追求し続ける俳優・玉木宏。実写化した映画、テレビドラマの原作作品の魅力を紹介

更新:2021.11.29

テレビドラマや映画の第一線で活躍し続けている玉木宏。『のだめカンタービレ』の千秋や朝ドラの新次郎などのハマり役で女性を虜にしています。また役へのこだわり、芝居に対する姿勢が彼の人気を支えているのです。 この記事では、玉木宏が演じた役柄と作品について紹介します。

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玉木宏のプロフィールを紹介!『のだめカンタービレ』や『GTO』などイケメン俳優の軌跡

 

1980年1月14日生まれ。2020年7月現在40歳です。

中学3年生の時に見たドラマが俳優を志すきっかけとなりました。現在所属するアオイコーポレーションの社長にスカウトを受け、1998年にドラマ『せつない』でデビューします。

2001年の『ウォーターボーイズ』で注目を浴び、ドラマや映画などの出演が徐々に増えていきました。

特に2006年は『のだめカンタービレ』の大ヒット、『ただ、君を愛してる』の主演、NHK大河ドラマの初出演など飛躍の年。そして翌年にはエランドール賞新人賞を受賞し、人気俳優の地位を固めます。

テレビドラマに多く出演し、『のだめカンタービレ』のほか『GTO』『きょうは会社休みます。』など大ヒット漫画を原作とする作品から、時代劇・ミステリーまで幅広く活躍する俳優となりました。

身長は180㎝と高身長でスタイル抜群。役によって大きく変える髪型も印象的です。ワイルドな金髪スタイルからツーブロック、ロングヘアまで役柄に合わせて変えています。

また、甘くて低い声も魅力の1つ。イケメン俳優として多くの女性から人気を得ています。一方で共演者からはいたずら好きとの声も多く、お茶目な部分も女性の心をつかんでいます。

同世代の芸能人にはタレントの上地雄輔や俳優の高橋一生も。私生活では2018年に結婚していて、嫁は女優の木南晴夏です。

 

ブレイクを超える俳優。芝居を追求し続ける姿勢こそ、玉木宏の魅力

 

イケメン俳優として知られる玉木宏は、40代に突入してもなお第一線で活躍し続けています。それはなぜなのでしょうか?答えは彼のブレイク作品にありました。

2006年に大人気少女漫画を原作にした『のだめカンタービレ』が大ヒットします。そこで千秋役の玉木宏は一気にブレイクしました。

彼が演じた、負けず嫌いで完璧主義者の千秋は、まさに漫画の世界から飛び出してきたよう。そして少女漫画のヒロインの相手役というポジションや、オーケストラの指揮をする姿はかっこいいの一言。この千秋役は、玉木宏が多くの人々に認知されるきっかけとなりました。

この作品に出会ってから仕事量が一気に増え、環境が一変したそう。そして30歳を迎える頃、芝居や俳優という仕事に対する姿勢が変わりました。

「ブレイクは必ず波があるもの。芝居は答えがない分、やりがいがある」という認識に。また、「過去の作品を壊すぐらい新しいものをつくっていかなければならない、もっと追求する必要がある」と考えたそうです。

その結果、シリアスな役からコミカルな役までこなし、幅広い作品で活躍する玉木宏へとつながりました。2020年に40代の大台に乗った玉木宏は、また俳優としての新たなステージへ一歩踏み出そうとしています。

そんな玉木宏の素顔を見たい方は、彼思いを写真と文章で表現したこちらの写真集もおすすめです。

 

【ライターおすすめ】玉木宏が1番輝く!女性たちを虜にする新次郎を演じた『あさが来た』

 

2015年のNHK連続テレビ小説です。幕末から明治にかけて活躍した女性実業家の物語。

波瑠が演じるおてんば娘・あさが、新次郎との結婚、炭坑経営や女学校の設立などを通して成長し、男性社会でたくましく生きる姿を描いています。

この作品は21世紀の朝ドラのなかでも23.5%と最高平均視聴率を記録しました。反響が大きかったのは主人公のあさだけではありません。玉木宏演じる新次郎も多くの人から支持されました。

彼は苦しい時そばに居てくれて、妻のことを必死で考え、柔軟さを持ちながら芯の強さもある男性です。ヒロインを支える理想の旦那を演じた玉木宏は、多くの女性たちを魅了しました。

ヒロインだけではなく他のキャラクターたちにも魅力を感じるこの作品は『小説 土佐堀川』が原作です。このように原作がある玉木宏の出演作を、ここからは一気に紹介していきます。本作の原作紹介は、こちらからご覧いただけます。

 

【映画原作紹介】ホラー満載の玉木宏映画初出演作!『クリスマス・イヴ』(2000年)

 

岡嶋二人によるサスペンス。特徴的な作者名ですが、実は共作筆名で徳山諄一と井上泉の2人で手掛けました。共同執筆ということで、ワンパターンにはまらない多様さがこの著者の作品の魅力です。

事件は雪山で起こります。クリスマスパーティに招待された男女2人が山奥の別荘を訪ねると友人の死体を発見しました。そして殺人鬼から必死に逃れる様子を描いています。

2000年に映画化され、玉木宏の映画初出演作となりました。小坂展高という男性を演じています。グロテスクな場面も見られ、さらに恐怖を体感してしまいます。

読み終えた後どっと疲れるほどホラー要素満載。少し違った作風の岡嶋作品を読みたい方におすすめです。

 

【映画原作紹介】玉木宏の人気のきっかけとなった『ウォーターボーイズ』(2001年)

 

シンクロナイズドスイミング(現在はアーティスティックスイミング)をテーマに、男子高校生がくり広げるスポ根作品です。 

水泳部の部員は鈴木だけでした。佐久間という美しい女性教師が顧問になり、部員が急増したものの、彼女はシンクロをすると言い出します。すると鈴木含め少数の男子部員たちが残りました。発表の場である文化祭に向けて練習を始めていきます。

2001年に映画が制作され、さらに2年後テレビドラマも放送されます。玉木宏はこの作品により名を広めました。部員の1人、佐藤勝正を演じています。さらに魅力なのがアフロヘアのユニークな玉木宏が見られることです。

原作は矢口史靖監督自身によるコメディで、男子高校生たちの青春に爽快感を感じられる小説です。

 

【映画原作紹介】江戸の職人の友情と成長を描いた『さぶ』(2002年)

 

山田周五郎による友情を描いた小説です。 
 

舞台は江戸。さぶと栄二は親友で同じ職場で働いていました。ある日、栄二は盗みの罪に問われ、「人足寄場」で懲役します。この事件で人間不信になってしまう栄二ですが、さぶや周りの人々に支えられる心温まる物語です。

2002年にドラマ化、大反響の末に未放送のシーンをくわえて劇場公開されました。藤原竜也が栄二、妻夫木聡がさぶを務めます。玉木宏は金太という町人役で出演していて、少しのセリフですが存在感を放っていました。

さぶや栄二の友情ももちろんですが、おすえやおのぶなど周りの人々の心情も描かれていて、人情の大切さがわかる作品です。

 

【映画原作紹介】彼女への包容力ある役柄『群青の夜の羽毛布』(2002年)

 

