向井理のおすすめ実写化映画10選、テレビドラマ20選!異色の経歴を活かした役柄に注目

更新:2021.11.29

爽やかな役、心がない冷酷な役、単細胞なタイプの役など、様々な役柄で私たちを魅了する実力派俳優の向井理。この記事では、そんな向井理がテレビドラマや映画で演じた役柄と作品についてご紹介します。2児の父であり、バーテンダーとして働いていた経験がある彼は、俳優としても様々な一面を秘めていますよ。

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向井理のプロフィールが特殊!朝ドラ『ゲゲゲの女房』で活躍!

これまで様々なタイプの役柄を演じ、生み出してきた向井理。ここではそんな彼の、プロフィールについてご紹介したいと思います。

1982年2月7日生まれ神奈川県出身の向井理は、身長182cmという長身で2020年9月現在38歳。動物好きが高じて、幼少の頃の夢は獣医になることでした。大学では明治大学農学生命学科の遺伝子工学を専攻し、当時の研究メンバーとともに国際動物遺伝学会議でベストポスターアワードを受賞しています。

学生時代のアルバイト経験を経て、大学卒業後バーテンダーとして就職。バーの店長を務めていたこともあります。バーテンダー時代に雑誌「Tokyo graffiti」の取材を受け、現事務所にスカウトされました。

朝ドラ『ゲゲゲの女房』では、ヒロインの夫役に大抜擢されました。その他、テレビドラマ『10の秘密』をはじめ多くのテレビドラマ・映画に出演し、実力派俳優として活躍を続けています。2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、演じた足利義輝の最期のシーンも話題となりました。

彼の私生活を支える嫁は、テレビドラマ『ハングリー!』で共演した国仲涼子。2014年12月に結婚し、2020年9月現在2児の父でもあります。

またクォーターなのではないかという、噂がある彼。しかし向井理は、純粋な日本人。ではなぜこのような噂が生まれたのでしょうか?噂の真相は彼の祖母をモデルとした映画『いつまた、君と 〜何日君再来〜』のタイトルに、「何日君再来」という中国語が入っていたことから生まれた推測のようです。

作品の登場人物を雰囲気ごと体現する、向井理の魅力

爽やかイケメンから、ハードな悪役までこなす向井理。そんな彼が発する魅力は、どういったところから生まれるのか?ここではその秘密を深堀していきます。

監督やプロデューサーとコミュニケーションを取りながら、役を作り上げていくという向井理。テレビドラマ『10の秘密』では、誘拐された娘のために奔走する父親役を熱演。これまでの作品では前後のシーンとのつながりや関係性を意識して演じていたけれど、本作ではあえて何も考えずに挑んだといいます。

様々な秘密に振り回される役を作り上げるには、事前に演じるための段取りを考えてしまうと先読みをする演技になってしまうと思ったのだそう。秘密に対して不安に駆られる心境をリアルに表現するため、真摯に役を作り上げる姿が人を惹きつけ続ける原動力になっています。

また向井理は制作スタッフから、ニュアンスの芝居について絶賛されています。ニュアンスの芝居とはセリフがなく、表情や仕草で感情を表現すること。言葉に出さなくても相手を大切に思っている気持ちや、気持ちをうまく言葉にできず物憂げな表情を見せるなど、ニュアンスで視聴者の心をわしづかみにしています。向井理が出演している作品を見ていて、思わずドキっとしてしまった方も少なくないのではないでしょうか。

そんな彼の魅力をもっと知りたい方には、四季折々の彼の様々な表情をカメラマン・蜷川実花が撮影したこちらの1冊もおすすめです。

著者
[]
出版日

そんな向井理は、数多くの実写化映画やテレビドラマに出演しています。ここからは原作がある向井理の出演作の中から、おすすめの映画10選をピックアップして紹介していきます。

【映画原作】向井理が、金髪の凄腕ベーシストに!『BECK』(2010年)

ハロルド作石が描く漫画『BECK』は、累計発行部数1500万部を突破した大ヒット音楽漫画。講談社の漫画賞で少年部門を受賞しています。

自分を必要としてくれる人なんていないとくすぶった思いを抱きながら、平凡な毎日を送る田中幸雄。ある日風変わりな犬がいじめられている場面に遭遇し、犬の飼い主である南竜介と出会います。竜介からギターを譲り受け、やがて音楽の世界へとのめりこんでいく幸雄。竜介とともにバンドを結成することになります。
 

向井理が本作で演じたのは、幸雄と竜介が結成したバンド・BECKのベーシスト・平義行。BECKの中で年長者である平は、冷静で頭のキレる人物でメンバーの精神的な柱となる存在です。撮影前に猛練習して挑んだベースを奏でるシーンと、珍しい金髪姿は注目ポイント。

音楽好きの心を揺さぶる漫画を読みたい!という方におすすめの作品です。

原作の詳細が気になった方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『BECK』6の魅力!あらすじ、最終回、名言をネタバレ紹介!【無料】>
 

