森山未來は難役をこなしてきた実力派!出演した実写化映画、テレビドラマの原作と見所を解説

更新:2021.2.9

実力派俳優としてテレビドラマや映画に出演するだけでなく、ミュージカルや舞台にまで活躍の場を広げている森山未來。ダンスで海外に留学していた経歴も有名な彼ですが、なんといっても魅力はその表情と声。映画『怒り』では、それまでの彼のイメージとは別人のような演技で驚かせました。この記事では、森山未來が演じた役柄と作品について紹介します。

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森山未來は俳優かついダンサー!プロフィールと映画『モテキ』ほか代表作を紹介

 

まずは、森山未來についての基本的なプロフィールから。誕生日は1984年8月20日で、2020年8月現在35歳の兵庫県出身です。

家族構成についてはほとんど明らかにされていませんが、実母が地元でダンススタジオを営んでいます。その影響で5歳からジャズやタップダンス、クラシックバレエにヒップホップを始めました。2010年3月に一般女性と結婚し10月には第一子が誕生しましたが、性別や名前は公表していません。

家族を公表しないことで守ろうとする姿勢もかっこいいですよね。

15歳の時に舞台『BOYSTIME』で本格的にデビューし、翌年単発ドラマ『TEAM2』に出演。ついで『さよなら、小津先生』で連続ドラマ初出演を果たします。この時、ド金髪のバスケ部員井本浩二を演じましたが、すでに非常に優れた演技を見せました。

2004年に出演した映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で映画各賞を受賞したことを皮切りに、次々と映画賞を受賞しています。2011年には『モテキ』に主演。この作品は興行収入22億円を超える大ヒットを記録しました。

引き続き映画賞の受賞など俳優として注目を集める傍ら、2013年10月から1年間、文化庁から任命された文化交流使としてイスラエルのダンスカンパニーを拠点に活動。通訳なしで過ごす様子はドキュメンタリー番組として放送され、真摯にダンスに取り組む姿勢が注目を集めました。

2019年11月からインスタグラムを開始し、ダンサー辻本智彦とのユニット「きゅうかくうしお」の名義でzoomを利用してライブをおこなうなど、積極的に発信しています。

デビュー当時から、共演者からの評価が大変高い森山。舞台『BOYSTIME』で共演した佐藤隆太とは、彼の主演作品に友情出演する関係。テレビドラマで共演した寺尾聰や武田鉄矢からは、演技や芝居への姿勢を絶賛されるほど。また、森山の大ファンであると公言する椎名林檎とも親密であることが知られています。

 

難役を数々こなすことができた理由とは。森山未來の魅力

 

森山未來の魅力は、とても一言では言い表せません。

つかみどころのない雰囲気、どんなキャラクターも演じることができる優れた演技力、役柄に合わせていかようにも外見を変えられるストイックさ、様々なアクションをこなすことができる身体能力……。そして、それらを支えるのは表現するということに対する彼の真摯な姿勢です。

多くの共演者が絶賛するように、演技や表現のためならどんなことでも我慢できるという森山。また、「演じる役柄に合わせて体験してみる」ということでも有名な彼は、『苦役列車』の撮影前には妻子と離れて狭い宿に1人で暮らしてみる、ということもおこなっていました

またどんな監督とも組むことができ、その現場の流儀に柔軟に対応することでも有名な彼。台本があってないようなものだった、という『サムライマラソン』の現場も楽しんでいたそうです。

そんな彼の素顔が垣間見える写真集が、2005年に発売されました。10代最後の夏を振り返ることができるフォトブックになっています。

まだ10代の森山未來が、初の主演映画『スクールデイズ』クランクインと同時に渡されたスケッチブックに心情を綴り、同じく渡されたポラロイドカメラで彼の視点から様々な写真を撮影。俳優として、様々な実験を行ってきた彼の若い感性がギュッと収められた写真集です。森山未來のファンなら1度は手にしたい1冊です。

 

著者
健, 半沢
出版日

【ライターおすすめ】森山未來が1番輝く『フィッシュストーリー』

 

森山未來の数多くの出演作品の中で、筆者が1番彼の魅力が光っていると思うのは、『フィッシュストーリー』です。

こちらは伊坂幸太郎による小説ですが、50ページという短さの中にたくさんの人の物語がギュギュっとつまった作品です。ミステリー小説の名手で知られる伊坂幸太郎らしく、いくつもの偶然が重なって奇跡が起きるという内容。

いくつもの時代を行ったり来たりしながら進む物語が、ひとつの結論に結びついてゆく展開は気持ちいいの一言です。

この映画で、森山は原作では「瀬川」という名前がついた「正義の味方」を演じています。短いシーンの中に、キャラクターのあたたかい人柄が感じられるシーンが詰まっています。

またアクションも多く、森山の身体能力の高さを存分に味わえる作品です。穏やかな口調と表情で客に接する一方で、本来曲がらない方向へ悪人の腕や脚をどんどんへし折っていくアクションには感動すら覚えます。

