宮崎あおいになごむ!実写化出演した映画やテレビドラマの原作作品の魅力を紹介!

更新:2021.12.7

朝ドラのヒロインに2回抜擢され、大河ドラマの主演を務めるなどの活躍ぶりを見せる宮崎あおい。実は幼いころから芸能界で活動しており、主演だけでなく脇役もしっかりこなす実力派女優です。 この記事では宮崎あおいが演じた役柄と作品について紹介します。振り返れば昔から変わらない彼女の魅力に気づくことができるでしょう。

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宮崎あおいは見る人を癒す女優!まずはプロフィール

 

宮崎(正しくは「﨑」)あおいの可愛らしいルックスと包み込むような優しいオーラは、見る人に安心感を与えてくれます。そんな彼女のプロフィールから紹介していきましょう。

1985年11月30日生まれ。4歳のときに子役で芸能界入りしました。14歳の時『あの、夏の日~とんでろじいちゃん~』で本格的に映画デビューを果たすと、モデルやミュージカル、声優などさまざまな分野に挑戦していきます。

2005年の中島美嘉とW主演した映画『NANA-ナナ-』が大ヒットし、2008年にはNHK大河ドラマ『篤姫』で主人公の篤姫を演じます。徐々に大人気女優の地位を固め、映画やテレビドラマなどに欠かせない存在となりました。

実は朝ドラで2回主演を務めている宮崎あおい。2006年に『純情きらり』でヒロインを演じてゴールデン・アロー賞放送賞(ドラマ部門)を受賞します。さらに時を経て2015年、『あさが来た』では波瑠演じるあさの姉・はつ役でダブルヒロインとして活躍しました。

私生活では旦那のV6の岡田准一がいます。元旦那である俳優の高岡蒼佑と別れるも、2度の共演をきっかけに交際を経て2017年にゴールインしました。 

女優の二階堂ふみと似ていると言われる宮崎あおいですが、可愛らしい印象で身長163㎝とすらっとしたモデル体型の持ち主です。また、ショートからロングヘア、アップスタイルからぱっつん前髪まであらゆる髪型が似合うことも魅力の1つ。

男性だけでなく女性からも支持を得ている幅広い世代に人気の女優です。

 

穏やかだけど芯は強い。宮崎あおいの魅力

 

実力派女優・宮崎あおいの魅力は穏やかな「透明感」。昔から変わらないキュートなベビーフェイスと爽やかなルックスが透明感に繋がっているのではないでしょうか?
 

彼女の「透明感」は多くのCM出演にも生かされており、その業種は食品、洋服、化粧品、保険、カメラなど多岐に渡ります。どれも幅広い世代に好印象で、見る人を癒してくれます。

作品では明るい役からシリアスな役までいろいろな役を演じてきました。彼女だけがもつ柔らかくて優しいオーラにくわえ、たしかな演技力に裏付けされた「芯の強さ」も活躍の理由の1つ。

NHK大河ドラマ『篤姫』では自由奔放ではあるが芯の強い篤姫、映画『神様のカルテ』では夫を支える穏やかな妻のハル、映画『ツレがうつになりまして』では少し大雑把で明るいツマなど。どこか穏やかさを感じさせながらも、強い女性像が共通しています。

豪華キャストが多数出演する作品に関わることも多い宮崎あおいですが、個性豊かなキャストに紛れることなく輝き続けています。見る人に安心を感じさせてくれる宮崎あおいはこれからも実力派女優としてますます躍進していくでしょう。

もっと宮崎あおいを知りたい方はこちらの写真集もおすすめです。世界の料理とともに彼女の素顔が見られる1冊となっています。

 

著者
宮﨑 あおい
出版日

それではここから、映画やテレビドラマの各作品で彼女がどんな役柄を演じてきたのか見ていきましょう。原作作品の魅力とともに紹介していきます。

【映画原作】貴重な14歳の宮﨑あおい『とんでろ じいちゃん』(1999年)

宮崎あおいが本格的に映画デビューを果たした映画の原作です。

主人公は小学3年生のユウタ。ある夏休みにぼけたおじいちゃんの面倒を見ることになりました。しかし、おじいちゃんには信じられない秘密があったのです。それは空を飛べることでした。おじいちゃんと過ごしているうちに、さらにいろいろな秘密が明らかになってくるワクワクが止まらないファンタジーです。

この作品は『あの夏、夏の日 ~とんでろじいちゃん~』として映画化されました。宮崎あおいが演じたのは美しいお玉さん。お玉さんはおじいちゃんの初恋の人でした。実は14歳にして、今では貴重なヌードを披露しています。

子どもの頃楽しみだった夏休みをもう一度楽しみたい方におすすめです。

著者
["山中 恒", "堀田 あきお"]
出版日

【映画原作】宮崎あおいがゾッとするホラーに出演『富江』(2002年)

 

高校生の富江はとても美しい少女でしたが、担任の教師と不倫していました。そのことが教師の恋人にばれてしまってもみ合いになります。

喧嘩している最中に富江は崖から転落死してしまいます。隠蔽工作のために彼女の体は解体されようとしたときなんと生きていることに気が付くのです!