大学生の鉄男はある女性に惹かれます。彼女はさとるといい、不思議な雰囲気を持ち合わせていました。彼女は家族との関係に問題を抱えていて、精神的に不安定だったのです。 

鉄男とさとるの恋を描くと同時に、家族とは何か考えさせる山本文緒の小説です。

2002年に映画となり、鉄男を玉木宏が演じました。さとるへの愛が演技を通して伝わってきます。包容力も感じる役柄が魅力といえます。

「毒親」が1つのキーポイントとなった本作。作者の不思議な世界観も味わえます。この作品を読むと、当たり前だと考えていた日常生活が幸せに感じるかもしれません。

 

【映画原作紹介】男の生きざまがかっこいい『アメイジング・グレース』(2003年)

 

俳優でもある陣内孝則の実話をもとにした自伝小説です。後に『ROCKERS』として映画化されました。 
 

彼が所属していたTH eROCKERSの結成までやメンバーについて描かれています。メンバーの1人であるギタリストの谷信雄は1996年に亡くなってしまいましたが、語りかけるように彼との友情や思いを綴っています。

映画ではライブシーンにもこだわっており、圧倒される迫力もあって観客のように楽しめる作品となっています。玉木宏は谷信之の役を見事オーディションで勝ち取りました。ギターを弾くかっこいい姿を見せています。

笑いあり涙ありのストーリーでTH eROCKERSのファンはもちろん、男性の方にもおすすめの小説です。

 

【映画原作紹介】ブレイク前に映画で初主演を飾った玉木宏『雨鱒の川』(2004年)

 

本作は川上健一の小説を実写化した、切ないラブストーリー。舞台は自然が雄大に広がる北海道。釣りと絵を描くことが好きな少年・加藤心平と、幼馴染で耳に障害のある少女・高倉小百合はお互い初恋の相手です。 
 

そんな2人の恋模様を描いた初恋小説です。

玉木宏は心平役で映画初主演を果たしました。まだブレイク前の初々しい彼の演技はとても新鮮です。葉加瀬太郎が初めて映画音楽を手掛けていることも注目されました。

映画とともに小説も文章で描写された画が美しいのが特徴。北海道の雄大な自然とともに小百合と心平の繊細な恋心が描かれており、故郷に帰ったような伸びやかさも感じられます。

 

【映画原作紹介】人格の変化に戸惑う演技『変身』(2005年)

 

東野圭吾のミステリー。事故に遭った成瀬純一は世界初の脳移植を受けることになります。しかし、術後に純一自身に変化が現れます。それは徐々に別の人格がつくられていくことでした。 
 

彼が人格の変化の恐怖に迫られ、ドナーの正体をも突き詰めていきます。

2005年の映画化では、人格の変化に苦しめられる純一を玉木宏が見事に演じ切りました。蒼井優が演じる純一の彼女にも注目です。

原作の小説は発行部数125万部を超える人気作。映画だけではなくテレビドラマにもなっています。主人公の恐怖を生々しく描いている点も魅力です。東野圭吾の作品のなかでも違った作風のミステリーを読みたい方におすすめです。

 

【映画原作紹介】『ただ、君を愛してる』として大ヒット『恋愛寫眞―もうひとつの物語』(2006年)

 

大学生の誠人は持病の薬の臭いが原因で人と少し距離を置いて生活していました。そんな彼が大学生と思えないほど幼い静流と出会い、友達になります。誠人が大好きだった写真撮影を通して仲良くなりました。 

静流は誠人のことが好きですが、彼には片思いの女性がいました。そして、静流は突然姿を消してしまいます。

2006年に『ただ、君を愛してる』として映画化されました。玉木宏は誠人を演じています。大人しい青年で、写真を撮る時の生き生きとした姿がとても魅力的です。

『いま、会いにゆきます』など恋愛小説の傑作を次々と執筆する市川拓司。登場人物の言葉一つひとつが胸に刻まれます。悲しい結末を迎えますが、同時に心安らかになれる作品です。

 

【映画原作紹介】登山や報道の現場を知ることができる『ミッドナイトイーグル』(2007年)

 

高嶋哲夫の小説です。北アルプスに米空軍のステルス爆撃機が堕ち、そこに居合わせた報道カメラマンの西崎が写真を撮ります。一方で、記者の松永慶子は東京の基地に潜入している北朝鮮の工作員を探ります。 
 

2つの事件は繋がっていないようで実は関係がありました。そして国際的な問題へと発展していきます。

映画では西崎を後輩として慕う落合信一郎を玉木宏が演じています。過酷なロケで精神的にも肉体的にもきつかったと語っています。

厳しい自然や山岳の様子などスケール大きく映し出す映画と同様に、小説では胸に迫る文章で表現されています。 登山だけではなくジャーナリストの現場を知りたい方、興味のある方にもおすすめの作品です。

 

【映画原作紹介】アイスホッケーに打ち込む青春の物語『スマイル 聖夜の奇跡』(2007年)

 

監督・陣内孝則による青春小説。少年・昌也が北海道のアイスホッケーチームに入部します。それはド素人の監督・修平が率いる「スマイラーズ」という超弱小チームでした。 
 

初恋の相手・礼奈が病に倒れ、元気を取り戻すべく昌也は仲間と監督とともに道大会優勝を狙います。

2007年に映画化されました。スピード感溢れるホッケーシーンも見物の映画です。友情出演の玉木宏は修平の同僚で小学校の先生です。役名も「玉木」。

陣内が8年もの時間を掛けて制作した作品。アイスホッケーに熱中する少年たちや淡い初恋にはどれも涙なしには見られない物語です。アイスホッケーチームがくり広げる青春の感動を楽しみたい方におすすめです。

 

【映画原作紹介】『KIDS』(2008年)

 

タケオはシホという女性が働く店に行くのが好きな青年。子どもの頃に父親に傷つけられた過去がありました。人の傷を自分の体に移す能力を持つアサトと出会います。 

アサトが自分を傷つけてまでその能力を使うにはわけがありました。お互いに傷を持つタケオとアサトがくり広げるファンタジーです。

2008年に映画化され、タケオを玉木宏が演じています。タケオはケンカが強い反面、シホの店のアボカドバーガーが好きという一面もある青年です。

乙一による短編『傷‐KIZ/KIDS』のノベライズ小説です。青年たちの繊細な心情が入り混じり、最後には少しの希望が感じられます。

 

【映画原作紹介】玉木宏の役柄をオリオン座に重ねた『雷撃深度一九・五』(2009年)

 

池上司による小説で、時代は太平洋戦争末期。原爆を運ぶ帝国海軍イ58潜水艦の事件をもとに執筆されました。倉本艦長は敵国のアメリカ海軍重巡洋艦インディアナポリスのマックベイ大佐に戦いを挑みます。2009年に公開された『真夏のオリオン』の原案となりました。 

映画では倉本いずみのもとにある1通の手紙が届き、元乗組員・鈴木勝海から戦いの話を聞きます。またその戦いを率いたのは彼女の祖父である艦長の孝行でした。

玉木宏はこの倉本孝行を演じています。終戦間際に本土防衛の最後の砦となった艦隊で、彼はとても船員思いの艦長でした。

死を覚悟して戦う船員や艦長の姿に緊張感を覚えます。また、戦いの描写では経験したことがない衝撃や状況が伝わってきます。戦争について知りたい方、艦長たちの心理戦を楽しみたい方におすすめです。

 

【映画原作紹介】玉木宏が殺人鬼を演じた『MW』(2009年)

 

手塚治虫による過激な漫画作品。結城はエリート銀行マンですが、連続凶悪犯罪者として裏の顔がありました。 彼は罪を犯すと度々協会を訪れ懺悔します。驚くことにその協会の賀来神父と肉体関係を持っていました。