まだまだ若い頃の作品ですが、俳優・森山未來の可能性を感じさせる作品です。

ここからは、森山未來の出演作のなかから原作があるものを順に紹介していきます。森山未來という俳優がいかに難しい役どころもこなしてきたのかが分かるでしょう。『フィッシュストーリー』の紹介はこちらからどうぞ。

 

【映画原作】森山未來が高校生トリオとして青春を見せる『リボルバー』(2003年)

 

『鉄コン筋クリート』で有名な松本大洋の短編集に収められた作品。松田龍平が主演の『青い春』のヒットを受け、続編として『リボルバー 青い春』のタイトルで制作されました。

主演した3人の俳優の個性を活かし、前作よりも青春時代の不安定さをくっきりと描き出した作品になっています。

森山は主演3人のうち、孤高のサッカー部員タツトシを演じています。高校男子らしい「スゲエこと」をしたいという欲求を、荒々しくもコミカルに、みずみずしい演技で見せました。

この作品の見どころは、カメラワークの独特さと、主演の3人の魅力が存分に発揮された演出。玉木宏佐藤隆太とともに日本映画界になくてはならない存在となる3人が、若い時代に共演していることだけでも十分に見ごたえがあります。

原作は、細やかな描写で読者を物語の中に引き込む力のある作品となっています。松本大洋を知る上で、読んでおくべき作品と言えます。

 

著者
松本 大洋
出版日
1998-12-01

【映画原作】主人公の高校時代を不器用に演じた『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)

 

累計321万部以上を売上げ、何度も翻訳されて海外でも大人気の作品。片山恭一を一躍有名にした大ヒット作です。

高校生のカップルが病気によって引き裂かれてしまう結末なのですが、そこに至るまでの心理描写が秀逸な作品。残された主人公・サクは大人になり、過去と現在とが交錯しながら物語は進みます。現在のサクの気持ちが救われてゆくまでのプロセスは涙なくしては読めない作品です。

映画は同名タイトルで制作され、森山未來は主人公・サクの高校生時代を熱演。森山らしい不器用な表情がとても魅力的でした。

原作は、誰もが青春時代を思い出し、そしてこの美しい物語に涙せずにはいられない作品となっています。一見「青春恋愛小説」なのですが、その枠組みにとどまらない深みのある内容。映画のみならず漫画化、ドラマ化され、いずれも大ヒットした名作。1度は読んでおきたい作品です。

 

著者
片山 恭一
出版日

【映画原作】森山未來がタップダンスも披露!『スマイル 聖夜の奇跡』(2007年)

 

俳優・歌手としての顔が有名な陣内孝則の小説です。

北海道を舞台に描かれる物語で、プロのタップダンサーを目指すも膝のケガであきらめざるをえなかった小学校教諭・神國朝氏がアイスホッケーチームの監督に就任し、弱小チームを全国優勝に導いた実話をもとに書かれています。

森山未來は主人公の佐野修平を演じ、小学生相手に未経験のアイスホッケーを教えるという役どころ。幼少より学んできたタップダンスを披露するシーンもあります。また、この映画にはオペラ歌手・森公美子も出演しており、その歌声を披露するシーンがあるのですが、この歌唱シーンは圧巻。何度観ても勇気をもらえる作品に仕上がっています。

原作は、監督を務めた俳優陣内孝則の新たな一面を見ることができる作品になっています。

 

著者
陣内 孝則
出版日

【映画原作】自身の作品がきっかけで投獄されてしまう漫画家『20世紀少年』(2008年)

 

NHKの番組『漫勉』でも有名な浦沢直樹の代表作。なんと22巻にも及ぶ超大作で、続く『21世紀少年』と合わせると完結までに24巻が発行されています。

高度経済成長期後、オカルトブームが起こった日本を生きた少年たちが大人になり、かつて自分が書いた「よげんの書」のとおりに様々な事件が起こっていることに気づきます。彼らが事件を収束させようと奔走する物語です。

過去と現在、そして未来を行き来しながら進む物語で、実に浦沢直樹らしい伏線満載の作品。その張り巡らされた伏線が回収されてゆく最終盤は圧巻の展開です。

森山未來はこの映画化作品で、主要人物のオッチョと行動をともにする漫画家志望の青年・角田を演じています。舞台が未来になり、主人公の1人であるカンナを助ける役どころ。自分が描いた作品が事件の核心をついていたという出来事から投獄され、そこから脱獄・逃亡といったヘヴィな展開に翻弄されながらも、まっとうさを失わない角田を熱演しました。

原作のラストは映画とはまたひと味違い、映画と原作を見比べるのも楽しいです。

 

著者
[]
出版日

【映画原作】森山未來の軽快なアクションもおすすめ『フィッシュストーリー』(2009年)

 

伊坂幸太郎の映画化5作目となる作品で、『アヒルと鴨のコインロッカー』のスタッフが再集結したことでも話題になりました。

ある売れないロックバンド「逆鱗」の最後のアルバムをめぐって様々な時代に起きたいくつもの偶然が重なって、最終的には地球を救うという物語。伊坂幸太郎らしい鋭い視点で描かれる、人間の悲哀やおかしみ、優しさがつまった作品です。