この作品は映画化されシリーズ作品になりました。『富江 最終章~禁断の果実~』では富江が近づく小説家を夢見る少女・登美恵を宮崎あおいが演じます。実は富江は登美恵の父の初恋の人でした。

何度も何度も殺されても生き返る富江にゾッとするホラー漫画です。 物語はもちろん、イラストの怖さも味わいたい方に原作もおすすめです。

 

著者
潤二, 伊藤
出版日

【映画原作】男女6人の群像劇『ラヴァーズ・キス』(2003年)

 

『海街diary』で有名な吉田秋生が手掛けた作品。高校生の男女6人の物語です。

高校生の藤井朋章と川奈里伽子の恋、朋章に憧れる後輩の鷺沢高尾、さらに高尾に一目ぼれしてしまった緒方篤志。また緒方と同級生の川奈依里子は姉の里伽子と違った性格の尾崎美樹に惹かれてしまいます。

映画では川奈依里子を宮崎あおいが演じました。美樹に惹かれていて誰にも言えない複雑な心境を繊細に表現しています。

実は『ラヴァーズ・キス』の朋章が『海街diary』の四姉妹の次女・佳乃の彼氏で登場するのです!他にも美樹の兄弟も現れます。見事にリンクしていて続々とファンからは絶賛の声が。

高校生のピュアなラブストーリー。『海街diary』と合わせて読むのもおすすめです。

 

著者
[]
出版日

【映画原作】宮崎あおい姉の恋人を奪う⁉『青い車』(2004年)

 

レコード屋で勤務する傍らDJをしているリチオは恋人のアケミの妹・このみと関係を持ってしまいます。アケミは事故でなくなってしまい、2人はそれぞれ違った悲しみを感じていました。

2004年に映画化され、主人公リチオと恋愛関係に陥るこのみを演じる宮崎あおい。穏やかな役柄が多い彼女ですが、姉の恋人を奪うという少しシリアスな場面が伺えます。

何気ない日常の光景を切り取った描写が多いこの作品。ちょうど『青い車』が発表された1990年代の時代背景を作品の随所に描いています。

また作品のタイトルはスピッツの楽曲『青い車』からとられているという秘話もあります。作者よしもとよしともの独特な世界観をお楽しみください。

 

著者
よしもと よしとも
出版日
1996-05-01

【映画原作】宮崎あおいが実兄と共演『理由』(2004年)

 

数々の賞を受賞した大人気作家・宮部みゆきのミステリー小説。直木賞受賞作品です。

ある日東京荒川区の超高層マンションで殺人事件が起きました。 ある一室で中年男女と老女の死体があったのです。またベランダから転落した若い男が。しかし捜査を進めていくうちに4人の死者は家族ではないことが判明します。 

数十人もの人物がからみ合い、この殺人事件の真相の謎に迫っていきます。

2004年に映像化され、石田直澄の長女・由香里役で宮崎あおいが登場しました。また彼女の兄で元俳優の宮崎将も出演。他にもたくさんの有名俳優が出演しています。

物語の構成が緻密で面白いと評判の作者・宮部みゆき。彼女のファンなら必見の推理小説です。

 

著者
宮部 みゆき
出版日

【映画原作】大ヒットで社会現象に『NANA-ナナ-』(2005年)

 

原作も映像作品もともに大ヒットした矢沢あいの作品。

彼氏を追いかける小松奈々、ミュージシャンを目指している大崎ナナは上京するために乗った新幹線の中で出会いました。さらに住む場所を探している最中に2人は再会して同居することになりました。夢を追いかけてプロデビューするナナと、有名バンドのメンバーの1人に恋をしてしまう奈々がくり広げる青春物語です。

2005年に映画化され、若者を中心に大ヒットしました。大崎ナナ役の中島美嘉と小松奈々役の宮崎あおいがW主演を務めています。

社会現象を巻き起こしたこの作品は日本だけでなく、アメリカで連載されるなど世界中で愛されている漫画作品です。その原作について気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『NANA』登場人物の名言をネタバレ紹介!再開が望まれる名作!>

 

著者
矢沢 あい
出版日
2000-05-15

【映画原作】犯罪者への恋心を表現『初恋』(2006年)

 

主人公の中原みすずは生き別れの兄を訪ねてジャズ喫茶「B」に。そこで出会った優等生で美形の岸に惹かれてしまいます。岸から3億円を奪い取る計画に誘われます。学生運動に加わっていた彼は機動隊に反感を抱いていました。みすずは彼のためならと思い、その計画にのることにします。

みすず役の宮崎あおいは、強盗に手を染めながらも岸を想う気持ちとその孤独さを見事に演じています。

この作品の時代は1960年代で日本は激動していました。フィクションですが、生々しい描写の数々に事件が現実的に感じてしまいます。

熱い思いをもつ少年と孤独な少女の切ない初恋に胸を打たれる小説です。

 

著者
みすず, 中原
出版日

【映画原作】『ただ、君を愛してる』の原作『恋愛寫眞 もうひとつの物語』(2006年)

主人公の誠人は持病の薬の臭いが原因で人を避けてきた大学生。彼はある日、大学生と思えないほど幼い静流と出会いました。やがて2人は惹かれ合っていき、同棲も始めて愛し合っていきます。