実は結城と賀来は15年前の事件で出会っていました。そして秘密化学兵器「MW(ムウ)」が彼らの過去を握っているのです。

2009年に『MW-ムウー』として映画化されました。凶悪犯の顔を持つ結城を演じる玉木宏。次々と人を殺す過激な役は初めてで、彼自身のイメージを覆した作品になりました。

『鉄腕アトム』『ブラックジャック』などを生み出した日本を代表する漫画家・手塚治虫。彼のまた違った作品を味わいたい方におすすめです。

 

【映画原作紹介】男女逆転大奥でエリート美男子に扮する玉木宏『大奥』(2010年)

 

二宮和也主演の映画『大奥』の原作で、男女逆転した江戸時代の大奥の物語です。 
 

徳川家光の時代に男子に感染する謎の病が流行し、男性の人口が減っていました。そのため大奥には美男子が集められ、将軍が女性という女性社会でした。貧乏な家庭で育った水野を主人公に男性の大奥の世界が描かれています。

映画では玉木宏は松島という大奥にいる美男子を演じています。大奥の総取締役である藤波とのラブシーンにも挑みました。

よしながふみが手掛けたこの漫画は様々な賞を受賞し、海外からも高い評価を得ています。少し変わった歴史作品を読みたいという方におすすめです。原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

よしながふみ作の漫画『大奥』を最新16巻まで徹底考察!時代別の魅力とは?

 

【映画原作紹介】ファンタジー小説の映画化にカメオ出演『プリンセス・トヨトミ』(2011年)

 

万城目学によるファンタジー小説です。「鬼の松平」こと松平元、鳥居忠子(原作では鳥居忠)、旭ゲーンズブールは優秀な会計検査院の調査官です。

大阪の社団法人OJOを調査していると400年にも渡る「大阪国」の秘密を知ってしまいます。  その「大阪国」でくり広げられる物語です。 

2011年に映画化され、玉木宏はカメオ出演しました。あんちゃんという大阪城の真下でたこ焼き屋を営む男性を演じています。彼は万城目学による『鹿男あをによし』が原作のドラマにも出演しています。

大阪を舞台に一人ひとりの登場人物の個性が際立つことが1つの魅力。ハチャメチャで引き込まれるよな物語を味わいたい方におすすめです。

 

【映画原作紹介】玉木宏演じる新聞記者が世論を動かす『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011年)

 

戦争下で活躍した司令官・山本五十六について作者の半藤一利が語った1冊。 
 

彼は海軍として真珠湾攻撃を計画し、ミッドウェー海戦まで指揮しました。戦死してしまいますが、彼の思想は自衛隊の方針にも引き継がれています。

2011年に映画化され、役所広司が五十六を務めて話題になりました。玉木宏は真藤利一という新聞記者で出演しています。利一は口数の少ない人物ですが、山本五十六をとおして世論を動かそうとする男性です。戦争についての重要な語り手となっています。

海軍司令官と同時に戦略家として歴史に名を残した山本五十六。彼の選択や決断が客観的に見られる書籍で、また五十六を知らない方にもわかりやすく読んでもらえます。

 

【映画原作紹介】勝海舟の時代を玉木宏をとおして楽しく学ぶ『思いあがりの夏』所収「名残の雪」(2014年)

 

2014年の映画『幕末高校生』の原案となった物語です。SF作家として有名な眉村卓が手掛けた『思いあがりの夏』に取収されています。 
 

映画では主人公の教師が幕末の時代へとタイムスリップします。勝海舟と出会い、何か歴史を変えられるのではないかと歴史に関わっていきます。

玉木宏が勝海舟を演じました。人間らしさを出す演技をし、よりエンターテイメントな作風をつくり上げました。

『名残の雪』でもタイムスリップし歴史の世界へと入り込む物語です。ワクワクした冒険を本で楽しみたい方、歴史に触れたい方におすすめの作品です。

 

【映画原作紹介】ビジネス書としてもためになる実話『出稼げば大富豪』(2015年)

 

バリ島に住む大富豪・丸尾孝俊の実話をもとにした物語です。主人公のクロイワは大学院生で起業に失敗し、バリ島へと旅行しました。 
 

その時に大富豪の兄貴に出会います。元暴走族でベンチャー企業を設立すると大儲けしました。そんな兄貴の成功を学ぶためクロイワは弟子入りします。

この作品を原案として2015年に『神様はバリにいる』がつくられました。玉木宏は兄貴を慕う眼科医・リュウで出演しています。兄貴のある言葉をきっかけに兄貴を尊敬するようになりました。

著者であるクロイワ・ショウのノートから始まったこの作品。あっと言わせるような兄貴の考え方を知り、金持ちになれる方法を学ぶことができます。成功者の考え方を知りたい方におすすめの1冊です。

 

【映画原作紹介】堂本光一とのコンビで事件を紐解いていく『星籠の海』(2016年)

 

天才探偵・御手洗と石岡のコンビが瀬戸内の死体についての謎を暴きます。ある日、瀬戸内の小さな島に死体が次々と流れ着く話を聞いた御手洗は現場へと向かいます。そこで御手洗は古から栄えた港町・鞆(とも)が関係していると考えますが、複数の異なる事件が勃発していることに気づきます。 
 

2016年に『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』として映画化されました。御手洗を玉木宏が演じていて、膨大なセリフも見事にこなしています。

島田荘司による御手洗潔シリーズは総部数550万部を超える大ヒット作品です。御手洗と石岡の会話のテンポがよく、事件の謎が理解しやすいです。

シリーズなかでも特にスケールの大きい作品を読みたい方におすすめです。そのほかの御手洗シリーズの詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

「御手洗潔」シリーズのおすすめ推理小説ランキングベスト5!

 

【映画原作紹介】人を守るための殺人とは『悪と仮面のルール』(2018年)

 

殺人、人間の悪に迫った作品です。少年は女の子を守るために殺害を実行しました。そして少年は行方をくらまします。 

大人になった少年は顔を変え、他人になりすまします。それはホステスとして働く彼女を守るためでした。

2018年に映画化を果たし、主演は玉木宏。この少年を演じています。彼は早くに殺人を犯し、孤独で悪に染まった人間になっていました。玉木宏は、その壮絶な人生ゆえの繊細さを引き出す演技を披露しています。

殺人や悪と同時に愛をテーマにしています。殺人をしたもののそれはすべて愛を貫くためでした。

中村文則による小説で、主人公の葛藤や大切な女性への愛が綴られています。

 

【映画原作紹介】東野圭吾がデビュー30周年を迎えて『ラプラスの魔女』(2018年)

 

東野圭吾によるミステリー小説です。別々の温泉地で硫化水素による死亡事故が2件起きました。青江修介教授が事件の謎を解き明かすために事件現場に調査に向かいます。 

しかし、どちらの現場でも羽原円華という少女を目撃し、謎の力を知ってしまいます。

2018年に映画化され、櫻井翔が主演を務めました。この不可解な事件を追う、刑事の中岡祐二が玉木宏です

この小説は科学的要素も含まれていて、小さなストーリーが散りばめられています。しかしのちにすべて繋がっていく展開が魅力の1つ。

東野圭吾のデビュー30周年を迎えて書かれた『ラプラスの魔女』は、彼の新しいミステリーの創作意欲を感じられる1冊です。

 

【映画原作紹介】自国の防衛について考えさせられるリアルな漫画『空母いぶき』(2019年)