著者
ハロルド 作石
出版日
2000-02-15

【映画原作】生きざまがカッコイイ、ファッションデザイナーを熱演『Paradise Kiss』(2011年)

漫画『NANA』などで知られる矢沢あいが、ファッション雑誌「Zipper」で連載していた『Paradise Kiss』。同作者の『ご近所物語』の続編にあたります。

名門進学校に通う早坂紫(ゆかり)は、鬱屈した日々を送っていました。矢沢芸術学院のパラダイス・キス(通称・パラキス)のメンバーと偶然出会ったことで、そんな毎日が一変。紫はパラキスのメンバーからファッションショーのモデルになることを懇願され、今まで知らなかった世界に触れていくことになります。
 

パラキスのリーダー的存在である小泉譲二(通称・ジョージ)を演じたのが、向井理。ファッションデザイナー志望のジョージは、才能に満ち溢れた人物。時には紫を身勝手に翻弄したりもしますが、カッコイイ生きざまを魅せつけてくれます。

本作は漫画と映画で、大きく結末が異なります。どちらの結末がお好みか、見比べてみてはいかがでしょう?

この作品が気になった方は、登場人物の名ゼリフを交えて魅力を紹介するこちらの記事もご覧ください。

<漫画「パラダイス・キス」が無料!登場人物の魅力を名言からネタバレ紹介!>
 

著者
矢沢 あい
出版日
2000-04-07

【映画原作】カンボジアに小学校を作るため、奔走する『僕たちは世界を変えることができない。』(2011年)

『僕たちは世界を変えることができない。』は実体験を元に葉田甲太が執筆した、ノンフィクション作品です。初版本は自費出版にも関わらず、5000部を売り上げる話題作となりました。

医大生の田中甲太は、気軽なイベント系サークルで何気ない生活を送る日々。ボランティア募金のパンフレットに掲載されていた情報から、150万円集めればカンボジアに学校を建設できることを知ります。カンボジアに小学校を作るため同じ志を持つ仲間とともにチャリティーイベントを行い、学校建設に向けて奮闘します。
 

本作で向井理が演じたのは、カンボジアに小学校を建てるため奔走する田中甲太。何気ない日々を変えてくれる何かを求めている甲太は、引っ込み思案な性格の持ち主。向井理はそんな甲太の素をリアルに表現するため、台本や原作を読む前にカンボジアを訪れ自然に湧き上がった感情を元に表現したと語っています。

著者
葉田 甲太
出版日
2010-12-01

【映画原作】パリで偶然がもたらすラブストーリー『新しい靴を買わなくちゃ』(2012年)

妹に無理やり連れられて来たパリで、着いてすぐ置き去りにされる八神千。千が茫然自失状態でいるところに、偶然通りかかった日本人女性の勅使河原アオイ。アオイは千のパスポートに足を滑らせ転倒し、ヒールが折れてしまいます。このアクシデントにより、千のパスポートは破損。偶然の出会いからはじまる、おとぎ話のようなラブストーリーです。

いきなり妹に置き去りにされてしまう、八神千を演じたのが向井理。面倒見がよい性格で、カメラマンの仕事をしています。千とアオイが互いに抱えている悩みや弱さを明かし、2人の距離が縮まっていくさまに思わずきゅんとしてしまうかもしれません。

異国の地で偶然の出会いが織り成す、ラブストーリーを読みたいという方におすすめの1冊です。

著者
北川 悦吏子
出版日
2012-07-20

【映画原作】夫婦とは何かを問いかける『きいろいゾウ』(2013年)

本作『きいろいゾウ』は小説を出版後、小説を元に描いた同タイトルの絵本も出版されました。

介護施設職員として働きながら、売れない小説家の顔も持つ夫・無辜歩(むこ あゆむ、通称・ムコ)。妻の妻利愛子(つまり あいこ、通称・ツマ)は、動物などの生き物の声が聞こえてしまう特殊な感受性の持ち主。都会から田舎へ引っ越したムコとツマは、新しい生活をスタートします。しかしある出来事がきっかけで、ツマを残し東京へ向かうことになるムコですが……。
 

向井理が演じたのは、背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家の無辜歩。ムコはツマを優しく包み込む毎日の中に、闇も持ち合わせている人物です。

互いのことで知らないことが、多くあるムコとツマ。胸のうちをはっきりと言葉に表さない2人の姿に、夫婦とは、愛とは何かを考えさせられる1冊です。

著者
西 加奈子
出版日
2008-03-06

【映画原作】向井理が、非モテのメガネ男性に扮する『百瀬、こっちを向いて。』(2014年)

大学卒業前に博多へ帰郷した、相原ノボル。帰郷した際に高校の先輩・神林徹子と再会し、高校時代のことを思い出しはじめます。学校1の美人だった徹子は、ノボルが兄のように慕っていた宮崎瞬と付き合っていました。しかし宮崎には、もう1人彼女がいて2股をかけていたのです。宮崎のウソにノボルは巻き込まれてしまい……。
 