しかしキスを交わしたとき以降静流は姿を消してしまったのです。それには静流の秘密が関わっていました。

2006年に『ただ、君を愛してる』として映画化されました。宮崎あおいは玉木宏演じる誠人に恋をした静流役。愛しているけれども一緒には居られない切ない気持ちを繊細に演じています。

『いま、会いにゆきます』で有名な市川拓司。35万部を突破したもう1つの恋愛小説です。泣ける恋愛が好きな方におすすめです。

著者
市川 拓司
出版日

【映画原作】わずかなシーンを見逃すな!『東京タワー~オカンとボクと、時々オトン~』(2007年)

 

イラストレーターから音楽活動、小説家までマルチな活動をするリリー・フランキー。母と、そして父との生活を描いた自伝小説です。

彼の少年時代から物語は始まります。やがて地方から大学のために上京しました。堕落した生活を送るなか、母ががんを患ったという知らせを受け取ります。そこから彼は夢中に仕事を受け才能を発揮しました。やがて母を誘って東京で一緒に暮らすことを決意します。

オダギリジョー主演で映画化され、樹木希林、松たか子、小林薫など大物俳優が勢揃いしました。作品中にラジオ収録の場面があり、アイドルDJ役で宮崎あおいも少し登場します。

ストレートにリリー・フランキーの思いが伝わるこの小説。ユーモアと感動が溢れる「オカン」との思い出は心にグッとくること間違いなしです。

 

著者
リリー・フランキー
出版日
2010-06-29

【映画原作】国際的評価も受ける『サッド・ヴァケイション』(2007年)

 

中国人密航者の手引きをする健次。幼なじみの安男の妹ユリと少年アチュンと3人で暮らしていました。

マフィアから逃れるために仕事を辞め、運送会社で働き始めます。しかしその時、幼くして別れた母に再会。健次は母親への自分を捨てたことの憎しみとともに愛情を抱き始めるのです。

その会社で働く会社員で梢という女性がいます。映画では口数の少ない真面目な彼女を宮崎あおいが演じています

ヴェネツィア国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭に出品されており、国際的に評価されているこの作品。原作も監督を務めた青山真治が手掛けています。

代表作『EUREKA』と合わせて読むとさらに青山真治の世界観が味わえるかもしれません。

 

著者
青山 真治
出版日

【映画原作】宮崎あおいが母と娘の一人二役!『陰日向に咲く』(2008年)

 

元サラリーマンのホームレス、売れないアイドル、何の取り柄もない若い女性、詐欺に手を染める債務者、売れっ子芸人を目指す少女。それぞれが成長していく心温まる物語です。

2008年に映画化されました。主人公のシンヤと寿子の出会いから始まります。寿子とその母・鳴子の一人二役で登場する宮崎あおい。女優としての実力が目に見える演技です。

原作となった小説は劇団ひとりが執筆したもので、多数の有名人が絶賛している人気作品。

小説はいくつかの章から構成されていて映画とはまた違った雰囲気を楽しめますよ。それぞれの登場人物から勇気をもらえます。人生をもう一度やり直したい方、再出発する前に読んでみてはいかがでしょうか。

 

著者
["劇団ひとり", "此元 和津也"]
出版日

【映画原作】痛々しいリアリティ『闇の子供たち』(2008年)

 

親に売られた少年ヤイルーンは、タイ北部の貧しい村からバンコクに連れて行かれました。そして世界中の富裕層が集まる売春宿に。ところがエイズを発症してしまったのでヤイルーンは捨てられてしまいます。

日本人の新聞記者が肉薄した、タイの子供たちの売春問題や臓器移植の問題など痛烈に描き出した作品です。社会的にも話題となりました。

2008年に映画化され、宮崎あおいは音羽恵子という女性を演じました。彼女はタイの児童福祉センターで働いていました。 

原作はフィクションですが、リアリティで生々しい表現がより残酷さを感じさせます。私たちの知らない世界でたくさんの子供たちが犠牲になっている現実がわかる1冊です。

 

著者
梁 石日
出版日

【映画原作】仕事熱心な夫を支える妻役『劒岳〈点の記〉』(2009年)

 

時代は日露戦争後。北アルプス立山連峰の劒岳山頂はまだ誰も登り切ったことがありませんでした。三角点埋設のために測量技師・柴崎芳太郎は未知の山へ立ち向かいます。

厳しい天候のなかで困難に立ち向かいながら役目を果たそうとする1人の男の物語です。

『劒岳 点の記』として映画化され、仕事にとても熱心な男らしい柴崎芳太郎を支える妻・葉津よを演じた宮崎あおい。測量士という仕事は家をあけることが多いのですが、夫不在の家をしっかり守っている優しさ溢れる女性です。

なかなか知ることのできない測量士の仕事。この小説を読めば未発達だった当時の技術でも最善を尽くそうとする熱意が伝わってきます。知らない職業に触れたい方におすすめです。

 

著者
新田 次郎
出版日
2006-01-10

【映画原作】宮崎あおいが歌った『ソラニン』(2010年)

 

井上芽衣子と種田成男は恋人同士で同棲していました。芽衣子は社会人2年目にして会社を辞めてしまいます。一方、種田はアルバイトをしながらバンド活動をしていました。

しかし不安定な生活に心配を抱く2人は喧嘩してしまいます。それでも芽衣子は夢見る種田の背中を押し続けました。 「ソラニン」という楽曲をつくり、再スタートを踏み出した2人に更なる試練が待ち受けていました。 