森山未來はこの映画化作品で「正義の味方」として出演。シージャック犯から乗客を救出する役を演じています。原作では「瀬川」という名前が与えられたこの役はハイジャック犯に挑みますが、映画ではウエイターの役に変更されています。

皿に載ったアップルパイを持ったままアクションをする「正義の味方」の動きは素晴らしくキレがあり、観ていてスカッとすること間違いなしです。他にも原作とはいくつかの変更点がありつつ、伊坂幸太郎作品の魅力を存分に表現した作品に仕上がっています。

あっという間に読み終えられるボリュームながら、読後の満足感は伊坂幸太郎作品ならでは。彼の長編を読む前にぜひ読みたい作品です。

原作の詳細について気になった方は、こちらもぜひご覧ください。<伊坂幸太郎おすすめ文庫作品ランキングベスト17!

 

著者
伊坂 幸太郎
出版日
2009-11-28

【映画原作】森山未來の代表作といえばコレ『モテキ』(2011年)

 

映画公開前年にテレビドラマ化され、大ヒットしたことでも話題となった作品。

恋に臆病すぎる草食系男子の藤本幸世に突如やってきた「モテ期」を描いた作品で、彼が過去にすれ違ってきた女性たちとの再会と恋に奮闘する痛々しくも切ない物語です。
 

映画は前年に放送されたテレビドラマの1年後の世界を描いた物語。モテ期の後に実家暮らしをしていた幸世が再び上京して、新たな仕事に打ち込む中で出会った女性たちとの恋に奮闘します。

森山は、テレビドラマと同様に主人公・幸世を演じました。「ハンサムではないがなぜかモテる」キャラクターを原作の勢い十二分に表現しています。

原作は、久保ミツロウによる絵がきれいで女性でも読みやすい作品。展開は青年漫画らしい勢いがありますが、誰もが経験したことがある気持ちをよく表現した作品です。原作の詳細が気になった方は、こちらもぜひご覧ください。原作の魅力についてよく理解できます。

漫画『モテキ』の魅力をネタバレ紹介!映画、ドラマだけで終わらないで!

 

著者
久保 ミツロウ
出版日
2017-11-21

【映画原作】森山未來の七三分けがレア!『三丁目の夕日』(2012年)

 

1974年から2020年現在まで続く長期連載作品で、昭和の時代を生きた市井の人々の暮らしを綴った物語です。映画は三部作として制作され、森山が出演したのは三作目の『ALWAYS 三丁目の夕日'64』です。

森山未來が演じたのは、堀北真希演じる六子の結婚相手である菊地。森山にしてはめずらしく、ピシッと七三分けの髪型で臨みました。医師として利益ではなく人の喜ぶ顔が見たい、と奮闘する一方、流行に敏感な若者らしいキャラクターを好演しました。

原作は、独特のタッチで描かれるほんわかした雰囲気の人々の暮らしが共感を呼ぶ作品。物語全体を通して、家族とは何かを問いかけ、平和を大事にする西岸良平らしさにあふれた作品となっています。

 

著者
西岸 良平
出版日

【映画原作】社会に適応できない男の物語『セイジ』(2012年)

 

森山未來と西島秀俊が共演したことでも大きな話題となった作品。

原作は辻内智彦の『セイジ』と『竜二』という2編の小説で構成された本で、いずれも社会にうまく適応できない男の物語を描いています。『セイジ -陸の魚-』のタイトルで映画化されました。
 

大学生活最後の夏、自転車旅行に出た「僕」が出会ったドライブインの雇われ店長・セイジとの交流と、彼を観察することで生きるということを考える物語。生きることに不器用なセイジが見ていた世界とはどんなものなのかを考えさせられる作品です。

森山は大学生の「僕」を演じました。セイジを観察しながら様々な影響を受け、そしてその町で起きる凄惨な事件を体験します。訥々とした口調の「僕」が、何を見てどう感じたのかをくっきりと表現しています。

原作は「僕」の一人称で展開され、読者をその世界に惹き込んでいく力にあふれた作品です。「僕」が聞く、セイジの言葉を通して、「生きる」ということを考えさせられる作品となっています。

 

著者
智貴, 辻内
出版日

【映画原作】芥川賞受賞作を忠実に再現『苦役列車』(2012年)

 

芥川賞を受賞した作品。受賞時に作者・西村賢太が「風俗に行こうと思ってたんです」と言ったことでも話題となりました。受賞後、19万部を売り上げています。

父が性犯罪を犯したことで一家離散となった北町貫多が主人公。日雇い労働をしながら風俗と酒の力を借りて生き延びていく若者の苦悩を描いた作品です。

映画は原作に忠実に制作され、森山は主人公の貫多を演じました。読書が趣味だが日雇いの賃金は酒と風俗に消え、日雇労働に出る以外は「ザ・自堕落」な生活を送る貫多を好演。この役作りのために三畳一間の宿で掃除も断って生活したことは公開当時、大きな話題となりました。また、この作品で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しています。