30歳になった相原ノボルを、向井理が演じました。ノボルは過去の思いを、どこかまだ引きずっている性格。メガネをかけた根暗な非モテ男性という、これまでとは違った役柄を具現化しています。

『百瀬、こっちを向いて。』は原作と映画で、設定に違いがあります。映画のノボルは30歳の新人小説家で、文学賞受賞記念の講演を母校でおこなうため15年ぶりに帰郷します。徹子も原作では妊婦ですが、映画では2児の母に変更されています。

著者
中田 永一
出版日
2010-08-31

【映画原作】姉弟が絶妙なコンビネーションを見せる『小野寺の弟・小野寺の姉』(2014年)

早くに両親を亡くしてから20年以上、古い一軒家で暮らしている2人の姉弟。姉の小野寺より子はメガネ屋勤務で40歳、弟の進は調香師で33歳。支えあいながら程よい距離感で仲良く暮らす姉弟は、2人とも恋に対して奥手なタイプでした。ある日そんな2人のもとへ、間違って一通の手紙が届きます。果たしてこの手紙は、小野寺姉弟の生活に変化をもたらすのか?!
 

向井理が演じたのは、小野寺家の弟・小野寺進。進は姉を思いやる、心優しい性格の持ち主。いつも寝癖をつけていて、ファッションにこだわりのないダサめ男性です。より子役の片桐はいりと、絶妙な姉弟のコンビネーションをくり広げています。

読んでいて温かい気持ちになったり、思わず笑いがこみ上げたり、ちょっとせつなくなったり。様々な感情を味合わせてくれる1冊です。

著者
西田 征史
出版日

【映画原作】作者の提案から生まれた人物を熱演!『天空の蜂』(2015年)

『天空の蜂』は『容疑者Xの献身』などで知られる東野圭吾が描く、クライシスサスペンス小説です。

軍事用巨大ヘリコプターのビッグBが、天空の蜂というテロリスト集団に操縦権を奪われた。大量の爆薬を載せたビッグBは、高速増殖炉・新陽の上空へ。日本政府は原発のタービンを破壊するか、新陽にビッグBを落とされるかの決断を迫られます。政府はテロリストの要求に屈してしまうのでしょうか?

原作にはいない映画オリジナルキャラクター、成人した湯原高彦を向井理が演じました。高彦は新型ヘリコプター開発責任者の主人公・湯原一彰の息子。映画化する際に作者・東野圭吾から出された提案の中に、2011年以降の現在を描き、湯原一彰の息子を成長した姿で登場させるというものがありました。この提案が元に、生まれたキャラクターです。

原子力発電所に焦点をあてた作品を読みたいという方に、おすすめの1冊です。

著者
東野 圭吾
出版日
1998-11-13

【映画原作】向井理が、強面のヤクザに!『ザ・ファブル』(2019年)

講談社漫画賞の一般部門を受賞した『ザ・ファブル』は、伝説の殺し屋が一般人になろうと奮闘する笑い要素ありの人気漫画です。

鮮やかな手口で殺戮をこなす、伝説の殺し屋・ファブル。どんな相手も6秒以内で殺すファブルは、まさに最強。ファブルの正体が知られることを恐れるボスは、殺しを封じ一般人として1年間生活することをファブルに命じます。伝説の殺し屋は本当に一般人として、生きていけるのでしょうか。

数あるイカれた登場人物の中で向井理が扮したのは、裏社会の幹部・砂川。冷酷な表情を浮かべ、大阪弁でまくし立てていく姿に恐ろしさを感じるかもしれません。新たな一面を見せてくれる役と言っても、過言ではないでしょう。
 

原作の詳細が気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

<漫画『ザ・ファブル』が面白すぎ!17巻まで全巻ネタバレ!岡田准で映画化>
 

著者
南 勝久
出版日
2015-03-06

【映画原作】江戸時代の大がかりなお引っ越しがわかる『引っ越し大名三千里』(2019年)

7回もの国替えを経験し、引っ越し大名と呼ばれる譜代大名の松平直矩。幕府より更なる国替えの命が下り、引っ越し奉行の役目を継いだ片桐春之介は人もお金も経験もないなか、国替えに奮闘することとなります。コメディタッチありの、新しい作風の時代小説です。
 

江戸幕府の小納戸役、柳沢吉保を演じたのが向井理。松平直矩に恨みを抱き、姫路からの国替えを言い渡す黒幕として暗躍します。徳川綱吉に信頼された異例の出世を遂げた実在の人物を、どのように作り上げているのかに注目です。

参勤交代よりも莫大な資金が必要とされた、江戸時代のお引っ越し。軽快なテンポでストーリーが展開し、引っ越し奉行が奮闘していく本作。新感覚の歴史物として楽しめる1冊です。