主人公の芽衣子を宮崎あおいが演じました。実際に「ソラニン」の楽曲を彼女が歌っていて漫画の世界から飛び出してきたように感じられます。

恋模様だけでなく、夢見てバンド活動をする人々の青春を描いた作品です。原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『ソラニン』の魅力を徹底紹介!大人の入り口に立ったあなたにおすすめ!>

 

著者
浅野 いにお
出版日
2005-12-05

【映画原作】宮崎あおいの関西弁にも注目『オカンの嫁入り』(2010年)

 

娘と2人で暮らす森井陽子はある夜に男を連れて帰ってきました。その男は金髪リーゼント姿なのです。さらに娘の月子に向かって結婚すると伝えます。その男性は服部研二と言い、元板前でした。

月子は死んだ父への思いもあり、結婚に反対します。やっとの思いで結婚を認めた月子。しかし、陽子は結婚を前に病気で倒れてしまって余命がわずかなことを知ります。

映画では陽子役の大竹しのぶと共演する宮崎あおい。ストーカー被害を受けて外出恐怖症となった月子を演じています。母娘の熱の入った演技に注目です。

涙が止まらないハートフルドラマ。さらに登場人物たちが話す優しい関西弁も魅力の作品です。

 

著者
咲乃月音
出版日

【映画原作】宮崎あおいは天使のような癒し役『神様のカルテ』(2011年)

 

主人公の栗原一止は地方病院に勤務している内科医。信州にあるその病院は24時間365日体制でした。医師不足や大学病院の誘いに悩みながらも働き続けています。 大学病院に受け入れられなかった手遅れの患者もちらほらと。

一人ひとりの患者としっかり向き合おうとする姿勢に感動できる物語です。 患者に尽くす一止にも癒しがあります。カメラマンで妻のハルでした。彼女は仕事上しばしば家に居ないことも。 

しかし、一止は包み込んでくれるような優しさにいつも助けられています。天使のようなハルを演じたのが宮崎あおいでした

小学館文庫小説賞受賞、本屋大賞第2位。日々患者と向き合う医療現場を知りたい方に原作もおすすめです。詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<夏川草介の小説「神様のカルテ」シリーズを名言で読む!>

 

著者
夏川 草介
出版日
2011-06-07

【映画原作】アカデミー賞の名演技『ツレがうつになりまして。』(2011年)

作者細川貂々のコミックエッセイです。夫のうつ病をベースに、生活の様子を漫画で描いています。

夫であるツレはとても几帳面で真面目な性格でした。そんな夫がうつ病になってしまい、会社を退職してしまいます。妻である作者はうつ病についていろいろな人に知ってもらうため、何より大好きな夫のために漫画を描くことにしました。

後に映画化されたこの作品。宮崎あおいはうつ病の夫を支える妻の髙崎晴子を演じています。日刊スポーツ映画大賞主演女優賞と日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞する名演技で話題を呼びました。

細川貂々の緩いタッチが魅力の『ツレがうつになりまして。』は続編も出版されています。合わせて読むと彼女らの人生をさらに味わえますよ。

著者
細川 貂々
出版日
2009-04-01
宮崎あおいの出演映像を観る

【映画原作】脇役も豪華キャスト『わが母の記』(2012年)

 

日本を代表する小説家の1人、井上靖の自伝作品です。井上靖の母の老後について描かれています。

「花の下」、「月の光」、「雪の面」と3部で構成されています。80歳を祝ったり、郷里へ移り住んだりするも、老いて死へ向かっていく母の姿が綴られます。

2012年に映画化され、モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリを受賞しました。役所広司と樹木希林の大物俳優がW主演し、世界を魅了した映画です。

役所広司が務める伊上洪作の三女・琴子を宮崎あおいが演じています。主演だけでなく脇役も豪華キャストが勢揃いしました。

単に老いた姿を語っただけではなく、母への愛情が詰まったこの作品。井上靖の作風を感じられる1冊です。

 

著者
井上 靖
出版日

【映画原作】日本の暦を確立した男を支えた妻『天地明察』(2012年)

囲碁棋士で天文学者の渋川春海の人生を描いた作品です。

舞台は江戸時代。当時の日本では中国の宣明暦が使われていました。長年の使用で生じる誤差をなくすため、改暦をすることに。渋川はたくさんの人々とともに大和暦を完成させます。後に貞享暦と名付けられて日本の暦が統一されました。

『おくりびと』で有名な滝田洋二郎が監督を務め、映画は製作されました。宮崎あおいが演じたのは渋川春海の妻・えん。芯の強さと女性らしさを併せ持つえんを表現しています。   

暦を通して仕事にそそぐ情熱と渋川やその周りの人々の思いが感じられます。この小説を読むとあなたの知らなかった江戸時代の歴史をまた1つ知ることができるでしょう。

著者
冲方 丁
出版日
2012-05-18

【映画原作】湊かなえの新しいミステリー『二十年後の宿題』(2012年)

