が憧れの鷺沢と初デートすることになるのですが……。気づけばなぜか、ほぼ面識のない同僚・町田翔平と同棲していました。主人公が空白の1ヶ月間の記憶を取り戻しながら、2人の男性の間で揺れ動くラブロマンス。

タイトルは「愛」と「やり直し(rerun)」を組み合わせた造語です。リア充化した1ヶ月間で、同棲した挙げ句破局寸前の同僚とやり直すのか?記憶喪失中に離れてしまった片想い相手と改めて添い遂げるのか?どちらをやり直すのかが見所。全2巻と読みやすいので、さくっと恋愛漫画を楽しみたい方にオススメです。

大谷亮平はテレビドラマで準主役の鷺沢亮介を演じました。包容力のある大人の男性像がハマり役でした。

著者
天沢 アキ
出版日

【テレビドラマ原作】文字マニアが事件の謎を読み解く『警視庁文書捜査官』シリーズ(2018年)

警視庁捜査一課には「資料保管室」と揶揄される、文書解読班がありました。普段は資料整理が主な業務ですが、事件で暗号や意味深なメッセージが見つかれば、班長の鳴海理沙警部補が華麗な分析と推理を見せていきます。

原作は麻見和史の推理小説シリーズ「警視庁文書捜査官」。科学捜査と本格ミステリーのいいところどりで、お堅い印象のタイトルに反した娯楽色の強い作品です。原作は登場人物の性別・配役が異なるため、テレビドラマ視聴者でも新鮮な気持ちで楽しめますよ。

大谷亮平はテレビドラマ版『未解決の女 警視庁文書捜査官』で、NPOのスポーツ職員・戸塚正秀を演じました。3億円事件をモチーフにした事件の当事者で、最終話においてキーパーソンとなります。

著者
麻見 和史
出版日
2017-01-25

【テレビドラマ原作】頼り甲斐のある大谷亮平が魅力『ラストチャンス 再生請負人』(2018年)

主人公の樫村徹夫はエリート証券マンでしたが、合併のゴタゴタに嫌気が差して退職。投資会社の山本知也の紹介である飲食会社の再建に携わるも、紆余曲折を経て直接社長として陣頭指揮することに……。

作者は銀行員経験のある江上剛。実体験をベースにした経済小説という点で、池井戸潤『半沢直樹』シリーズとテイストが似ています。本作の場合、勧善懲悪要素は薄めで、企業再建の実態がコミカルに描かれれるのが特徴です。はじめて経済小説を読む人にオススメ。人間関係の果てに訪れるラストが非常に爽快です。

大谷亮平はテレビドラマ版で山本知也役。表面的には軽いものの、なんだかんだ徹夫をサポートするナイスガイでした。

著者
江上 剛
出版日

【テレビドラマ原作】くじで結ばれた運命の赤い糸『結婚相手は抽選で』(2018年)

少子化が危機的状況になった日本。政府主導によって、強制的にお見合いさせる「抽選見合い結婚法」が可決されました。女性に縁がなかったオタク龍彦、訳ありの色男・嵐望、そんな嵐望にフラれたOL奈々、抽選相手に一目惚れする看護師・好美。抽選に振り回される、四者四様の恋愛模様が繰り広げられます。

架空の少子化対策法という切り口で描かれた、垣谷美雨の恋愛小説です。通常のラブストーリーはどこかご都合主義的ですが、強制お見合いの設定によって、コミカルかつリアルな男女の交流を描いているのが秀逸。恋の行方に思わずほっこりします。

大谷亮平は嵐望役でした。やや常識外れでちょっと残念なイケメン具合が、ダメンズ好きの女性視聴者の母性をくすぐったようです。

著者
垣谷 美雨
出版日

【テレビドラマ原作】決してなくならない詐欺の実態『老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体』(2019年)

高齢者を食い物にする詐欺の数々。オレオレ詐欺、振り込め詐欺など枚挙に暇がありません。筆者は常に一定数被害者を出し続ける当事者に接触し、社会問題化する詐欺の実態を暴いていきます。

2019年のドラマ『スカム』は、鈴木大介のノンフィクション『老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体』を元に、架空のストーリーが描かれました。原作ではドラマに登場するような、裏社会の人物による暴露が満載です。なぜ詐欺はなくならないのか?本作を通して読めば、その答えが見えてくるでしょう。