この作品が気になる方は、原作のおもしろさを解説したこちらの記事もご覧ください。

<『引っ越し大名千里』面白さをネタバレ解説!あらすじ、登場人物、結末>
 

著者
土橋章宏
出版日
2016-05-12

ここまで向井理が出演してきた、原作付きのおすすめ映画10選について触れてきました。ここからは、向井理が出演したテレビドラマ作品の中で、原作付きのおすすめテレビドラマ20選をピックアップして紹介していきます。

【テレビドラマ原作】クラシックブームを巻き起こした話題作『のだめカンタービレ』(2006年)

クラシックブームを巻き起こした『のだめカンタービレ』は、クラシック音楽とオーケストラを題材にした漫画作品。音楽の魅力へと惹きつけながら、個性的なキャラたちが笑いを誘います。

音大のピアノ科に通う千秋真一には、世界で活躍する指揮者になりたいという目標がありました。しかし千秋は過去の恐怖体験が原因で、海外渡航ができません。くすぶった日々を送る千秋は、ひょんなことからピアノ科の野田恵(通称・のだめ)と出会います。のだめは3日おきにしかシャンプーをしないという変わりものですが、どこか光るピアノの才能を持っていて……。
 

本作で向井理は、チェリストの菊地亨を演じました。菊地はオーストリア音楽祭で入賞したり、全日本音楽コンクールで優勝する腕前の持ち主。チャラくて女性にだらしない性格ですが、チェロを奏でる姿は凜としています。

この作品に興味がある方は、作者・二ノ宮知子のおすすめ漫画を紹介するこちらの記事もおすすめです。

<ノ宮知子のおすすめ漫画ランキングベスト5!『のだめカンタービレ』の作者>

著者
二ノ宮 知子
出版日
2002-01-08

【テレビドラマ原作】イタリア料理店の厨房をリアルに描いた『バンビ〜ノ!』(2007年)

バイト先の店長からの紹介で大学が休みの間、東京のイタリア料理店で働くことになった伴省吾。福岡でバイトしていた時の経験から自分の才能を信じて疑わない省吾でしたが、戦場のような厨房に圧倒され現実を思い知ることになります。様々な試練を乗り越え、料理人として成長していく物語が『バンビ〜ノ!』です。
 

飲食店での勤務経験がある向井理が本作で演じたのは、省吾が働くイタリア料理店の先輩見習い妹尾雅司。戦場のように忙しい厨房で、見習い料理人として奮闘していきます。途中から前菜担当に昇進。真摯に料理へと向き合う姿に、釘付けになってしまうかもしれません。

小学館漫画賞の一般向け部門を受賞した本作は、イタリア料理店の厨房をリアルに描いた本格グルメ漫画を読みたいという方におすすめです。

著者
せきや てつじ
出版日

【テレビドラマ原作】せつない恋心が痛いほど伝わる『ハチミツとクローバー』(2008年)

『ハチミツとクローバー』は漫画『3月のライオン』で知られる羽海野チカが描く、美大を中心にくり広げられる心あたたまるラブストーリーです。

美大に通う竹本祐太が暮らすアパートには、同じ大学に通う先輩の森田忍や真山巧が住んでいました。桜の木の下で、花本はぐみと出会う竹本。真山に思いを寄せる山田あゆみを含め、竹本・森田・真山・はぐみ・あゆみの美大生5人は交流を深めていくようになります。

向井理が演じたのは、建築デザイン事務所経営者の原田理花に思いを寄せる真山巧。真山はなかなか距離を縮めさせてくれない理花を、一途にひたむきに思い続けます。理花を見つめる視線から狂おしいまでに理花を思う気持ちが伝わり、見る人をせつない気持ちにさせます。

たくさんの優しさとせつない片思いがあふれ、胸がぎゅっとしめつけられる。そんな漫画を読んでみたいという方は、手にとってみてはいかがでしょう。

この作品が気になる方は、原作の魅力をキャラクターから紹介するこちらの記事もご覧ください。

<『ハチミツとクローバー』が無料!名作恋愛漫画の魅力をーから紹介>
 

著者
羽海野 チカ
出版日
2002-08-19

【テレビドラマ原作】史上最強の姉、光臨!『正義の味方』(2008年)

『正義の味方』の主人公は何かと不運な出来事に遭遇しがちな、高校生の中田容子。容子には最強の姉が1人いました。姉の槇子は有名大学を首席で卒業、政務省に務めるエリート官僚。そんな槇子のモットーは、1日1悪。人知れず悪事や嫌がらせを働くのに、なぜか結果的にまわりに幸せをもたらすため正義の味方と思われていたのです。
 

悪魔のような女・槇子と結婚する良川直紀を、向井理が演じています。東京大学卒のエリート官僚で、爽やかイケメン。直紀は順調な人生を送るなか、槇子に見初められ結婚することに。槇子の正体を知らず結婚したため、やがて波乱に満ちた人生へ巻き込まれていくことになります。