数々のミステリー小説を生み出した湊かなえ。短編集『往復書簡』に収録されている作品です。

同じ高校の放送部出身の浩一と静香が結婚することになりました。結婚式で放送部の仲間たちは再会しました。浩一には昔、千秋という恋人がいましたが、結婚式に出席していません。顔を怪我した以来行方不明になっていたのです。 放送部の仲間たちは手紙で千秋について迫っていきます。 

この作品が原案となり、2012年に『北のカナリアたち』として映画化されます。映画では教師・はるの大切な教え子の1人が事件を起こしてしまい、それをきっかけにその教え子たちがいる島に帰って真相を突き止めるという物語になっています。宮崎あおいは教え子の1人である安藤結花を演じています。

新しい形のミステリー小説を読みたい方におすすめです。

著者
湊 かなえ
出版日
2012-08-02

【映画原作】動植物と話す宮崎あおいが幻想的『きいろいゾウ』(2013年)

田舎に暮らす夫婦のムコとツマ。ムコは介護施設で働きながら小説家でもあります。一方でツマは生き物や植物の声が聞こえてしまう感情豊かな女性です。2人はのんびり仲良く暮らしていました。

しかしお互いの過去を少しずつ明かしていくうちに気まずくなってしまい、これをきっかけにムコは東京に出て行ってしまいます。

この小説が好きな向井理と宮崎あおいがキャスティングされ、映画となりました。宮崎は泣いたり笑ったり表情豊かなツマを創り上げています。彼女が動物や植物と話す場面が幻想的です。

ムコとツマの生活がきいろいゾウの話とリンクしていくところが見所。作者の西加奈子は小説をもとに絵本も製作しました。描かれるイラストも魅力の1つです。

向井理のその他の実写化作品が知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

向井理のおすすめ実写化映画10選、テレビドラマ20選!異色の経歴を活かした役柄に注目

著者
西 加奈子
出版日
2008-03-06

【映画原作】辞書作りの裏側を描いた『舟を編む』(2013年)

 

馬締光也は個性的で並外れた言葉のセンスの持ち主でした。彼は辞書編集部で『大渡海』という新しい辞書の編纂に携わることに。正社員となった馬締は辞書作りにのめりこんでいきます。様々な試練を乗り越えながら、編纂から刊行までの長い年月が描かれています。

この作品は女性雑誌「CLASSY」で連載され、その後2011年に単行本で出版されました。2013年に映画化され、数々の賞を受賞するヒット作となります。

宮崎あおいは馬締光也の一目惚れした女性・林香具矢を演じています。板前の修業をしている芯の強い女性です。

言葉、辞書に対する熱い思いや編集員たちの姿に胸を打たれる作品です。なかなか知ることのできない辞書作成の裏側を知りたい方におすすめです。

 

著者
三浦 しをん
出版日
2011-09-17

【映画原作】宮崎あおいが佐藤健の元恋人役『世界から猫が消えたなら』(2016年)

主人公の「僕」は医者から脳腫瘍であると告知され、もう余命わずかだと知りました。帰宅すると自分と瓜二つの「悪魔」を名乗る者が現れます。

世界からひとつなにかを消すと1日寿命が伸びることを聞いた僕。周囲のものを消すことで初恋の人、家族、友達の存在の大切さに気づいていく物語です。

外国で翻訳されているほど世界の人たちにも感動を与えたこの小説は2016年に映画化されました。宮崎あおいは佐藤健演じる「僕」の恋人であった「彼女」で出演しています

死を直前にして身近で大切な存在に気づく「僕」に涙を抑えられません。ファンタジーで謎めいた場面が随所に見られるこの作品は何度読んでも楽しめます。

著者
川村 元気
出版日
2014-09-18

【映画原作】宮崎あおいも役作りに苦悩した『怒り』(2016年)

ある夫婦が惨殺された現場に「怒」の血文字が残されました。未解決のまま1年が過ぎてしまいます。

自分の過去を隠して生きている田代哲也、田中信吾、大西直人はそれぞれ房総、沖縄、東京に現れます。 事件の犯人である山神一也は整形手術をして逃亡を続けており、この3人の男が疑われました。

映画化され、宮崎あおいは房総で田代哲也に惹かれる槙愛子を演じています。役の愛子は自分自身とは正反対なので役作りに苦労したそうです。

2007年に市橋達也が起こした事件をモデルにしたといわれるこの作品。誰が犯人かも気になるところですが、3人の男たちのドラマに心動かされます。

著者
吉田 修一
出版日

【映画原作】子ども想いの母親像に感動『バースデーカード』(2016年)

 

引っ込み思案な紀子は仲のよい4人家族のもとで育ちました。ある日、母の芳恵が病気で余命宣告を受けます。紀子の10歳の誕生日に家族でピクニックに出かけます。毎年誕生日にバースデーカードを贈るねと子どもたちと約束しました。

そして母が亡くなってから20歳になるまで1年に一度天国の母からバースデーカードが届くのです。

橋本愛主演で映画化されました。優しくて子どもを大切に思う芳恵を熱演した宮崎あおい。子どもの成長を見られない悔しさで泣く場面は圧巻させられます。

1人の女の子が母からのメッセージで笑い、悩み、泣いて成長していく物語です。母親の姿に多くの女性が共感できますよ。 幼い頃の家族との記憶を思い出したい方におすすめの作品です。