 

著者
西村 賢太
出版日
2012-04-19

【映画原案】田舎の不器用な若者を森山未來が好演『往復書簡』から「二十年後の宿題」(2012年)

 

定年退職後の小学校教諭が、消息の分からない6人の教え子の行方の調査をかつての教え子に依頼するという内容。短い物語の中にいくつもの謎が散りばめられ、それがラストに向かって回収されていく湊かなえらしい作品です。
 

映画は『北のカナリアたち』というタイトルで制作され、とても短い物語の中に詰め込まれた人々の心情を見事に表現した作品に仕上がっています。

森山はこの映画化作品で、とある事件を起こす鈴木信人という人物を演じました。田舎町に暮らす不器用な若者を好演。言いたいことはあるのに言葉にするのは難しく、乱暴な行動で表現してしまう信人の繊細な気持ちを存分に表現しています。高い塔から落下するシーンもあるのですが、その鬼気迫る演技には手に汗を握ること間違いなしです。

 

著者
湊 かなえ
出版日
2012-08-02

【映画原作】森山未來がイエスの声を担当『聖☆おにいさん』(2013年)

 

中村光の漫画作品で、森山未來と星野源がイエスとブッダとして声優にチャレンジしたことでも話題となった作品。聖人なのに俗世で2人暮らしをする穏やかな日々を描いているのですが、このアニメ化作品は秀逸な仕上がりです。

森山は、普通のお芝居をしている時の表情も魅力的ですが、この作品で彼の声が非常に魅力的であることを世に知らしめました。通常のお芝居の時は、彼の声は少し硬い印象がありますが、この作品の声は非常に柔らかく、好奇心旺盛なイエスを見事に表現しています。

原作は、アニメと同様ほのぼのした物語。悪人が1人も出てこないというところも気兼ねなく読めますし、聖人が立川という俗世で「俗っぽく」生活するという視点がとってもユニーク。疲れた時にも癒される作品です。

 

著者
中村 光
出版日
2008-01-23

【映画原作】国連本部でのロケも見所『人類資金』(2013年)

 

『亡国のイージス』で知られる福井晴敏の小説で、阪本順治監督との再タッグが大きな話題となりました。

旧日本軍の隠し財産である「M資金」をめぐる陰謀を解き明かしていくサスペンス。今でも詐欺の題材としたなっているM資金に関する謎に引き込まれてしまう内容になっています。

海外ロケも多く行われた映画化作品では、国連の本部でも日本としては初めて行われたことでも話題になりました。森山はこの映画化作品で、謎の男Mの腹心の部下・石優樹を演じています。寡黙な男で、様々な外国語を操り、アクションシーンも多い難しい役どころ。森山の才能をあらためて感じる作品です。

原作は、福井らしいしっかりとしたサスペンスで、謎が謎を呼ぶM資金とそれを巡る様々な思惑と翻弄される感情を表現した作品になっています。

 

著者
福井 晴敏
出版日

【映画原作】森山未來が感情のスイッチの切り替えを見事に演じ切った『怒り』(2016年)

 

とある若い夫婦が惨殺された事件から物語が始まります。容疑者は逃走、事件から1年後に前歴不詳の男性が3つの場所にそれぞれ現れて、彼を愛す者、彼に影響を受ける者とともに過ごす物語です。

心の中に受け入れた人間を信じ切ることができるのか。信じるということはどういうことなのか、を問う物語で、ラストに向けての人々の心情表現が圧巻。

森山はこの映画化作品で、沖縄に現れる田中という人物を演じています。田中は穏やかでありながら、感情のスイッチが切り替わると豹変してしまうという難しい役どころ。普段の彼の穏やかな表情には噓がないように見えるのに、スイッチが切り替わった暴力的な彼の表情も真実だと感じさせられる圧倒的な演技力を見せています。

原作は、吉田修一らしいとても読みやすい文体で、不気味な事件を描写する冒頭から読者の心を鷲掴みにします。それぞれの場所で、それぞれ3人の男と出会う人々の小さな暮らしを大切に表現する物語には、色々なことを考えさせられます。吉田修一を知るのに、1度は読んでおきたい作品です。

 

著者
吉田 修一
出版日
2016-01-21

【映画原作】イギリスの映画監督が時代小説を映画化『幕末まらそん侍』(2019年)

 

「日本のマラソンの発祥」と言われる「安政遠足」を題材に、様々な事情を抱えて走る人々の悲喜こもごもを生き生きと描いた作品。
 

映画は『サムライマラソン』というタイトルで制作され、森山未來は安中藩主の娘と結婚する予定で野心家の辻村平九郎を演じました。この平九郎は、基本的には自分の野心のためにしか頑張らないのですが、中盤から幕府の刺客から藩を守るために戦うべくスイッチが切り替わります。ここに至るまでの平九郎の変化を見事に表現しています。また、外国人の監督が撮った時代劇、ということも注目ポイントのひとつ。既存の時代劇とぜひ見比べてほしい作品です。