人を陥れることを生きがいにした性悪女が、なぜか正義の味方として人気者になってしまう本作。軽快なテンポのストーリー展開で、後味の悪さを残しつつも読後感はスッキリしてしまう漫画です。

著者
聖 千秋
出版日

【テレビドラマ原作】向井理が、ミステリアスな銀髪執事に『メイちゃんの執事』(2009年)

『メイちゃんの執事』は執事とお嬢様という、ちょっとした憧れのシチュエーションを題材にした少女漫画です。

香川県でうどん屋の娘として、平凡で幸せな毎日を送っている東雲メイ。しかし交通事故で両親が亡くなり、生活が一変。突然やってきた執事だという柴田理人から、メイは大実業家本郷グループの孫娘であり後継者であると告げられます。メイは本郷家の後継者として然るべき教育を受けるため、超お嬢様学校の聖ルチア女学園に入学することになり……。
 

聖ルチア女学園の究極のお嬢様・ルチアの称号を持つ、本郷詩織の執事・忍を向井理が演じました。銀髪の執事・忍は、優れものの執事ですが冷酷な部分も持ち合わせた人物。何を考えているのか、感情が読めないミステリアスさを見事に表現しています。

原作とドラマで異なる点が多数あります。また原作にはスピンオフや続編漫画もあり、様々な楽しみ方ができる作品です。

この作品に興味がある方には、執事を題材にした漫画を紹介するこちらの記事もおすすめです。

<執事が出てくるおすすめの恋愛漫画5選!>
 

著者
宮城 理子
出版日
2006-11-24

【テレビドラマ原作】傍聴ブームの火付け役『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(2009年)

実際に裁判傍聴経験のある著者の北尾トロが、インパクトが強かった裁判をピックアップしたエッセイ『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』。傍聴ブームの火付け役となり、漫画、映画、ドラマ化されました。

小説やワイドショーよりもリアルな、法廷のヒューマンドラマといえる裁判。無料で傍聴できる裁判には、殺人、DV、詐欺、強姦といった事件の裏側に様々なドラマがつまっています。思わずつっこみたくなるような弁明や、裁判官の意外な一面など、今まで知らなかった裁判が垣間見れる1冊です。
 

向井理は『傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜』というタイトルで制作された、テレビドラマ版に出演。本作がテレビドラマ初主演作となりました。演じたのは、フリーターとして生活している北森夫。ひょんなことから傍聴にハマる森夫は、純粋で優しい性格だけど決断力にかける一面があります。

この作品が気になる方は、漫画版について触れたこちらの記事もご覧ください。

<『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』結末までのおすすめ話ネタバレ【無料】>
 

著者
北尾 トロ
出版日

【テレビドラマ原作】向井理が、漫画家・水木しげるを演じた『ゲゲゲの女房』(2010年)

本作は漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親である、漫画家・水木しげるを支えた妻の武良布枝が綴った自伝的エッセイ作品です。

才能あふれる夫とともに歩んできた武良布枝(むらぬのえ)。布枝が生まれ育った島根県安来市でのエピソードや、夫・水木しげるとの出会い。貧しかった新婚生活、漫画家として成功をおさめるまでの苦難や喜び、ヒット作はどのようにして生まれたのか。水木しげるを支え続けた、妻だからこそ描ける1冊です。
 

NHK連続テレビ小説82作品目として朝ドラ化された本作で、向井理は水木しげるにあたる役・村井茂に抜擢されました。太平洋戦争の最中、戦地で左腕を失った茂はマイペースで型にハマらない性格で、度々家族を驚かせます。ひたむきに作品を書き続ける真摯な姿には、目を見張るものがあります。

幼少の頃から親しんできた妖怪たちを生み出した、巨匠の人生にふれてみたいという方におすすめの1冊です。

著者
武良 布枝
出版日

【テレビドラマ原作】干物女がくり広げるラブコメディ『ホタルノヒカリ』(2010年)

仕事では優秀な一面を見せる、インテリア事業部勤務の雨宮蛍。しかし、その実態は私生活では恋愛に興味がなく、家でダラダラしながら漫画とビールを好む干物女なのでした。ひょんなことから、上司の高野誠一と同居生活を送ることになる蛍。蛍は若手インテリアデザイナーの手嶋マコトと惹かれあい、付き合うことになるのですが……。
 

2度テレビドラマ化された本作。原作に沿って制作されているのは1作目、2作目にあたる『ホタルノヒカリ2』はドラマオリジナルストーリーになっています。向井理は『ホタルノヒカリ2』に出演。ドラマオリジナルキャラで蛍の同僚・瀬乃和馬を演じました。瀬乃は契約社員で、定時に帰るけど仕事は優秀。ちょっとチャラくて口が悪いところもあるけれど、蛍に熱い思いをぶつけドキッとさせます。