 

著者
吉田 康弘
出版日

【映画原作】夫を支える妻役も板について『麒麟の舌を持つ男』(2017年)

佐々木充は「最期の料理請負人」と呼ばれていました。高額な報酬と引き換えに依頼主の食べたいものを完璧につくってしまいます。

謎の中国人・楊からこれまでにない難しい依頼を受けます。 それは第2次世界大戦中に天才宮廷料理人・山形直太朗が完成させた究極の料理のレシピを再現することでした。しかしその料理のレシピには恐るべき秘密が宿っていたのです。

2017年に映画化されたのが『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶』。宮崎あおいはメニューの開発に奮闘する山形直太朗を支える妻・千鶴役です。西島秀俊と息のあった演技も見どころ。

料理人たちの頑張る姿だけでなく、レシピに隠された謎が気になって読み進めてしまった読者も多数。サクサク読めるので小説が苦手な方も読みやすい作品です。

著者
田中 経一
出版日

ここからは、テレビドラマの原作を紹介していきます。

【テレビドラマ原作】幼い宮崎あおいが回想で登場『恐山殺人事件』(1998年)

 

1998年に『浅見光彦シリーズ第7作「恐山殺人事件」』としてテレビドラマ化された原作作品。榎木孝明演じる浅見は依頼を受けました。音楽教師・杉山博之が変死したのです。

恐山のイタコである杉山の祖母サキは博之の死を予測していたらしく、浅見はサキを訪ねるために青森へ行きます。しかしそこで遭遇したのはサキの変死でした。この一連の殺人事件に迫ります。

まだ幼い少女だった宮崎あおいは回想場面で少し登場しました。この時期はまだ名前の付いている役は少なかったのですが、可愛らしさは抜群です。

長年人気のある浅見光彦シリーズ。そのなかでも『恐山殺人事件』はスピリチュアルな要素が強い作品です。

 

著者
内田 康夫
出版日

【テレビドラマ原作】未だ謎の多い歴史を描く『新・忠臣蔵』(1999年)

江戸時代に起きた赤穂事件についての舟橋聖一の小説。この事件は播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭が切腹に処せられました。その理由は江戸城で高家の吉良上野介を斬りつけたからです。

なぜこのような事件が起きたのか。浅野内匠頭が結婚し、吉良上野介との確執、刃傷、切腹、赤穂城の大評定などエピソードがこの小説に綴られています。

1999年に『元禄繚乱』としてテレビドラマ化されます。中村勘九郎をはじめとする豪華キャストで製作。宮崎あおいは第38話で矢頭さよとして出演を果たしました

今だ謎めいている忠臣蔵。元禄時代を生きた武士たちの生きざまが垣間見られる作品です。 歴史好きには必見です。

著者
舟橋 聖一
出版日

【テレビドラマ原作】不朽の児童文学「ズッコケ三人組」シリーズ(1999年)

 

那須正幹原が書いた児童文学シリーズ。おっちょこちょいなはちべえ、のんびり屋のもーちゃん、物知りなハカセの個性豊かな3人の少年たちがくり広げる物語です。

その後、40歳になったズッコケ三人組を描いている番外編『ズッコケ中年三人組』も発行され、長年に渡り多くの人々に愛され続けてきました。

1999年に『ズッコケ三人組』がテレビドラマで放送。まだ幼い宮崎あおいはある少女として出演し、3人に住んでいる国のことをいろいろ教えています

本の世界だけでなく、映像化され人形劇にもなりました。1話完結のものが多く、簡単に読めるので子どもにおすすめの作品です。

「原作の詳細」が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<「ズッコケ三人組」シリーズの魅力とは。作者や登場人物、「中年版」も紹介!>
 

 

著者
那須 正幹
出版日

【テレビドラマ原作】少女漫画だけど社会派「問題提起」シリーズ(2001年)

1997年~2007年まで不定期連載された漫画です。援助交際、いじめ、レイプ、薬物依存、いじめなどさまざまな社会問題を題材としています。

本作は少女漫画ではありますが非常に読者に影響を与えました。講談社漫画賞にノミネートもされています。

この作品を原案として2001年にテレビドラマ『R-17』が放送されました。高校生の意見を代弁したかのようだと世間に話題を呼びます。宮崎あおいは第5、6話に出演しており、主人公の友達を演じています

少女漫画と社会問題の稀なコラボレーション。王道のラブストーリーとは違った漫画を読んでみたいという方におすすめです。

著者
ももち 麗子
出版日

【テレビドラマ原作】宮崎あおいが高校生役の初々しい演技『秋日子かく語りき』(2004年)

 

たまたま出会った天城秋日子と久留竜子の2人は交通事故に巻き込まれました。高校生の秋日子は助かったのですが、主婦の竜子は命を落としてしまいました。

ショックを受けて落ち込んでしまった竜子は1週間だけ秋日子の身体を借りる約束をして地上に戻ります。心温まるファンタジー作品です。

2004年に『ちょっと待って、神様』としてテレビドラマ化されました。高校生の秋日子を宮崎あおいが演じました。まだ若くて初々しさも残っていますが、彼女の演技にはたくさんの称賛の声が集まりました。