原作はユーモアが散りばめられた作品。それぞれの立場でひとつの物事を見ているのですが、立場や思惑次第でこんなにも違って受け取れるのかとうなってしまう展開です。幕末の事情もよく分かり、長編ながら一気に読めてしまうため、時代小説初心者にもオススメの作品です。

 

著者
土橋 章宏
出版日
2015-06-13

【映画原作】穏やかなサラリーマンの森山未來が翻弄される『隠れビッチやってました。』(2019年)

 

作者・あらいぴろよ自身に起きた出来事を描いたコミックエッセイ。自己肯定感を満たすために男性の好意を集めることを楽しみに生きる女性を描いています。一見清純派なのに、やっていることはビッチであるあらいを、親友が「隠れビッチ」と呼んだことがタイトルとなっています。

森山未來はぴろよ=荒井ひろみの職場の上司で、ひろみに想いを寄せる男性・三沢を演じました。穏やかなサラリーマンぶりが意外なまでに似合っています。また、この作品には「肉食系男子」としてラーメンズの片桐仁が出演しているのも大きな見どころのひとつ。これまでの彼の出演作品にはなかったタイプの役どころです。誠実にひろみと向き合う森山と対極にある片桐仁の役も注目してほしいです。

原作はすらすら読めるコミックエッセイですが、父親からのDVや、自己肯定感の低さに悶えるあらいといったヘヴィな内容。虐待やDVを受けた人がどう生き延びていくのかということがよく分かる作品です。

 

著者
あらいぴろよ
出版日
2016-09-15

ここからは、テレビドラマの出演作を紹介していきます。

【ドラマ原作】心の病と向き合う心理カウンセラーの物語『サイコドクター』(2002年)

 

亜樹直が原作、的場健が作画を担当したコラボレーション作品。

心理カウンセラーの楷恭介が向き合うたくさんの患者との物語。様々な症状を抱えて現れる患者と出会い、その背景を探りながら丁寧に心の病を抱えた人々と向き合う様子を描いています。

森山はテレビドラマ化作品で、第5話に出演しています。演じたのは転落したバスに乗っていた高校生の斎藤大。家庭内暴力があり、心を病んでしまった難しい役どころを、見事に表現しています。

原作は、様々な精神疾患・心理状態を抱える患者と丁寧に向き合う楷自身も心に闇を抱えているというストーリー。心を病む人々を「患者」としてだけではなく「人」として大事に接する楷を丁寧に描いています。青年漫画らしいタッチで、心の病に関心がある人であればすんなりと読める作品です。

 

著者
["亜樹 直", "的場 健"]
出版日

【ドラマ原作】姉想いの高校生を森山未來が熱演『解夏』(2004年)

 

歌手としてだけでなく、噺家や小説家としても知られるさだまさしの短編集に収められた作品。

視力を失っていくベーチェット病を患うカメラマンの男性と、彼を懸命に支える小児科の医師となった女性の恋の物語。家族や友人たちの思いが織りなすあたたかい物語です。

映画は同タイトルで映画化され、テレビドラマは『月9 愛し君へ』とタイトルを変更して制作されました。森山未來はテレビドラマで、主人公の研修医・四季の弟である満雄を演じています。父親役である泉谷しげると取っ組み合いのケンカをしたり、姉の恋に反対する父親をいさめたりと姉思いの高校生男子をみずみずしく演じています。
 

原作は、短いながらも様々な人の思いがよく表現された作品です。さだまさしは歌のみならずトークが上手であることでも有名ですが、文章を書いても素晴らしい才能を発揮するのだと感心させられます。さだ個人の、人間へのあたたかな視線が感じられる作品です。

 

著者
さだ まさし
出版日

【テレビドラマ原作】タイムスリップした2人のそっくりな人物を演じた『僕たちの戦争』(2006年)

 

フリーターの健太と、特攻隊員の吾一とがそれぞれおたがいの時代にタイムスリップしてしまったことから始まる物語で、戦争と当時そこに生きた人々について考えさせられる作品です。同じく19歳で、容姿がそっくりの健太と吾一。それぞれ違いすぎる価値観の時代にタイムスリップして、その時代に順応しながらも元の世界に帰ろうと奔走しますが……。

テレビドラマは戦争を考える企画の一環で、スペシャルドラマとして放送されました。

森山未來は健太と吾一の2役を演じました。現代では上野樹里、過去では樹木希林と共演し、ちぐはぐな会話と時代の価値観に困惑したり嘆いたりしながら順応していく若い感性を表現しています。

原作は、風景が見えるかのような描写が素晴らしく、読者も登場人物と同じ場所にいるかのような感覚を覚えます。読みやすい文体で、するすると読めてしまう作品。書かれている内容決してライトなものではありませんが、それがかえって平和について考えさせるきっかけとなっています。

 