 

かわぐちかいじによる漫画作品で、架空の世界でくり広げられる物語です。 
 

20XX年に中国の工作員が尖閣諸島に上陸する「尖閣諸島中国人上陸事件」が発生します。徐々に日本の領域に侵入する中国に対し、人々は危機感を覚えました。

日本はペガソス計画を発案し、自衛隊初の空母・いぶきが完成します。艦長には秋津竜太一佐、副艦長には新波歳也二佐が就くことに。日本を守るために彼らがどう行動するのか注目です。

2019年に映画化され、護衛艦「はつゆき」艦長・瀬戸斉昭を玉木宏が演じています。クールで的確な判断をする男性という役どころ。たくさんの豪華キャストとともに、それぞれの艦の個性を彩っています。

現状の日本の領域問題になぞらえた作品ですので、SF作品が好きな方は必見です。原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

漫画『空母いぶき』の魅力を最新12巻まで全巻ネタバレ紹介!【映画化】

 

ここからはテレビドラマの紹介です。

【テレビドラマ原作紹介】初々しい高校生役が貴重『GTO』(1998年)

 

湘南で元最強の不良だった鬼塚が教師になり、学園や生徒たちを変えていく学園物語です。彼はやり方は無茶苦茶ですが、常にまっすぐで懸命な姿は多くの人の心に響きました。まさに「グレート・ティーチャー・オニヅカ」です。 
 

漫画が大ヒットし、ドラマと映画の両方が制作されました。鬼塚役の反町隆史とヒロインの女教師役の松島菜々子が出演し、高視聴率で話題となりました。

第10話でゲスト出演した玉木宏。鬼塚の生徒、相沢みやびの彼氏の友だちです。まだブレイク前で初々しい姿が見られます。

藤沢とおるが手掛けた漫画で、鬼塚の不良時代の作品『湘南純愛組!』の続編としても知られています。笑える要素満載の漫画作品で、私たち忘れがちな「当たり前のこと」を伝えてくれます。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

漫画『GTO』名言ランキングベスト10!最終回までの見所ネタバレ

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏が恋敵に!『天才ファミリー・カンパニー』(1999年)

 

母子家庭で育った息子が母の再婚をきっかけに人間的に成長していく物語です。『のだめカンタービレ』の作者・二ノ宮知子が手掛けています。 

主人公の勝幸はエリートになることが夢でした。しかし、義父と義弟が自由奔放で振り回されてしまいます。自分の夢に突き進んでゆく勝幸と成り行きのまま生きる義弟の春のコントラストも魅力です。

1999年に『あぶない放課後』としてテレビドラマ化されました。第7話では勝幸の恋のライバル・速水を玉木宏が演じます。速水は爽やかで女子からモテモテの存在でした。

ギャグがふんだんに盛り込まれていて、登場人物も個性豊かです。思い切り笑いたい方におすすめの漫画です。

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏の役の口癖が話題に『リモート』(2002年)

 

捜査一課「A級未決事件捜査特別室」の2人が事件を解決していく物語です。彩木くるみはこの部署に配属され、引きこもりの氷室の代わりに捜査します。氷室は優秀な刑事でしたが、ある事件をきっかけに外出できなくなっていました。 
 

2002年にテレビドラマ化され、玉木宏は上島伸吾を演じました。彼はくるみの婚約者で「そげな~」のセリフが印象に残る役です。くるみとの恋の行方はどうなるのかも気になるところです。

天樹征丸とこばやしてつやが共作した漫画作品で、氷室とくるみの恋愛模様も気になります。ふんわりとした絵柄と氷室の謎めいたキャラクターの両方が魅力的です。

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏のテレビドラマ初主演作『対話篇』所収「恋愛小説」(2004年)

 

壮絶な過去を持つクラスメイトから声を掛けられ、その彼の体験を主人公の僕が聞きました。 
 

友人や両親、親戚まで次々と大切な人が死んでいき、人を避けるようにして生きてきました。しかしそんな彼に初恋が訪れます。「透明人間」「死神」と呼ばれてきた彼の運命の恋が綴られています。

2004年に『恋愛小説』としてドラマ化されました。玉木宏はこの作品でテレビドラマ初主演を果たしました。彼はこのクラスメイト・聡史を演じます。画も心情も美しく描写されています。

後に映画化された金城一紀の「恋愛小説」は多くの人の涙を誘いました。『対話篇』には他にも切ないラブストーリーが描かれていて、言葉一つひとつも味わい深い作品です。

 

【テレビドラマ原作紹介】仏教の教えをラブストーリーに組み込んだ『解夏』(2004年)

 

病で視力を失っていく男性が故郷の長崎へ帰り、家族や恋人との関係や思い出を描いた「解夏」。他全四編で構成されているさだまさしの小説です。 
 

主人公の隆之が病気に侵されて苦しみますが、そばで支える恋人の陽子や思い出の温もりが感じられます。また、タイトルの「解夏(げげ)」にちなんで仏教の教えと物語の融合もこの作品の魅力です。

2004年に『愛し君へ』でテレビドラマ化されました。玉木宏は折原新吾役で出演しています。ヒロイン・四季に思いを寄せる友人を演じています。ラブストーリーでは欠かせないポジションです。

家族を全体のテーマとした作品で、静けさと淡々とした美しい描写を味わいたい方におすすめです。原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

小説『解夏』5つのポイントをネタバレ解説!失明の恐怖と戦う、感動の物語

 

【テレビドラマ原作紹介】昔かたぎのたくましい男性像がかっこいい『氷壁』(2006年)

 

次々と名作を残し、歴史に名を刻まれた井上靖。彼が滑落事故を題材として作ったのがこの作品です。 
 

魚津恭太と小坂乙彦はともに穂高に入山しました。しかし、ナイロンザイルが切れて小坂は墜死してしまいました。そして魚津は彼の謎の死に迫ります。男の恋愛や友情を山になぞらえながら展開していきます。

2006年に『土曜ドラマ 氷壁』が制作され、玉木宏が連続ドラマ初主演を務めました。彼が演じる奥寺とパートナーの北沢がK2に挑むという現代風にアレンジされています。玉木宏が見せた孤高でたくましい姿がかっこよく映し出されています。

小説でも主人公の古風な男性像は変わりません。登山をテーマに恋愛やサスペンス要素もある1冊です。

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏が大河ドラマに初出演『功名が辻』(2006年)

 

大河ドラマ『功名が辻』の司馬遼太郎による原作小説です。信長、秀吉、家康の3人に仕え、土佐の大名へと登りつめた山内一豊の人生が綴られています。 
 

また、よく働く一豊を支える妻・千代の姿もともに描かれた夫婦物語でもあります。

テレビドラマでは一豊の弟・山内康豊を玉木宏が演じました。玉木にとって大河ドラマ初出演の作品。兄に反発し放浪するものの、最後には良き理解者となる重要な役です。

妻・千代は才色兼備で誠実な性格。誰もが憧れる夫婦像でしょう。歴史好きの方だけではなく、千代がどのような人物か知りたい方にもおすすめです。

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏の代表作に!『のだめカンタービレ』(2006年)

 

二ノ宮知子による絶大な人気を誇る少女漫画。格式の高いクラシック音楽の世界とコメディ要素を融合した斬新な作品です。 
 

エリート音大生の千秋がある日、のだめと出会います。彼女から才能を感じ取り、彼女自身も千秋に惹かれていきます。お互いそれぞれの夢をかなえるために成長していく姿をコメディチックに描いています。