干物女に迫られる選択たちは、読んでいて親近感を持つかもしれません。

著者
ひうら さとる
出版日
2005-02-10

【テレビドラマ原作】向井理が、江戸幕府2代目将軍に『江 姫たちの戦国』(2011年)

2011年の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の原作にあたる本作は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が駆け抜けた戦国時代を描いた一大叙事詩です。

織田信長の妹・市には、茶々・初・市という3人の娘がいました。織田家との戦いで夫・浅井長政をなくした後、柴田勝家と再婚することになる市。羽柴秀吉との戦いで市は夫ともに、命を落とします。その後、秀吉の下で成長を遂げてゆく、3人の娘たち。三女の江は2度の結婚と離別を経て、徳川秀忠へ嫁ぐことになります。

向井理が演じたのは、江の3人目の夫・徳川秀忠。本来は活発な性格でしたが、父・家康の姿を見ながら成長していくに連れ冷たくねじれた性格になります。妻・江と接していく上で徐々に心境に変化が現れるも、どこまでも影響を与え続ける家康に悩まされる難役を緻密に表現しました。
 

もっとも熱い戦国時代を描いた小説を読みたい方は、1度手にとってみてはいかがでしょう?

著者
田渕 久美子
出版日

【テレビドラマ原作】小学生が殺人犯⁉センセーショナルな事件を描いた『アイシテル〜海容〜』(2011年)

『アイシテル〜海容〜』は小学生が殺人犯という、センセーショナルな漫画作品。

幸せな家庭で、満たされた毎日を送る小沢聖子。しかし息子の清貴が殺害されたことで、幸せな日々は一変します。しかも、犯人は11歳の小学生だというのです。被害者家族と加害者家族それぞれが、事件を通して苦悩し家族とは何かを模索し続けます。

テレビドラマ『アイシテル〜海容〜』の続編である、スペシャルドラマ『アイシテル〜絆〜』に向井理が出演。11歳の時に7歳の小沢清貴を殺害してしまった、森田智也の服役後を演じました。服役をして出所した智也が、清貴の母との約束を守るため償い続ける人生を送るさまに胸が締めつけられます。

取り巻く環境から起きてしまった出来事であっても、人を殺めてしまった事実はずっと消えない。少年犯罪とは母とは何かを、訴えかける漫画作品です。

著者
伊藤 実
出版日

【テレビドラマ原作】思わずゾッとする、深い闇を抱える怪物を演じた『怪物』(2013年)

あと1ヶ月で定年を迎える、千住大橋署の香西武雄。彼には1つ、忘れられない事件がありました。それは過去に起きた誘拐殺人事件。犯人は堂島昭だと思いながらも逮捕できず。、事件は時効を迎えてしまいました。定年退職するまでのわずかな期間、再び堂島昭を追うと決めた香西。果たして香西は、事件の真相に辿り着けるのか?
 

本作は『読売テレビ開局55年記念ドラマ 怪物』というタイトルで、テレビドラマ化されました。日本循環環境ラボラトリという生ゴミ処理場の研究員、真崎亮を向井理が演じています。真崎は新たに起きた事件の鍵を握る人物。無表情・冷静沈着で、心の底に深い闇を抱える怪物でもあります。タイトルの怪物をどのように体現しているのか、目が離せません。
 

普段は表面上に見えない、心に潜む怪物。その怪物が姿を見せたとき、背筋が凍るかもしれません。

著者
福田 和代
出版日

【テレビドラマ原作】素手で戦う警察官を熱演!『S -最後の警官-』(2014年)

普通の警察官では対応できない凶悪犯罪に立ち向かい、犯人を生かしたまま確保する警察庁特殊急襲捜査班(通称・NPS)。しかし警察上層部はNPSの手に負えない凶悪犯罪が起きた場合は、SATを機動し世論を味方につけSATの権限を向上させる思惑を抱いていました。上層部の考えを知るNPSの隊長は、それを逆手にとって凶悪犯罪に対峙していきます。
 

本作で向井理は、主人公・神御蔵一號(かみくらいちご)を演じました。一號はNPSの隊員で、プロボクサーから警察官へ転身した変り種。ボクシングで培ったパンチ力を生かし、接近戦において素手での制圧を得意としています。熱い男で後先考えずに突っ込んでいくこともありますが、状況判断力にも長けた人物。事件現場でのアクションシーンは見ごたえがあります。

警察の特殊部隊を題材にした漫画に興味がある方に、おすすめの作品です。

この作品が気になる方は、作者のおすすめ漫画をランキング形式で紹介するこちらの記事もご覧ください。

<小森陽が原作の漫画ランキングベスト5!男たちの熱いドラマを描く>
 

著者
["小森 陽一", "藤堂 裕"]
出版日

【テレビドラマ原作】事件の真相を解き明かす、記者を演じた『死の発送』(2014年)