著者
荻原 浩
出版日
2016-08-04

【テレビドラマ原作】森山未來も家庭教師役で実写化に出演『ちびまる子ちゃん』(2007年)

 

さくらももこ本人の自伝的コミックで、主に小学生の頃の友人や家族との暮らしぶりが描かれた作品。長期連載され、アニメも長く放送されているので、アニメを見たことがある人は多いはず。

『まるまるちびまる子ちゃん』のタイトルでテレビドラマ化とバラエティー番組化され、森山未來は第12回にまる子の姉の家庭教師役で出演しています。
 

『ちびまる子ちゃん』は、個性豊かな同級生や、彼らとともに成長するまる子の様子、また彼女を見守る大人たちとのかけあいも大きな見どころ。実写化される時には「誰が誰を演じるのか」と大変話題になりますが、『まるまるちびまる子ちゃん』は、レギュラーメンバーが安定した演技を見せるゆえか安心して観られる内容でした。それぞれのエピソードをコミックスと比較してみるのも楽しいです。

 

著者
さくらももこ
出版日

【テレビドラマ原作】典型的な真面目教師を森山未來が『アンタ…〜俺を教師にしてくれたあの言葉』(2008年)

 

小学校教師として赴任した先で今村克彦が出会った少女との交流を通じて、「教育者」として生きることを決意するまでのエピソードをまとめた本です。今村は「ダンス集団今村組」を結成し、様々な悩みを抱えた子どもたちが笑顔で生き直しをする場所やきっかけを提供しています。本作ではかつて普通の小学校教師であった頃からの彼の原点が綴られています。

テレビドラマは『土曜プレミアム 夢の見つけ方教えたる!』として2回に渡って放送。森山未來は第1弾で、主人公・今村が担任のクラスの、隣のクラスの担任教師・木嶋健二を演じました。主人公・今村が大変カジュアルな風貌であるのに対して、木嶋はジャケットにきちんと整えられた髪型、そして黒縁メガネと真面目を具現化した風貌。真面目で穏やかな教師を好演しました。
 

原作は、気取りのない文体ですんなり読める内容です。今村の実体験を基にしているのもあって、共感しやすい1冊。教師を目指している人や、教師をしている人、また教育について関心のあるすべての人にオススメしたい作品です。

 

著者
今村 克彦
出版日

【テレビドラマ原作】超ダメ社員を森山未來がなぜ?と話題に『被取締役新入社員』(2008年)

 

「とりしまられやくしんにゅうしゃいん」という読ませ方が斬新なタイトルの本作品。

何をやっても失敗ばかりの鈴木信男という男性が、会社の社員全員の「はけ口」として採用され、重役待遇を受けながら「いじめられる」ことを仕事にしていく物語。しかし、ある時信男はある女性社員をセクハラから救出し、そこから人生が好転し始めてしまい……?採用当初の仕事からは失格しているが、社会人としては喜ばしい状態になってしまって葛藤する信男はどうするのでしょうか。

テレビドラマは同タイトルで制作され、原作とは少し異なる展開を見せます。森山未來はこのテレビドラマで主人公・鈴木信男改め羽ヶ口信男として新入社員を演じました。何をやってもとにかく失敗ばかりする、様々なトラウマティックな記憶を抱える難しい役どころを見事に演じています。

原作は信男が語り手となって進みます。とても読みやすく、あっという間に物語に引き込まれてしまいます。原作とテレビドラマを見比べるのもおもしろい作品です。


 

 

著者
安藤 祐介
出版日

【テレビドラマ原作】交流のある佐藤隆太との友情出演『ROOKIES』(2008年)

 

不良が教師との交流を通じて変わっていく群像劇のはしりといえばこの作品!

二子玉川学園高校に赴任してきた新人教師・川藤幸一と、今や不良のたまり場となったかつての名門野球部の面々との物語です。野球に関してはまったくの素人である川藤の熱意によって、野球部員のみならず周囲の人々が変わっていくプロセスが共感を呼ぶ作品。

テレビドラマは同タイトルで、キャラクターの設定をいくつか変更しながらも原作に忠実に制作されています。森山未來はこのテレビドラマの第1話と第2話に友情出演。原作では黒髪の張本琢己という生徒をド金髪で演じています。当時すでに20代半ばでしたが、不器用な高校生の役に違和感がないのも森山の演技力の賜物です。

原作は233回に及ぶ長期連載作品で、今も根強い人気を誇っています。原作の詳細が気になった方は、こちらもぜひご覧ください。

漫画『ROOKIES(ルーキーズ)』キャラの名言、ドラマのキャストを紹介

 

著者
森田 まさのり
出版日
2009-04-09

【テレビドラマ原作】太宰の名作を森山未來が実写化に成功『走れメロス』(2010年)

 

言わずと知れた太宰治による短編小説。

羊飼いの青年メロスが、妹の結婚式の準備のために訪れた町で暴君に苦しめられている民衆のことを知ります。王を殺すことを決意するも、あっけなく捕らえられてしまい、処刑が決定。妹の結婚式を見届けるまでの猶予を受けて、人質として親友を差し出すメロスは、妹の結婚式を行いに走る。彼は、期限までに戻って親友を助けることができるのか?