2006年に月9枠でテレビドラマ化され、後に映画にもなりました。玉木宏演じる千秋先輩がハマり役だと話題に。指揮する姿はまさに絵になるイケメン!この作品をきっかけに俳優としても注目度が高まります。

個性的な仲間たちとくり広げられるテレビドラマや映画はもちろん、漫画もすべて笑えます。この漫画を読めば物語を楽しめるだけでなく、クラシックの世界にも造詣が深まります。

 

【テレビドラマ原作紹介】ユニークな髪型の玉木宏はここだけ『ちびまる子ちゃん』(2006年)

 

テレビアニメで有名な『ちびまる子ちゃん』。子どもから大人まで幅広く愛されている作品です。実は実写ドラマ化も何度かされており、毎回豪華なキャストが揃っています。 
 

2006年にアニメ放送15周年を記念し、テレビドラマ化が実現しました。第2弾にはまる子の両親、すみれとヒロシの回想シーンがあります。その若かりしヒロシを玉木宏が演じました。ヒロシの髪型を再現した彼の姿はとてもユニークです。

作者・さくらももこの実話をもとにまる子ちゃんと愉快な仲間たちが物語をくり広げています。エッセイ漫画として誕生したこの作品は誰もが知る名作となりました。

原作漫画はシュールかつほのぼのとしたまる子の生活が描かれています。アニメとは違ったテイストを楽しみたい方におすすめです。原作の詳細を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

漫画『ちびまる子ちゃん』に関する6の事実!不朽の名作が面白い!名言多数!

 

【テレビドラマ原作紹介】織田信長の威厳を再現『明智左馬助の恋』(2007年)

 

明智左馬助の一途な恋とともに本能寺の変の謎に迫る加藤廣の小説です。 
 

明智左馬助は光秀の娘と結婚し、明智家の繁栄を願う人物でした。物語はその娘との恋、そして本能寺の変について明智家からの視点で描かれています。

2007年に『敵は本能寺にあり』としてテレビドラマ化されました。玉木宏は物語の鍵を握る戦国武将・織田信長を演じます。信長の年齢よりも一回り年下だった彼ですが、武将らしいどっしりとした構えが感じられます。

小説中では左馬助の悲恋を描くだけでなく、彼の誠実な姿や人間性が魅力的に映っています。「本能寺の変」の謎を知りたい方におすすめの作品です。

またこちらの記事でも、本能寺の変について詳しく解説しています。

5分でわかる本能寺の変!黒幕説など、謎多き事件の真相をわかりやすく解説

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏演ずる坂本龍馬が男前!『天璋院篤姫』(2008年)

 

2008年にNHK大河ドラマ『篤姫』が放送されました。宮﨑あおいがヒロインの篤姫を演じ、話題になりました。その原作小説がっ本作。 

篤姫は薩摩島津家分家に生まれ、学問が好きな知的な女性でした。彼女は13代将軍家定の正室として江戸に送られるのです。結婚をしてやがて将軍御台所になった篤姫はさらに躍進します。幕末の激動の時代を生き抜いて徳川を守りました。

大河ドラマ『篤姫』で存在感抜群に登場する坂本龍馬を演じたのが玉木宏です。幕末の象徴である坂本龍馬ですが、『龍馬伝』ではあまり重要視されない人間関係も知ることができます。

男性が社会で活躍する江戸時代にたくましく生きた篤姫の生涯が綴られています。女性にも特におすすめの作品です。篤姫について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

天璋院・篤姫の知っておきたい4つの事実!江戸城無血開城の影の立役者

 

【テレビドラマ原作紹介】奈良を舞台にした独自の世界観が魅力『鹿男あをによし』(2008年)

 

研究員の小川は2学期間限定で奈良の女子高校の教師になります。反抗的な態度を生徒たちから取られてモチベーションがガタ落ちだった時、彼はしゃべる鹿に鹿男の姿に変えられてしまったのです。封印を解き元に戻るために宝を探します。 
 

2008年にテレビドラマ化され、玉木宏が主演を務めました。イケメンでキラキラした雰囲気がなく、物静かで少し不器用な小川を演じています。

万城目学によるファンタジー小説で、鹿男に変身する不思議な世界観と古風な奈良を舞台としてくり広げられる物語が魅力的です。主人公である研究員の小川は、原作では「おれ」とされているなど、作者独自の世界観に没入してお楽しみください。

思わず奈良に行きたい!と思ってしまう1冊です。

 

【テレビドラマ原作紹介】殺人までのプロセスのトリセツ⁉『毒笑小説』所収の「殺意取扱説明書」(2010年)

 

主人公の女性がたまたま見つけた本『殺意取扱説明書』。その名のとおりに殺意のコントロールの仕方など、殺人をおこなうまでのプロセスが記されていました。 
 

彼女に彼氏を取られた憎しみで友人の育美に殺意が芽生え、殺そうとしますが……。

東野圭吾による短編小説集の1話です。2010年に『世にも奇妙な物語~人気作家共演編~』でテレビドラマとして放送されました。玉木宏は木谷晋吾という男性を演じています。原作と同様に木谷は殺意取扱説明書を使って同期を殺そうとします。

『毒笑小説』にはショートストーリーが他にも収録されていて、分厚い本が苦手な方も読みやすい作品になっています。

 

【テレビドラマ原作紹介】過酷な捜査も遂行する若手刑事役!『砂の器』(2011年)

 

東京・蒲田駅で男の死体が見つかる事件が発生しました。僅かな手がかりで捜査しますが、努力は惜しくも捜査本部は解散してしまいます。

刑事の今西が事実を突き詰めていく一方で事件は各地へと広がっていく松本清張のミステリー作品です。 
 

2011年にスペシャルドラマ化されました。玉木宏は吉村弘という若手刑事を演じています。自分の過去の闇と照らし合わせながら、過酷な捜査でも根気強く先輩刑事と真相を突き止めていきます。

何度も映画化とテレビドラマ化された松本清張の作品のなかでも特に人気の物語です。ハンセン病を1つの題材とし、方言を重要なカギとする新しい試みがなされています。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事をご覧ください。

小説『砂の器』をネタバレ解説!描かれる、ハンセン病患者に対する差別……

 

【テレビドラマ原作紹介】宮部みゆきのミステリーで玉木宏が記憶喪失に『レベル7』(2012年)

 

2012年にテレビドラマ化された、宮部みゆきのミステリー。行方不明の女子高生の謎と記憶をなくした男女2人の背景が繋がる時、殺人事件へと導かれるという物語です。 
 

カギとなるのは「レベル7」という言葉です。女子高生は「レベル7まで行ったら戻れない」と言葉を残し、男女の腕にも「レベル7」の文字が浮かびます。

テレビドラマでは記憶喪失の男を玉木宏が演じました。自分が何者かわからず、恐怖に迫られながら物語の展開を握っていく人物です。

事件の謎の解けた瞬間感じられる爽快感が魅力の1冊。一見関係のない事件が繋がっていく意外性が好きな方におすすめのミステリーです。

 

【テレビドラマ原作紹介】『鍵のかかった部屋』で笑顔を見せない人物を演じた「防犯探偵・榎本」シリーズ(2012年)

 

防犯ショップに勤務する傍ら泥棒である榎本径と弁護士の青砥純子がくり広げる密室ミステリー。緻密に作られた密室殺人をこの2人が次々と暴いていきます。 
 

2012年には『鍵のかかった部屋』としてテレビドラマ化され、第10話と最終回にまたがる事件に玉木宏は登場します。この事件はシリーズ中の『硝子のハンマー』が扱われました。

玉木宏は佐藤学という事件が起きたビルの清掃スタッフに。佐藤には複雑な過去があり、一切笑顔を見せない難しい役をこなしました。

貴志裕介による推理小説シリーズで密室と同様に文章からも緻密さが伺えます。密室のトリックを納得しながら読み進めることができ、ゾッとする怖さも味わえる作品です。

原作シリーズの詳細が気になった方は、こちらの記事をご覧ください。

『鍵のかかった部屋』原作「防犯探偵・榎本」シリーズの魅力を紹介!