大谷亮平はテレビドラマに登場する詐欺グループの番頭、神部逸を演じました。主人公・草野誠実のボスで、悪人ながら一貫性のある行動が視聴者には好評でした。

著者
鈴木 大介
出版日

【テレビドラマ原作】弱小ラグビーチームの再建なるか!『ノーサイド・ゲーム』(2019年)

社会人ラグビーチーム「アストロズ」の立て直しおよび、赤字解消を目指すゼネラルマネージャーの物語。主人公・君嶋隼人は、経営戦略室の前線から左遷されてしまったサラリーマンです。ラグビー素人の君嶋がチームを改善し、信頼を獲得していく過程が痛快な娯楽作品。

原作は池井戸潤の同名小説です。主眼はチーム再建ですが、そこに社会人ラグビーの厳しい現実と会社内の派閥争いが挟まれ、どんどん引き込まれます。作者らしい勧善懲悪のラストは、わかっていても心地良く感じます。

大谷亮平は君嶋と学生時代の因縁がある、アストロズ監督・柴門琢磨役でした。チーム再建において技術指導の面で貢献しました。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<小説『ノーサイド・ゲーム』見所を紹介!左遷サラリーマンを大泉洋が熱演!>

著者
池井戸 潤
出版日
2019-06-13

【テレビドラマ原作】大谷亮平が恐怖のストーカーに襲われる『リカ』(2019年)

すべてが謎に包まれた自称看護師「リカ」。臆病で無害な女性……というのは表向きの話で、実際は性根の歪んだ思い込みの激しいストーカーです。一度誰かに好意を抱くと、徹底的に執着する異常者。本作はそんな彼女にまつわるホラーサスペンスとなっています。

原作は五十嵐貴久の人気シリーズ。物語の視点となる主人公は毎回変わりますが、恐怖の象徴としてリカが必ず出てきます。各巻で時間が前後しつつ、恐ろしいリカが、いかにして誕生したか克明に描かれます。テレビドラマ化されたのは既刊5巻のうち2巻分なので、映像を見て興味が湧いた方はぜひ原作をどうぞ!

大谷亮平は2019年のテレビドラマで、第1作の主人公・本間隆雄を演じました。興味本位で出会い系サイトを利用した結果、リカに目を付けられた哀れな被害者です。

著者
貴久, 五十嵐
出版日

【テレビドラマ原作】大谷亮平の寡黙で優しい大将が魅力『異世界居酒屋「のぶ」』(2020年)

中世ヨーロッパに酷似した異世界の地方都市、アイテーリア。そこで暮らす住民には、日々の疲れを癒やす憩いの場がありました。異世界に似つかわしくない、和風居酒屋「のぶ」です。

蝉川夏哉のライトノベルが原作。本作はなぜか異世界に繋がってしまった居酒屋で、気のいい大将と看板娘が異世界住人の悩みを解決していくグルメ作品です。日本では当たり前のお酒やおつまみに癒やされる、ほのぼのした作風が魅力。会話の端々から、徐々に世界情勢が見えてくるのも興味深いです。新しい職人や愉快な常連がたくさん出てくるので、テレビドラマが気に入った方なら文句なくオススメ。

大谷亮平はテレビドラマ版で主演。落ち着き払った矢澤信之を、大谷流のダンディさで魅せてくれました。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<小説『異世界居酒屋のぶ』の魅力を全巻ネタバレ紹介!2018年アニメ化!>

著者
["蝉川 夏哉", "転"]
出版日

【テレビドラマ原作】死体は雄弁に語る『監察医 朝顔』(2020年)

新人とは思えないほどの腕を持つ法医学者・山田朝顔。そんな彼女が解剖によって遺体の死因を探り、通常では見えない事件・事故の真実を解き明かしていきます。

本作は木村直巳の医療ミステリー漫画。朝顔の父親・万平はベテラン刑事で、彼の実地捜査と朝顔の科学捜査、両面から真相に迫る展開が熱いです。全30巻の長編作品ですが、人間ドラマとしても面白く、読み応えのある名作です。

大谷亮平は2020年放送のドラマ第2シーズンから登場する、若林を演じています。朝顔の先生・夏目茶子と旧知のようですが……?その正体をめぐって視聴者から様々な予想が立てられました。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『監察医朝顔』5つの見所ネタバレ!ドラマ化原作が面白い!登場人物も…>

監察医朝顔 1 (マンサンコミックス)

2006/04/28
香川 まさひと
実業之日本社

【ネットドラマ原作】アラサー女子それぞれの結婚観『東京アリス』(2017年)