テレビドラマは『太宰治短編小説集 vol.2 走れメロス』というタイトルで制作され、メロスに森山未來、朗読に石田泯、他の登場人物にモロ師岡らがキャスティングされました。このテレビドラマは「映文連アワード2010」で高く評価され、準グランプリを獲得しています。

原作は教科書にも使われる不朽の名作。太宰治という作家を理解するために外せない作品のひとつです。原作の詳細が気になった方は、こちらもぜひご覧ください。

『走れメロス』のダメダメな3日間に密着!太宰治の名作の面白さを斜め読み!

 

著者
太宰 治
出版日

【テレビドラマ原作】一流商社に勤めるエリート役『贖罪』(2012年)

 

とある田舎町にできた足立製作所の工場と、田舎町には不似合いな豪奢な社宅に転居してきた少女が遺体となって発見されたことから展開する物語。

テレビドラマは『連続ドラマW 贖罪』として制作されました。森山は第1話に大槻孝博として出演。エリート御曹司であり、主要人物の1人・菊池紗英のお見合い相手という役どころ。お見合いの後に熱心にプロポーズをする様子が印象的でした。

原作は章ごとに主人公が入れ替わる独白形式で展開する物語。読者を引き込む力がある作品です。

 

著者
湊かなえ
出版日
2012-06-06

【テレビドラマ原作】江戸の放蕩息子の物語『夫婦善哉完全ら』(2013年)

 

一人前のぜんざいを二つの茶碗でいただくことからついた「夫婦善哉」。これをモチーフに織田作之助が書いた時代小説です。

化粧品問屋の放蕩息子と、親の反対を押し切って人芸妓となった女性とが恋に落ちたことから始まる物語。どうしようもない男と、彼を時に怒りながらも支える女性とが、「ほんまもんの夫婦」となっていく紆余曲折を描いた作品です。

テレビドラマは『土曜ドラマ 夫婦善哉』として制作されました。森山は主人公の1人・維康柳吉(これやすりゅうきち)を演じています。職業人として番頭に見放され、家族としても妹に呆れられ、父親には勘当を言い渡されるほどのダメ男。しかしどこか飄々としていて、実はいろいろ苦悩するつかみどころのない男を好演しました。

原作はテンポのよい文体で書かれていて、カタカナを効果的に用いて江戸っ子のきっぷのよさを表現しています。全体的に、読んでいて愉快な気持ちになる作品で、時代小説初心者にもオススメできます。最初にお伝えしたように一人前のぜんざいを分け合う気持ちが理解できる物語。

 

著者
織田 作之助
出版日
2016-08-27

【テレビドラマ原作】関西人のキャストのみで制作された『煙霞』(2015年)

 

大阪にある私立女子高の悪徳理事長を誘拐する2人の臨時教員。2人は正教員の資格を得ることが目的だったが、彼らをけしかけた黒幕の狙いは別のところにあった、という物語。

テレビドラマは『連続ドラマW 煙霞 〜Gold Rush〜』のタイトルで、原作の雰囲気をそのままに制作されました。森山は主人公の1人である美術講師の熊谷を演じました。関西人キャストのみで撮影された作品で、全編関西弁であることも注目ポイントです。生徒との会話のテンポなども、「熊谷」そのものの森山は必見です。

原作は、騙しあいが痛快な作品で、特に会話のテンポが小気味よい作品になっています。ハラハラするシーンもありますが、読後は清々しい気持ちになれる作品。明るいミステリー小説を読みたい人にオススメです。

 

著者
黒川 博行
出版日

【テレビドラマ原作】料理人の主人公を励ます誠実な役柄『みをつくし料理帖』(2017年)

 

全10巻が300万部以上を売り上げていることでも有名な作品で、コミカライズもされています。

大阪出身の料理人の澪が、江戸に出てきて文化や味の違いに悩みながらも、料理を通じて人々を幸せにしていく物語。途中、様々な妨害にあってへこたれることはありながら、周囲の人々に支えられて前向きさを取り戻す澪が魅力的な物語です。

テレビドラマは原作と同タイトルで制作され、森山はNHK版で澪と心を通わせる常連客の小松原(実は旗本の小野寺)を演じました。澪の料理をおもしろいと評価し、近く遠く彼女を励ます誠実な男性を好演しました。

原作は、料理人の物語とあって巻末には澪のレシピが掲載されるなど、作品の随所に出てくる料理を自分でも楽しむことができる仕掛けが作品の奥行きを広げています。原作の詳細が気になった方は、こちらもぜひご覧ください。

小説『みをつくし料理帖』の泣ける魅力をネタバレ!ドラマ化に続き映画化!