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏が挑戦した甲州弁も美しい『桜ほうさら』(2014年)

 

宮部みゆきの時代小説。江戸時代を舞台にしています。 
 

主人公の古橋笙之介は父の無念を晴らすため江戸へ出てきました。長屋に住み父の事件の真相を探っていきますが、一方で生活していくうちに彼は周りの人々の温かさを感じていきます。

2014年にテレビドラマ化され、主演の玉木宏がこの古橋笙之介を演じています。心優しい男性で誠実な人柄が感じられる役です。

ミステリー要素も含んでいますが、やはり魅力は人の温かみを感じられるところ。主人公が田舎出身ということもあり方言が登場します。その言葉たちも物語に味を出しています。

挿絵や表紙のイラストにもゆったりとした雰囲気を感じられ、心安らぎたい方におすすめの作品です。

 

【テレビドラマ原作紹介】サクサク読めるミステリー「鳥賊川市」シリーズ(2014年)

 

2014年のテレビドラマ『私の嫌いな探偵』の原作小説シリーズ。 架空の烏賊川市(いかがわし)という街を舞台に砂川警部と鵜飼杜夫が中心となって謎を解き明かしていきます。

『密室の鍵貸します』から始まり、テレビドラマのタイトルとなった『私の嫌いな探偵』までミステリーではありますが、ユーモア溢れる作風にハマってしまいます。

テレビドラマでは探偵の鵜飼杜夫を玉木宏が演じています。たまに見せる的外れな発言も面白く、魅力的な男性です。

『謎解きはディナーのあとで』などの名作を生み出した東川篤哉のミステリー作品です。面白くてサクサク読めるのでミステリー初心者にもおすすめのシリーズです。

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏のデキる大人役は必見『きょうは会社休みます。』(2014年)

 

地味で彼氏いない歴30年の「こじらせ女子」こと青石花笑が、爽やかなイケメン大学生の田之倉悠斗と出会って恋に落ちていくラブストーリーです。

食品会社のCEOであるデキる男・朝尾侑も花笑に興味を持ち、近づいてきて三角関係になってしまうのです。 
 

朝尾侑を玉木宏が演じ、話題となりました。彼は田之倉と違って安定感があり、大人の余裕を見せつけます。そして後に花笑の恋のキューピット的存在になります。

原作は藤村真理による漫画です。読むと止まらない面白さがあり、花笑に多くの女子が共感してしまいます。忙しくても恋をするヒマがなくても、胸キュンを味わいたい方におすすめの作品です。

 

【テレビドラマ原作紹介】三谷幸喜脚本で実写化された『オリエント急行の殺人』(2015年)

 

「ミステリーの女王」で知られているアガサクリスティーが手掛けた世界的名作。 
 

ヨーロッパを走り抜くオリエント急行で殺人事件が起こりました。金持ちのアメリカ人男性の死体が見つかったのです。名探偵エルキュール・ポアロがこの事件の捜査にあたります。列車の乗客から犯人を探し出す推理小説です。

2015年には三谷幸喜が脚本を担当したスペシャルドラマ『オリエント急行殺人事件』が制作されました。

玉木宏は乗客の1人、安藤伯爵を演じています。妻の行動を探るために尾行し、乗り合わせた列車で事件が起こるのです。愛する妻の代わりするある行ためにご注目。

プロットの面白さはもちろん、国際色豊かな登場人物たちが彩る華やかな世界観も魅力の1つです。

 

【テレビドラマ原作紹介】天才だけど変人!玉木宏のキャラ炸裂『UFO大通り』所収「傘を折る女」(2015年)

 

ラジオから「傘をわざと車に折らせている女」の話を聞いた石岡。その同時間帯に殺人事件が起こったはずだと予言する天才探偵・御手洗。驚くことに翌朝、殺人事件が判明します。 
 

果たしてこの女の正体を明かすことができるのか、御手洗と石岡が事件に迫るミステリーです。

2015年に『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』としてテレビドラマ化され、後には映画にもなった作品です。

天才的頭脳を持つ御手洗を玉木宏が務めることに。人間らしさと変人さを絶妙な動きで表現しています。

原作は人気ミステリー作家の島田荘司による小説。彼が創り出したキャラクター・御手洗がくり広げる推理には人を引き込む力があります。

 

【テレビドラマ原作紹介】働く妻を支える夫役の玉木宏が朝ドラで大人気!『小説 土佐堀川』(2015年)

 

2015年の連続テレビ小説『あさが来た』の原作。明治時代が舞台の女性実業家の物語です。 
 

主人公の広岡浅子は大坂の豪商加島屋を切り盛りするばかりではなく、石炭事業へ目を向けます。さらには加島銀行を創立、大同生命を築き上げました。一方で日本女子大学の創立にも関わり、女性教育にも熱を注いだ人物です。

朝ドラではあさ役で波瑠が主演を務めました。玉木宏は彼女の夫・白岡新次郎を演じています。この作品を見た多くの女性から大人気でした。

妻に一途で柔和な性格は、胸キュン要素満載!働く妻を支える夫像が現代の女性たちの心にも共感を得たのです。

原作はあさのモデルとなった広岡浅子の人生が綴られていて、テレビドラマとは一味違った物語を楽しむことができます。実業家として歴史に刻んだ女性の人生がわかる1冊。広岡浅子の考え方、生き方にも偉大さを感じられます。

 

【テレビドラマ原作紹介】意志の強い検事役に初挑戦『売国』(2016年)

 

日本の社会問題を描く真山仁が書いた小説で、宇宙開発に取り組む研究者・八反田遙と検察官・冨永真一が登場します。宇宙開発が進むアメリカとの関係や日本の技術をアメリカに売却する者が2人を通して突き詰めていきます。 
 

2016年に『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』としてテレビドラマ化され、玉木宏は冨永真一を演じました。彼にとって初の検事役。頑固で自分を曲げない意思の強さを感じさせるキャラクターです。

一見、関係のない出来事がどう絡むのかドキドキしながら読み進めることができます。読後感の印象的な結末で、最後にはタイトルの「売国」の意味がわかるストーリーです。

この検事や研究者だけではなく、著者の文章からも熱意が伝わってきます。日本の社会を反映させた作品で、政治に興味のある方におすすめです。

 

【テレビドラマ原作紹介】前作に引き続き真山仁の社会派作を実写化『標的』(2017年)

 

日本の社会派小説で有名な真山仁の作品です。『売国』に続いて今回は初女性総理・越村みやびから始まる物語。 
 

彼女は若くして初総理大臣の座につこうとしたときスキャンダルが浮上します。それは収賄疑惑でした。『売国』で活躍した検事・冨永真一が依頼を受け、調査を始めます。

2017年には『巨悪は眠らせない 特捜検事の標的』としてテレビドラマが1年ぶりに放送されました。前作に引き続き、玉木宏が冨永真一として再登場します。真一の正義感の強さが演技を通して伝わってきます。同時に何が正義か、考えさせられる作品となりました。