推理小説の巨匠・松本清張が描く『死の発送』は、『フジテレビ開局55周年特別番組 松本清張ドラマスペシャル・死の発送』というタイトルでテレビドラマ化されました。トリックが幾重にも仕掛けられ、怪談かと思わせる部分もある本格ミステリー小説です。

税金5億円横領の罪で服役していた、元N省官吏・岡瀬正平が出所した。岡瀬が横領した金は、約1億円が使途不明になっていた。編集長・山崎治郎からの指示で、約1億円の謎を追う夕刊紙Rの記者・底井武八。山崎に不信感を抱きつつ底井は岡瀬を尾行し続けますが、約2ヶ月後岡瀬が遺体となって発見されてしまい……。

犯人を追う記者である主人公・底井武八を演じた向井理。本作は、推理ドラマ初挑戦作となりました。事件の真相を追う底井は、事件の謎を解き明かしていくなどセリフが膨大な難役。トリックを解き明かしていく表情にも注目です。

著者
松本 清張
出版日

【テレビドラマ原作】織田信長は、現代の高校生だった⁉『信長協奏曲』(2014年)

新しい解釈で織田信長を描いた漫画『信長協奏曲』は、小学館漫画賞少年向け部門を受賞しました。

勉強があまり好きじゃない高校生のサブローは、川に落ちた際に戦国時代へタイムスリップ。そこで自分と同じ顔をした織田信長と出会い、体が弱い自分に代わって織田信長になってくれないかと頼まれてしまいます。信長として生きることになったサブローに、なれない戦国での生活と多くの苦難が襲い掛かります。

本作で向井理が演じたのは、織田家に使える池田恒興(つねおき)。実直な人物で信長を制止する役目を担っています。まじめな性格がゆえに気苦労が絶えず、信長に敵対する弟・信行に加担する際も苦悩します。注目ポイントは、サブローとの絶妙なコンビネーションです。

織田信長と明智光秀の関係が、今までにない設定になっている本作。新たな解釈の織田信長を読んでみたい!という方は、手に取ってみてはいかがでしょう。

主演サブローと信長を演じた小栗旬について詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

小栗旬を一人の演劇人として解剖。実写化出演した映画、テレビドラマを一括紹介!

著者
石井 あゆみ
出版日
2009-11-12

【テレビドラマ原作】命を重んじる、ゼロ戦パイロットの生きざまを描いた『永遠の0』(2015年)

『永遠の0』は百田尚樹がリアルに描写した、第2次世界大戦を描いた物語です。

司法試験に連敗しニート生活を送る佐伯健太郎は、ある日祖父から実の祖父は別にいると告げられます。特攻で散っていった実の祖父・宮部久蔵について話を聞いてまわる、健太郎と姉の慶子。生きることにこだわり続けた祖父は、どのような人物で何を思い特攻に向かっていったのか。祖父の軌跡を辿りながら、真実を紐解いていきます。

本作は映画化もされていますが、テレビドラマ版に向井理が出演。健太郎の実祖父・宮部久蔵を演じました。宮部は臆病と罵られながらも訓練にはげみ、機体を細かくチェックし命の尊さをおもんばかる性格。過酷な戦況の中で、思いをつらぬいた宮部が周りに影響を与えていくさまを表現しています。

あらためて戦争とは何かを問いかける、きっかけとなる1冊です。

著者
百田尚樹
出版日

【テレビドラマ原作】向井理が演じる、本格的なバーデンダー『盗まれて』(2017年)

今邑彩の『盗まれて』という短編集の中の一編『情けは人の…』が、『ドラマ・ミステリーズ〜カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊〜「情けは人の…」』というタイトルで、テレビドラマ化されました。

大学進学を断念し、スナックでバイトする北川健史。亡くなった健史の母は、未婚の母でした。母が入院した際にも、姿を現さなかった父。そんな健文の実父・塚原幹雄に復讐をしたいから、協力してくれないかという話を持ちかける客がスナックにやってきます。

向井理が演じたのは、実の父に複雑な感情を抱く主人公・北川健史。過去にバーテンダーとして働いていた向井理が演じる、本格的なバーテンダー姿は必見です。

想像の上をいく大ドンデンがえしが起こる本作は、短編作品にも関わらず納得の読後感が得られる作品です。

著者
今邑 彩
出版日

【テレビドラマ原作】2人の主人公が、過酷な運命に立ち向かう『アキラとあきら』(2017年)

本作は『半沢直樹』シリーズなどで知られる、人気作家・池井戸潤の革新的な作品。2人の主人公がくり広げるヒューマンストーリーです。

まったく違う境遇に生まれ育ってきた、山崎瑛(やまざきあきら)と階堂彬(かいどうあきら)。2人のあきらは産業中央銀行に同期入社し、能力を買われ期待を寄せられるようになります。やがて彬は傾きかけた実家の会社を立て直すため、銀行を退職。彬の会社を救うため、瑛が奔走することになります。