 

著者
高田 郁
出版日

【テレビドラマ原作】森山未來が『うしおととら』の魅力を実写化『このマンガがすごい!』(2018年)

 

なんと宝島社発行しているムック本が原作。2006年から毎年末に発売されており、様々な職種・年代の人々にアンケートを実施して、その集計を発表しています。『このミステリーがすごい!』『このライトノベルがすごい!』などのシリーズ展開でも有名ですよね。

ドキュメンタリードラマは同タイトルで制作され、ナビゲーターの蒼井優が各回に出演するゲストにインタビュー、あるいはディスカッションをおこなうドキュメンタリーパートとゲストが選ぶシーンを演じるドラマパートが融合した番組になっています。

森山未來はこの番組の第1回のゲストとして出演。藤田和日郎による『うしおととら』について語り、またドラマパートでは主人公の潮が暴走するシーンと、うしおの声などを演じました。潮の暴走する鬼気迫る演技が漫画の1コマとドッキングしたシーンは、興味深い仕上がりとなっています。

毎年発売されているこのムック本は、ランキングだけでなくレビューや漫画家へのインタビュー、注目作品の紹介などバラエティーに富んだ内容。その年の漫画界に何が起きたのかを理解することができ、漫画離れしていた人にもオススメです。

 

著者
『このマンガがすごい!』編集部
出版日

【出演作品一覧】森山未來が異彩を放ってきた、映画やテレビドラマ

【映画】

『リボルバー 青い春』(2003年) 原作『リボルバー』

『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年) 原作『世界の中心で、愛をさけぶ』

『スクールデイズ』(2005年)

『スマイル 聖夜の奇跡』(2007年) 原作『スマイル 聖夜の奇跡』

『百万円と苦虫女』(2008年)

『20世紀少年』(2008年) 原作『20世紀少年』

『20世紀少年』(2009年)

『フィッシュストーリー』(2009年) 原作『フィッシュストーリー』

『モテキ』(2011年) 原作『モテキ』

『ALWAYS 三丁目の夕日'64』(2012年) 原作『三丁目の夕日』

『セイジ -陸の魚-』(2012年) 原作『セイジ』

『苦役列車』(2012年) 原作『苦役列車』

『北のカナリアたち』(2012年) 原案『往復書簡』から「二十年後の宿題」

『聖☆おにいさん』(2013年) 原作『聖☆おにいさん』

『人類資金』(2013年) 原作『人類資金』

『怒り』(2016年) 原作『怒り』

『Vision』(2018年)

『サムライマラソン』(2019年) 原作『幕末まらそん侍』

『隠れビッチやってました。』(2019年) 原作『“隠れビッチ”やってました。』

『オルジャスの白い馬』(2020年)

【テレビドラマ】

『TEAM 2』(2001年)

『さよなら、小津先生』(2001年)

『サイコドクター』第5話(2002年) 原作『サイコドクター』

『最後の弁護人』 第9話(2003年)

『WATER BOYS』(2003年)

『ほんとにあった怖い話 「最後の買い物」』(2004年)

『月9 愛し君へ』(2004年) 原作『解夏』

『月9 ラストクリスマス』(2004年)

『月9 危険なアネキ』(2005年)

『僕たちの戦争』(2006年) 原作『僕たちの戦争』

『役者魂!』(2006年)

『まるまるちびまる子ちゃん』(2007年) 原作『ちびまる子ちゃん』

『おじいさん先生』(2007年)

『土曜ドラマ 刑事の現場』(2008年)

『土曜プレミアム 夢の見つけ方教えたる!』(2008年) 原作『アンタ…〜俺を教師にしてくれたあの言葉』

『被取締役新入社員』(2008年) 原作『被取締役新入社員』

『ROOKIES 』第1話・第2話(2008年) 原作『ROOKIES』

『土曜ドラマ リミット -刑事の現場2-』(2009年)

『その街のこども』(2010年)

『太宰治短編小説集 vol.2 走れメロス』(2010年) 原作『走れメロス』

『ドラマ24第20弾特別企画 モテキ』(2010年)

『塀の中の中学校』(2010年)

『浮世絵で旅する東海道中膝栗毛』(2011年)

『連続ドラマW 贖罪 』第1話(2012年) 原作『贖罪』

『土曜ドラマ 夫婦善哉』(2013年) 原作『夫婦善哉完全ら』

『連続ドラマW 煙霞 〜Gold Rush〜』(2015年) 原作『煙霞』

『宮崎のふたり』(2016年)

『稲垣家の喪主』(2017年)

『みをつくし料理帖』(2017年) 原作『みをつくし料理帖』

『みをつくし料理帖スペシャル』(2019年)

『このマンガがすごい!』(2018年) 原作『このマンガがすごい!』

『大河ドラマ いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年) 

今回は、森山未來が出演している作品を原作があるものを中心にお伝えしてきました。原作の雰囲気は大事にしつつも、新しい切り口で作られた作品ではまったく新しい表現を模索していますし、その姿勢には感動すら覚えます。ぜひ森山未來の出演作品と原作を見比べて、彼がどんな風に作品に取り組んできたのかを感じてみてください。

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