検察、政治家、マスコミの3視点から物語は描かれ、『売国』からよりパワーアップした小説となっています。

同著者の「ハゲタカ」シリーズにハマってしまったという方にも、また違った物語の展開が味わえるのでおすすめです。

 

【テレビドラマ原作紹介】玉木宏が多くの女性を手玉にとる!『女の勲章』(2017年)

 

ファッションデザイナーを目指す大庭式子の生きざまや人生が描かれている1冊です。式子は両親を亡くすも洋裁学校を開いて、懸命に夢を叶えようとします。 
 

一方、八代銀四郎は一流企業に就職した経歴の持ち主で彼女のサポートを務めました。彼女は次々とデザイナーの道へと進んでいきます。

2017年のテレビドラマでは松島菜々子演じる大庭式子を含め、女性たちを手玉にとる男性・八代銀四郎を玉木宏が務めます。容姿端麗ですが、ひどい男性にも映ってしまう複雑な役どころです。また、ファッション業界にちなんで、たくさんの華やかな衣装も魅力の1つ。

『白い巨塔』『不毛地帯』などで知られる山崎豊子の小説は人間の深い心情も描かれているのが特徴的。ファッション業界に興味のある方にもおすすめの作品です。

 

【テレビドラマ原作紹介】人生の転落を演じ切った『鬼畜』(2017年)

 

松本清張の短編集です。タイトルにもなっている物語「鬼畜」は2017年にスペシャルドラマ化されました。 
 

竹中宗吉と梅子(原作ではお梅)夫妻は小さな印刷会社を営んでいました。しかし、ある日火事に見舞われて宗吉の裏切りが発覚します。すでに子どもたちがいて、愛人は彼らを置いて失踪します。

残された子どもたちを引き取るも、梅子は憎しみを彼らにぶつけてしまいます。宗吉の哀れさと彼女の憎悪が描かれたストーリーです。

2017年に『ドラマスペシャル 松本清張 鬼畜』としてドラマ化されます。主演の玉木宏が演じる宗吉の人生の転落、常盤貴子が演じる梅子の変逆ぶりはまさに怪演。玉木宏は6年ぶりに松本清張のドラマに出演しています。

短編集なので松本清張に始め挑戦したい方にもおすすめです。

 

【テレビドラマ原作紹介】妻への不満から不倫に走る役どころ『あなたには帰る家がある』(2018年)

 

山本文緒の恋愛小説です。不倫をもとに家庭の在り方や結婚について考えさせられる物語になっています。 

秀明は不動産会社に勤めていて娘と妻・真弓と3人暮らし。妻には不満を募らせていて、仕事で出会った茄子田家の妻・綾子に惹かれてしまいました。この秀明の浮気が真弓にバレたことから家族関係が揺らぎ始めます。

2018年にテレビドラマ化され、玉木宏は秀明を演じています。妻の不満を心の声で表しますが、どこか情けなさを感じられる男性です。一方で、妻の真弓は強気な性格で男っぽいところがあります。この対照的な性格がストーリーの面白みにも繋がっています。

他の小説とは違った山本文緒のタッチを感じてみたい方、繊細な心理描写を楽しみたい方におすすめです。

 

【テレビドラマ原作紹介】一度見た顔を忘れない驚異の記憶力『盗まれた顔』(2019年)

 

指名手配犯たちの顔を記憶して捜索する刑事がくり広げる物語です。彼は白戸崇正といい、1度見た顔は忘れられません。 
 

そんな白戸が逮捕したのは中国人の指名手配犯。しかし、殺害されてしまうのです。彼は同時に焼死したはずの捜査員の姿を見てしまい、真相を探る内に命を狙われることになってしまいました。

2019年に『連続ドラマW 盗まれた顔~ミアタリ捜査班~』で玉木宏は主演を務めます。白戸は部下思いの良き先輩捜査員ですが、一方でずば抜けた記憶力で悩む日もあります。彼の葛藤や孤独などを見事に表現しています。

珍しい捜査のかたち「見当たり捜査」をとおしてサスペンス好きの方にも斬新さを感じてもらえます。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事をご覧ください。

『盗まれた顔』5つの見所ネタバレ!羽田圭介の原作小説が面白い【ドラマ化】

 

【テレビドラマ原作紹介】将棋を舞台に人生のドラマが展開『盤上のアルファ』(2019年)

 

ある男性がプロ棋士を目指す熱い物語です。真田信繁は33歳でプロ棋士を目指しています。記者の秋葉隼介は彼に出会い、仕事もなく家もない真田と部屋をシェアすることになりました。 
 

記者の仕事に嫌気が差していた彼は真田に興味を持ち、彼との生活を綴ることにしました。

2010年の『プレミアムドラマ 盤上のアルファ~約束の将棋~』のもととなりました。秋葉を演じたのが玉木宏です。違う部署に異動になって、真田と出会い、将棋の世界に魅了されていきます。人生の復活戦に挑む姿を描いたドラマでもあります。

真田の夢に向かって突き進む姿に勇気をもらえます。将棋をとおして男たちの人生との戦いを描いた塩田武士のデビュー作です。 男性の方にぜひ読んでもらいたい作品です。

 

【テレビドラマ原作紹介】恩人の会社の再生を図る姿が見所『ハゲタカ4.5スパイラル』(2019年)

 

天才発明家の藤村登喜男が亡くなってしまい、大手企業のCEOである芝野健夫の恩人でもありました。彼が藤村の会社を救うために奮闘するというストーリーです。 
 

『スパイラル~町工場の奇跡』の原作であるこの小説は真山仁が手掛け、町工場の問題や金融機関の翻弄をテーマとしています。

テレビドラマでは玉木宏が芝野健夫を演じました。恩人の会社を立て直そうとする熱心な姿が目に焼き付きます。

弱者の目線で描かれているこの作品。『ハゲタカ』の鷲津も登場し、主人公は違いますが『ハゲタカ』ファンには必見の小説です。

 

【テレビドラマ原作紹介】リアル同い年の玉木宏と高橋一生が双子の兄弟に!『竜の道』(2020年)

 

白川道による小説である双子の兄弟の復讐劇を描いています。 
 

双子の兄弟、竜一と竜二は残酷な幼少時代を過ごしましたが、のちに生き別れてしまいます。竜一は整形し、新聞社へ潜り込んで犯罪に手を染めていくことに。

しかし、竜一の行動はすべて弟との約束を果たすためでした。彼らの復讐劇は命を懸けた戦いでした。

『竜の道 二つの顔の復讐者』として2020年にテレビドラマ化。玉木宏は主演を務め、竜一を演じます。兄弟思いの優しい部分と復讐のためなら手段を選ばない恐ろしさの二面性を持っています。

『竜の道』は2020年現在未完ですが、大きいスケールでくり広げられる兄弟の復讐劇はテレビドラマの中で完結する予定です。

 

【テレビドラマ原作紹介】元極道で主夫!?『極主夫道』(2020年)

原作は、おおのこうすけによる同名の人気漫画です。
 

「不死身の龍」と呼ばれ、数々の伝説を残した最凶の極道・龍。愛する妻の美久を支えるために極道から足を洗い、次に選んだ道は専業主夫。キャリアウーマンの彼女に代わって料理に洗濯、掃除をこなします。

極道時代から抜けきらない外見や言動で、警察に職質されたり、他の組に命を狙われたりと龍の周りは騒がしいまま。しかしそんなこともお構いなしで主夫業にはげむ龍。そんな彼と家族、そして仲間の姿を描いた任侠コメディです。

玉木扮する龍の完成度の高さに好評の声が数多く上がっており、期待が高まる本作の放送が待たれます。

原作が詳しく知りたい方は、【実写ドラマ化】『極主夫道』が面白すぎるwww ピュア&強面なギャグ漫画をネタバレ紹介!の記事もおすすめです。


 

【映画・テレビドラマ出演作品一覧】玉木宏は小説にも漫画にももってこい!