色気より買い物命な主人公・有栖川ふうは、まもなく三十路を迎えるOLですが、将来をよそにブランドものを買い漁る始末。一方ふうとは10年来の付き合いがある仲良し同級生の桜川理央、円城寺さゆり、羽田みずほはそれぞれ恋愛を漫喫中でした。ひょんなことから4人で同居することになり、仕事や恋愛でも大きな変化が訪れます。

原作は稚野鳥子の女性向け漫画です。自由気ままに生きていたアラサー女子が、思いがけない出会いと体験によって、人生を謳歌するのが見所。波瀾万丈の展開には学ぶべきところも多く、主人公と同世代の女性なら共感もできて、心の底から楽しめること請け合いです。

大谷亮平はふうの上司・奥薗慎二役でした。誰にでも厳しい冷徹な男性ですが、ふうとの関わりで本心が見えてくる魅力的なキャラ。

著者
稚野 鳥子
出版日

【出演作品一覧】大谷亮平は映画やテレビドラマに引っ張りだこの人気俳優

■韓国映画

『神弓-KAMIYUMI-』(2011年)

『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014年)

■日本映画

『ゼニガタ』(2018年) 原作『ゼニガタ 深夜0時の闇金居酒屋』

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018年) 原作『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』 

『焼肉ドラゴン』(2018年) 原作『焼肉ドラゴン』

『パパはわるものチャンピオン』(2018年) 原作「パパのしごとはわるものです』

『4月の君、スピカ。』(2019年) 原作『4月の君、スピカ。』

『仮面病棟』(2020年) 原作『仮面病棟』

■劇場アニメ

『恋するシロクマ』(2018年) 原作『恋するシロクマ』

■テレビドラマ

『ソウルメイト』(朝鮮語版)(2006年)

『東京、天気雨』(朝鮮語版)(2008年)

『家に帰る道』(朝鮮語版)(2009年)

『ボクヒ姉さん』(朝鮮語版)(2012年)

『ヒーロー』(朝鮮語版)(2012年)

『追跡者 THE CHASER』(朝鮮語版)(2012年)

『九家の書』(2013年)

『果てしない愛』(朝鮮語版)(2014年)

『朝鮮ガンマン』(朝鮮語版)(2014年)

『華政』(2015年)

『ラヴソング』第5話(2016年)

『叡古教授の事件簿』(2016年) 原作『東京帝大叡古教授』

『男と女のミステリー時代劇』第10話(2016年) 原作『出戻り侍』所収の「深川売女宿」

『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年) 原作『逃げるは恥だが役に立つ』

『不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~』(2017年) 原作『不機嫌な果実』

『奪い愛、冬』(2017年)

『北風と太陽の法廷』(2017年)

『片想い』(2017年) 原作『片想い』

『目玉焼きの黄身いつつぶす?』(2017年) 原作『目玉焼きの黄身 いつつぶす?」

『我が家の問題』第2回(2018年) 原作『我が家の問題』

『三島由紀夫 命売ります』第5話(2018年) 原作『命売ります』

『ラブリラン』(2018年) 原作『ラブリラン』

『未解決の女 警視庁文書捜査官』第7話 - 最終話(2018年) 原作『警視庁文書捜査官』シリーズ

『ラストチャンス 再生請負人』(2018年) 原作『ラストチャンス 再生請負人』

『まんぷく』(2018年)

『結婚相手は抽選で』(2018年) 原作『結婚相手は抽選で』

『GHOSTTOWN』(2019年)

『スカム』(2019年) 原案『老人喰い:高齢者を狙う詐欺の正体』

『ノーサイド・ゲーム』(2019年) 原作『ノーサイド・ゲーム』

『家にはじめて行ってみた』(2019年)

『リカ』第2部(2019年) 原作『リカ』

『異世界居酒屋「のぶ」』(2020年) 原作『異世界居酒屋「のぶ」』

『監察医 朝顔』(2020年) 原作『監察医 朝顔』

■ネットドラマ

『東京アリス』(2017年) 原作『東京アリス』


いかがでしたか?大谷亮平の出演したドラマ・映画は、いずれも名作ばかりです。作品単体でも充分面白いですが、原作付きドラマ・映画は元の作品に触れることでより深く登場人物を理解し、世界観を楽しむきっかけになります。ぜひ今回ご紹介した作品を手に取って、大谷亮平の出演作を120%楽しんでください。