東海郵船の経営者一族に生まれた階堂彬を、向井理が演じました。彬は敷かれたレールに反し、銀行に就職する意志の強さを持った人物。過酷な運命に翻弄されながらも、毅然と立ち向かっていく姿を魅せてくれます。

こちらの作品が気になった方は、池井戸潤のヒット作をあわせて紹介したこちらの記事もご覧ください。

<池井戸潤のドラマ化された作品おすすめランキングベスト6!>
 

著者
池井戸潤
出版日
2017-05-17

【テレビドラマ原作】向井理が、悪魔のような男性を演じる『きみが心に棲みついた』(2018年)

下着メーカー勤務の小川今日子は、緊張するとうまく喋れなくなってしまう内気な性格。そんな今日子の心には、ずっと心に棲みついて離れない男性・星名漣がいた。自分の心を救ってくれた星名に深く傷つけられ、変わりたいと願う今日子。しかし今日子の会社に星名がやってきて、激しく動揺することになります。
 

今日子の心に棲みつく悪魔のような男性、星名漣を演じた向井理。過去に壮絶な経験をした星名は、完全に心が歪んでしまっています。人に優しく振舞う好青年の顔と、心が無い冷徹な本性を持つとても難解な人物。星名のたび重なる今日子への仕打ちに、見ていて心が苦しくなってきます。

共感しがたい選択をしがちな主人公がくり広げる、今までになかった作風の少女漫画です。

原作の詳細が気になる方は、こちらの記事をご覧ください。

<漫画『きみが心に棲みついた』を読もう!全巻の魅力をネタバレ紹介!>

著者
天堂 きりん
出版日
2012-01-13

【テレビドラマ原作】そろばんと剣術が得意な浪人を熱演!『風の市兵衛』(2018年)

『風の市兵衛』は人気長編小説シリーズで、歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞しました。

渡り用人・唐木市兵衛は風の剣で不条理な災厄をもたらすものに立ち向かったり、そろばん片手に様々な家庭の家計を預かったりなど、色んなシチュエーションで活躍します。謎多き事件や人情ドラマ、ラブストーリーなど、様々な要素が詰まった新しいタイプの時代小説です。
 

本作は『そろばん侍 風の市兵衛』というタイトルで、テレビドラマ化されました。主人公・唐木市兵衛を演じたのが、向井理です。市兵衛の仕事は現代でいうところの、公認会計士にあたります。そろばんと剣術が得意な市兵衛が、そろばんを弾くさまと殺陣シーンが本作の見所でもあります。風のような剣術とは何なのか?原作とドラマを見比べてみてはいかがでしょう?

著者
辻堂 魁
出版日

【テレビドラマ原作】目で語る感情に、胸きゅんする『わたし、定時で帰ります。』(2019年)

『わたし、定時で帰ります。』は、業務過多になりがちな企業に問題提起をする小説作品です。

ソフトウェア会社ネットヒーローズで、ディレクターとして働く東山結衣。結衣は毎日定時に帰り、中華料理店でビールを飲む日々を送っていました。ある日、上司の種田晃太郎から新規プロジェクトのチーフに任命された結衣は、無理難題を突きつけられながら奮闘していきます。
 

向井理が演じたのは、結衣の元カレであり上司の種田晃太郎。多くを語らない種田は、気配りに長ける心優しい性格。仕事も素早くこなすやり手ですが、ワーカーホリック気味でまわりを心配させてしまいます。結衣を今もなお大切に思う心が目線や雰囲気・行動から伝わり、思わずきゅんとしてしまうかもしれません。

ブラック企業に勤めたことがある方の共感を呼ぶ本作。残業とは?働き方とは?を考えるきっかけをくれる、1冊です。

原作の詳細が気になる方は、こちらの記事がおすすめです。

<小説『わたし、定時で帰ります。』6の魅力をネタバレ!あらすじ、結末など>
 

著者
帰子, 朱野
出版日

【出演作品一覧】向井理は原作ありの映画やテレビドラマが多数!

【出演作品一覧】向井理は原作ありの映画やテレビドラマが多数!

本記事で紹介しきれなかった、向井理のその他の実写化作品の詳細について知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

小説『そして誰もいなくなった』あらすじなどネタバレ!トリックが面白い!

向井理が舞台化した『悼む人』について知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

小説『悼む人』5つの見所をネタバレ!死という現実と向き合っていく……

これまで爽やかな好青年から悪魔のような男性まで、幅広い役柄を演じてきた向井理。彼が放つニュアンスの芝居は、その表情や仕草から言葉がなくても感情が伝わってきます。だからこそ原作のキャラクターを、性格や表情だけに留まらずまとう雰囲気まで体現できるのではないでしょうか。彼が演じてきたキャラクターを原作と見比べると、いかに絶妙に具現化しているのかがわかると思います。

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