原作の漫画には青春を感じさせるフォークダンスが登場します。主人公が体験する高校生活はどこか懐かしさがあります。主婦層にもおすすめの作品です。

 

著者
大島 弓子
出版日

【テレビドラマ原作】宮崎あおいといえばコレ!『火の山ー山猿記』(2006年)

太宰治の娘・津島佑子が執筆した富士山がそびえ立つ山梨県甲府市で生きた有森家の物語。戦時中から始まって5代に渡る歴史を手紙や日記も交ぜて語られています。

土地を耕し、家を建て、子どもは学問にはげみ、日本が激動する中で生活する有森家も懸命に生活しました。

2006年に朝ドラの『純情きらり』の原案となったこの小説。テレビドラマでは宮崎あおい演じるヒロイン・有森桜子がピアニストを目指すという設定です。設定は大いに異なるも、波乱万丈の桜子の人生は小説の物語と似ています。

現代の世界とは家族の在り方がまた違います。そのような違った家族観を知りたい方におすすめです。

著者
津島 佑子
出版日
2006-01-13

【テレビドラマ原作】宮崎あおい大河ドラマ初主演!『天璋院篤姫』(2008年)

篤姫は薩摩島津家分家に生まれ、学問が好きな知的な女性でした。彼女は13代将軍家定の正室として江戸に送られるのです。結婚をしてやがて将軍御台所になった篤姫はさらに躍進します。幕末の激動の時代を生き抜いて徳川を守りました。

2008年大河ドラマ『篤姫』では宮崎あおいがヒロイン・篤姫を演じました。大河ドラマ初主演にも関わらず、高視聴率を得られました。彼女の演技力がたくさんの視聴者を魅了したのです。

男性が社会で活躍する江戸時代が舞台のこの作品。それでもたくましく生きた篤姫の生涯が綴られています。女性におすすめの作品です。

作品の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<天璋院・篤姫の知っておきたい4つの事実!江戸城無血開城の影の立役者>

著者
宮尾 登美子
出版日
2007-03-15

【テレビドラマ原作】朝ドラ『あさが来た』の原作『小説 土佐堀川』(2015年)

2015年の朝ドラ『あさが来た』の原作。明治時代が舞台の女性実業家の物語です。

主人公の広岡浅子は大坂の豪商加島屋を切り盛りし、石炭事業へ目を向け、さらには加島銀行を創立、大同生命を築き上げました。一方で日本女子大学の創立にも関わり、女性教育にも熱を注ぎました。

朝ドラではあさ役で波瑠が主演を務めました。宮崎あおいはあさの姉・はつとして登場します。はつは広岡浅子の姉・三井春をモデルとしています。

実は、はつは27歳で他界しています。朝ドラで登場する彼女は元気で生きている姿を想像してつくられたのです。

女性が社会で活躍するにはまだ難しかったこの時代。実業家として歴史に刻んだ女性の人生がわかる1冊です。

著者
古川 智映子
出版日

【テレビドラマ原作】宮崎あおいの美しい着物姿も話題『蝶々さん』(2011年)

 

明治初頭、長崎港外の深堀生まれた蝶は士族の娘でした。『学問のすゝめ』を読んで育ち、文明開化を夢見ます。しかし母と祖母の死をきっかけに生きるため長崎で舞妓として生活しました。

やがて長崎で海軍兵士と恋に落ちます。彼女のアメリカへの夢は叶うのか。維新の中に生きた1人の女性の物語です。

2011年に放送されたスペシャルドラマ『蝶々さん』は壮大な長崎の風景や原作の題材となった『蝶々夫人』の舞台を鮮やかに表現しました。主人公の蝶を演じた宮崎あおい。美しい着物を身にまとい、蝶をさらに輝かせています。

遠い昔の女性の人生を描いた作品ですが、現代の女性にも共感できる部分がたくさんあります。

 

著者
市川 森一
出版日

【テレビドラマ原作】葛飾北斎の娘を力強く熱演『眩』(2017年)

女絵師・応為の生涯を描いた朝日まかての小説。父・葛飾北斎をもつ応為は、20代から絵を描き続けたいと切望。60代に完成させた傑作「吉原格子先之図」までの人生が綴られています。

しかし彼女の人生は順風満帆ではありませんでした。叶わぬ恋、親戚の悪事、災害、再婚を委ねる母。さまざまな出来事が起こりつつも、人生を絵にかけました。

2017年に『眩~北斎の娘~』としてテレビドラマ化されました。宮崎あおい演じる応為はとても力強く感じられます

「江戸のレンブラント」と呼ばれる天才女絵師・葛飾応為。彼女の知られざる生涯を知りたい方はぜひ手に取ってみてください。

著者
まかて, 朝井
出版日

【テレビドラマ原作】世代を超えてたびたび映像化される名作『あにいもうと』(2018年)

1934年に発表された室生犀星の短編小説。作者の養母・赤井ハツがモデルとして主人公の赤座もんが創られました。赤座家は仲のよい5人家族でした。仕事には厳しい父、いつでも優しい母、お金が手に入ると家に帰らない長男の伊之、そして長女のもん、次女のさん。

ある日、もんが妊娠してしまいます。それに腹が立った伊介はもんと大喧嘩してしまいました。仲直りはできるのか。兄弟の複雑で不器用な愛情が描かれています。

この作品は世代を超えて何度も映画やテレビドラマ化されています。2018年にスペシャルドラマで放送され、大泉洋宮崎あおいがタッグを組んでいます。2人が熱演した伊之と桃子(もんち)は迫力があります。

テレビドラマは現代風にアレンジされているので、原作の時代背景がまた違った風に感じられるでしょう。

著者
ハルミチヒロ
出版日

【出演作品一覧】幼いころから幅広く活動する宮崎あおい!