【映画】

『クリスマス・イヴ』(2000年) 原作『クリスマス・イヴ』

『ウォーターボーイズ』(2001年) 原作『ウォーターボーイズ』

『SABU 〜さぶ〜』(2002年) 原作『さぶ』

『群青の夜の羽毛布』(2002年) 原作『群青の夜の羽毛布』

『ROCKERS』(2003年) 原作『アメイジング・グレース』

『SPIRIT』(2004年)

『恋愛小説』(2004年) 

『雨鱒の川』(2004年) 原作『雨鱒の川』 

『ゴーストシャウト』(2004年)

『殴者 NAGURIMONO』(2005年)

『変身』(2005年) 原作『変身』

『ただ、君を愛してる』(2006年) 原作『恋愛寫眞―もうひとつの物語』

『ミッドナイト・イーグル』(2007年) 原作『ミッドナイトイーグル』

『スマイル 聖夜の奇跡』(2007年)  原作『スマイル 聖夜の奇跡』

『KIDS』(2008年) 原作『KIDS』

『真夏のオリオン』(2009年) 原作『雷撃震度一九・五』

『MW-ムウ-』(2009年) 原作『MW』

『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(2009年) 

『大奥』(2010年) 原作『大奥』

『プリンセス トヨトミ』(2011年) 原作『プリンセス・トヨトミ』

『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011年) 原作『聯合艦隊司令長官 山本五十六 』 

『すべては君に逢えたから』(2013年)

『曹操暗殺 三国志外伝』(2014年)

『幕末高校生』(2014年) 原案『名残の雪』

『神様はバリにいる』(2015年) 原案『出稼げば大富豪』

『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』(2016年) 原作『星籠の海』

『悪と仮面のルール』(2018年) 原作『悪と仮面のルール』

『ラプラスの魔女』(2018年) 原作『ラプラスの魔女』

『ラブ×ドック』(2018年)

『空母いぶき』(2019年) 原作『空母いぶき』

『HOKUSAI』(2020年)


 

【テレビドラマ】

『せつない』 第21話(1998年)

『私ってへん?』(1998年)

『GTO』 第10話(1998年) 原作『GTO』

『セミダブル』(1999年)

『あぶない放課後』 第7話(1999年) 原作『天才ファミリー・カンパニー』

『国産ひな娘』 第25話(1999年)

『天国に一番近い男』 第3話(1999年)

『別れさせ屋』 第6話(2001年)

『傷だらけのラブソング』(2001年)

『SABU 〜さぶ〜』(2002年)

『ツーハンマン』(2002年)

『ぼくが地球を救う』 第4話(2002年)

『リモート』(2002年) 原作『リモート』

『新春ドラマスペシャル 秋刀魚の味』(2003年)

『こころ』(2003年)

『中学生日記静岡さすらい編 新しい歌 前編 / 後編』(2003年)

『WATER BOYS』(2003年)

『ドラマW 恋愛小説』(2004年) 原作『対話篇』所収『恋愛小説」

『愛し君へ』(2004年) 原作『解夏』

『ラストクリスマス』(2004年)

『ヒューマンドラマスペシャル 天国へのカレンダー』(2005年)

『赤い運命』(2005年)

『土曜ドラマ 氷壁』(2006年) 原作『氷壁』

『功名が辻』(2006年) 原作『功名が辻』

『篤姫』(2008年) 原作『天璋院篤姫』    

『トップキャスター』(2006年)

『のだめカンタービレ』(2006年) 原作『のだめカンタービレ』

『のだめカンタービレ in ヨーロッパ』(2008年)

『ちびまる子ちゃん』(2006年) 原作『ちびまる子ちゃん』

『星ひとつの夜』(2007年)

『敵は本能寺にあり』(2007年) 原作『明智左馬助の恋』 

『鹿男あをによし』(2008年) 原作『鹿男あをによし』

『ラブシャッフル』(2009年)

『MW-ムウ- 第0章 〜悪魔のゲーム〜』(2009年)

『世にも奇妙な物語 〜人気作家競演編〜「殺意取扱説明書」』(2010年) 原作『毒笑小説』所収 の「殺意取扱注意」

『ギルティ 悪魔と契約した女』(2010年)

『松本清張ドラマスペシャル 砂の器』(2011年) 原作『砂の器』

『平清盛』(2012年)

『宮部みゆき・4週連続 “極上”ミステリー 最終夜 レベル7』(2012年) 原作『レベル7』

『鍵のかかった部屋』 第10話・最終話(2012年) 原作「防犯探偵・榎本シリーズ」 

『金曜ロードSHOW! 特別ドラマ企画 家族、貸します 〜ファミリー・コンプレックス〜』(2012年)

『結婚しない』(2012年)

『dinner』 第1話(2013年)

『ドラマスペシャル 事件救命医〜IMATの奇跡〜』(2013年)

『事件救命医2〜IMATの奇跡〜』(2014年)

『NHK正月時代劇 桜ほうさら』(2014年) 原作『桜ほうさら』

『私の嫌いな探偵』(2014年) 原作「烏賊川市シリーズ」

『きょうは会社休みます。』(2014年) 原作『きょうは会社休みます。』

『オリエント急行殺人事件』(2015年) 原作『オリエント急行の殺人』 

『残念な夫。』(2015年)

『土曜プレミアム 天才探偵ミタライ〜難解事件ファイル「傘を折る女」〜』(2015年) 原作『UFO大通り』所収「傘を折る女」

『あさが来た』(2015年) 原案『小説 土佐堀川』

『あさが来たスピンオフ 割れ鍋にとじ蓋』(2016年)

『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』(2016年) 原作『売国』

『巨悪は眠らせない 特捜検事の標的』(2017年) 原作『標的』 

『キャリア〜掟破りの警察署長〜』(2016年)

『女の勲章』(2017年) 原作『女の勲章』

『ドラマスペシャル 松本清張 鬼畜』(2017年) 原作『鬼畜』

『あなたには帰る家がある』(2018年) 原作『あなたには帰る家がある』

『連続ドラマW 盗まれた顔 〜ミアタリ捜査班〜』(2019年) 原作『盗まれた顔』

『プレミアムドラマ 盤上のアルファ〜約束の将棋〜』(2019年) 原作『盤上のアルファ』

『スパイラル〜町工場の奇跡〜』(2019年) 原作『ハゲタカ4.5 スパイラル』

『竜の道 二つの顔の復讐者』(2020年) 原作『竜の道』

『極主夫道』(2020年)原作『極主夫道』

 

玉木宏の演じた役柄やその作品について紹介しました。彼の出演作品を見ていると、役へのこだわりやその作品への思いが伝わってきます。ぜひ作品とその原作を手に取って玉木宏の役者魂を感じてみてはいかがでしょうか。

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