【映画】

『あの、夏の日 〜とんでろ じいちゃん〜』(1999年) 原作『とんでろ じいちゃん』

『淀川長治物語・神戸篇 サイナラ』(2000年)

『sWinG maN スイングマン』(2000年)

『EUREKA ユリイカ』(2001年)

『害虫』(2002年)

『パコダテ人』(2002年)

『富江 最終章 〜禁断の果実〜』(2002年) 原作『富江』 

『ラヴァーズ・キス』(2003年) 原作『ラヴァーズ・キス』

『ラブドガン』(2004年)

『青い車』(2004年) 原作『青い車』

『理由』(2004年) 原作『理由』 

『amoretto アマレット』(2004年)

『いぬのえいが 「ねぇ、マリモ」』(2005年)

『NANA』(2005年) 原作『NANA-ナナ-』

『ギミー・ヘブン』(2006年)

『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(2006年)

『好きだ、』(2006年)

『初恋』(2006年) 原作『初恋』

『ただ、君を愛してる』(2006年) 原作『恋愛寫眞 もうひとつの物語』

『海でのはなし。』(2006年)

『NARA:奈良美智との旅の記録』(2007年)

『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(2007年) 原作『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』

『初雪の恋 ヴァージン・スノー』(2007年)

『サッド ヴァケイション』(2007年) 原作『サッド・ヴァケイション』

『陰日向に咲く』(2008年) 原作『陰日向に咲く』

『ハブと拳骨』(2008年)

『闇の子供たち』(2008年) 原作『闇の子供たち』

『少年メリケンサック』(2009年)

『ディズニーネイチャー/フラミンゴに隠された地球の秘密』(2009年)

『劒岳 点の記』(2009年) 原作『剣岳 <点の記> 』

『ソラニン』(2010年) 原作『ソラニン』

『オカンの嫁入り』(2010年) 原作『オカンの嫁入り』

『神様のカルテ』(2011年) 原作『神様のカルテ』

『ツレがうつになりまして。』(2011年) 原作『ツレがうつになりまして。』

『わが母の記』(2012年) 原作『わが母の記』

『天地明察』(2012年) 原作『天地明察』 

『北のカナリアたち』(2012年) 原案『二十年後の宿題』 短編集『往復書簡』に収録

『きいろいゾウ』(2013年) 原作『きいろいゾウ』

『舟を編む』(2013年) 原作『舟を編む』

『ペタル ダンス』(2013年)

『はじまりのみち』(2013年)

『神様のカルテ2』(2014年)

『バンクーバーの朝日』(2014年)

『世界から猫が消えたなら』(2016年) 原作『世界から猫が消えたなら』

『怒り』(2016年) 原作『怒り』

『バースデーカード』(2016年) 原作『バースデーカード』

『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』(2017年) 原作『麒麟の舌を持つ男』

 

【テレビドラマ】

『真・女神転生デビルサマナー 第10話・第12話』(1997年)

『浅見光彦シリーズ 第7作「恐山殺人事件」』(1998年) 原作『恐山殺人事件』

『元禄繚乱』 第38話(1999年) 原作『新・忠臣蔵』

『ズッコケ三人組』(1999年) 原作「ズッコケ三人組」シリーズ

『ブースカ! ブースカ‼ 第25話』(1999年) 

『20歳の結婚』(2000年)

『GirL』(2000年)

『天使の居場所』(2000年)

『秘密倶楽部 o-daiba.com』(2000年)

『株式会社 o-daiba.com』(2001年)

『R-17』 第5〜6話(2001年) 原作「問題提起」シリーズ

『フレーフレー人生!』(2001年)

『青と白で水色』(2001年)

『しあわせのシッポ』(2002年)

『ケータイ刑事 銭形愛』(2002年)

『ポートタウン』(2003年)

『東京少女』 第2話(2003年)

『ちょっと待って、神様』(2004年) 原作『秋日子かく語りき』

『理由』(2004年) 映画で紹介するため割愛

『父の海、僕の空』(2004年)

『純情きらり』(2006年) 原作『火の山―山猿記』

『篤姫』(2008年) 原作『天璋院篤姫』

『あさが来た』(2015年) 原作『小説 土佐堀川』

『蝶々さん』(2011年) 原作『蝶々さん』

『ゴーイング マイ ホーム』(2012年)

『眩〜北斎の娘〜』(2017年) 原作『眩』

『あにいもうと』(2018年) 原作『あにいもうと』 

『あしたの家族』(2020年)


 

宮崎あおいの役柄と作品について触れました。デビュー作品から遡ってみると彼女の実力が明確に成長していることがわかります。しかし幼いころから大人の女性になった今でも変わらず見る人に癒しをくれます。ぜひ原作と映像作品を手に取って、宮崎あおいの演技をお楽しみください!

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